ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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確保!

2011-07-06 17:54:17 | 日記

 入局して以来、毎年この時期になると4年前に受験した採用試験のことを思い出します。一次試験→官庁訪問→二次試験→合格発表→内定、うだるような暑さの中(と、言っても北海道は全国的に見ても涼しい方ですが)汗水流して頑張ったものだと。

 

 志望動機は様々だと思いますが、今年も高い志を持った多くの受験生が国家公務員採用試験を受験している事と思います。試験申込者についてですが、平成20年度以降増加推移しており、昨今の不安定な社会情勢がもたらす就職難が影響し、公務員人気が高まりを見せているといったところでしょうか。しかし、申込者数の増加の反面、財務局における新規採用状況は厳しいものとなっています。特に平成22年度は前年度比40名減の30%近い減員(国家一、二種)となっています。

 

 人事異動の際に掲載された職員配置表を見ると、随分若手職員が少ないなと実感しました。北海道財務局管内では今回の人事異動で課員ポストが2減となり、そのうちのひとつが国有財産の管理処分セクションでした。さらに付け加えると、そのセクションは2年連続で課員ポスト減となっています。閑散期と繁忙期の境があまり無く、比較的忙しいセクションだと認識しています(何を隠そう私は入局1~2年目に所属していましたので、実情は身をもって認識しているつもりです)が、なぜそういったセクションが人員減なのでしょうか。これは、きちんと当局サイドは説明をすべきだと思いますし、併せて国有財産部門の人員減について、いつ歯止めをかけるのか具体的に説明をすべきだと思いました。

 

 高い志をもった新規採用者が入局後、若手職員が担う雑務過多、あるいは若手職員の人員過少等の理由から職場環境に幻滅しないためにも、そして、職場実態を踏まえた人員の確保を実現させるためにも今後強く機構・定員について要求していく必要があると思いました。(大将)