知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

フィーリングの力。

2010年03月18日 | 自分の未来を組み立てる。
僕は、本がすごい好きです。
蔵書は2000冊くらいになると思います。
ビジネス書なら、普通の本屋には負けない自信があります。
ジュンク堂レベルにはかなわないですが。
スライド本棚、スリム本棚、入りきらないものは書庫。

全部を読んでいるわけではないのですが、
 気に入ったものは何度も読みます。

本の役目は、
 習得する
ためのものと、
 調査する
ためのものとに大きく分かれると思います。

習得するためには、何度も繰り返し読む。
調べるためのは、該当箇所を見つけてそこを読む。

調べるためには、
 あの本のこういうところを読めば書いてあるな
という
 あたり
が大切なので、一度はパラパラ見ておく必要があります。

蔵書にない時は、本屋へ行ったり、アマゾンで買いまくります。

本屋に散歩に行くと、
 フィーリング
が働きます。

 これこれ。
みたいな。

そのために、本屋へ行くことはとても大切だと思います。



*********
ここから、知的成長戦略について。
今、22歳で、今後どのように生きていくか悩んでいる場合、
まずは、自己分析をするとよいと思います。

何が、好きか。どんな時に、喜びを感じるか。
何が、得意か。どんな人が、好きか。
逆に、絶対にしたくないことは何か。
どんなことが苦手か。どんな人とかかわりあいになりたくないか。

僕の場合、次の鉄則を重視しています。
 苦手な人にはかかわらない。

例えば、
 お金を持っていても、苦手な人とは取引をしない。
 苦手な人とは、友達にならない。
  (苦手な人にアドバイスは絶対にしません。別に苦手な人に幸せになってもらう必要はないからです。そういう人は、うまくいったら、自分のおかげ、失敗したらアドバイスをした人のせいにします。つまり、かかわらないのが一番です。)
 スタッフとして、どんなに優秀でも、苦手な人は採用しない。

理由は、人生は楽しむためのものだと思っているからです。
苦手な人と使うための時間はありません。

もちろん、初めはコントロールできないので、
我慢しなければならないわけですが、
 知的に成長して、自分でコントロールできる立場になれば、
 自分が楽しく仕事ができる環境を作る
ことができると思います。

それを目標に、それまでは辛抱する。



自己分析がすんだら、客観的な環境を考える。

苦手な奴とは仕事をしないといっても、
 嫌な上司、同僚に囲まれていて、命令通りに動かないと仕事ができない
という客観的な環境であれば、受け入れざるをえないわけです。

ただ、ずっと、受け入れる必要はない。
それが、
 コントロールできないことも、時間軸をずらすことによって
 コントロールできるようになることもあるという「第2原則」
です。

今は、コントロールできなくても、コツコツ戦略を練って、実行することで、
 転職や独立、あるいはその会社で自分が中心となるチームリーダーとなる
など、その環境から脱出することは可能です。

もちろん、何もしなければ、
 原因と結果の法則
により、ずっと、同じような環境だと思います。


これは、貧困層にも当てはまります。
どんなに働いても、年収200万円以下。

そうであれば、年収を上げる戦略を立てて、コツコツ実行することで、
 年収を人並にもっていく。

就職できない。
そうであれば、就職するための戦略を立てて、コツコツ実行することで、
 就職できる人材になる。

それができれば苦労しないよ。
そうであれば、
 自分が経営者となったつもりで考えてみてください。

 ワードが使え、エクセルが使え、会社のホームページも作れ、管理もしてくれる。
 いつも笑顔で、返事は大きく明るくさわやか。
 頼まれごとは、「はい、よろこんで。」
 人が嫌がるお茶出しも進んでしてくれて、トイレ掃除も率先してやってくれる。
 給与が安くても、会社の不平を言わない。
 いい会社に入れてくれてありがとうございますと、社長に感謝の意を示す。
 つまらない親父ギャグにも、的確な突っ込みで返す。
 清潔な身なりで、敬語も完ぺき。お客さん受けもとてもよい。
 その子のお茶出しを楽しみに来てくれる常連さんもいるくらい。
 その子のおかげで、会社の雰囲気は明るく、売上も上がる。
 おはようございます。お疲れさまでした。今日は大変でしたね。とさりげなく声かけ。

仮に、そんな人がいたら、採用しないわけはないですし、手放したくないはずです。

能力があって、履歴書に書く内容も完ぺき。
でも、なかなか面接に通らない。
そういう場合は、能力は問題がないことが多いと思います。

そこが、ボトルネックではないわけです。

ボトルネックは、
経営陣が
 扱いにくそうだな。
とか、
 ツンツンしていて顧客受けが悪そうだな。
とか、
 優秀だけど、うちにはあわなさそうだな。
とか、
 感情的な人だな
とか思われている(誤解されている)可能性があるということです。

そうであれば、
 メイクを変えて優しそうな雰囲気を醸し出す
 受け答えを明るくしてみる
 服装を変えてみる
といった戦略の方が有効であるわけです。

もっと、スキルが必要だ。と思って、
 資格を採ることは、戦略としてはよくない
可能性が高い。 


効果的なのは、
 採用されやすい人
のデータ分析して、
 自分にもできそうなことを習得して、
 戦略的に、就職活動に有利となる人材を作り上げていく
という方法です。

これが、知的成長戦略です。
知的には、偏差値なんて関係ありません。
知的は、目的達成の方法を導く能力のことです。

「就職」という目的を設定し、
目的達成のためには、何が必要かを分析し、
自分に行える手段を選択し、
コツコツ地道に習得していく。

「  」の部分には、お金も、幸せもなんでも同じだと思います。

これが、知的成長戦略論の核です。
僕は、その仮説を検証しているところです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シフト。

2010年03月18日 | 国家論
雇用がなくなっている理由としては、
 グローバル化による国内の空洞化
の他、
 効率化
 消費者意識の変化
があげられます。

グローバル化は、
 市場が中国など新興国に移っている
ことから、
 中国、ベトナムなどの東南アジア
に工場を移した方が、輸送コストが抑えられる。

現地の人材も育ってきている。
また、各企業が育てるスキルを持ちつつある。

さらに、円高。
円高を是認し続けたことから、円を介在しない取引を行ったほうが、
 企業はメリットが大きい
わけです。
日本で作れば、円で高い給与を支払う。
海外で作れば、ドルで、しかも安い給与水準で支払うことができる。
国内企業は、円という資本をドルに換えて、ドルで支払いをすればよい。

円高は、輸出産業がダメージを受けるといわれていますが、
 拠点を海外に移すことでそのデメリットを最低限に抑えられる。

そのため、円が100円を切り、固定化したことから、
海外へのシフトが加速しています。

効率化は、ITの影響。
ITを積極的に導入し、ソフトをフルに利用すれば、
 人員を大幅にカットできる。

また、消費者も、
 サービスをカットして、値下げしてくれ
という要求するようになってきている(消費者意識の変化)。

ドトールなどのセルフショップ。
セルフのガソリンスタンド。
喫茶店であれば、持っていくスタッフが必要だったところ、
自分で持っていく消費者により、スタッフが不要となる。
ガソリンスタンドも同じ。
 窓ふきのサービスいらないよ。自分でできるよ。

仕事がどんどん減っていく。

格差などの問題よりも、
 いかにして職を作るか
に、議論をシフトしたほうが、国益にかなうと思います。


ポイントは、新たなサービスの創出。
新たな技術が生まれている以上、その技術を生かした新たなサービスが生みだせる。

その代表例が、ホームページの製作事業。
かつては、インターネットすらなかった。
その後、ネット化が進むことにより、
 新たな仕事が生まれることになる。

国家としては、こういった新たな分野での起業を応援して育てる必要があります。

介護福祉事業もそう。
かつては、高齢者は少なかった。
その後、少子高齢化が進むことにより、
 介護ビジネスという新たな仕事が生まれることになる。

こういう発想は、商店街の崩壊と深く関係してきます。
対応できないとシャッター外となっていくという流れ。


しかし、こういうところには、予算がつきにくい。
理由は、予算が前年度をベースに配分され、固定化されているから。
ダイナミックに改変すれば、
 いままでもらっていた人が文句を言う。

こういった存在意義を失った既得権益集団を排除して、
今後、有望な部分に集中的に予算を投資をすることにより、
 新たな職を生み出し、雇用を促進する。

太陽光などの環境エネルギービジネスももっと応援してもよいと思います。
(風力発電の電力の買い取り制度の創設など。太陽光と区別する意義は少ない。)

これが、今一番求められていることだと思います。

これは、人間の体から学ぶことができます。
古い細胞が死に、新しい細胞が生まれる。
その継続により、
 ずっと存続している細胞はなくても、その人というものは存続し続ける。

国家も同じだと思います。
 ずっと生き続ける人はいなくても、バトンタッチをして、
 その理念を受け継ぐことにより、
 その国というものは存続し続ける。

 ずっと存続する産業はなくても、新たな産業にバトンタッチをして、
 産業会は存続し続ける。

ルイヴィトンが馬車用の鞄、列車用のトランク、飛行機用の鞄と
 変容していったように
国家の主力産業も、変容してこそ、生き残れる。

土木中心の予算。
新たな産業の育成につながらない国民へのばらまき予算。

これでは、国家の役割を果たしているとは言えないと思います。

国家の役割は、みんなが幸せに生きられるように、
 税を徴収して、戦略を立てて、国民ができないスケールの大きなことを実行する
ということです。

せっかく徴収しても、ばらまいたのでは、意味がありません。
子供手当よりも、保育施設の設置の方が効果が高い。
これは、地方自治体に運営をゆだねればすぐにできる。
なぜ、できないのかというと、権限の移譲を中央官庁が嫌がるからです。
中央官僚は、できるだけ、影響力を持っておきたい。
官僚の思考パターンです。
 仕事が多すぎても、許認可権限を手放さない。
 それにより、天下り組織への影響力を堅持できる。


国民からすると、税金は、国家に対する投資と同じです。

投資したお金を別の人にばらまくという仕組みは、
 オレンジ共済
などの詐欺とそんなに変わらないと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする