ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

本ブログは全財務労働組合中央本部及び地区本部役員が持ち回りで掲載しています※PC版表示にすると背景がおしゃれになります

月末には中央委員会が開催されます

2011-01-11 23:48:37 | 日記

1月29日(土)に全財務労働組合の第100回中央委員会が開催されます。

この中央委員会は100回目と記念すべき開催回数となりますが、厳しい組合財政事情もあり、特段の記念イベントは予定しておりません。

厳しいのは財政事情のみならず、今年の公務を取り巻く環境も厳しいことが予想されるところです。

昨年の給与法関連の閣議決定における国家公務員人件費削減論議や本来は全く別次元であるべき労働基本権の回復との関係を含めた検討の行方、昨年末に閣議決定された地域主権改革にかかるアクションプランに基づく具体の取り組みなど、国会、政治情勢と相まって、厳しい対応を迫られることは必至の状況だと思います。

財務局組織としては、機構定員の総括(定員純増1名)と来年度概算要求に向けた新たな機構定員要求の構築、新人事評価制度やワーク・ライフ・バランス、改善しつつある組織率向上と組合員実数の増加、共闘関係を含めた国公労働組合組織の強化など、この春闘期に向けた課題は山積しています。

来週早々にはこれらの課題を盛り込んだ春闘方針が組合員のみなさんのお手元に届くと思いますが、職場討議を通じて、情勢認識の統一と課題解決に向けた意思統一をお願いします。

中央委員会は、全財務の最高議決機関たる大会に次ぐ議決機関であり、その構成員は、各地本から選出された中央委員(原則、地本委員長)と本部役員となっています。

各地区本部の実情を理解し、知見、経験を有する中央委員各位が地区の状況や意見を踏まえつつ、全財務の諸課題にかかる要求組織や運動のあり方など大所高所からの議論が期待されるところです。

時代はかつてないほど、変化にとんだ制度改革が目白押しの真只中にあります。バイタリティあふれる青年の意見や男女平等参画の視点からの女性の意見、これまでの知識・経験を生かした実年層の意見などを汲みあげつつ、自由闊達な論議を通じ、第100回の記念すべき中央委員会において春闘方針を確立いただくよう、全国の組合員、そして中央委員のみなさんのご議論をよろしくお願いします。

新年早々、急激に寒くなり、私も風邪気味で体調を崩し、本日休暇をとってしまいました(年齢を感じる今日この頃です)が、体調管理がしっかりしていないと反省することしきりです。

皆さんも体調には十分ご留意の上、この一年も雇用と労働条件を維持・改善するため共にがんばりましょう!【谷】