たまにはぼそっと

ふと思いついたことをボソッと書いてみます。

2008-02-26 04:32:01 | 植物
最近、仕事のことで、共生菌とか、菌根菌とか土壌微生物とかを調べてる。
その関連で、ちょいと前にも取り上げましたけど、またまた、豆についていろいろなこと書いてあるところに出くわしたんで、ご紹介。

>縄文遺跡からマメを見つけ出すことに成功した。福井県鳥浜貝塚の縄文前期での発見が最初の頃であり、続いて滋賀県の琵琶湖底の粟津貝塚から一段と古い早期に遡る例が出土した。いずれも現在の餡づくりに用いられる小豆の形に似ているが、ひと回り以上小さい。どうもヤブツルアズキの仲間とみられるものである。本州から九州に広く野生しているが、食用にされたという民俗事例はない。8~10月の可憐な花をただ愛でていたというのであろうか。

>縄紋(縄文)人が栽培した植物として、今まで緑豆といわれてきたものが、小豆だったことがごく最近わかりました。
DNAの配列を調べると、縄紋「緑豆」が実は薮蔓(やぶつる)小豆か野良(のら)小豆のどちらかだということだけでなく、他の豆をも含めた系統樹まで描けてしまうのです。栽培したか野生かはわからないそうです。

>豆科植物がナイル河のほとりで栽培され始めたのは、紀元前5000年頃に遡る。最も古くから栽培された豆はレンズ豆とエンドウであり、その後、ヒヨコ豆、ソラ豆、ハウチワ豆、コロハ豆などが加わった。豆科植物の栽培方法については明らかではないものの、麦を育てる畑の隅や庭の一角で栽培されたと思われる。

とまあ、いろいろな話があるものです。
古くから栽培されているということは、やはり、根粒菌による窒素固定で栽培が容易だったことがひとつでしょうね。
それと、うまい!
あと、交雑しにくい、ということも原因のひとつじゃあ無いだろうか。

おいら、ツタンカーメンのエンドウというのを苗で売ってます。
ツタンカーメンの墓から出てきたとされてる豆です。
でも、これを、よく調べたら、専門家から疑義が提示されているとのこと。
まあ、いいかぁ。

コメント (2)
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