知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

ボトルネックを取り除く。

2010年03月19日 | 自分の未来を組み立てる。
ときどき、
 この人、もったいないな
と思うことがあります。

例えば、
 口を閉じて姿勢を良くすれば、優秀なビジネスマンに見えるのに。
とか、
 白のソックスはまずいぞ。
など。

注意されたときに、
 すぐに言い訳をする癖をやめれば上司受けするのに
とか、
 ふてくされた顔しないように努めれば、もっと人から好かれるのに
など。

自分では、気が付いていない分、もったいない。

こういったことは、
 人から指摘されることはまずない
と思います。

指摘すれば、指摘した人がその人から嫌われる可能性があります。
そのため、
 そんなリスクを冒して、その人にアドバイスする
メリットはないわけです。

仮に、指摘してくれる人がいれば、
 それは、感謝したほうがよい。


これは、クレームと同じ。
クレームを言ってくれる人は、
 会社に愛着をもっている人
です。

嫌なら、何も言わずに、その会社を利用しないだけ。

よくなってもらいたいから言うわけです。

そこで、きちんと対応することによって、
 同じ不満をもっていた客まで、呼び込むことができる。

それにより、売上が上がる。

その不満の部分が、
 その会社のボトルネックです。

ボトルの首の部分は、細くなっているので、
 その部分を解決すれば、水が流れやすくなる。
そういう意味で、問題となっている部分というようなイメージで使われます。

これは、人でも同じです。

自分の年収の上昇を妨げている
 ボトルネック
を探す。

自分の幸せを妨げている
 ボトルネック
を探す。

友達ができないようにしている
 ボトルネック
を探す。

信頼されないようにしている
 ボトルネック
を探す。


ほんのちょっとした癖を直すだけで、
 印象がガラッと変わり、急に運気が上昇する
ことになります。

このように弱点を補強するのも、戦略のうちです。
言い訳をがまんするだけで、
 リストラ対象から外れる
のであれば、やってみる価値はあると思います。

 なんだかよく分からないけど、同じ会社で長く勤められない
という人は、そういった戦略を練るとよいと思います。

目的は、幸せに生きること。
ちょっと言いわけを我慢するだけで、
幸せに近づくのであれば、
 言いわけが言いたいのをぐっと我慢して、
 すみませんでした。気をつけます。

 ふてくされた顔をしないように注意しながら、謝っておく。
これは、戦略です。
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共存の重要性。

2010年03月19日 | 自分の未来を組み立てる。
クロマグロの国際取引の禁止は、
 反対が多数で否決
されました。
個人的には、可決される可能性が高いと思っていました。

予測とは異なったのが、
 アフリカ諸国の動向とアラブ諸国の動向
です。

これらの国家は、クロマグロの取引は
 あまり関心がない
ので、アメリカやEU、資源保護の動きに乗っかるとみられていたわけですが、
 反対
しました。

韓国は、当初より反対の立場を採っていたわけですが、
影響力が強かったのは、やはり
 中国
かなという印象です。

中国は反対に回っています。
最近では、マグロの消費量が上がってきているので、
否決したほうが、国益にかなうということだったのかもしれない。

マグロの消費量が上がってきている大きな理由に、
 日本企業の中国進出
が挙げられます。
イトーヨーカドーなどは、中国の人にサービス重視で支持されており、
 日本の文化(食文化を含め)
の普及にもつながっていると思われます。

ここから、考えられることは、
 日本の食文化を海外に伝える
ことで、
 食文化
が普及すれば、
 利害関係が一致する
ため、
 多数派に虐げられる可能性が低くなる
ということです。

クジラも同じ論理が展開できるかもしれません。


中国とは、
 相互理解に努め、協力関係を構築
したほうが、国益にかなうと思います。

相互に理解しあい、
WINWINの関係が築けるのであれば、
 協力したほうがお互いに得
だからです。

世の中は、決して
 ゼロサム論理ではない
と思います。

隣の人が損をしたから、自分が儲かるなんてことはない。
隣の店の客が減ったからといって、自分の客の店が増えるというわけはない。
一般に、隣の店の客が減れば、自分の店の客も減り、その隣の店の客も減り、
 シャッター街となっていく。

協力して、WINWINを築くことの方が、
 双方が幸せになれる
と思います。

それが
 共存理論
です。

クロマグロの保護であれば、海外取引を禁止するのではなく、
漁を禁止しなければ、おかしい。
まさに、正論。

そのため、こういったおかしな条約ができないようにするために、
 食文化を相互に理解し会い、仲間を作って対抗していく
必要があります。

今回は、それが学べたように思います。
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