知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

戦略的ライフスタイル。

2010年03月21日 | 自分の未来を組み立てる。
目的は、
 幸せに生きる
ということ。

そのために、
 戦略的に行動する。

幸せは、人それぞれなので、
 その幸せが実現できるライフスタイルを組み立てる。

ある人は、
 がんがん稼いで、お金を商品やサービスと交換したい。

ある人は、
 そんなに稼がなくていいから、ゆっくり家族と過ごしたい。

ある人は、
 そこそこに稼いで、そこそこ人生を楽しみたい。

ある人は、
 できれば働きたくない。


いろいろな人がいます。
国家は、こういう人たちがいることを考慮に入れて政策を練る。

がんがん稼いで、がんがん消費したいという人を育てれば、
 経済はうまく回ります。
気をつけないといけないのが、浪費までいくと、
 エネルギーの無駄やごみの問題が生じる
ことになります。
そのバランスを取る。

そこそこ稼いで、自由な時間がほしいという人を育てれば、
 中流階級を量産できるので、社会として貧富の差が少なくなる。
気をつけないといけないのが、そこそこ稼ぐためには、
 仕事をきちんと確保する必要がある。
今は、これがうまくいっていないので、
 中流階級だった人が下層へと移行しつつある。

できれば働きたくないという人には、現実をきちんと教える必要があります。
 働かざる者食うべからず。

働ける人には、生活保護ではなく、仕事を与えるべきです。
人手不足の現場を補うため、人材を回す。
生活保護という現金を直接支給するのではなく、
介護施設に給与負担分の補助金を与え、
 労務の提供と交換させる。

働かなくてもお金がもらえ、一生懸命働いている人より
 生活保護支給額が高ければ、
 働かないで生活保護を受け取るという選択
をする方が経済的には合理的です。
それは、仕組み作りが間違っている。

体が不自由であるとか、子育ての必要があるとか、
そういった正当な事由がなく、ただ、
 仕事がないため生活保護の受給を受けたい
という人には、
 仕事など支給条件を定める
必要があるということです。


何もせずに、受給だけを決めると、人はそれを基準に考えるので(既得権益化)、
その後に、支給条件を決めると、反発がおきます。

何もせずにもらえていたのに、
 なぜ、市によって指定された施設で働かないといけないんだ。

原則と例外が逆転して、例外だったものが原則化すると、こういったことが起こります。
原則 働かざる者食うべからず。
例外 働かなくても、生活保護がもらえる。
 →長期間経過することにより、あたりまえだと思うようになる(これが、例外の原則化。既得権益化)
 →そうすると、かつて原則だったものに戻そうとすると、反発が起こる。

原則 自助努力
例外 財団法人への補助金支出。
 →長期間経過することにより、あたりまえだと思うようになる(例外の原則化)
 →仕分け作業による補助金削減で、反発が起こる。

こうならないようにするには、教育が必要。
世の中の仕組みをきちんと教える。
学歴が高くでも、当たり前の仕組みが分からない人たちがたくさんいます。
分からない人には、身をもって体験させる。
法的な手続はそのためにあります。

こういった支出は、例外ですよ。来年からはなくなるかもしれませんよ。
 例外を例外ときちんとしつける。
某団体の代表が、ヒステリックにれんほう議員にかみついていたのも、
 もらってあたりまえ
という例外が原則だと勘違いしてしまっていたことから起こるわけです。
これが、既得権益というものです。

ちなみに、補助金をゼロにしても、法的には何ら問題はないです。
訴えることなどできない。
それで、財団法人が債務超過に陥って破たんしても(財団法人は、財団がなくなると存在できない)、国家は何ら責任を負わない。
財団法人はあくまでも、民間。自助努力が原則だからです。



自分のライフスタイルを築く場合には、
 自分の幸せの感覚
に合わせていく必要があります。

その場合には、
 原則が何か
も考えるとよいと思います。

ガンガン稼ぐためには、
 何かを提供する
必要があります。

何かは、大きく分けて3つ。
 時間
 お金
 リスク

この3つを提供することなく、ガンガン稼ごうとするのは、
 むしがよい。

時間は、
 スキルを磨いていき、自分の価値を高めていく。

お金も、
 スキルを磨いていき、自分の価値を高めていく。
 お金によって、お金を生んでもらう(お金に働いてもらう。投資型)

リスクは、
 投資は不確実であるため、リスクを負うことになる。

医者や弁護士になれば、中小企業の会社員よりも稼げる可能性が高まるが、
 時間やお金をかけて勉強しなければならない。
また、
 確実に合格する保証はない(リスク)。

株を買うにも、
 お金が必要であるし、
 暴落というリスクを負う。

不動産投資も、
 時間をかけて物件を探し、契約について学び、購入後の手続き、管理についても学ぶ必要がある。
 お金もかかる。
 入居者が入らなかった場合、入居者の賃料の滞納、入居者の自殺(自殺者がいたことを説明する責任が生じる)など不動産価格の下落のリスクを負う。


つまり、
 時間、お金、リスク
を提供することによって、
 ガンガン稼ぐ
ことができるようになるということです。


 いや、そこまでしたくない
という場合、
 そこそこ稼ぐために、
 そこそこの時間、お金、リスク
を提供するということになります。

実は、すべての人が、
 時間、お金、リスク
をきちんと提供してきています。

無意識ではありますが。
野球選手になりたいと、私立の野球部の強い高校へ入る。
 →時間、お金、リスクの提供。

大学入試に勝つために、予備校に通う。
 →時間、お金、リスクの提供(不合格のリスク)。

だれもがやっている。
ならば、
 これらの提供するものが、最大限有効に利用できるように戦略を立てたほうがよい。

何も提供せずに、何かを得ようなどということは、
 原因と結果の法則に反する
ことです。

収穫を得ようと思うなら、
 土地を耕し、種をまき、水をやり、雑草を取り、虫から守る
必要があります。

人生も全く同じだと思います。

他の人よりも多くの収穫が得たいのであれば、
 他の人よりも多くの時間、多くのお金、多くのリスク
を提供する必要があるわけです。

どの程度提供するかは、
 自分の幸せという価値観
に基づいて決めればよいと思います。

それが、戦略的ライフスタイルです。
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