知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

分科会は機能しているのか?国産ワクチンの開発を優先すべき。

2021年07月31日 | 国家論
都市封鎖法制を求める声も 「人頼み」の日本モデルに限界
7/30(金) 22:23  産経新聞 より引用

政府が新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令対象を6都府県に拡大した。
感染力の強い変異株と国民の「宣言疲れ」があいまって、感染拡大に歯止めがかからない。
対策の行き詰まりが明らかになる中、個々人の行動制限に強制力を持たせるロックダウン(都市封鎖)など、
法改正の必要性を訴える意見も強まっている。

政府はこれまでのコロナ対応を限定的な私権制限で乗り切ってきた。
2月の特措法改正で可能となった罰則付きの休業命令も、抑制的に運用されてきた。

しかし、緊急事態宣言を重ねるごとに対策の効果が弱まったのは明らかだ。
実効性を高めるための金融機関や酒販事業者を通じた「働きかけ」方針は猛反発で撤回に追い込まれ、
万策尽きた感を印象付けた。

そんな中、30日の基本的対処方針分科会では、複数の有識者がロックダウンを含め、
強制力を強める法改正の必要性を訴えた。
******

国内の感染者数が1万人を超えて、野党が騒ぎ立てて、政府も浮き足立っています。

政府の頭脳であるはずの、分科会は、
 本当に感染症対策の専門家なのかと疑いたくなるほど、
 慌てふためき、緊急事態だの、大変なことになるなど、国民を煽っています。

ただ、データー的にみると、
 爆発的な感染者数の推移と比較して、
 重症者数の推移の伸びが抑えられている。

例えば、7月29日時点のデータで、
 全国の新規陽性者数 10,687 人 前日比 1,117 人増
 全国の重症者数 626 人 前日比  87 増

 東京都の新規陽性者数 3,865 人 前日比 688人増
 東京都の重症者数 81人 前日比 1 増
 東京都の30日のデータでは 3,300 人 前日比 565 人減
 重症者数 88人 前日比7増

重症者のデータでみると、抑えられていることが分かるため、
 非常事態宣言が出されても、若い世代を中心に、外出自粛は行われていない
状況です。

「自粛疲れ」と言っている人もいますが、
 自粛するかどうかの決断は、自分への悪影響と関係である
ため、
 むしろ重症化リスクが低いことに起因している
と考えるのが自然です。

これに対して、
 野党は、総理の危機感が低いからだ
 オリンピックを開催していてお祭りムードだからだ
 総理がきちんと国民に呼びかけていないからだ
と総理のせいにしていますが、
 だったら、野党が呼びかければよい。

分科会やメディアがこれだけ危機感を煽っているのに、
 危機意識が高まらないのは、もともと「危機」ではない
からです。

現在は、これに不満を持った分科会を中心に、
 より強制力のある制限を課せるようにしたい
ということで、
 法改正が検討されている
というわけです。

 自分の思い通りにならない場合は、強制したい
これは、権力がある人の思考方法です。

高圧的な上司や大学教授が、部下や研修員に
 従えないなら、辞めろ
というのも同じです。

権力で自分の意向を通そうとする。

軍隊など軍律が厳しいのは、
 組織としての統制を保つ
ためで、
 やむを得ない
場合もありますが、
 規律は最小限にすることで、パフォーマンスが高まる
ということは、
 科学的に実証されています。

スタバにはマニュアルがないが接客は優れている。

また、
 権力者が間違うこともある
ということを前提に、
 部下の進言を取り入れるための手段
を確保しておくことが重要です。

帝国陸軍を含め、戦前の日本は、
 知的なアドバイスを聞く耳を持たなかった
ため、
 もっと、傷口を少なく和平へ持って行けたにもかかわらず、その機会を逃しました。

そのため、今回の件を、戦前の体制と重ねるコメンテーターがいますが、
 前提の論理自体には賛同できます。

ただ、オリンピックに突き進んだことが、失敗ではなく、
 分科会や野党、メディアの圧力に屈服し、必要のない緊急事態宣言を何度も行い、
 国民の生活を制限したり、飲食店を経済的に苦しめたり、莫大な国債発行を行ったこと
が失敗です。


オリンピックを開催しなくとも、今のような感染拡大の状況は起こっていたはずです。

野党は、オリンピックを絡めたいということころですが、
 無観客であるため、オリンピックのせいにすることは無理です。
そのため、
 お祭りムードが自粛しなくてもよいという雰囲気を醸し出しているため、オリンピックに責任がある
という
 因果関係が薄いところを無理矢理持ち出しています。
こういうのを、 
 風が吹けば桶屋が儲かる
といいます。

民法や刑法で、相当因果関係を学ぶと出てくる基礎知識です。


ただ、1回目の緊急事態宣言は、コロナの特性がはっきりしていなかったことや、
 ワクチンの開発ができていなかったこと
から、やむを得ないと思います。

ここで失敗したのは、
 野党が邪魔をしたワクチン開発に対する慎重な態度

 政府が緊急事態であることを理由に、無視できなかった
ことです。

2020年4月の時点で、厚生労働省を掌握して、
 国産ワクチンの開発と臨床実験の簡易迅速化を薦めていたら、
 2021年2月の時点で、大規模な臨床テスト
をすることができたはずです。

ニュースが伝えない 国産ワクチン開発の最前線!ガイヤの夜明け
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/business/entry/2021/024213.html


国産ワクチンを国家主導で推し進め、
 万が一のリスクは国家が負担する
という仕組みを確立しておけば、
 オリンピック開催のゴタゴタも、現在の感染拡大も回避できた
可能性が高い。

ワクチンの効果は、
 現在の重症化を抑えられている
ことや、
 ワクチン接種者の感染率が接種者以外と比較して究めて低いこと
などから、明らかです。

しかも国産企業であれば、
 ワクチン購入費用は、国内で回ることになる
ため、
 経済の循環につながり、国益にも資する
わけです。

これが、ファイザーやモデルナであれば、
 日本国から海外へお金が移動する
ことになります。

国内企業であれば、飲食店の損失補償と同様、
 国内にお金が回る
ことになるというわけです。

しかも、
 現在のように、当初の予定どおりにワクチンが入ってこない
という自体も避けられます。

当初の予定どおりにワクチンが入ってこないのは、
 ワクチンの取り合い
となっており、
 ワクチン開発企業もその国に配慮しなければならない
という事情があるからです。

これが、日本国内で日本企業により生産されたものであれば、
 事前に契約することで、契約遵守の日本企業は裏切らない
ため、
 安定供給が期待できます。

企業も日本政府が責任を負うという特約を設定することで、
 リスク無く開発及び製造に専念できる。

しかも、ファイザーやモデルナにも免責条項があるため、
 やっていることは同じ。

そして、この免責条項を入れる際には、
 国民の生命身体を守るため、
 コロナの非常事態を理由に、開発と製造を優先しました
として、 
 野党に賛成させる
ことができます。

仮に、野党が反対しようものなら、
 国民の身体、生命を守るために、オリンピックを開催するな
といっていたのに、
 国民の身体、生命を守るために、ワクチンに関する免責条項を入れるのは不当だ
というのは、
 ダブルスタンダードだ
と批判すればよい。


若者を中心に、ワクチンの接種を行うことで、 
 現在のワクチン未接種の若者を中心とした感染拡大を抑制でき、
 経済活動も元に戻せる。

国民にとっては、一番よい結果になります。
これが、
 国益に適う
ということです。


問題は、
 過去の薬害訴訟で、トラウマを負っている厚生労働省の意識を変えること。

これは、政治的リーダーシップが必要なので、
 コロナワクチンに関する問題は、非常事態なので、厚生労働省の役人も含め、一切責任を問わない
ということを、
 国民を含め、同意を得ておく(コンセンサスを得る)
ということです。

国民も緊急事態宣言を何度も出され、大好きなスポーツやコンサートがなくなるくらいなら、
 その方が良い
と思うはず。 
(モデルナやファイザーでも同じこと)


国産ワクチンができたら、次のステップとして、
 ワクチン外交を日本が積極的に行う。

しかも、中国ワクチンの半額以下と設定することで、
 世界中で感謝される。

・・・・

そうなんです。
 一部の親中派勢力は、国産ワクチンができる
のには、消極的だと思います。

結果として、日本の国益を守るために、
 日本に利益となることを潰そうとする立憲民主党(少なくとも立候補者は帰化情報は開示すべき)
や、
 そもそも、民主主義とそぐわない共産党、
 利権を得て、中国のために活動する与党内の政治家
を駆逐する必要があるというわけです。
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スポーツしかできないバカ・・健全な精神の欠如。

2021年07月29日 | スキルアップ
上智大学 国際教養学部 国際教養学科の中野晃一教授が、
2121年7月8日のTwitterで
*****
選手に罪はない、もしくは選手自身が自分たちに罪はないと思っていたりする
みたいだけど、スポーツしかできないバカって本当に世界的にこんなにゴロゴロいるんだね。
医療崩壊目前にしてオリンピックやらんだろ。

健全な身体に健全な精神が宿れば良かったのにねえ。筋肉と金と権力の癒着は醜悪だね。
*****
と公開しました。

この文面からは、
 ・選手には罪がある
 ・オリンピックに参加するのは、スポーツしかできないバカである
 ・世界的にそういうバカがたくさんいる。
 ・健全な精神が宿っていない。
 ・スポーツ選手は、金と権力と癒着していて醜悪である。
の意味であると要約できます。


他方、上智大学の建学の精神は、HPによれば、
 「キリスト教ヒューマニズム」の精神を根幹とする大学であり、
 世界の人々と共に歩む「隣人性」と「国際性」を貫く「大学」である
ということです

「キリスト教ヒューマニズム」は、
 大学構成員のそれぞれが、人格の尊厳と基本的人権を認め合い、
 責任ある連帯感と超越的価値への謙虚な心構えをもって互いに人格を磨き合い、
 それぞれの持ち場で人類と世界の発展に奉仕する者となること
だそうです。

「キリスト教ヒューマニズム」を基盤とする「隣人性」は、
 「他者のために、他者とともに」(Men and Women for Others, with Others)という生き方
であり、
 こちらから他者の隣人となっていき、「愛をもって正義と平和」の実現に尽くすこと。

 激動する現代世界に向かって広く窓を開き、人と人との交わりを大切にし、
「貧困」、「環境」、「教育」、「倫理」という問題を抱えた現代世界の中にあって、
 人類の希望と苦悩をわかち合い、世界の福祉と創造的進歩に奉仕する人を育てるよう力を尽くす。

「キリスト教ヒューマニズム」に基づく「国際性」は、
 民族・文化・宗教などの多様性を認め合い、「対話」と「相互協力」によって、
 個々の人間と社会が価値の充満に達すること。


この建学の精神を教え、しかも、「国際」の名を持つ学部の教授が、
 オリンピックの精神を伝える
ことなく、
 オリンピック選手をスポーツしかできない世界中にいるバカ
と誹謗中傷し、
 健全な精神が宿っていない
と侮辱しています。

この発言は、
 世界中のスポーツ選手を侮辱する発言
であり、
 人格の尊厳と基本的人権を認め合う
という建学の理念の反対側にあることは明らかです。

そのような人が、
 建学の精神を学生に教えられる
はずがありません。


Twitterとはいえ、一般公開されている場において、
 自らの名前で発言した
以上、
 この発言に対し、中野晃一教授は説明責任を果たすべきだ
と思います。

上智大学の国際教養学部の教授という立場にある人物である以上、 
 一般の人とは異なり、政治家に準ずる公的な立場にある
ためです。

上智大学も、発言の真意を調査し、適切な処分を行うべきだと思います。

当該発言は、
 オリンピックに参加する全ての選手を対象
としたものですが、
 個人の名前が記載されていた場合、侮辱罪を構成するほどの悪質な内容
です。

普段から、
 自らの発言について、責任を取れ
とツイートしているのですから、
 人に厳しく自分に甘い
という態度ではなく、
 きちんとした対応をすべきです。
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祝 橋本選手金メダル。

2021年07月29日 | 国家論
2018年2019年のNHK杯は、谷川翔選手が連覇を果たし、日本のエースでした。

ただ、ここ数年、世界選手権で日本選手が勝てなくなってしまっていました。
内村選手から引き継ぐ絶対的な王者はまだ誕生していなかったわけです。

2019年の世界選手権の種目別では、萱和磨選手の平行棒での銅メダルが唯一のメダルでした。

そんな中、鉄棒でメダルを逃したものの4位に入った高校生がいました。

その高校生は、2年後の2021年5月のNHK杯で初優勝し、オリンピックの出場権を掴みました。
そのときの点数が、
 床14.300 あん馬14.733 つり輪13.833 跳馬15.133 平行棒14.100 鉄棒14.066 合計86.165
でした。

この時点では、2ヶ月後のオリンピックで金メダルを取って、王者内村選手を引き継ぐ選手になると、
 予想していた人は多くなかったと思います。

谷川翔選手が怪我で出場できなくなったことを、残念に思っていた体操ファンが多かったと思います。

ただ、オリンピックの団体で、堂々とした安定した演技をしているのを見て、
橋本選手が語っていた言葉を思い出しました。

 オリンピックに出た年齢が同じで、内村選手は、銀、金、金なので、
 僕が金、金、金で3連覇をすれば、(理論的には)超えることができるんですよね。

これを聞いて、
 すごいことを言うんだな
と思っていたところ、
 実際に、金メダルを取って、有言実行。

あとは、パリとロサンゼルス。

今日は、 床14.833 あん馬15.166 つり輪13.533 跳馬14.700 平行棒15.300 鉄棒14.933  合計88.465
NHK杯 床14.300 あん馬14.733 つり輪13.833  跳馬15.133 平行棒14.100 鉄棒14.066  合計86.165

つり輪が安定すれば、さらに強くなります。

この2年で本当に伸びたと思います。

10代の1年は、別人のように成長することができるので、
 橋本選手にとってはコロナでの延期はよい方向に働いた
と思います。

個人的には、谷川翔選手の復活を応援していますが、
 10代選手が引っ張ることで、相乗効果が働き、より日本がより強くなる
と思います。


なぜ、こんなに成長しているのか。

その要因は、
 かつての金メダルメンバーがコーチに就任し、
 一致団結して、育成に取り組んでいる
ことが大きいと思います。

水鳥選手、冨田選手、齋藤選手などオリンピック経験者が経験に基づき指導している。
年が近いコーチというのも、よい影響を与えていると考えられます。


この点は、会社での人材育成に応用できると思います。

若手が活躍できる環境を整備することで、
 相乗効果が働き、成績が上がっていく
というわけです。

国家も同じように、若い世代が活躍できる環境を整えることで、
 イノベーションが起きやすくなります。

中国の躍進も、アメリカに留学して技術を持って返ってきた若い世代が起業し、
 国家が資金を用意したり、規制をかけずに自由に開発させる
ことで、
 ドローン技術、自動運転などで世界をリードするようになっています。

日本では、規制が多く、なかなか実験できなかったり、手続きが煩雑だったりします。

政治も若い政治家が活き活きと活躍できる環境が整えば、
 IT技術を中心に、もっと効率のよい社会ができる
と思います。

高齢者では、
 最先端の技術を取り入れ、業務の効率化を図るための法案を制定する
なんてことは不可能です。

官僚も若手官僚が中心に、改革ができると変わっていくと思います。

10代の活躍を見て、体操界は新たな時代が始まったことを実感しました。


**********
ただ、残念なのは、
 あれだけ、オリンピックを中止すべきだ
と騒ぎ立てていたサンデーモーニングのTBS系で放送されていたということ。

卓球混合金メダルもTBS系でした。

TBSは引きがいいのか、神様の皮肉なのか・・・
サンデーモーニングで、橋本選手の金メダルを「あっぱれ」とかやるんですかね。

あれだけ、人命軽視だといって、オリンピックを中止しようとしていたのに・・・。

現在、全国で陽性者は9000人になっていますが、重症者は、それほど増えていない。
中心は、若者で、無症状者がほとんどであるということです。

確かに、無症状者の隔離施設の確保が十分でないと、自宅療養者が増えてしまい、
 悪化したときに素早い対応ができない
ので、
 できるだけ、抑える必要がある。

しかし、これは、オリンピックの開催が原因ではありません。

 コメンテーターは、オリンピックのお祭りムードが、誤ったメッセージを伝え、
 国民に危機感がないのが問題である
と言いがかりのような理論を展開しています。

しかし、
 国家が、非常事態宣言を出して、メッセージを出している
ものの、
 国民が従わない
のは、
 重症者が急激に増えていないため、危機感を抱く必要がない
と考えているためです。

オリンピックが発するメッセージが影響しているのではなく、
 コロナの重傷者が少ないというデータによって、国民がそれほど危機感を抱いていない
ということ。

世界では、イギリスでは1日3万人程度感染していますが、
 重症者が減っているので、ロックダウンは解除され、普通の暮らしに戻っています。

ニュースで、
 感染者は9000人ですがほどんど無症状者です
と言わないのは、
 さらに危機感がなくなってしまう
からです。

適度な危機感と感染症対策は不可欠ですが、
 新興宗教の終末論みたいに、日本人が10万人も死ぬ
みたいなデマに踊らされる必要はないと思います。

 視聴率を取るために、終末論で脅えさせるテレビ局。
 票を獲得するために、終末論で脅えさせる立憲民主党と共産党。

世界の情勢を把握すれば、高齢者のワクチン摂取率が一定数増えた場合、
 高齢者への感染が抑制されている
ことから、
 重症化を回避できる。

医療逼迫の原因は、無症状者や軽症者を隔離する施設の用意が十分でなく、
 入院対応をしているため。
これは、1年前からずっと言われていることなので、
 その対応をしなかった分科会の尾身会長の責任は重大だと思います。

尾身会長は、終末論を騒ぎ立て、非常事態宣言だの、ロックダウンなど、
 強力な措置をとらなければ、大変なことになる
とわめき立てていますが、建設的な対応を検討することなく、
 この1年を棒に振っている
わけです。

そんな分科会なら、素人でもできます。
 数が増えてきました。非常事態宣言を出して下さい。
 国民は、行動を自粛して下さい。不要不急の外出は避けて下さい。
 こんな状況でオリンピックを開催するなんて、ありえません。

これが信用できないため、
 国民は分科会の意見を無視し、自分で対策を取って、行動している
わけです。

数が増えても、重症者の増え方がそれほど多くないのであれば、
 極端な行動の制約は必要ない
と考えているわけです。

 大切なのは、重症化を抑えること。
 そのために、ワクチン接種を充実させること。
 無症状者、軽症者の隔離を徹底すること。
 医療機関は重傷者を中心とし、逼迫の度合いを軽減させること。

 若い世代は、ある意味、感染しても仕方がない
と思って行動しているため、自分で責任を取ることになるわけです。

 オリンピックやっているんだから、自分も活動していいだろ
というのが、
 誤ったメッセージ
だといいますが、
 他の人もやっているから、自分もやっていいんでしょ
という子供の言い訳みたいなことよりも、
 今のところ感染したとしても重症化のリスクは少ない
ので、
 自己責任で出歩きます
というのが、都民の本音だと思います。

 感染したらすぐ死にます
というのであれば、誰も出歩かないはずです。

何でもかんでも、オリンピックのせいにして、中止を訴えながら、 
 視聴率が取れると喜んで、オリンピックを放送する。

少なくとも、サンデーモーニングは
 オリンピックの結果を放送する資格はない
と思います。

今週は、数が増えたことを大喜びし、ほら見たことか、このままでは大変なことになりますよと脅しまくると思います。
と、思ったら、
 次のコーナーでは、オリンピックの結果です。今週もたくさんの金メダルリストが誕生しましたね。
とコロッと変わるはず。

 TBS系で、卓球混合と体操個人の金メダルを放送しましたが、
 私は、オリンピックに反対なので、この番組では放送しません。
 誤ったメッセージを流すことで、国民の危機感が薄れるのを防ぐためです。
 危機感を国民の皆さんが持つように、コロナの陽性者がどんどん増えていて、
 このままだと国民が死にまくるという、医師の見解をお伝えしましょう。

関口宏と青木さんはそう言い続けてほしいと思います。 
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感動的かつ歴史的な1日。

2021年07月27日 | 国家論
スケートボード女子 金 銅。
柔道 銅 金。
アーチェリー 銅。

そして、体操。わずか 0.103で銀。
2019年の世界選手権では、1位ロシア、2位中国、3位日本でした。
そのときの
 エースだった谷川翔選手の怪我でメダルは厳しいかな
と思っていたら、
 橋本、北園選手の10代コンビが思った以上に成長していて、
 大きなミスなく、楽しんでやっていて
よい結果につながりました。

しかも、あまり解説されていないのですが、
 東京オリンピックだけ、4ー3ー3ルール
になっています。

リオ五輪決勝は5人のうち種目ごとに3人が演技し、
その3人の得点を採用する「5−3−3制」

東京五輪決勝は4人のうち種目ごとに3人が演技し、
その3人の得点を採用する「4−3−3制」

しかも、同じ種目をライバルと一緒にまわるため、
いやでもライバルのプレーを目にすることになり、
プレッシャーも大きくなります。

5人いれば、スペシャリストを何人か入れて担当させることができるので、
1人当たりの負担は、4人の方が増える。

そのため、ミスが出やすいはずなのに、
 プレッシャーに打ち勝った。
鉄棒やあんばで落馬したら、その瞬間にメダルは消えるといっても過言ではない。

ただ、パリでは元に戻るとのこと。

NHK杯のときより、動きが生き生きとしていてよかった。
パリに期待できる銀でした。


そして、最後の卓球の混合で金。
水谷選手も伊藤選手も神がかっていました。

あと1ポイントで負けという追い込まれた所からの逆転劇という
 ドイツ戦で強くなった。
試合を重ねるごとに、攻撃的な感じになって、
 あのキョキンを倒した。

日本選手を倒しまくった強敵キョキン。
1セットでも取れれば、すごいと言わしめたキョキンを翻弄していました。
水谷選手は団体戦で勝ったことがあるので、苦手意識は少ないかもしれないですが、
 キョキンは別格
です。

日本チームは、コロナ禍で拍手で応援したのに対し、中国チームは、すごい声援を送っていた。
それが、
 第7セットで0-8になったときに、驚きのあまり静まりかえっていた。

オリンピック卓球で初の金。
中国のレベルが異次元だったので、難しいと思っていたものの生きている内に見られてよかったです。
ちなみに世界卓球で、伊藤選手は中国キラーといわれていたので、さらに、株が上がったはず。

あと、卓球なのに、テレ東ではなく、フジで放送。フジはラッキーでした。

*****

 選手達の活躍のおかげで、ワイドショーで人の悪口ばかり言っているコメンテーターの意見を聞かなくてすむのがうれしい
という書き込みがあり、「同感」と思いました。

 よかった、すごかった、よくがんばった、感動した、うれしい、誇らしい、たのしかった、ワクワクした、
そんな言葉が、あふれています。

つい最近まで、ネガティブな言葉や、人の悪口、批判、けなし、あら探し、いじめ、炎上、自分のことは棚に上げた論評。
そんな言葉であふれていました。

今は、毎日が楽しく、感動的です。


立憲民主党や共産党に政権を任せていたら、このオリンピックはなくなっていた。
未だに、
 コロナ禍でオリンピックを開催するのは反対です
と頑なに言っている。

ただ、世論は、選手の頑張りに心を動かされている。
一時は開催反対が5割を超えていた。
オリンピックが楽しみと言おうものなら、
 韓国で日本大好きというのと同じように、批判の的にされていた。
 非国民、人命軽視。
やり方は、韓国の世論操作と同じやり方。


その世論を自らの頑張りで、
 こんなに感動するオリンピックなら、開催してよかった
と思う人を増やしている。


コロナはどうするんだという人もいますが、
コロナ対策や、今後の重症化を減らすための対策をしっかり行っていけばよい。

緊急事態宣言も解除して、特例により国産ワクチンの臨床を簡易化し、
 ワクチン接種のスピードを上げる。

東京で、ここまで陽性者が増えて、重傷者が10人程度しか増えていない(70人程度)のは、
 ワクチンの効果と、陽性者が若者であること、季節的要因。

当初、デルタ株に置き換わったら、一気に重症化すると言っていたにもかかわらず、
 デルタ株が900人程度確認されている
にもかかわらず、
 重症者はさほど増えていない。

そのため、
 今のところ、重症化リスクはそれほど高くない
ということができる。

ただ、秋冬になると、季節的要因により、肺炎を併発して、重症化するおそれがあるため、
 それまでにワクチンが行き渡る
ようにする必要があるわけです。
これが、政府の仕事。

オリンピック委員会は、暑さ対策と台風による日程変更など、
 開催の運営を円滑にする
という仕事。

国民は、オリンピックを自宅で楽しみながら、応援をする。

オリンピックを開催すると、
 お祭り気分で、出歩く人が増えるから、開催してはいけない
というコメンテーターや政治家がいますが、
 出歩かないような働きかけ
を行うのがメディアの仕事。

オリンピックをなくしたところで、出歩く人は出歩くので、因果関係は認められない。

 運動会がなくなったのに、オリンピックを開催するなんて納得がいかない。
運動会も感染対策をしてやればよい。
運動会とオリンピックを同じに考えることに、論理の飛躍があると思うが・・・


ただ、こういった声が少なくなって、
 今では、全学連のヘルメットをかぶってデモをしている数十人の活動家
と同じように、見られるのが嫌という人が増えているので、
 選手にとってはよい環境になってきています。

メディアはみんな開催に反対したことは忘れてしまって、盛り上がっている。
これに、一部の立憲・共産主義支持層が猛反発していて、内ゲバ状態。

そうしたのは、頑張っている選手自身ですが・・・


体操の個人と卓球の個人。
ソフトボール決勝。
水泳のリベンジ。

野球、サッカー。
引き続き、柔道。

そして、後半戦の陸上。
まだまだ、見所が多いオリンピック。

オリンピックはなぜ特別か。
体操で言うと、NHK杯や、世界選手権は、
 出場のための切符を手に入れる場
でしかなくて、
 みんなオリンピックでメダルを取ることを目標に頑張っている
からなんだと思います。

つまり、オリンピックで金メダルを取ることがゴールであって、
 その他の大会は、そこに至るための道のり。

しかも、4年に1度しかないため、
 自分のピークがたまたまそこに合うかどうか
という運も絡んでくる。

自分の人生をかけて、夢の舞台に立つ。

そして、その夢のきっかけは、
 オリンピック選手が活躍している姿を見て、自分もあんな風に輝きたい
という純粋な憧れ。

一部の競技を除き、ほとんどの競技のスポーツ選手は、
 時間と労力を考えたら、お金の点では割に合わない
と思います。

ただ、お金に換えられない
 勝つ喜びだとか、できなかった技ができるようになることだとか、
 一番になる誇りだとか、
 人生をかけてもいいと思える「何か」がある
からこそ、
 何年も何十年も、努力を続けている
わけです。


それを、
 漠然とした不安を理由に、国民を脅えさせ、
 オリンピックは中止すべきだ
と軽々しく言い放った立憲民主党や共産党の政治家。

選手の応援は、別と支離滅裂な言い訳をした政治家。

オリンピックを政局の道具にしないでほしい。
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ふざけるな!蓮舫。

2021年07月25日 | 国家論
蓮舫議員 堀米祝福の投稿批判に反論「選手への応援と政府の危機管理体制への姿勢は別です」
7/25(日) 16:29配信 東スポWeb 以下 引用
蓮舫氏
 立憲民主党の蓮舫議員(53)が東京五輪の選手への応援に対する批判に反論した。
 蓮舫議員ら立民はこれまで五輪反対の立場だったが、
25日にはツイッターに「堀米雄斗選手、素晴らしいです!ワクワクしました!」と
スケートボードのストリートで金メダルを獲得した堀米を祝福する投稿をした。
 これにネット民からは「2日前まで反対してたのに」「応援しなくていいです」など批判的なコメントが殺到。
蓮舫議員は「五輪で健闘された選手へのTweetに『反対してたのに』と言う反応がありますが、
選手への応援と政府の危機管理体制への姿勢は別です」とあくまで五輪開催反対の立場と選手を応援するのは別と説明した。
 その上で「感染拡大の最中、今でもこの東京五輪強行の政府と東京都、組織委員会、IOCの判断には反対です。
菅総理には国民の命と暮らしを守るリスク管理ができていません」とあくまで現在の状況での開催には反対の立場であることを明かした。


*****
支離滅裂な説明。

立憲民主党と共産党は、オリンピックの開催に反対し、
散々批判しまくり、自民党を追い詰めて、無観客に追い込んだ。
その上で、あわよくば中止させて、自民党の責任にして、衆議院選挙で有利に戦おうとしていた。

重症者数が60人程度にすぎず(今でも70名程度)、病床率も逼迫していないのに、
オリンピックを中止すべきだと党を挙げて攻撃していたわけです。

にもかかわらず、
 「ワクワクしました!」
って、
 選手からすれば、ふざけるな!
という感じだと思います。
 おまえは潰そうとしていただろ。
仮に、おまえらの言うとおりになっていたら、
 ワクワクどころか、プレーする機会もなかったよ。

しかも、
 ツイートに対する批判に驚いたのか、
 選手の応援と政府の危機管理体制の姿勢は別とし、
 その上で「感染拡大の最中、今でもこの東京五輪強行の政府と東京都、組織委員会、IOCの判断には反対です。
と意味不明な発言をしている。

ワクワクしながら、反対だって?
選手への応援と政府の危機管理体制への姿勢は別?

おそらく、共産主義者(反対デモしている人達)のオリンピック反対派の支持を失いかねないと焦ったのだと思います。

 選手の応援をするなら、前提として開催についても認めるべきだ
というのが、
 論理的な帰結。
(開催されなければ、そもそも応援できない。応援することは開催を認めたことになる。)

オリンピックを政局の道具として、
 選手の何年もの努力と、活躍の機会を奪おうとしておいて、本当に、ふざけるな!
って感じです。


立憲民主党や共産党は、
 こういうダブルスタンダードをよく使います。

蓮舫や立憲民主党や共産党は、
 全学連のヘルメットを付けて、オリンピック反対のデモをしている人
と同じように、反対デモをするのが、一貫した立場であり、
 ワクワクしました!
 選手の応援は別
みたいなダブルスタンダードを使うべきでない。


でも、こんな憤りも、
 阿部兄妹のw金
で払拭されました。

本当に映画みたいな展開で「ワクワクしました!」

人の意見を聞かず調子に乗っていて挫折。
その後、妹の活躍を見て切磋琢磨し、再挑戦。
一二三選手対丸山選手の長時間の決定戦。
武闘家の死闘みたいな気迫の決戦で、代表決定。
兄妹で、一本を取るキレッキレの柔道で、ともに金。

常に、礼儀と対戦相手に敬意を表する心技体の武闘家精神。

彼ら、というか、すべてのオリンピック選手における一番の敵との戦いは、
オリンピックを中止に追い込もうとする勢力との戦い(精神的な戦い)だったと思いますが、
 一部のオリンピックを支持する国民のおかげ
で開催にこぎつけ、
 最高の結果を残しました(これからも残してくれるはずです)。

オリンピック選手からすれば、本心では今までの人生をかけた努力を無駄にしたくないので、開催して欲しいと思っていても、
 お前らのために、人命を犠牲にするのか
と言われてしまうので、
 自分たちの口からは言えない
わけです。

一部の心ない人から、池江選手に辞退して意思表示すべきだという脅しがありましたが、
 残念ながら、日本には、そういう人もいる
わけです。


詩選手のメダル取得後のインタビュー。
 このような状況下でオリンピックを開催していただいてありがとうございました。
 オリンピックを開催していただいたことから、私の金メダルがあると思います。
 これからも応援をよろしくお願いします。


一二三選手も、
 このような状況の中で大会を開催して頂いてありがとうございました。
 オリンピックチャンピオンとして恥じないようにがんばります。


兄妹そろって、
 オリンピック開催への感謝の言葉
を述べています。


 コロナ禍で、人命を犠牲にして、オリンピックを開催する意義は何ですか!!

この答えをすでにたくさんの選手が、
 言葉ではなく、行動で示してくれています。

そして、
 多くの国民が、その答えを、
 死に物狂いでがんばっている姿、
 勝っても負けても涙する真剣な姿
 人生をかけて何か一つのことに取り組むことの美しい姿
から、見つけていると思います。

表彰式で聴く「君が代」は、
 体が大きいわけでも、力が強いわけでもないそんな日本人でも、
 ひたむきに人一倍努力することで、一番になれるんだよ
と証明しているようで、日本人であることに誇らしく思います。



「今の子供はオリンピック見ないでしょ」と言っていた作家がいましたが、
 たくさんの子供達が見て、自分も頑張ろう
と思っているはずです。 

最後に
そんな日本人の心が伝わらない方々についての記事。


******
枝野氏「命犠牲に開催できない」 コロナ禍五輪、バッハ氏発言で
共同通信 5/23(日) 22:22配信 以下引用

 立憲民主党の枝野幸男代表は23日、党富山県連大会にオンライン参加し、
新型コロナウイルス禍での開催に異論が強まっている東京五輪に関し、
予定通りの7月実施に疑問を呈した。
「命を犠牲にしてまで五輪に協力する義務は誰にもない。
命を犠牲にしてでも協力しろなどと迫る権限は誰にもない」と述べた。

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が3月に発表した声明で、
コロナ禍では「誰もが犠牲を払わないといけない」と指摘したのを踏まえた。
枝野氏は「国民の命を最優先にできなければ延期か、中止せざるを得ない」と強調した。

******
立憲民主党都連は5月31日、7月4日投開票の都議選に向けた公約を発表した。
新型コロナウイルス禍での東京五輪・パラリンピック大会について
「感染拡大の懸念が払拭できない限りは延期か中止を訴え、
コロナ対策にヒト・モノ・カネを集中する」とした。
 都庁で会見した都連会長の長妻昭衆院議員は
「コロナ禍による医療・生活崩壊を食い止めなければいけない。
(感染状況が)どうなるか分からないのに大会を強行する、という賭けは許されない」と強調。
大会が迫っている中でも、延期・中止を訴える立民を含めた勢力が都議選で支持を得た場合には、
都などに要望し、実現させていくとした。
******

蓮舫の応援と開催への批判は別という主張が、いかにおかしいかは、
国民が一番よく分かっていると思います。
こんな支離滅裂な議員に
 国政、及び国民の命を預ける
ことなどできないことも。
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体操予選。そして思いは繋がれる。

2021年07月24日 | 国家論
体操男子 予選一位通過。

種目別鉄棒では、
内村選手がH難度のブレトシュナイダー、カッシーナ、コールマンを成功させた。
その後、ひねって持ち替えて車輪に移行するときに、
 持ち替えきれずに落下。
公式練習でも、落下していたらしく、
 解説者の米田さんが「ここですよね」
と言った瞬間に、
 あーって感じで・・・

32歳、4回目のオリンピックが事実上終わった瞬間でした。

最後のインタビューで、
 米倉に土下座して謝りたい
と語っていたのが、印象的でした。

 4回目ということで、初めての選手とは、気持ちが違っていたのかもしれない。

いやいや、めちゃめちゃ頑張っていたじゃないかと思いました。
少なくとも、
 密着ドキュメンタリーを見ていた人は、怪我と戦ったり、
 プライドを捨てて、種目別に絞って貪欲に金メダルを目指す執念を目の当たりにした視聴者は、
 最大限の賞賛を送っている
と思います。

ちなみに、
米倉選手は、種目別で内村選手と争っていた24歳。
自分の名前の技をもつ技巧派。
ただ、次のオリンピックは年齢的に厳しいので、
 そのチャンスを奪って、結果が出なかった点に申し訳ない
という意味だったと思います。

体操は、一瞬のミスで、致命的な結果になるという恐ろしいスポーツです。
そのため、優勝候補が結果を出せなかったりするため、
番狂わせが起こるため、それが魅力にもなります。


日本は、チームとしては、予選では、中国を抑え団体1位。
個人としては、19歳の橋本選手が全体1位。
さらに日本からは、18歳の北園選手が個人総合へ進出。

32歳の亀山選手もあんばで種目別の決勝へ進出。
オリンピックに恵まれなかったものの、諦めずに種目別で初出場。

橋本選手はほぼ完璧な演技で、
2008年の北京オリンピックで銀をとった「美しい体操をめざす」と語っていた若き内村選手のようでした。
その後、内村選手は、12年のロンドン、16年のリオで個人総合金をとって連覇。
団体も、内村選手の高得点を原動力に、銀、銀、金。

メダルは
88年ソウルの池谷、西川選手らの団体の銅。
92年バルセロナも池谷、西川選手らの団体の銅。

96年アトランタ、2000年シドニーはメダルなし。

そして、
2004年アテネ
 鹿島・水鳥・中野・冨田・塚原・米田選手で金。
ここから、日本体操の時代がスタート。

ただ、二大会以上出ている人は、池谷、西川、塚原(シドニー・アテネ)選手ぐらいで、
メダリストは、ほとんどいない。

内村選手が日本体操界を2008年から引っ張ってきたことは事実であり、
多くの国民は一緒に喜んだので、何ら謝る必要などないと思います。

特に、体操は筋力や瞬発力など若くないと結果が出しにくいので、
 30代まで活躍するのは奇跡的だと思います。
その意味でも、亀山選手はすごい。


世代交代は少し寂しいですが、
 内村選手から橋本選手や北園選手に引き継がれていく
のを見るのは、感動的です。

インタビューでの
 キャプテンとして、後輩を応援するしかないですから
という言葉は、
 部活で先輩が引退する際に、後輩に託すシーン
を思い出しました。

決勝が楽しみです。

強いチーム、企業、国家は、こうやって、先輩から後輩へ
 技術や思いが引き継がれていく
からこそ、
 長年、よい成績や繁栄を続けられる
のだと思います。

日本が世界で唯一、他国に占領されたり、革命で断絶されることなく
 天皇制(日本国民の代)が引き継がれている国
というのも、
 必死で侵略から身を守り、親から子へと引き継がれている
からだと思います。

ちなみに、 
 君が代は 千代に八千代に さざれ石の巌となりて こけのむすまで
は、
 天皇を歌ったものではなく、我が君(主人、あなた)という意味
で、
 長寿や繁栄を祈願する歌
なので、
 まさに、引き継がれ、繁栄していく日本の国家としてふさわしい
と思います。
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オリンピック開幕。

2021年07月24日 | 国家論
日本でオリンピックが開幕。

ドラクエで入場行進スタート。
FFなど世界に誇るゲームミュージックで、
 200を超える国と地域、12000人が入場。

ドローンの五輪地球。
日本国の象徴の天皇陛下の開会宣言。

オリンピック旗の掲揚。

200を超える国と地域の人が、
 日本で行われているオリンピックを見ている
と思うと、日本人として誇らしく思います。

おそらく、日本がこれほど注目されたのは、
 戦後復興後の東京オリンピック以来。

オリンピックの最大の魅力は、
 世界中の人がスポーツで競い合う
ということ。

国の代表として、国の威信をかけて自分のできる最大のプレーをする。

ちなみに、蓮舫議員は、未だに、オリンピックを開催することに反対であると言っていました。

*****
蓮舫氏、東京五輪開幕日にピシャリ「この感染拡大の状況で五輪強行することは反対です」
7/23(金) 13:05配信 スポーツ報知
立憲民主党の蓮舫参院議員が23日、自身のツイッターを更新。
この日夜開会式が行われる東京五輪について、あくまで開催反対の思いを明かした。
******

世界中の人が楽しみにしている伝統のイベントを奪わないで欲しいと思います。

あのユーモアたっぷりの50競技のピクトグラムは、めちゃ練習しているはず。
そして、点火式完了。


日本が世界に発信するオリンピック。
コロナとの戦いもありますが、
 世界中の人が自国の選手の活躍を目にし、元気になれる
ことを願っています。

コロナ禍でオリンピックをやる意義は、
 そこにある
と思います。


オリンピックが終わったときに、
 大変だったけど、オリンピックを開催してよかった
と多くの人が思うことになると思います。

なぜなら、
 世界の一員として、感謝され、尊敬されている
ことに気がつくからです。

 コロナ禍でよく開催してくれました。
 おかげで、たくさんの興奮や感動を味わうことができました。
 日本に感謝します。

そして、
 日本人も開催地という大役を担ったこと
に誇りをもつことができるはずです。

日本人は、島国の大国なので、
 大企業の社員や貿易関係者以外では、あまり世界の一員である
ことを意識していないと思います。

韓国や中国のことばかり報道されるため、
 アジアが反日だと誤解している人も多い。

世界からは、日本人は好意的に見られているものの、
 控えめすぎる
という不満を持っている人が多い。

すごい国なんだから、もっと前に出て、
 世界のために力を発揮して欲しい
と期待されているにもかかわらず、
 いつもアメリカの後ろで、もじもじしている
という印象。

中国ではなく、
 日本に国の成長を手伝ってもらいたい
と思っているアジアの国々は多いのに、
 中国に持って行かれてしまっている。
そして、
 結果として、中国を選んだことに後悔することになる。


オリンピックをきっかけとして、
 子供達が世界にこんなにたくさんの国や地域があるんだ
と知って、
 世界に目を向け、留学したり、海外で働いたりする人が増える

 日本も変わっていく
と思います。


世界に目を向けることで、日本のメディアは世界水準で見ると、
 中立性や報道倫理を無視したレベルの低い
ものであるということが分かります。

世界、特に台湾に目を向けると、ITを中心に、
 日本の官僚の質がいかに低いか
が分かります。

煉獄さんのお母さんが言っていたように、
 恵まれた力を持つ強い人は、他の人を助ける責任がある。

日本は、その責任を負っている。

さらに、知的に成長し、研究や技術、そして豊富な資金力によって、
 世界に貢献でき、WINWINの関係を築くことができる。

これに対し、中国は、
 支配しようとするので、長期的な関係を築くことができません。

結果として、日本のように、
 共に成長し、共に豊かになる
ことを目標として、
 プロジェクトを行っていく
ことで、
 長期的な関係を築くことができる
わけです。

世界、特にアジアと共に、成長することで、
 日本の未来は意外と明るい
と思います。

オリンピックは、そのための架け橋になると思います。
頑張れ、日本。
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平穏に生きるのが難しい国になりつつある。

2021年07月22日 | 国家論
オリンピックの音楽担当者など
 合計3人が過去の言動を理由
として、
 ネットに拡散し、問題となり、辞任、解任
という事態になりました。

1994年の雑誌の記事で、
 中学生時代のいじめを語った内容。

ホロコーストを揶揄するネタ。

 オリンピックの理念にそぐわない
ので、人選を間違えたという批判はあるのは、理解できます。

ただ、
 過去の言動を探し出して、問題にする
ことが横行すると、
 おそろしくて何も言えない状況になってしまう
のではないかという危機感もあります。

 言論の萎縮的効果
が働くことになるからです。

 多くの国民は、自分は公職に就くことはないから、関係ない
と思っているかもしれないですが、
 フェイスブックの何気ない投稿が拡散して炎上する
ことで、
 会社の耳に入り、出世に支障が出たり、リストラ対象となったりする
ことも十分に考えられるということです。

そうなれば、フェイスブックの投稿は避けようということになるはずです。

また、居酒屋で仲間うちで、酔った勢いで悪口を言ったら、
 こっそり録音していた人がいて、拡散し、差別主義者のレッテルが張られる
こともありえます。

現に、政治家の後援会では、政敵が侵入し、スピーチを録音し、
 失言や問題発言を拡散しています。

地元の後援会で、リップサービスで、
 地域のために国土交通省に働きかけて
 高速道路建設が実現するよう全力で取り組む
と言おうものなら、
 利権を使って、支持を取り付けようとしている
と批判されることになるわけです。


インターネットやスマートフォンによって、
誰でも発信者になれるということで、
 多くの情報に接する機会が得られ、良い社会になる
と思っていました。

しかし、
 多数の匿名性による攻撃

 それを面白おかしく報道するメディアによる増幅効果
によって、
 どんどん平穏に生きるのが難しくなっている
ように思います。

過去には、タブロイド紙や週刊誌がそういう役割を果たしていました。
芸能人の不倫や政治家などの問題発言などは、
 大手新聞社は品がない
として、
 取り上げていなかった
ので
 所詮は信憑性が低いゴシップネタ
とされていたわけです。

最近では、ネットの記事がタブロイド紙、週刊誌の役割を果たし、
 個人のツィートをこの点について、ネットの反応は…などとして、報道する
ようになり、
 質のフィルターが働かなくなり、拡散し、炎上し、社会的に抹殺する
というようになりました。

ゴシップネタも、
 メディアは、質の高い政策同様に扱い、説明責任を果たすべきだ
と訳の分からない論法を展開します。

不倫はプライバシーの問題であり、説明責任などありません。

憲法においては、
 個人の人権を制限するには、適正手続(31条)のもと、
 法律(規則)に違反したことしか、不利益を及ぼしてはならない
というのが、原則です。

従業員の不倫を理由に解雇した場合、
 就業規則で品位を乱す行為は懲戒理由として定めていても、
 解雇は処分が不当に重いため、解雇権の濫用であり違法である
という判断がなされると思われます。

過去の犯罪は、公訴時効にかかれば、逮捕、起訴されることはありません。
そのため、過去の犯罪の疑いを理由に解雇することもできません。

これにより、
 結果として自由が保障されることになります。

ただ、日本人の精神には、ムラ社会というものが根付いています。
日本が法治国家になったのは、
 明治以降で、江戸時代までは奉行所があったものの、必ずしも「法」によって裁かれていた
わけではありませんでした。

特に、ムラでは、
 ムラの掟に反したものは、村八分にして徹底的に無視したり、悪口をいったりして
 火事や葬儀以外は助けない
という厳格な制裁を科すことで、
 秩序を維持していた
わけです。

最近の「炎上」は、この村八分に似ていて、
 前近代的で、陰険な感じがします。

いじめっ子を、みんなでいじめているような感じです。

 言論の自由市場
には、
 人を批判する自由
も含まれるので、
 そのこと自体は否定されない
かもしれないですが、
 みんなで寄ってたかって、その人と契約し続けているのは問題だ
とか、
 お前も同罪だ
とか、
 社会的制裁を科すように働きかけを行う「自由」までは行き過ぎ
だと思います。

こういう精神性が当たり前となってしまうと、
 日本が韓国化して、世界から軽蔑される国になってしまいます。

韓国は、反日無罪という言葉があるように、
 親日の言動をした人を社会全体で攻撃し、撲殺しても軽い刑罰ですむ
という恐ろしい国です。

親日派の財産は、孫の代であっても、取り上げるのが当然だと思っています。

何十年前の言動も、
 決して許されることはないし、一生、死後孫の世代だろうと責められて然るべきだ
と考えているわけです。

国民全体で、不買運動をしたり、
オリンピック憲章に反することを自覚しながら、故意に垂れ幕を掲げたりして、
 世界中で異常さを指摘されています。

ただ、これで損をしているのは、実は、韓国国民です。
現在、日本企業のみならず、欧米の企業も、
 労働組合など、あまりにも攻撃的な民族性に嫌気がさして韓国脱出を図っています。

中国もそうですが、
 現在の世界経済では、人・金・物・情報が集まらない国は衰退するしかない
ので、
 嫌われた国家が豊かになることは難しい。

約束を守らない人や、執拗に値切ってくる人、すぐに攻撃的に喚き散らす人とは、
 だれも取引したくない
はずです。

日本人は比較的温厚な国民で、
 むしろ、取引については、もう少し狡猾になったほうがよい
と思いますが(シャインマスカットの登録し忘れなど)、
 ネットを中心に、そうでもない状況になってきている
ような気がして、
 このまま韓国のような国民性が根付いてしまったら
と思うと、不安になります。 
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オリンピックの魅力

2021年07月18日 | 国家論
オリンピックの魅力は、
 みんなでスポーツを楽しむということ
です。
ただ、そこには、深い思いが込められています。

オリンピックは、1896年からスタート。
日本は、1912年のストックホルム大会から参加。
約110年参加している常連国。

各種スポーツごとに、
 世界大会
はあるものの、
 選手にとってオリンピックは特別な存在です。

理由の一つが世界中の注目を集めるということ。
国によっては、メダルを取ることで、国の英雄となれる。

そういう思い入れが強い戦いだけに、
 観客も真剣勝負を楽しめる。

サッカーのワールドカップにも言えることですが、
 国民が自国を熱狂して応援する
という数少ない機会となります。


愛国心という言葉と、戦争を直結して考える人は、
 こういう国民が一丸となって自国を応援する
ということを嫌います。

国旗を燃やしたり、国歌斉唱を拒否したりする価値観の持ち主からすれば、
 メダルを取る度に国旗を掲揚したり、国歌が流れたりするシーンは嫌悪感を覚えることでしょう。


ナショナリズムを警戒するグローバリストも、
 オリンピックは時代遅れだ、利権の巣窟だと批判する
ことになりがちです。

 テレビなどオールドメディアの影響力が強いオリンピックは面白くない
からです。


ただ、
 そういう人達は、見なければいい
わけで、
 必死で潰そうとしなくてもよい
と思います。

一生懸命努力してきた人や、楽しみにしている人の機会を奪う権利はないはずです。


今回は、新型コロナウイルスの蔓延防止という攻撃材料が手に入ったので、
 中止に向けた世論操作が行われました。

分科会の尾身会長も、上手く乗せられて、代弁者として活躍しました。
重傷者が明らかに減っているにもかかわらず、データを分析し、正確に予測することもせず、
 観戦者数が増えているということで、無観客としてしまいました。


コロナはゼロにはならないことを前提に、
 重症化させて、病床がいっぱいになり、適切な治療が行えない
ということにならないようにすることを目標にすればよいと思います。

国産ワクチンを特別許可し、国の基金を設置して責任を負うようにすれば、
 後遺症などの損害賠償責任の問題もクリアできます。
モデルナ、アストラゼネカ、ファイザーのワクチンも免責条項付きであり、
 結局は日本政府が責任を負うため、同じことです。

今回は、
 政府が対応を間違えて非常事態宣言を出して、無観客開催を決定してしまいましたが、
 最大の問題は、正確な情報や中立公正な専門家の分析が入手困難である
ということです。

メディアの情報は、脚色や自らやスポンサーの意向という「色」がついていて、
 いわば、傾向企業のようになっています。
傾向企業とは、ある思想や信条が企業の根幹を構成するような企業のことをいいます。


オリンピックの魅力は、
 こういった政治思想を入れずに、純粋にスポーツを楽しむ
ことで、
 国家間の関係を深める
ということです。

すごい選手を通して、その国のことを知ることができます。
相互理解が深まれば、その国への印象がよくなり、
 今後の国際交流の道が開ける
ことになります。

韓国選手のように、政治的横断幕を出して、オリンピック憲章に違反し、
 さらに嫌われる国もありますが、普通の感覚の人は、国の代表として友好的です。

外国人を話をする際に、オリンピックで活躍したその国の選手の名前を出すと、
 盛り上がることがあります。

 スポーツを楽しみ、国際交流を図る。
外交や国際関係に関心が薄い国民が多い日本にとって、
 オリンピックは日本をもっと知ってもらうためにもよい機会です。

残念ながら、訪日外国人はいませんが、日本での様子はテレビで紹介されることになります。
ちなみに、海外では、日本がニュースになることはあまりありません。
NHKの世界のニュースで、アジアのニュースは、大抵中国です。

今回世界中で日本が注目されることになりました。
こんなことは、おそらく、もうないと思います。
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日本が成長できない元凶。高齢者議員ばかり。

2021年07月15日 | 国家論
朝日新聞デジタルより引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/d562e1b659b0a8d9817b7f2ce472db5cebfc8c8e
自民・林芳正氏が衆院くら替え表明 山口3区、大物激突の保守分裂へ
7/15(木) 11:11配信 

自民党岸田派の林芳正元文部科学相(60)=参院山口選挙区=は15日午前、
山口県宇部市で記者会見し、次期衆院選に山口3区から立候補する意向を表明した。
3区には、自民現職で二階派の河村建夫元官房長官(78)が11選をめざして立候補の準備を進めており、
ともに閣僚経験者のベテランがぶつかる保守分裂の公算が大きくなっている。

(略)
3区には、立憲民主党県連副代表で新顔の坂本史子氏(66)も立候補を予定している。

******


FNN プライムオンラインより引用 2020年6月24日 https://www.fnn.jp/articles/-/55121

自民党独自のルール「比例73歳定年制」めぐる世代間闘争

自民党内で適用されている、衆院選の比例代表の「73歳定年制」が、
国会閉会後もベテラン議員と若手議員の間の対立の火種となっている。

自民党の現在の規定では、党内の「世代交代」を促す目的で、
73歳以上の衆院選候補者は比例代表への重複立候補が認められず、
小選挙区で敗北した場合、比例復活当選ができないことになっている。
これは小泉政権の時から適用された、自民党独自の決まりだ。

この規定について党内のベテラン議員らが、
「政府が人生100年時代を唱える中で年齢により“差別”を行うのはおかしい」と廃止を求めたのに対し、
定年制維持を求める若手議員らが猛反発しているのだ。

******

世界では、若手政治家が中心となっています。

東京新聞 2020年9月21日 18時50分 https://www.tokyo-np.co.jp/article/56897

フィンランドのマリーン首相(34)「年齢や性別は考えたことがない」

「自分の年齢や性別について考えたことはない。考えるのは、何のために自分が政界入りしたのかということだ」。
昨年12月にフィンランドで誕生した女性首相のマリーン氏(34)は記者団にこう話した。
 母親と同性パートナーの家庭に育った。貧困を経験し、福祉制度の大切さを実感したという。
20歳ころに政治活動を始め、27歳で地元市議に当選。
3年後に国会議員となり、運輸・通信相も務めた。「カリスマ性がある」と評され、
郵便改革を巡る混乱で不信任案を突きつけられた前首相の後任として、白羽の矢が立った。

 同じく34歳のオーストリアのクルツ氏は、両親が教師の家庭に生まれた。
16歳で国民党に参加。めきめきと頭角を現し、6年後には圧倒的多数の支持を受けて青年部総裁に就いた。
11年には内務省に新設された移民統合事務局長に24歳で抜てきされた。

 EU27カ国の首脳で30代は上記2人、40代は8人、50代10人、60代6人で70代は1人。
フランスのマクロン大統領(42)とエストニアのラタス首相(42)は30代で就任し、
EUのミシェル大統領(44)も2014年に38歳でベルギー首相になった。

(略)
◆40代以下の欧州連合(EU)首脳(※は女性首脳)

年齢  名前・肩書      国名      父親の職業
34歳 クルツ首相      オーストリア  教師
34歳 マリーン首相※    フィンランド  不詳
42歳 ラタス首相      エストニア   元国会議員
42歳 フレデリクセン首相※ デンマーク   技術者
42歳 マクロン大統領    フランス    学者
42歳 アベラ首相      マルタ     元大統領
45歳 ウィルメス首相※   ベルギー    学者・銀行家
47歳 マトビッチ首相    スロバキア   不詳
47歳 ベッテル首相     ルクセンブルク ワイン商
48歳 サンチェス首相    スペイン    経営者
44歳 ミシェル大統領    EU       元外相
*****

日本の場合、現在の制度でいけば、40代以下の首相が誕生する可能性はゼロです。
小泉進次郎議員は40歳なので、あと10年の内に首相になれるかといえば厳しい。
自らの派閥を持ち、他の派閥を制圧したり、調整したりするには、
 政治家としての実力、狡猾さ、権力(金、人脈)が必要となる
からです。

例外的に、圧倒的な国民の人気があれば、
 選挙に勝つために、看板として利用される
可能性はあります。

ただ、その場合は、裏に操る長老がいるため、
 実質的な総理とはいえない
わけです。

あまり知られていないですが、日本でも40代の首相はいました。
1代 伊藤博文 44歳
2代 黒田清隆 47歳
34,38,39代 近衞文麿 45歳

いずれも、激動期。

変革が必要な時期や危機に対応しなければならないときは、
 若手が主体となる(押しつけられるともいえる)。

今は、激動期であるにもかかわらず、表面的には国債発行で時間稼ぎができるし、
 野党の人気があまりにもない
ので、
 平時と同じように、年功序列の権力闘争
になるわけです。

二階、河村議員は、多くの国民は引退して欲しいと思っているでしょうが、
 地元では、長年の票田を確保している
ので、
 落とすことは難しい。

そのため、
 自民党内で若返りが起こる
ことを期待するしかないということです。

若く動きがよく、DXが分かる人に票を入れたいと思っても、
 立憲民主党も66歳なので、選択肢はない
ということです。

日本が成長できない原因は、
 規制(=既得権益)がやたら多いこと
 制度が上手く働いていないことを認識しつつも、
 抜本的な改革をやろうという意気込みがある若手が主導的な地位に立てないこと。

実は、自民党議員の中には、元榮議員のように、若手で起業家で弁護士という人材もいます。
https://motoetaichiro.jp/
資産公開では、弁護士ドットコムの株式を売却したため、国会議員で1位になっていました。
ただ、当選1回なので、党内で指導的な立場に立つには、まだまだ時間が必要なわけです。

こういう民間の視点と実力を兼ねそろえた議員が、新党を結成して、
 高齢者議員に乗っ取られた自民党の受け皿になってほしい
と思います。

ただ、現在の法律は、政党交付金など、既存政党に有利な仕組みになっていて、
 新党には不利になっています。

この原因は、国民が選挙に行かないからです。
結局、若い世代が選挙に行かないため、高齢者が有利な状況を生み出し、
 河村78歳、二階82歳という男性の平均寿命80歳付近の議員が権力を握ってしまっている
わけです。

もちろん、高齢者でも活躍される人財はたくさんいます。
ただ、政治家も、
 民間企業同様、時代の流れに適切に対処するには、ある程度若い世代が中心となる
必要があります。
また、
 長年の実績を有する経験者は、その得られた経験を後輩を育成するために使う責任がある
と思います。

つまり、
 第一線は現役世代に譲り、その者が大きな失敗をしないようにサポートをするという役割
です。

そうしないと、
 何年、何十年、何百年も続く企業は作れない
からです。

国家も同じだと思います。
 いつまでも権力にしがみつき、死ぬまで譲れないという姿勢
は、決して美しいものではないと思います。
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