たまにはぼそっと

ふと思いついたことをボソッと書いてみます。

赤ちゃんの鳴き声

2009-08-29 09:09:14 | Weblog
ラジオネタですが、あの、「おぎゃー」と言う声です。

440ヘルツと。

音階でいうと、ラ の音。

そういえば、谷村新司さんが言ってましたね

「ラ」は、宇宙を表す音。

体で言えば、声。

そして、チューニングの音。

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一目惚れ

2009-08-28 05:39:33 | Weblog
名古屋のある静かな、住宅街で見かけた車。

一目惚れしてしまった。
いつもあるわけではないので、なるべく、その道を通るようにしていた。

先日、ようやく再会?
ルノーと書いてあった

早速、PCで調べる

分かりました。

フランスの、ルノー4(キャトル)と言う車です

以下、引用です

***************


フランスルノー(RENAULT)社が1961年に発表した大衆車
生産台数は1992年12月の生産終了までに約835万台で、フォルクスワーゲン・ビートル、フォード・モデルTに次ぐ、モデルチェンジ無しの量産車としては史上第3位の生産台数を記録している。

SPEC
全長*全幅*全高:
3690*1510*1530・
ホイールベース:2400/2450mm
車重:700キロ
エンジン:1108cc L4 OHV
最高出力:34ps/4000rpm
最大トルク:7.5mkg/2500rpm
生産国:フランス
新車当時の価格:251.8万円


*******************

ほしいな~

でも、左ハンドル。
ついでに、マニュアルミッション、ということは、右手で変速しなけりゃならん。

ちょいと、無理か・・・
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エアープランツ

2009-08-27 05:44:29 | 植物
これすごいですね

おいらも持ってますが、とてもこんなにはなりません




学名 Tillandsia usneoides
(ティランジア・ウスネオイデス)
 
科名 パイナップル科
 
属名 ティランジア属
 
原産地 アメリカ東南部からアルゼンチン
 
根がほとんどなくエアープランツと呼ばれているもののひとつです。非常に細く長い茎で、3~5㎜の細い葉を多数つけます。花は黄緑色で小さくまばらに咲きます。
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山伏

2009-08-23 09:11:04 | Weblog
なんじゃこりゃ?
と思われるでしょうかね?

以下引用です

******************

山伏(やまぶし)とは、山の中をひたすら歩き、修行をする修験道の行者。「修験者」(しゅげんじゃ)とも言う。

基本的に霊山と呼ばれる大山や羽黒山(山形県)などの奥深い山中で、踏破(抖擻)や懺悔などの厳しい艱難苦行を行なって、山岳が持つ自然の霊力を身に付ける事を目的とする。

頭に頭巾(ときん)と呼ばれる多角形の小さな帽子のような物を付け、手には錫杖(しゃくじょう)と呼ばれる金属製の杖を持つ。袈裟と、篠懸(すずかけ)という麻の法衣を身に纏う。

山中での互いの連絡や合図のために、ほら貝を加工した楽器や護身用に刀を持つ。

修行体験
羽黒山では毎年9月、希望者が白装束を着て入峰し、断食、滝打ち、火渡り、床堅(座禅)、忍苦の行(南蛮いぶし)などの活動を通して山伏修行を体験できる。

*****************

おまえ、やるのかって?
断食だって、やるの嫌だモンね。

なんで、書いたかって?
最近知ったんですが、母方のおじいさんが、山伏だったそうです。
もう、だいぶ以前に、他界してます。

そういえば、滝に打たれてる姿見たことあります。
聞くところによると、火渡りはよくやっていたそうです。

うん?火渡りとはなんぞや?

>火渡り(ひわたり)とは熱した石炭を敷き詰めたその上を裸足で歩くという行為である。適切に執り行われる限り、やけどを負う危険はない。忍耐力などの特異な精神力は必要とされないが、十分な知識のないままに行うと危険が伴う。

これも、やりたくないなぁ・・。

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ビーチ飛行

2009-08-22 15:32:03 | 
影がいまいち。
波の形に影を映そうとしましたけど、断念。

久しぶりに描いてます。
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レトロトランスポゾン

2009-08-21 14:38:12 | 生物

通常の生物では、遺伝情報は細胞核のなかにあるDNAに保存されていて、
DNAからRNAに伝達され(転写)、
さらにタンパク質の形に変換される(遺伝子発現)
そうして、増殖します。

ところが、レトロトランスポゾンという、やつがいて、これは、
いぜん、  トランスポゾン
でも御紹介した、細胞内のゲノム上を動き回る遺伝子で、
こちらは、逆転写酵素により、RNAを鋳型としてDNAを作り、それを宿主細胞のゲノムに組み込ませることにより、自身の複製を作る性質を持ちます

ゲノム中に元の遺伝子を残しながらコピーが他の場所に入り込むため、侵入部位によっては病気の原因になることもあるそうです
ちなみに、

レトロトランスポゾンは、植物では特に多く、しばしば核 DNA の主要成分となる。例えば、トウモロコシでは、ゲノムの 80%、コムギでは、ゲノムの 90% がレトロトランスポゾンとのこと。

ヒトのゲノムDNAの少なくとも35%はレトロトランスポゾン由来であることがゲノムプロジェクトから明らかになったそうです。

そして、これは、DNAのメチル化という仕組みで、不活化の状態にあることが分かっているそうです。

(このことは、IPS細胞にも関連があるので、後に取り上げます。)

それでも、正常細胞では沈黙しているレトロトランスポゾンが活性化される可能性があります。
それががんの原因ではないか、という推測もあるとのことです。

これは、基本的には細胞の中でしか移動できません。
しかし、それが、進化して、細胞から飛び出して、別の細胞や個体に移れるようになったものが、レトロウイルスだと言われているそうです。

このあたりを、調べると、資料によって少しずつ食い違いがあるので
理解するには少し時間がかかります。

また、充分に解析されていない事柄もあるので、ここに書いてあることも
このあと、解釈が少し違ってくることもありますのであらかじめ
御了承ください。

私の、解釈の間違いもあるかもしれません   へへ;

IPS細胞に関することを、片っ端から調べています。
当分の間、このテーマが続くと思いますが、御愁傷様です・・・
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飛行艇

2009-08-20 04:14:04 | 
ほんとは、もう少し手直ししたいのですけど・・・

時間が無いんで御容赦。

豚君ちょいと大きめです。
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ながいこと絵描いてません

2009-08-15 05:38:17 | 
こりゃいかん!

ちょいと、描きはじめました

まだ、途中です。
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鳥が小さくなってきている

2009-08-14 05:18:30 | 生物
温暖化による、鳥の小型化の傾向があるとか。
体温を保つための必要がなくなるからだそうです。

鳥のほかにも、羊とか、ショウジョウバエのデーターもあるようです。

以下引用です

**************

「高緯度(南極に近い方)の地域に生息するショウジョウバが、20年前にもっと北(赤道に近い方)に生息していたショウジョウバエの遺伝子構成を持つようになっています。地球温暖化を考えると、理にかなったことです」とGardner博士は語っています。

**************

遺伝子構成が変わったと理解すればいいのかな?
だとすれば、生き物はやはり、環境に対して、柔軟な対応をするようです・


参考です
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iPS細胞について調べています その2

2009-08-12 14:28:39 | 生物
最先端の技術なんでなかなか理解しにくいところが、というよりそんなんばかりです。

一方、IPS細胞についてのニュースはどんどん新しいことが入ってきます。


iPS細胞の研究は日々進んでいるようです

一昨日の、ニュースです

* *********************

あらゆる組織に成長する人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製を、人の体内にあるがん抑制遺伝子「p53」が阻害することを、京都大学生命科学系キャリアパス形成ユニットの川村晃久特定助教らの研究チームが突き止めた。チームは、山中伸弥・京大教授が最初に開発した4種類の遺伝子を使うiPS細胞の作製法を応用し、p53の働きを抑えつつ、発がん性がない2種類だけを使って作ることにも成功した。

**********

ここで言う、4種類の遺伝子とは(Oct3/4, Sox2, c-Myc, Klf4)というもので、発がん性がない2種類というのは、そのうちの、Oct3/4, Sox2とのことです

最初は、この遺伝子をレトロウイルスというウイルスを用いて遺伝子を導入していたそうです。
この様な、遺伝子の運び屋を、「ベクター」と呼ぶそうです

 ここで問題になるのは、レトロウイルスは細胞の染色体上で場所を選ばず遺伝子を挿入してしまうことで、大事な遺伝子の途中に挿入されてしまうと、その遺伝子は破壊されてしまうそうです。


次に開発されたのは、ベクターにプラスミドを使うということです。
プラスミドとは、大腸菌などの細菌のなかにある、独立したDNAをもった器官のことで、
似たようなものには、ミトコンドリアとか葉緑素があります。

詳しくは、こちら

さらに、技術は進んでいるようですけど、


理解できません・・・あしからず・・・今回はおしまい・・・


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覚せい剤のニュースが多いですね

2009-08-08 14:20:42 | 生物
最近、覚せい剤のニュースが多いですね。
おいら、隠れ、のりピー  ファンなんだけど・・・年がいも無く・・・


薬物依存症は脳内のドパミン性神経の活動異常が原因であろうと推定さ
れているそうです。

いろいろと調べました。
ドパミンはアセチルコリンとの関係があるようです

ノックアウトマウスという、DNAの一部を欠損したネズミを使って、そのような研究をするようです。
詳しくはこちら

内容に少し触れます。

ムスカリン性アセチルコリン受容体には5種類(M1-M5)のサブタイプがあります
そのうち、M5というものを作り出さない遺伝子を持った、ノックアウトマウスを使って
試験した結果、やはり、そこが薬物依存に関係するであろうという報告があります。

このような、ノックアウトマウスという、特定のたんぱく質を作り出さない、そのたんぱく質を作り出すための遺伝子を破壊されたネズミというものは、少し前に、触れたES細胞を使って作るそうです。
今では、すでに産業化されて
いろいろな種類のノックアウトマウスの作成をしたり、販売する会社があるようです。
一匹いくらか調べましたけど、分かりませんでした。時価?でしょうか?


この、ノックアウトマウスおもしろいんで、いつか、少し詳しく書いてみようと思います。

それをいろいろと調べていたので、時間が無く、最近ここを書くのがおろそかになってます・・・


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音階

2009-08-05 13:46:21 | Weblog
谷村新司さんの話です。つい先ほどのテレビネタです


音階の意味です、地中からだんだんと上に上がっていくんだそうです


ド  土
レ  石
ミ  水
ファ 風
ソ  太陽
ラ  宇宙
シ  虚無
ド  そしてまた、土に戻る



もうひとつ
体の中の音階の位置。


ド  股の間
レ  丹田 (おへその少し下でしたよね)
ミ  へそ
ファ みぞおち
ソ  心臓
ラ  声
シ  松果体 (脳の一部) 
ド  頭上十数センチ  ナンだっけ?天使の輪?ちと、記憶足らず・・・


チューニングはラの音でするのは、楽器を声であるラの音に近づけるためだそうです



ためになったなぁ。。。

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国債

2009-08-04 05:25:44 | Weblog


政府予算の財源として、国債の比率を下げよ、という議論が時々出ます。
だれが言ったか記憶にないですけど、日本の場合、国民と政府の関係は、家族で言うと、
「おやじが奥さんに借金してることと同じだ」と。
国債を、他国に買ってもらってるなら話は別ですけど、日本の場合そのほとんどが国内で消化されているそうです。

三橋貴明氏が、おもしろいことを書かれていらっしゃるので、御紹介します。

以下引用です

* **********************

銀行は預けられたお金(銀行預金)に対し、金利を(微々たるものとはいえ)支払わねばなりません。預けられた現金をそのまま自行で寝かせておくと、逆ザヤが発生することになります。
 民間の資金需要が活発な際、すなわち好景気には、民間に貸しつけ、金利収入を得ればいいわけです。ところが、不況時には民間の資金需要が少なく、銀行側が貸したくても民間が借りてくれません。(同時に、不況時に資金を切望する中小企業などには、銀行側が不良債権化を恐れて貸さないという、ミスマッチが発生します。)
 わたくしたちから預けられたお金の運用先に困った銀行は、仕方なく低利回りの国債を購入します。結果、政府の資金調達(国債発行)は容易化し、国債で調達した資金で政府が景気対策を打つことができるというわけです。
 但し、↑これはあくまで国内の金融資産が充分な国のスキームです。国内に金融資産が不充分な場合、政府の資金調達は「海外」に依存することになり、リスクは高くなっていきます。

銀行は国債からの金利収入で、わたくしたちの銀行預金の金利を支払うわけです。(もちろん、人件費などの各種費用も支払われます。)
 国内に金融資産が不充分な国はともかく、日本の場合、銀行の悩みは「預けられたお金の運用先がない」ということに尽きるわけです。もしもこの状況で日本政府が国債発行を取り止めてしまうと、銀行は果たしてどうするでしょうか。国内に目ぼしい運用先が無い以上、海外にマネーを振り向けることになるでしょう。
 2007年まで、海外の「目ぼしい金融商品」とは、サブプライムローンを含んだCDOやRMBSでした。これらの金融商品を購入しまくっていたヨーロッパ諸国が、現在どういう状況下といえば・・・。今更、言う必要はないですね。

* ***************************

なるほどと思いません?
世間一般で言われている常識が、少し考えると疑問が出てくる

こういうことって、多いかもしれません。

えっと、最初の話ですけど、夫婦が離婚したときは、問題になります・・・あしからず。
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カリフォルニアは?

2009-08-03 13:54:18 | Weblog
ちょいと前に、

「7月28日にカリフォルニア州の発行している州債券の大口返済の期日が到来するのですが、不渡りになるかもしれないと。」

ということを書いたのですが、その後どうなったのか聞こえてこない・・・

検索してもヒットしない。
ガセか?  そんなこと無いと思うけど。

もう少し待ってみよう。


経済の動きが予測できません。
政治と大きくかかわっているので、当然ですけどね。

日本の場合、財源が問題視されてます。
キャッシュフローが、経済環境に与える影響の実験みたいになるかも?

つまり、借金(国債)で景気対策するのが今までの自民党のやり方。
予算配分で、景気対策をやろうとしてるのが、民主党のやり方。

そう見ていいのじゃないでしょうか?

きっちりとは行かないと思いますけど、そういう見方するとおもしろいかも。

世界に目を向けると、ヨーロッパ、というよりユーロを使ってるところの

足並みが、そろわずというか協調性の無さで混沌としてるという話を聞きます。

やはり、景気回復の要はアメリカと言うことになるという意見が多いです。

飛びぬけた軍事力、巨額の資金を扱える金融センターがあるためと言われています。

一方、この不況で、物離れが定着して、製造業は思ったように回復しないといわれます。

これは、おいらが以前からここで書いてることですけど、人の価値観が変わるきっかけになるでしょう。

物、金から芸術、サービスといったものに人の価値観が変わっていくのではないかなと思います。

さて、どうなるのですかね?

はいっ、とりとめの無い話でした。

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iPS 細胞についていろいろと調べてます

2009-08-02 13:21:27 | 生物
6月23日、24日とES細胞、そしてntES 細胞について調べ始めたら
どんどんおもしろくなって、何冊か本を読み、ホ-ムページもいろいろと
見てきました。
私は、このことについては、まったくの素人ですけど、開発の手順や、考え方
開発された方たちの、情熱、未来への夢がとても興味深く感じられました。
これから、数回に分けて支離滅裂な文章になると思いますけど、おもしろそうと
思われたら、お付き合いください。

いろいろと調べていって、最終的には、iPS細胞という、京都大学山中伸弥教授が手がけられた、
人の、皮膚などの体細胞(線維芽細胞)に、少数の遺伝子を
導入し、数週間培養することによって得られる新しい多能
性幹細胞(iPS細胞)というものに行き着きました。

これは、自分の細胞を使うので、免疫の拒否反応もなく、倫理的にも問題がないものです。

日本の方が開発されたため、資料が豊富で、さらに、今現在も開発中ということにより、時間的な位置がごちゃごちゃになり、しかも、分からない事柄を調べていくうちにかなり時間がかかりました

現在は、京都大学 物質-細胞統合システム拠点iPS細胞研究センター[CiRA]というところで
開発が進められているそうです。詳しくは、こちらをご覧ください。


この、iPS細胞を調べていくうちに、そのすばらしさと、かつ、新しい技術開発
の手法にも驚きます。そして、夢があります。


まず、iPS細胞に入る前に、幹細胞について理解しなければいけないです。
詳しくは、[CiRA]にある、「幹細胞ハンドブック」http://www.icems.kyoto-u.ac.jp/cira/doc/stemcellhandbook_revised1_090527.pdf
を見てください。

以下引用です

* *************************

ES 細胞やiPS 細胞は、からだの中のどんな細
胞にでも分化することができます。この、能力のことを多能性といい、ES 細胞やiPS 細
胞はまとめて多能性幹細胞と呼ばれています。

、はヒトの皮膚などの体細胞(線維芽細胞)から作ります。私たちの皮膚などの細胞に4つの因子(Oct3/4、Sox2、Klf4、c-Myc という名前の遺伝子※)を導入して作ります。
* ***********************

細胞は、ある程度分化すると、決まった細胞にしかなれなくなります。
マウスの受精卵を例に取ると、2回分裂した、4個の細胞をばらばらにしても、それぞれがひとつの個体になるそうですけど、もう一回分裂して出来た8個の細胞は、個体にはなれないそうです。

なぜかというと、「ヒストン修飾」「DNAのメチル化」という事柄が
分化の時間を戻らないようにしているとのことです。
ヒストンとは、核の中にあるDNAを巻き付けておくタンパク質で、
それが、メチル化とアセチル化によりDNAを巻きつけ読み取れないようにすることで、それを「ヒストン修飾」というそうです。
「DNAのメチル化」とは、塩基であるATCGのうちのC(シトシン)にメチル基が、付加され、DNAの機能を失うことだそうです

そうして、分化は後戻りせずに必要な情報だけを読み取り個体を作っていくようです。

山中伸弥教授は、そうして出来た皮膚の細胞を、いわば、初期化してどのような細胞にも
分化可能な多能性幹細胞を作り出そうとされたのですけど、この発想がすごいですね。

しかも、採取が比較的易しいところの細胞をつかったそうです。
そこの所については、図書館で読んだ本なので、確かではないのですが、白人の36歳の女性のどこだっけ?
とにかく採取しやすいところの細胞だったと記憶してます。違ってたらごめんね・・・。

さて、この次は、その、初期化に携わる4つの因子(Oct3/4、Sox2、Klf4、c-Myc という名前の遺伝子※)
について、書いてみたいと思います。
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