メンヒルとは、立石のこと
もともと「メンヒル」とは「長い石」という意味で、フランスのブルターニュ地方に多く見られるそうです。
日本にもあちこちにあるようです
メンヒルは、原始的な呪術・儀礼、信仰と深い関係をもった遺構であると考えられているようです
今回、訪れたのは岐阜県恵那市長島町永田鍋山にある鍋山メンヒルです。
地図です
鍋山メンヒルは、2つの立石が立っていて、最近、その間から夏至の日の出が確認されたとのこと。
案内表示が立ててあるので、山奥にもかかわらず、スムーズにいけるようです
おいらは、知らなかったので別の道から行きましたが、案内に沿って画像を載せましょう
国道19号線から国道257号線に入り南に向かいます。
次の「正家清水」の交差点を右折。ネッツトヨタのところです
そのまま、進むと数分で案内表示です
さらに進み林道に入ります
一本道なので迷わず到着
車を数台駐車できるスペースがあるので、安心です
おいらは、少し手前にある広い駐車場に車を置いて徒歩で登りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/40/56f48ec19db6ff4e7bde03f90fa1f14b.jpg)
階段も整備されています
おいらには、この石が、寄り添った男女に見えるのですが・・・
すごく、いい感じと。。。
年代は、特定できていないようですけど
近くに
染戸遺跡という縄文時代と見られる遺跡があるようです
ひょっとしたら、ペトログラフもあるかもしれませんけどよくわかりませんでした
余談ですが、縄文の遺跡からは武器が出てこないという話を聞いたことがあります。(以前書いたっけ?)
縄文人は、おそらくその豊かな自然に恵まれ争わなくても生きていかれる生活をしていて
それが、戦うということを忘れた・・・戦うという遺伝子が奥のほうにしまわれてしまったのかも知れません
植物でも、8代くらい同じ場所で栽培するとその土地にあった遺伝子が働くようになり
場所に適した性質になるといいます。
エピジェネティクスという遺伝子発現説がありますが、それに関係するのかなと思ったりします。
よい場所です
夏至の日のでは無理かもしれませんが、反対の冬至の日の入りなら見に来るかもしれません。
PS
こちら、レイラインです。