知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

実利主義で生きていこう。

2010年03月26日 | 自分の未来を組み立てる。
人生いろいろ悩みすぎている人は、
 実利主義
を頭に入れて行動するとよいと思います。

純粋に利益(自分にとって大切なもの)を追い求める。

他人の目や、他人の価値観を気にしすぎると
 疲れてしまう
と思います。

よくあるのが、ライフスタイルの話。
28歳までに結婚しなさい。
ご主人は何をされている方?
そろそろ子供は?
子供は私立の小学校に入れないとだめよ。
まだ、塾に行かせてないの。
大学はどちらへ?

横から、いろいろ人生に口を出してくる人がいっぱいいます。

そうすると、
 既定路線から外れる
ことが怖くなります。
あの子が結婚したから、私も急がないと。
お隣さんも私立の小学校に行っているからうちの子も入れないと。
大学は、六大学に行ってもらわないと。

考えるだけでも息苦しい。

他人のファクターで物事を考えているうちに、
 人生が終わってしまって、
 自分のやりたいことってなんだったんだろう
ってことになりかねません。

リストラされた人は、
 会社というファクターで物事を見る
ようにしつけられていたのが、
 リストラという事件によって、
 自分の目で見られるようになる
わけです。

その瞬間、吐き気がする取引先や、社内の派閥争いや、残業の多さや、いけすかない部下など、
 生死にかかわると思っていた問題が
 実は、取るに足らないものだった
と気づくわけです。

辞めてしまえば、トラブルメーカーともおさらば。
社内では死にたくなるようなものでも、
 辞めてしまったあとでは、なぜあんなことで悩んでいたのか
とばかばかしくなるはずです。


結婚できないと人生の敗北だと思い込まされていた人が、
 結婚しない
と決めた瞬間、その呪縛から解き放たれたり、
現役合格以外あり得ないと追い込まれていた人が、
 落ちた
瞬間、別に浪人したって大したことないんだと気づいたり。

既定路線から外れてみると、
 既定路線にいたからって幸せになれるわけではない
と気づくことができます。

既定路線に乗るという手段は、
 自分の幸せという目標達成に
必ずしも資するわけではないからです。

そのため、後生大事に守るべきライフスタイルではないわけです。

おそらく、悩んでつらい思いをしている人もいると思いますが、
 自分の幸せだけを考えて、その実現の戦略を練る
ことに集中すればよいと思います(実利)。

コントロールできないことを悩んでも、無駄です。
コントロールできることに集中して、
 そのことだけをがんばれば、つらい時間から抜けられる
と思います。

一番つらいのは、
 先が見えないということ。
先が見えないのは、
 自分でコントロールできない領域
だからです。

コントロールできれば、
 希望の光が見えてきます。

一番大事なのは、実利。
そのための手段はどのようであってもよいわけです。
目的を達成することだけを考える。そして、手段は柔軟に。


「白い猫でも、黒い猫でも、ネズミを捕る猫がよい猫だ。」
BY 小平。

手段よりも結果が大事だということ。
幸せになれるのであれば、
 既定路線という手段に固執する必要はなく、
 自分のやりたいようにやってみたらよい
と思います。
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特化することの意味。

2010年03月26日 | 自分の未来を組み立てる。
テレビ東京とBSジャパン、テレビ東京BBが経営統合へ

ブルームバーグのように、専門的な放送局ができるかもしれないです。

日本のテレビ局は、
 日本を象徴しています。

どの県も、全国一律。
道路や橋の規格も法律で決まっています。
学校、保育施設も補助金がもらえるようにするには、
 規格内にまとめなければならない。

すべての学校で、200メートルのトラックが必要か?

放送局も同じです。
それほど特徴がない。
ドラマのフジ。バラエティーの日テレ。
といったって、大して質の差はない。
最近は、芸人クイズ番組をどこでもやっている。

個人的には、テレビ東京やBSジャパンが好きなので、
 さらに、経済に特化していったらいいな
と思います。

カンブリア宮殿のような質の高い番組を今後も作っていけば、
 コアな支持層
をゲットできるはずだからです。

何かの雑誌のアンケートで企画で
 年収1000万円以上稼いでいる人がよく見ている番組の第一位
でした。
僕も確実に一票投じると思います。

年収とどう関係するかはよく分かりませんが、
一流経営者の見方を参考にすることで、
自分の年収アップに生かせるということかもしれません。
僕も利用できそうなことは導入しています。
これも、知的成長戦略の一環です。

新聞は捨てるのに労力がいるので、ニュースはネットですませますが、
 プロが作った番組はいろいろ勉強になる
ので、よく利用しています。

新聞は、費用対効果があまり高くないのと、
 産経→右翼 朝日→左翼
みたいな変な思想が混入していて、注意して読まないと洗脳されかねないので、
あまり重視していないです。

MSNの産経のコラムは露骨なので、
 こういう傾向企業(一定の思想をもった企業のことをこのように呼ぶことがあります)と報道の在り方
を勉強するよい例になると思います。

報道はやはり、中立性を重視し、両方の意見を載せることが望ましいと思いますが、
 自己の主張に走ってしまいがちです。


これは、ある意味やむを得ない面もあります。
新聞もビジネスなので、部数が増えたり、広告枠が売れてなんぼの世界です。

その新聞を読むのは、
 思想傾向で共感ができる
からです。
そうであれば、
 朝日が右翼的思考を記事に入れたり
 産経が左翼的思考を記事に入れる
と、おいおい、そんなの求めてないよ。
ということになる。

これは、視聴率がほしくて、大衆受けする番組を作るTVと同じです。

お客さんを向いて商売をする。
ビジネスの基本。

ただ、報道の在り方としては、どうなのか。
これが、報道とビジネスのバランスというテーマです。

こういう相反する要求をうまくバランスを取りながら、
 大人の対応をしていかなければならない
ということは、よくあります。
 本音と建前。

医者は、死にそうな人を助ける職責を追う。
しかし、お金を払ってくれなさそうな人の救急の受け入れは避けたい。
瀕死のホームレスばかり受け入れていれば、病院は破産する。

弁護士は、無実の人を助ける職責を追う。
しかし、否認しているような国選弁護を数多く受けることは避けたい。
コピー代もろくにもらえない事件ばかりやっていれば、事務所は破産する。


テレビ東京は、経済(株)とアニメに力を入れている。
当然、大衆受けはしない。
株を買えない大衆の方が多い。
貯金すらほとんどない多くの人にとっては、経済や株価なんてどうでもよい。
芸人中心のクイズ番組を見て、笑って過ごしていられればよいからです。

ただし、仮に今、貯金がほとんどなくても、
 知的成長戦略をきちんと練って、
 毎日、少しずつ努力を続けていけば、
 まとまった貯金ができて
 その運用を始めたり
 それを元手にビジネスを始めたりしたくなる
と思います。

これが、僕の掲げる人生のテーマです。
 人は、知的に成長することで、お金も、夢の実現も、仕事の喜びも、心の平穏も手に入れられる。
 そして、その結果、クールに生きられる。

そのお手伝いを、テレビ東京のHDがしてくれると思います。

視聴率は低いTV局ですが、
 ビジネスに役立つので、今後も応援していきたい
と思います。
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混迷する民主党。~程遠い理想国家

2010年03月26日 | 国家論
支持率の低下で、慌てふためいて、
 色々な勢力がそれぞれ動き出した
という感じでしょうか。

解任問題、亀井大臣の発言、基地問題。
ばたばたしています。


民主党の最大の目的は、
 参院選で過半数の議席を確保する
ということです。

それ以外は、二の次です。
参院選で負けて、ねじれ現象が起き、
 国政が硬直化する
と衆議院の解散も選択せざるを得ない虞があるからです。
そうなると、政権を手放さざるを得なくなります。

勢力争いはどうでもよい。

参議院で勝つためには、
 小沢幹事長をおろすこと
と考えている陣営と、
 選挙がうまい小沢幹事長なしには参議院選勝利はありえない
と考えている陣営とが争っているようなイメージです。

つまり、目的達成のための手段が
 考え方により真っ二つに分かれる
ということです。

そして、どちらが正解か(どちらとも不正解、どちらも正解ということもある)は、
 やってみるまで分からない。

さらに、
 複雑系
が機能するため、
 予測は不可能。
例えば、自民党の失態による棚ぼた、解体など。
 

人生の目的を定めたら、手段を検討し、
 自分が正しいと思う手段を実現するために
 戦略を練る。

解任を撤回されたのちに、辞任をちらつかせて、
 要求をのませる
というのも戦略です。

辞任となれば、世論が味方に付くという考えがあってのことだからです。

こういうのを
 錦の御旗
といったりします。
明治維新の時も、天皇をどちらが取り込むかの駆け引きがありました。

最後は、数。
多くの人が正しいと思う方が勝つ。

国民を味方につけるために、シナリオを描く。
シナリオ通りに物事を進めれば、勝つ可能性が高まる。

おそらく、そこまで考えていると思います。


ただ、国民にとっては、
 党内のいざこざなどどうでもよいことです。

それより理想国家の提示と、その実現のための戦略を伝えてもらいたい。
その選択が、選挙の存在理由だからです。

中国のみならず、近いうちに韓国に抜かれるという現実を受け止めた方がよいと思います。

韓国が成長してきている理由は、
 国民への教育

 旧体制の解体
です。

今、日本に必要なのも同じだと思います。

何もない国家が生き残るには、
 教育しかない。

そのことを、韓国から学ぶことができます。
受験戦争がよいとは思いませんが、
 あの意気込みはすごい
と思います。

今、日本に足りないものは、
 意気込み
です。


会社や国に幸せにしてもらおうとしている人が多い。
幸せにしてもらうことよりも、
 自分で幸せになる
ことの方が、実は簡単です。

国民は、議員や官僚のせいにし、
議員は、官僚のせいにし、
官僚は、議員のせいにする。

国民が自分で金持ちになってやろうと努力し、
議員が自分で国をよくしてやろうと勉強し、
官僚が自分で議員を助けてやろうと協力する
という
 憲法が定める
当たり前のことができるようになれば、
 国家は発展する
ことになります。

みんなが誰かのせいにして、
 自分だけ交付が受けられれば良い
 自分だけ議員報酬が得られれば良い
 自分だけ天下り先が確保できれば良い
と考えるから、どんどん貧乏になっていくわけです。

WINWINの関係を築きながら、ともに恩恵を受けるような
 スキーム
を作り上げることが必要です。

国民がやるべきことは、
 自己のスキルをアップさせて、豊かになる
ということです。

自分で稼いで、豊かになって、税金を納めることが国民の役割です。

議員がやるべきことは、
 国家の方向性を定め、国民が豊かに稼げるような環境を作る
ことです。補助金の交付先を決めることではありません。

官僚がやるべきことは、
 やる気はあるけど、頭がついていかない議員を手助けしてやる
ことです。
官僚は、国家試験に合格したプロフェッショナルです。能力が議員の比較になりません。

それぞれが、プロ意識をもって取り組めば、
 最高のチームが出来上がる
わけです。

それが、理想の国家像だと思います。
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