参議院選挙の結果として、
れいわ、N国、参政党
の議席確保が、
自民党を中心とした国会議員にとっては衝撃
だったと思います。
インターネット(YouTube動画)が選挙に与える影響
がますます大きくなってきていることを
実感する出来事
だったと思います。
そのため、
ネット投票を実施すれば、こういった政党の票を伸ばす
可能性があることに気づいたはずです。
そうであれば、
既存の政党は、一致団結して、ネットでの投票は阻止する方向に向かう。
おそらく、
投票者の同一性の確認や不正防止の観点から時期尚早。
既存の選挙制度を利用し、投票率を上げる方向に力を入れていくべきだ
という論法です。
NHK 2022年7月12日 20時40分より引用
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220712/k10013713101000.html
参議院選挙 2022 投票率ランキング 全国最下位の街では…
7月10日に行われた参議院選挙。
投票率は52.05%と前回より3.25ポイント上がりましたが、それでも半分ほど。
過去4番目の低さでした。
(略)
最も投票率が高かったのは、山形県です。
61.87%と前回に続いて全国でいちばん投票率が高くなりました。
2位は長野県で57.70%。
いずれも1人区で、野党の現職が自民党の新人を破った自治体が上位に並びました。
そして、3位が東京でした。
6つの議席をめぐり、各党激しい選挙戦となり、前回よりも投票率が4.78ポイント上昇。
前回の11位から順位を大きく上げました。
最下位は2回連続で徳島
一方、投票率が最も低かったのは徳島県で45.72%。
前回に引き続き最下位でした。
***********
この記事にもあるのですが、
投票率と、コミュニティの帰属意識、教育、生活、環境
とは関連していると思います。
親が政治に関心を持ち、コミュニティを大切にし、
選挙に行く家庭は、子供も影響を受けて選挙に行くようになる。
投票が民主主義を支えている
という教育が行われてこなかったというのが、
投票率の低下を招いている
ひとつの原因です。
期日前投票がしやすくなっているので、
仕事や用事を理由にはならない。
むしろ、
行っても意味が無い
投票したい政党や候補者がいない
時間がもったいない
めんどくさい
という面が主な理由です。
ネット投票の導入は、こういった層を引き入れるため、
多少は投票率が上がる
と思います。
ただ、
衆愚政治の側面が強くなる
というマイナス面をもっています。
何かもらえるから投票する
行かないと罰則があるから投票する
という制度も、同様です。
むしろ、
候補者を調べたり、政党の政策を学ぶのも大変だし、
せっかくの休日に行くのは面倒だけど、
投票は有権者の義務でもあるから、投票に行かないとな
という
誠実な有権者のみの投票
の方が、
結果的にはよいのかもしれない
です。
投票というファクターで、衆愚政治を防ぐという感じです。
衆愚政治を防ぐには、
メディアが優秀かつ誠実(中立)である
必要がありますが、
もはやメディアには自浄作用はない
ため、
そこには期待できません。
自分で、ネットを駆使して調べたり、信頼できそうな人のYouTubeを見たり、本を読んだりして、
自分で学んでいく
必要があります。
どの政党や候補者に投票したかは、結果として、
将来の自分に降りかかってきます。
もちろん、誠実な有権者のみでなく、
特定宗教や利権団体の構成員も含まれていますが、
政治とは、そういう面もある
ので、
本来は、政治な有権者を増やして、既得権の組織票を希薄化していく必要がある
わけです。
そのためには、学校や家庭での教育が重要です。
選挙のような面倒くさいことに参加できる人は、
ボランティア
や
面倒くさい頼まれごと
なども
取り組めることから、結果的に他人から評価される。
社会やコミュニティは、
面倒くさいことも多い
ものの、
その面倒くさいことが、社会やコミュニティの維持に不可欠である
わけです。
既存の政治家が、ネット投票が自分の政党に有利に働かないことを実感したため、
ネット投票は遠ざかった
と思いますが、
それほど残念な気がしない
のは、
投票という面倒くさいことを、あえてする人に対し、
社会の仲間としての敬意を払いたい
という思いがあるからです。
思想信条は異なっていても、投票にきちんと行っていき、
コミュニティの義務を果たしている
という点で仲間なわけです。
ちなみに、税金をきちんと納めている人も、仲間です。
個人的には、行政や政治家を信頼していないので、
行政をスリム化し、税金はできる限り、安くしてほしい
という思想信条をもっています。
最近は、絶滅しつつある思想ですが、
何でもかんでも行政にやらせ、税金をどんどん上げて、規制をかけまくっていく
そんな社会では、
個人の自主性や自由がないがしろにされてしまう
と思います。
れいわ、N国、参政党
の議席確保が、
自民党を中心とした国会議員にとっては衝撃
だったと思います。
インターネット(YouTube動画)が選挙に与える影響
がますます大きくなってきていることを
実感する出来事
だったと思います。
そのため、
ネット投票を実施すれば、こういった政党の票を伸ばす
可能性があることに気づいたはずです。
そうであれば、
既存の政党は、一致団結して、ネットでの投票は阻止する方向に向かう。
おそらく、
投票者の同一性の確認や不正防止の観点から時期尚早。
既存の選挙制度を利用し、投票率を上げる方向に力を入れていくべきだ
という論法です。
NHK 2022年7月12日 20時40分より引用
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220712/k10013713101000.html
参議院選挙 2022 投票率ランキング 全国最下位の街では…
7月10日に行われた参議院選挙。
投票率は52.05%と前回より3.25ポイント上がりましたが、それでも半分ほど。
過去4番目の低さでした。
(略)
最も投票率が高かったのは、山形県です。
61.87%と前回に続いて全国でいちばん投票率が高くなりました。
2位は長野県で57.70%。
いずれも1人区で、野党の現職が自民党の新人を破った自治体が上位に並びました。
そして、3位が東京でした。
6つの議席をめぐり、各党激しい選挙戦となり、前回よりも投票率が4.78ポイント上昇。
前回の11位から順位を大きく上げました。
最下位は2回連続で徳島
一方、投票率が最も低かったのは徳島県で45.72%。
前回に引き続き最下位でした。
***********
この記事にもあるのですが、
投票率と、コミュニティの帰属意識、教育、生活、環境
とは関連していると思います。
親が政治に関心を持ち、コミュニティを大切にし、
選挙に行く家庭は、子供も影響を受けて選挙に行くようになる。
投票が民主主義を支えている
という教育が行われてこなかったというのが、
投票率の低下を招いている
ひとつの原因です。
期日前投票がしやすくなっているので、
仕事や用事を理由にはならない。
むしろ、
行っても意味が無い
投票したい政党や候補者がいない
時間がもったいない
めんどくさい
という面が主な理由です。
ネット投票の導入は、こういった層を引き入れるため、
多少は投票率が上がる
と思います。
ただ、
衆愚政治の側面が強くなる
というマイナス面をもっています。
何かもらえるから投票する
行かないと罰則があるから投票する
という制度も、同様です。
むしろ、
候補者を調べたり、政党の政策を学ぶのも大変だし、
せっかくの休日に行くのは面倒だけど、
投票は有権者の義務でもあるから、投票に行かないとな
という
誠実な有権者のみの投票
の方が、
結果的にはよいのかもしれない
です。
投票というファクターで、衆愚政治を防ぐという感じです。
衆愚政治を防ぐには、
メディアが優秀かつ誠実(中立)である
必要がありますが、
もはやメディアには自浄作用はない
ため、
そこには期待できません。
自分で、ネットを駆使して調べたり、信頼できそうな人のYouTubeを見たり、本を読んだりして、
自分で学んでいく
必要があります。
どの政党や候補者に投票したかは、結果として、
将来の自分に降りかかってきます。
もちろん、誠実な有権者のみでなく、
特定宗教や利権団体の構成員も含まれていますが、
政治とは、そういう面もある
ので、
本来は、政治な有権者を増やして、既得権の組織票を希薄化していく必要がある
わけです。
そのためには、学校や家庭での教育が重要です。
選挙のような面倒くさいことに参加できる人は、
ボランティア
や
面倒くさい頼まれごと
なども
取り組めることから、結果的に他人から評価される。
社会やコミュニティは、
面倒くさいことも多い
ものの、
その面倒くさいことが、社会やコミュニティの維持に不可欠である
わけです。
既存の政治家が、ネット投票が自分の政党に有利に働かないことを実感したため、
ネット投票は遠ざかった
と思いますが、
それほど残念な気がしない
のは、
投票という面倒くさいことを、あえてする人に対し、
社会の仲間としての敬意を払いたい
という思いがあるからです。
思想信条は異なっていても、投票にきちんと行っていき、
コミュニティの義務を果たしている
という点で仲間なわけです。
ちなみに、税金をきちんと納めている人も、仲間です。
個人的には、行政や政治家を信頼していないので、
行政をスリム化し、税金はできる限り、安くしてほしい
という思想信条をもっています。
最近は、絶滅しつつある思想ですが、
何でもかんでも行政にやらせ、税金をどんどん上げて、規制をかけまくっていく
そんな社会では、
個人の自主性や自由がないがしろにされてしまう
と思います。