欲が多すぎると、満たされない。
欲が少なすぎると、つまらない。
適度な欲を持ち続け、
成長とともに、欲の質を上げていく。
幸せな人生には、
欲のコントロールが必要です。
例えば、
もっと、たくさん稼ぎたい
という欲は、
自分の成長の原動力になります。
仕事が終わった後に、英語のスクールや
資格のスクールに通う
ためには、
相当のエネルギーが必要です。
もっと、たくさん稼ぎたい
という欲があれば、そのエネルギーを捻出できるわけです。
ただ、
年収が500万円、1000万円、2000万円と上がっていっても、
自由な時間がなかったり、喜びを分かち合える人がいなかったりすると、
むなしくなってくる
かもしれません。
この場合、欲の内容を変え、
自由な時間が欲しい
仲間が欲しい
というように、切り替え、
行動を変えていく
ことになります。
さらに、社会的な問題を目にし、
自分ができることはないかな
と思うようになれば、
周りの人が幸せになるような活動がしたい
という欲に変える。
幸せになる方法としては、
欲をうまくコントロールするか、
欲を一切断ち切るか
が必要となります。
ただ、修行をせずに、欲を断ち切るというのは難しい。
それならば、
自分が幸せだと考える人生を設定し、
自分の欲を育てたり、欲の内容を変えたりしながら、
自分の残りの人生を楽しむ
という方が、有益だと思います。
実は、経済においても、同じようなことが言えます。
欲が際限なく増えることで、
リーマンショックなどその後の実体経済に大きなダメージと混乱を与える
結果となりました。
証券化
という手法で、
仮想のお金(信用や成長見込み、返済見込み)がどんどん生み出される
ことで、
その信用が「バブル」のように、実体経済よりも膨れ上がっていく
わけです。
返せる可能性のない人が、
お金を借りて家を買う。
その債権を証券化して、
これだけの価値がありますよ
と他の金融商品を構成すれば、
実体の「価値」よりも、高い値段を付けることができる
わけです。
高利周りにしておけば、その金融商品をみんなが欲しがり、価格はさらに上がる。
ここでは、
いろいろな人の「欲」が関係しています。
お金がないのに、きれいで大きな家に住みたいという人の欲。
金融派生商品を作りだして、利益を上げたいという人の欲。
金融派生商品を売って、利益を上げたいという証券会社の欲。
金融派生商品を買って、高い利回りを得たいという投資家の欲。
しかし、投資家は内容がよく分からないまま、危険な商品を買わされ、
最終的な損を引き受ける
ことになった。
加えて、銀行は、返せる見込みがない人に貸してしまったことで、
住宅価格が下落後、ローンの回収がでいなくなった。
どこかで、
返せる見込みがあるのかな
という欲をコントロールできる「思考」が働けば、
暴走を食い止めることができた
かもしれません。
今は、融資が厳しくなっているので、
かつてのようなサブプライムローンの問題は生じにくい
かもしれないですが、
依然として、空売り等の手法で、実際のお金の何倍もの「信用という架空のお金」が取引されている
ことに変わりはありません。
バブルも、
返済能力以上のお金を銀行が貸し付けた
ことが、要因であるといわれています。
今の日本では、
最低限度の生活ができなくなっている人
が増えています。
どうしたらいいのか?
まずは、
欲を育てる。
欲を実現するための手法を教える。
これが、本来の教育の目的。
欲が大きくなりすぎないよう、道徳・社会学を教える。
NPOなど、ボランティアなどを社会的に認知し、
ステータスを高めていく(これも欲の一種)。
社会全体の利益が、個人の利益につながるという
功利主義的な発想
と、
社会は個人に過度に介入せず、個人の自由を尊重するという
リバタリアン的な発想
を実現する社会を目指す。
おそらく、
この発想は、仏教に通じるもので、古くから存在している
ものだと思います。
仏教は、基本として、
生きることは苦しいことだ
という前提で始まります。
そこで、幸せになるには、
自分の成長が不可欠だ(自助努力)。
八つの正しい道を貫きなさい(布施など利他の精神)。
悪いこと、人に迷惑をかけることはしてはいけないよ(社会秩序の維持)。
リバタリアンと功利主義の発想がマッチしているわけです。
過剰な福祉主義は、
精神性の堕落をもたらし、結果として「餓鬼」を生み出す。
国家が没落産業を規制や補助金で守ろうとするのも、
イノベーションを奪う
という意味では、
似たようなもの
だと思います。
ちなみに、また、アニメやゲームを中心とした、
クールジャパン推進本部が立ち上げられる
とのこと。
これを聞くたびに、官僚的で笑えてきます。
アニメやゲームが「クールジャパン」になりえたのは、
国家がカネにならないと無視していた
からです。
漫画家やアニメーターには、
労働基準法もなく、過酷な労働環境で作品を作り上げた
ため、
よいものができている
わけです。
8時間労働、有給、残業代…
などと漫画家やアシスタントが法的に主張していたら、
週刊誌など続けられず、作品などできていない
わけです。
売れる漫画は本の一部で、
その背後には、劣悪な労働環境で作品を作り上げている多数の漫画家(予備軍)がいる
わけです。
うまく行ったところをただ乗りして、
自分たちの手柄にしていこう
という発想は、
クールであるとはいえない。
それよりも、著作権保護のために、条約を強化したり、
問題を解決する機関の設置に動いたり、海外で商品化しやすいような環境を整えたりする
ほうが、
漫画やアニメの関連業者には有益である
と思います。
何度でも口を出し、
既得権益を増やしていきたいというのは、
官僚の際限なき「欲」
というわけです。
これには、コントロールが必要です。
そのコントロールをするのは、
国民の役割です。
そのコントロールをせずに、
政治に無関心であったり、自分もおこぼれをもらおうとした結果
が、
際限なく肥大化する行政国家
を招いているということです。
このままでは、歳費は100兆円では足りなくなります。
人口は減りつづけても。
欲が少なすぎると、つまらない。
適度な欲を持ち続け、
成長とともに、欲の質を上げていく。
幸せな人生には、
欲のコントロールが必要です。
例えば、
もっと、たくさん稼ぎたい
という欲は、
自分の成長の原動力になります。
仕事が終わった後に、英語のスクールや
資格のスクールに通う
ためには、
相当のエネルギーが必要です。
もっと、たくさん稼ぎたい
という欲があれば、そのエネルギーを捻出できるわけです。
ただ、
年収が500万円、1000万円、2000万円と上がっていっても、
自由な時間がなかったり、喜びを分かち合える人がいなかったりすると、
むなしくなってくる
かもしれません。
この場合、欲の内容を変え、
自由な時間が欲しい
仲間が欲しい
というように、切り替え、
行動を変えていく
ことになります。
さらに、社会的な問題を目にし、
自分ができることはないかな
と思うようになれば、
周りの人が幸せになるような活動がしたい
という欲に変える。
幸せになる方法としては、
欲をうまくコントロールするか、
欲を一切断ち切るか
が必要となります。
ただ、修行をせずに、欲を断ち切るというのは難しい。
それならば、
自分が幸せだと考える人生を設定し、
自分の欲を育てたり、欲の内容を変えたりしながら、
自分の残りの人生を楽しむ
という方が、有益だと思います。
実は、経済においても、同じようなことが言えます。
欲が際限なく増えることで、
リーマンショックなどその後の実体経済に大きなダメージと混乱を与える
結果となりました。
証券化
という手法で、
仮想のお金(信用や成長見込み、返済見込み)がどんどん生み出される
ことで、
その信用が「バブル」のように、実体経済よりも膨れ上がっていく
わけです。
返せる可能性のない人が、
お金を借りて家を買う。
その債権を証券化して、
これだけの価値がありますよ
と他の金融商品を構成すれば、
実体の「価値」よりも、高い値段を付けることができる
わけです。
高利周りにしておけば、その金融商品をみんなが欲しがり、価格はさらに上がる。
ここでは、
いろいろな人の「欲」が関係しています。
お金がないのに、きれいで大きな家に住みたいという人の欲。
金融派生商品を作りだして、利益を上げたいという人の欲。
金融派生商品を売って、利益を上げたいという証券会社の欲。
金融派生商品を買って、高い利回りを得たいという投資家の欲。
しかし、投資家は内容がよく分からないまま、危険な商品を買わされ、
最終的な損を引き受ける
ことになった。
加えて、銀行は、返せる見込みがない人に貸してしまったことで、
住宅価格が下落後、ローンの回収がでいなくなった。
どこかで、
返せる見込みがあるのかな
という欲をコントロールできる「思考」が働けば、
暴走を食い止めることができた
かもしれません。
今は、融資が厳しくなっているので、
かつてのようなサブプライムローンの問題は生じにくい
かもしれないですが、
依然として、空売り等の手法で、実際のお金の何倍もの「信用という架空のお金」が取引されている
ことに変わりはありません。
バブルも、
返済能力以上のお金を銀行が貸し付けた
ことが、要因であるといわれています。
今の日本では、
最低限度の生活ができなくなっている人
が増えています。
どうしたらいいのか?
まずは、
欲を育てる。
欲を実現するための手法を教える。
これが、本来の教育の目的。
欲が大きくなりすぎないよう、道徳・社会学を教える。
NPOなど、ボランティアなどを社会的に認知し、
ステータスを高めていく(これも欲の一種)。
社会全体の利益が、個人の利益につながるという
功利主義的な発想
と、
社会は個人に過度に介入せず、個人の自由を尊重するという
リバタリアン的な発想
を実現する社会を目指す。
おそらく、
この発想は、仏教に通じるもので、古くから存在している
ものだと思います。
仏教は、基本として、
生きることは苦しいことだ
という前提で始まります。
そこで、幸せになるには、
自分の成長が不可欠だ(自助努力)。
八つの正しい道を貫きなさい(布施など利他の精神)。
悪いこと、人に迷惑をかけることはしてはいけないよ(社会秩序の維持)。
リバタリアンと功利主義の発想がマッチしているわけです。
過剰な福祉主義は、
精神性の堕落をもたらし、結果として「餓鬼」を生み出す。
国家が没落産業を規制や補助金で守ろうとするのも、
イノベーションを奪う
という意味では、
似たようなもの
だと思います。
ちなみに、また、アニメやゲームを中心とした、
クールジャパン推進本部が立ち上げられる
とのこと。
これを聞くたびに、官僚的で笑えてきます。
アニメやゲームが「クールジャパン」になりえたのは、
国家がカネにならないと無視していた
からです。
漫画家やアニメーターには、
労働基準法もなく、過酷な労働環境で作品を作り上げた
ため、
よいものができている
わけです。
8時間労働、有給、残業代…
などと漫画家やアシスタントが法的に主張していたら、
週刊誌など続けられず、作品などできていない
わけです。
売れる漫画は本の一部で、
その背後には、劣悪な労働環境で作品を作り上げている多数の漫画家(予備軍)がいる
わけです。
うまく行ったところをただ乗りして、
自分たちの手柄にしていこう
という発想は、
クールであるとはいえない。
それよりも、著作権保護のために、条約を強化したり、
問題を解決する機関の設置に動いたり、海外で商品化しやすいような環境を整えたりする
ほうが、
漫画やアニメの関連業者には有益である
と思います。
何度でも口を出し、
既得権益を増やしていきたいというのは、
官僚の際限なき「欲」
というわけです。
これには、コントロールが必要です。
そのコントロールをするのは、
国民の役割です。
そのコントロールをせずに、
政治に無関心であったり、自分もおこぼれをもらおうとした結果
が、
際限なく肥大化する行政国家
を招いているということです。
このままでは、歳費は100兆円では足りなくなります。
人口は減りつづけても。