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うり科の植物、きゅうりとかすいかなどは幼苗のときにはすごくデリケートなんです。
ちょっとした肥料の過多で全部奇形になってしまったりということもありました。
野菜苗には接木といって土の中にあるウイルスから身を守るため丈夫な根を持った
植物に品種交配で出来たおいしい実をつける苗をくっつけることをします。
おいら、トマトは簡単に出来るのですが、
ようやくうり科のものも出来るようになったところです。
これがまた、ややこしい。
断根さし接ぎといって台木(かんぴょうや夕顔、かぼちゃを使います)
の茎を根の上から切断してそれにうり科の苗を接ぐのです。
ようは、接木をしてそれを挿し木するということを一度にするんです。
そうすることによって苗の老化を防ぎ均一化を計るのだそうです。
数日前に試してみました。おそらく成功してると思います。
長いこと植物生産してきましたけど、こんなすごい技術もあるんだと
あらためて実感。植物生産は奥が深いです。