勤務地である広島市内に新たな合同宿舎が完成し、今月から入居が始まっています。
場所が住宅地としては好立地ということ、家賃が民間に比べ安価であることから某全国紙でも取り上げられました。
やはり好意的な記事であるようには思えませんでしたね。「民間の1/3の価格で新築でいい場所に住める公務員って一体!!」そんな論調だったと思います。
私も近くここの1室に転居しないといけません。今の宿舎は、解体され売却される予定なためです。転居にあたり、個人的な希望として「新しい宿舎はやめてくれ!」とアンケートに記載しました。「あんな好立地な宿舎に入居したら、周りから何を言われるか分かったもんじゃない」そんな風に思ったからでした。
新たな宿舎は間違いなく好立地。。。宿舎料も確かに高くはない。。。
公務員には異動があり、ずっと同じ宿舎に居続けることができるわけではないこと、宿舎だって希望が叶うわけではないこと(そもそも勤務地の希望が叶っているわけではない、、)、緊急時に駆けつけなければならないことがあることといった一面は語られることは少ない。。
何か残念な気分になります。
ただ、その記事の中には、こんな住民意見も掲載されていました。
「(新宿舎は安いと言われているが)民間の社宅も同じような水準。ちゃんとやるべきことをやってくれたら、それでいい。」
我々がやることは、好意的でない意見に対して「公務員だって辛いよ、、」と反論するよりも、まず日頃の業務をきちんとやっていくこと、それを積み重ねていくことなのかもしれません。
(ikemotto-@)