産経新聞
立民・山井氏が衆院でフィリバスター、2時間54分の新記録 不記載の51人読み上げ
3/1(金) 16:51配信より引用
立憲民主党の山井和則衆院議員が1日午後の衆院本会議で、
小野寺五典衆院予算委員長(自民党)の解任決議案に関する趣旨弁明を2時間54分行った。
令和6年度予算案の衆院採決を遅らせるための「フィリバスター」(議事妨害)とみられる。
衆院本会議での趣旨弁明の時間としては、記録の残る昭和47年以降では、
立民の枝野幸男前代表が平成30年7月に行った2時間43分を抜き〝新記録〟を樹立した。
************
これに対するYahooエキスパートの解説 以下引用
白鳥浩 法政大学大学院教授/現代政治分析
解説日本の国会で記録に残る「フィリバスター」が行われた。
この演説は議事録に文字起こしして残される。
山井氏は、政治資金収支報告書に不記載のあった51人分の名前を議事録に残すという事によって、
その問題の大きさを示しているといえる。
今国会は、異例尽くしである。
政倫審に現職の首相が出席して答弁するのも異例なら、記録を破るフィリバスターも異例である。
しかし、これらも閉塞感のある日本政治を打破する試みの一つなのかもしれない。
************
「閉塞感のある日本政治を打破する試みの一つ」、、ではないことは明らかでしょう。
法政大学大学院の教授が、この程度の洞察というのは、どうなのか、、
と思い、アマゾンで本を探してみました。
数冊あるものの、10年以内のものは、共著と編集のみ。
最近、自らの研究結果について本を書いていないようです。
10年以上前の本のレビューも☆1つが多く、
大学の学生に購入させているらしく、
「買わなくてもレポート書けます」
とか、
言い回しが難解すぎる
とか、
評価が低い。
例に上がっていた文章を読んで、
内容が難しいというよりは、教授に文章力がない
のだということが分かります。
政治学者は、ドイツ語(カントなど)や英語(ロールズなど)の論文を読むことが求められるので、
翻訳っぽい小難しい書き方が知的である
と思い込む「学者の病」にかかりやすい。
ただ、高畠通敏氏とか、北岡伸一氏とか、
日本を代表する政治学者
は、文章も読みやすく、内容もキレッキレで、
本のレビュー(☆☆☆☆☆)の評価も高い。
教授の評価は、本のレビューの評価と一致することが多いので、
この教授は、そういうことなのだ
と思います。
個人的には、
あくまでも解任決議案に関する趣旨弁明
のために、時間が与えられたものである以上、
端的に解任すべき理由を述べる
ことが求められています。
令和6年度予算案の衆院採決を遅らせるための「フィリバスター」(議事妨害)
という目的のために、
時間を延ばそうとしたのであれば、「発言権の濫用」
であることは明らかです。
アメリカの「フィリバスター」についても、
当然、批判がある
ことや、
その間に説得し、票の切り崩しを行う目的である場合、理由がある
ため、許されているにすぎない。
今回の件は、
批判されてしかるべき。
こういうことを、
政治学者がきちんと説明し、濫用的に利用されないように、
国会の議事運営のルールを見直すべきではないか
という提言をするのが、政治学者の本来の仕事だと思います。
IT化を進め、労働時間を短縮し、スタッフの負担を軽減する
ことにより、
生産性が求められている現代
においては、
不可欠な提案
です。
国民や企業には、
生産性をあげろ
といいながら、
国会の生産性は著しく低い。
企業は、
生産性を上げるために、会議で議事録をAIの自動入力を導入したり、
議題を事前に配信したり、
趣旨説明にルールを決めて、時間を短縮化したり
と、がんばっています。
会社の会議で、
3時間もだらだらと述べるような人がいたら、確実に制止される
はずです。
会議の生産性が低くなる
からです。
多くの国民は、照明や暖房費を節約するために、
こまめに、電気を消している
はずです。
長々と趣旨説明をしても、
解任決議は瞬殺で否決。
全く以て、時間と費用の無駄でしかない。
不記載のあった51人分の名前を議事録に残すという意味があるのでは?
という点については、
一般の方の書き込みで、資料で残せば十分です
とありました。
ごもっとも。
この学者は、
多くの時間を大学での研究や、学生の授業などで費やしてきた、まさにエキスパートのはず。
ただ、
長い時間を使っても、自民党批判にしか目が行かなくなると、
一般の人の知恵に劣ってしまう。
日本の政治学は、
丸山眞男
の影響で、
マルクス主義の色彩が濃く
中立性を重視した客観的な研究
というよりは、
時の政権を批判して、よしとする
という風潮であるように思われます。
日本を愛し、
国民の幸せを実現し、日本が世界で誇れるような政治システム
を構築するには、
どうしたらよいか(政治学)。
投票率を上げ、
民主主義を根付かせるようにするには、どんな選挙システムが必要か(政治学)。
今の福祉が必要となっている時代において、
国家と地方の役割分担、税の配分は、どうあるべきか(地方自治論)
そのための憲法改正はどのようにすべきか(憲法学)。
IT化とスピードが求められる現在において(情報学)、
政治家の数は、妥当か(政治学)、
衆議院と参議院の二院制は効果的か(憲法学)。
ソ連が崩壊し、ロシア、中国、北朝鮮が核を保有し、
諸外国に圧力をかけている現在において、
戦後まもなく築いた安全保障体制をどう変革していくべきか(国際政治学)、
そのためにどのような憲法改正が必要か(憲法学)
政治学者が、
政権批判だけをして、自民党が悪い
といっていても、
そりゃそうだよね。
でも、
野党も、かなりひどいじゃん。
と、国民の方が、問題の本質を突いている。
政治学者の仕事は、その上で、
では、どうしたら、解決できるか
という研究結果を、
国民に提示したり、国会議員に法案を作成するように促すこと。
残念ながら、現在、大学で政治学を学ぶ意味はありません。
政治学を研究していたところ、
実際に自分の研究結果を実現したくなったので、国会議員になりました
という人が皆無であるのも、うなずけます。
立民・山井氏が衆院でフィリバスター、2時間54分の新記録 不記載の51人読み上げ
3/1(金) 16:51配信より引用
立憲民主党の山井和則衆院議員が1日午後の衆院本会議で、
小野寺五典衆院予算委員長(自民党)の解任決議案に関する趣旨弁明を2時間54分行った。
令和6年度予算案の衆院採決を遅らせるための「フィリバスター」(議事妨害)とみられる。
衆院本会議での趣旨弁明の時間としては、記録の残る昭和47年以降では、
立民の枝野幸男前代表が平成30年7月に行った2時間43分を抜き〝新記録〟を樹立した。
************
これに対するYahooエキスパートの解説 以下引用
白鳥浩 法政大学大学院教授/現代政治分析
解説日本の国会で記録に残る「フィリバスター」が行われた。
この演説は議事録に文字起こしして残される。
山井氏は、政治資金収支報告書に不記載のあった51人分の名前を議事録に残すという事によって、
その問題の大きさを示しているといえる。
今国会は、異例尽くしである。
政倫審に現職の首相が出席して答弁するのも異例なら、記録を破るフィリバスターも異例である。
しかし、これらも閉塞感のある日本政治を打破する試みの一つなのかもしれない。
************
「閉塞感のある日本政治を打破する試みの一つ」、、ではないことは明らかでしょう。
法政大学大学院の教授が、この程度の洞察というのは、どうなのか、、
と思い、アマゾンで本を探してみました。
数冊あるものの、10年以内のものは、共著と編集のみ。
最近、自らの研究結果について本を書いていないようです。
10年以上前の本のレビューも☆1つが多く、
大学の学生に購入させているらしく、
「買わなくてもレポート書けます」
とか、
言い回しが難解すぎる
とか、
評価が低い。
例に上がっていた文章を読んで、
内容が難しいというよりは、教授に文章力がない
のだということが分かります。
政治学者は、ドイツ語(カントなど)や英語(ロールズなど)の論文を読むことが求められるので、
翻訳っぽい小難しい書き方が知的である
と思い込む「学者の病」にかかりやすい。
ただ、高畠通敏氏とか、北岡伸一氏とか、
日本を代表する政治学者
は、文章も読みやすく、内容もキレッキレで、
本のレビュー(☆☆☆☆☆)の評価も高い。
教授の評価は、本のレビューの評価と一致することが多いので、
この教授は、そういうことなのだ
と思います。
個人的には、
あくまでも解任決議案に関する趣旨弁明
のために、時間が与えられたものである以上、
端的に解任すべき理由を述べる
ことが求められています。
令和6年度予算案の衆院採決を遅らせるための「フィリバスター」(議事妨害)
という目的のために、
時間を延ばそうとしたのであれば、「発言権の濫用」
であることは明らかです。
アメリカの「フィリバスター」についても、
当然、批判がある
ことや、
その間に説得し、票の切り崩しを行う目的である場合、理由がある
ため、許されているにすぎない。
今回の件は、
批判されてしかるべき。
こういうことを、
政治学者がきちんと説明し、濫用的に利用されないように、
国会の議事運営のルールを見直すべきではないか
という提言をするのが、政治学者の本来の仕事だと思います。
IT化を進め、労働時間を短縮し、スタッフの負担を軽減する
ことにより、
生産性が求められている現代
においては、
不可欠な提案
です。
国民や企業には、
生産性をあげろ
といいながら、
国会の生産性は著しく低い。
企業は、
生産性を上げるために、会議で議事録をAIの自動入力を導入したり、
議題を事前に配信したり、
趣旨説明にルールを決めて、時間を短縮化したり
と、がんばっています。
会社の会議で、
3時間もだらだらと述べるような人がいたら、確実に制止される
はずです。
会議の生産性が低くなる
からです。
多くの国民は、照明や暖房費を節約するために、
こまめに、電気を消している
はずです。
長々と趣旨説明をしても、
解任決議は瞬殺で否決。
全く以て、時間と費用の無駄でしかない。
不記載のあった51人分の名前を議事録に残すという意味があるのでは?
という点については、
一般の方の書き込みで、資料で残せば十分です
とありました。
ごもっとも。
この学者は、
多くの時間を大学での研究や、学生の授業などで費やしてきた、まさにエキスパートのはず。
ただ、
長い時間を使っても、自民党批判にしか目が行かなくなると、
一般の人の知恵に劣ってしまう。
日本の政治学は、
丸山眞男
の影響で、
マルクス主義の色彩が濃く
中立性を重視した客観的な研究
というよりは、
時の政権を批判して、よしとする
という風潮であるように思われます。
日本を愛し、
国民の幸せを実現し、日本が世界で誇れるような政治システム
を構築するには、
どうしたらよいか(政治学)。
投票率を上げ、
民主主義を根付かせるようにするには、どんな選挙システムが必要か(政治学)。
今の福祉が必要となっている時代において、
国家と地方の役割分担、税の配分は、どうあるべきか(地方自治論)
そのための憲法改正はどのようにすべきか(憲法学)。
IT化とスピードが求められる現在において(情報学)、
政治家の数は、妥当か(政治学)、
衆議院と参議院の二院制は効果的か(憲法学)。
ソ連が崩壊し、ロシア、中国、北朝鮮が核を保有し、
諸外国に圧力をかけている現在において、
戦後まもなく築いた安全保障体制をどう変革していくべきか(国際政治学)、
そのためにどのような憲法改正が必要か(憲法学)
政治学者が、
政権批判だけをして、自民党が悪い
といっていても、
そりゃそうだよね。
でも、
野党も、かなりひどいじゃん。
と、国民の方が、問題の本質を突いている。
政治学者の仕事は、その上で、
では、どうしたら、解決できるか
という研究結果を、
国民に提示したり、国会議員に法案を作成するように促すこと。
残念ながら、現在、大学で政治学を学ぶ意味はありません。
政治学を研究していたところ、
実際に自分の研究結果を実現したくなったので、国会議員になりました
という人が皆無であるのも、うなずけます。