知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

役職という名のヒエラルキー(階級制)

2016年12月26日 | スキルアップ
使える従業員
 仕事が早い
 仕事が正確
 結果を残す
 上司受けがいい
 コミュニケーション能力が高い

→出世

使える課長
 結果を残す
 部下を育てるのがうまい
 部長受けがいい

→出世

使える部長
 結果を残す
 マネジメント能力が高い
 社長受けがいい
 将来展望が描ける

→出世

使える経営者
 結果を残す
 将来展望が描ける


株主は、
 きちんと配当がもらえ
 株価をあげられる
経営者を求める。

これが、使える経営者。


いずれにせよ、
 結果が残せるかどうか。

ただ、
 人は感情の生き物
なので、
 うまくコミュニケーションを取らないと、従業員は結果を出せなくなる。
いきなり、転職ということも。

そのための人事評価。

人を雇用するようになり、
 数が増えると、必ず問題となるのが人事評価の問題。

特に、賞与や昇給などお金が絡むと、
 感情的になりやすくなる。


起業した場合、
 まずは、売上げを上げる。
 人を雇用する。
 マニュアルを作り、システム化する。
 人事評価(賞与)を作る。
 
 さらに、売上げを上げる。
 人を雇用する。
 システム化する。
 人事評価(昇給 階級ヒエラルキー)を作る。

従業員は、スキルアップすることで、
 ヒエラルキーを上っていく。
 
課長、部長というような役職のアップに伴い、
 そこで求められているスキルを身につけていく。

残念ながら、
 色々な人がいるので、本に書いてあるとおりにやってもうまくいかない
ことも多い。

人という複雑性が支配する領域では、
 なかなか本や理論通りはいかない
ということです。

MBAを取得したばかりのコンサルタントが失敗するのも、
 理論通りにやろうとする
ため。

人は、理論でなく、感情で動く。

だから、厄介で読みづらい。

結論的には、
 いろいろ試してみて、うまくいくものを模索する
しか方法はない。

リーダーになって、まず苦労させられるのは、
 問題社員の存在。

問題社員も、
 能力的に問題がある場合
 能力は優れているが性格に問題がある場合
 能力や性格に問題はないが、健康に問題がある場合
など、
 色々なケースがあります。

こういった社員をうまく利益を生み出し結果が出るようにマネジメントしていく。
これができるリーダーは、
 使える人財として重宝される
ことになります。
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使える人と使えない人の差とは?

2016年12月15日 | スキルアップ
仲間とうまくやっていく能力が高くても、
 使えない
との烙印を押されてしまうと、
 従業員としての出世は厳しくなります。

では、ここでいう、
 使える、使えないとは、どういうことなのか?

学歴が高くても、
 使えない
という烙印を押されてしまう人はたくさんいます。

学歴は、
 暗記力や事務処理能力
の高さの証明にはなるかもしれないですが、
 仕事ができる
という要素とはまた異なるからです。


使える人というのは、
 察知する力
が高い人だと思います。

察知力 (幻冬舎新書)

能力が高くても、
 結果につながらないことに時間を使ってしまうと
 よい結果は出ない
ので、
 使えない人
となってしまいます。


相手が望むことを「察知」して、
 相手が望むこと(最終的な結果)に役立つこと
に時間とエネルギーを使う。

相手が望むこと(結果)が達成できれば、
 使える人
と評価されることになります。

もちろん、ビジネスで一番大切なのは、
 結果
です。

ただ、
 結果を出していても、周りとの軋轢がありすぎる

 組織としては困った存在となってしまう
ことになります。
そこで、
 周りの雰囲気についても、「察知」してうまくやっていくスキル
が求められているわけです。

結果
 ゴールを見つけて、自分が求められている役割を察知する。
 その上で、役割をきちんとこなす。

過程
 周りとの軋轢が生じないように、雰囲気を察知し、チームワークについても配慮する。

できる人の中には、
 結果は残すが、
 自分が求められている「役割」を察知する力が乏しい
人がいます。

 あの人は優秀だけど…
と言われるタイプです。


部下がいれば、会社は、
 その人の仕事はもちろん、部下を育てる「役割」
も期待しています。

マネージャーであれば、
 他のメンバーの手本になるような存在としての「役割」
も期待しています。


営業でいえば、
 自分だけ営業成績がよいという「プレーヤーとしての役割」から、
 部署全体の成績が良くなるような「リーダー的な役割」
へと「期待されている役割」が変化する時期があります。

 その時期になったと「察知」することができるかどうか。
このことが、大きな評価の差となります。

そのため、使える人と、使えない人の差は、
 自分に求められている役割を察知する力
にかかっているというわけです。
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好かれる従業員

2016年12月13日 | スキルアップ
従業員として生きていこうと考えた場合、
 従業員としてのスキル
を身に着けることになります。

自営業者として生きていこうと考えた場合とは、
 大きく異なります。

自営業者であれば、
 営業力

 スキル
が重視されることになります。

従業員であれば、
 営業部でなければ、営業のスキルは必要ない。

それよりも、
 みんなとうまくやっていくスキル
が圧倒的に大切になります。

EQというのは、
 みんなとうまくやっていくスキル
です。

勘違い君は、
 俺は優秀だから会社が手放さないだろう
などと考えてしまいがちですが、
 優秀でも、チームワークを乱す人は放出されるリスクが高い。

理由は、
 会社はチームプレーだからです。

優秀だけど、身勝手な人を放置すると、
 不平が生まれ、他の従業員のモチベーションが下がる
ことになります。

そのため、
 チーム全体の成績は悪くなる。

成績がいい人は、
 自分は報酬をたくさんもらって当然
と考えるため、
 インセンティブが思ったより少ない
と不平不満が生じることになります。

この不平不満が厄介で、
 経営者にとっては、のっぴきならない状況を生み出します。


理想は、
 優秀だが、チームワークを考慮し、
 将来的にリーダーになれるように努力しよう
とする人です。

優秀かつチームワークを大切にする人材は、
 経営者は次のリーダーにしようと役職を与える
ことを考えだします。

優秀だがチームワークをないがしろにする人材は、
 別の人材でカバーできる体制ができたら、排除する
ことを考えだします。


排除された優秀な人材は、
 転職の際に、自分は大して優秀でなかった
ということに気づかされます。

自分の成績は、
 会社の看板や、会社のシステムや、他のスタッフの貢献のもとに支えられていた
という現実を知ることになるからです。

自分が優秀だと思って、独立して失敗するケースは、
 自営業者は、営業力など別のスキルが重要となる
からですが、
転職して失敗するケースは、
 転職後でも、他のスタッフとうまくやっていくスキルが身についていない
ので、
 再び、浮いた存在になる
からです。


そう考えると、
 大して優秀でなくとも、周りとうまくやっていくことができる人
の方が、
 会社では出世する可能性が高い
ということになります。
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従業員と自営業者

2016年12月12日 | スキルアップ
平穏に生きるには、
 自分の性格を見極める
必要があります。

本屋には、「会社はあてにならないから起業しなさい」とか、
 「早く、社長になりなさい」
というタイプの本が並んでいます。

起業すれば、
 自由が手に入る
 嫌な上司はいなくなる
ので、よさそうに見えます。

ただ、
 上司が嫌で起業する
という
 逃げの思考では、うまくいかない
と思います。

 自由は、責任が伴う。

お給料がもらえる身分がいかに幸せかは、
 独立するとみんな実感するステージ
です。


一般的に仕事ができる年齢は70歳程度。

また、
 20代、30代、40代
と、
 50代、60代
では、できる仕事も異なる。

 55で早期退職し、フランチャイズで起業する
という場合、
 稼働時間や生活保障
からすると、
 定年まで働いて、厚生年金をもらっていた方が、楽はできる
と思います。


 独立するならば、早いほうがよい。
理由は、独立当初は、がむしゃらにやらないといけない時期なので、
 体力が不可欠だからです。

それで、ある程度の顧客がついて、売上げ予測が立てられるようになったら、
 人を雇用する。

これで、
 重要度の低い仕事を任せられる
ので、
 自分は、自分しかできない仕事に集中できる。


最悪なのは、売上げが上がらないケースです。
その場合は、借金が膨らみ、起業を後悔することになります。


起業するためには、
 自分の性格
 自分の年齢
 手持ち資金
 生活状況(家族の有無)
 自分のスキル
 市場
の把握が必要です。

なかでも、性格が一番重要。

創業社長は、なんでもやらないといけない。
 掃除、接客、営業、サービス・・・
プライドが高い人は、
 顧客がつかない
ので、
 売上げが伸びない。

人柄がよいと、
 顧客がつく
ので、
 売上げが伸びる。

ただ、人柄のみでは、
 経営は出来ない
ので、
 冷静さと冷酷さ
も兼ねそろえる必要がある。

さらに、
 土日も働けるくらいの気概も必要。


面倒だなという人は、
 従業員として、会社の中で必要とされる存在になること
を目的としたキャリアプランを考えた方がうまくいきます。

起業して、低所得で、精神的な自由を謳歌するよりも、
 サラリーマンで安定と余暇を楽しむ
方が、一般的にみれば幸せなんだと思います。

もちろん、精神的な自由を重視する人からすると、
 安定よりも自由が重要なので、考え方は異なる
わけですが。

結局、
 何を大切にしているか
により、
 自分のキャリア戦略を考える
ということになります。


独立して、従業員も増え、仕事もある程度減らすことができ、
収入も満足していても、
 今後はどうなるかという不安はなくならない
わけですし、
 従業員の問題で心も疲れる
ので、
 経営者が幸せだとは一概に言えない
わけです。


ただ、従業員として認められるためには、
 知的に成長していかない
といけないので、
 一流の従業員になるための努力は必要
です。

特に、
 従業員の場合は、EQは重要です。
EQ こころの知能指数 (講談社+α文庫)
リーダーになったらこちら。
EQリーダーシップ 成功する人の「こころの知能指数」の活かし方

上司や部下に嫌われた場合、
 どんなに優秀でも、会社に居づらくなります。

攻撃的な性格であれば、
 温厚な性格を演じる必要があります。

逆に言えば、
 優秀で攻撃的な性格で、まだ30代であれば、独立した方が幸せになれる
可能性があります。

独立して、社会で戦って行く内に、顧客対応や従業員対応によって、
 だんだん丸くなって磨かれていく
からです。

社会には、
 優秀なだけでは仕事はやってこない
というルールがあります。

今まで、優秀でいられたのは、
 会社に仕事があったからです。

どんなに優秀な人でも、
 その優秀さを発揮する場がなければ、ただの人です。
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ステータスにおける知的成長戦略論。

2016年12月09日 | スキルアップ
僕は28歳の時にキャリアプランを描きました。

従業員→自営業→法人化

①従業員
仕事全般         
ビジネスマナー

②自営業
集客
採用

③法人化
事業計画
企画
給与
法務
税務


その都度、本や体験を通じて学んできました。
本で学んだ知識と、
 経験から学んだ「経験知」
とは、やはり比べものにならないほど、
 習得という点で差
が生じます。

 痛みが大きいほど、人は忘れないようにできている。


原始時代からそうなんだと思います。
 このキノコ食べたら死にそうになった。たくさん食べた弟は死んだ。
 絶対に食べないようにしよう。みんなにも教えよう。

逆に言うと、
 本から学んだことは分かったつもりになる
が、
 実際に使いこなすレベルにはなっていないことが多い。

だから、
 経営の経験がない「コンサルタント」には注意が必要である
と言われています。

従業員の場合、
 自分のコントロールできる領域は少ない
ので、
 会社のコントロール
に入らざるを得ない。

そのため、
 安定はあるが、大きな収入は見込めない。
ただ、これは、従業員なので当然。
経営という観点からすると、売上げと利益は異なるので、
 一部の優秀な従業員だけに10倍以上も待遇の差をつけることはできない。
300万円から1000万円の間にとどめているのが実情。

だから、従業員は、役員を目指す。
または、独立する。

独立して自営業になれば、
 稼いだ分は自分のものになる。

もちろん、保証はされていない。
ハイリスクハイリターン。

そして、うまくいくと、
 今度は、税金の負担が大きくなっていく。

また、優秀な人材を確保して、事業の規模を拡大する必要ができてくる。
そのため、法人化が必要となる。

法人化すると、
 分業ができるようになるので、自分の負担は軽くなる
が、
 その分、人事、総務、労務、法務の問題は増えてくる。


その都度、学び続けなければならない。

どうせ学ぶのであれば、
 楽しく学べるようになる
方が得。

自分のステータスに応じて、
 知的に成長する戦略を立てて、
 地道に実行する。

従業員が1人であれば、人事の勉強は必要はなく、
 その人との関係が崩れないようにしておけばよい
わけです。

それが、3人、4人と増え出すと、
 比較する対象ができる
ので、
 あいつは、俺より仕事ができないのに、たくさん報酬をもらっている
など不満が生じ始める。

そうなると、
 評価規定
など、納得できるような仕組みを作らなければならない。

社会保険料、雇用保険料、源泉徴収税・・・
総務、税務を行う必要が出てくる。

もちろん、社労士、税理士に依頼できれば、負担は軽くなるものの、
 その分、定額のコストはかかる。


最終的には、
 個人の選択。

安定や起業の煩わしさを考えるのであれば、
 従業員の地位
を守り続けた方がよい。

自由を求めるのであれば、
 独立も選択肢。

ただ、
 自由には責任が伴う。

 コントロールする権限を手に入れた者には、それ相応の責任が生じる。

知的に成長し続けることを余儀なくされるということです。
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教育と学び

2016年12月03日 | スキルアップ
教育は、教師から教えてもらうもの。

学びは、自ら知的に成長するもの。

学校では、大人との関係、友人との関係を、
 学ぶ
ことが多い。

みんなとうまくやるためにはどうしたらよいか。
先生など大人との関係はどのように構築するとよいか。
先輩との関係は、どうしたらよいか。
かわいがってもらうには。
恋人を作るには。
苦手な科目をうまく乗り切るには。
しんどい体育で成果を出すには。

こうした「学び」が実社会でも生きてくるわけです。

学校というコミュニティでうまくやれるのであれば、
 会社というコミュニティでもうまくやれる可能性が高まる。

ただ、学校というコミュニティでうまくやれるようになるには、
 家庭というコミュニティが重要となる。

そのため、親の役割が重要となってくるわけです。


もちろん、親もどうやったら、コミュニティでうまくやっていけるかを
教えることができるわけではないため、
 不十分なところを失敗しながら自分で学んでいく。


ちなみに、この「学び」には限界はありません。
失敗し、つらい思いをしながら、学んでいく。
つらい思いをしないと、学べないので、
 学びのための対価(勉強代)
として、精神的苦痛、お金を支払う。




***
今回、大切な部下に辞めてもらうことになりました。
1から全身全霊で教えたので、できれば右腕になってほしかったのですが、
 僕の言葉で信頼を損なってしまった
ようです。
 好意は、憎しみに変わる。
 好きな人ほど、裏切られたと感じられたときには、憎い敵に変わる。
これは、人間の心理です。
そのため、修復は不可能。
きっかけは、お金でも、その段階に至ると、お金では解決できなくなる。
憎しみは、本人の体調面や仕事の面でも現れてしまう。
結局、他の従業員にも影響を与えてしまう。

正直、抜けた穴をどうするかを考えると胃が痛くなりますが、
 解雇するときは迅速に
 採用するときは慎重に
の原則に従い、辞めてもらうことにしました。
ただ、大切な人に辞めてもらうように伝えるのは、
 こんなにつらいものなのか
と、初めて分かりました。
口が渇ききって、お茶を何杯も飲まずには話せなくなる。

辞めてほしいと思った人に伝えるのも、いやなものですが、
 大切な人の場合は、つらさの性質が異なります。

ただ、優秀な人材なので、
 本人にとっても新たな気持ちで再スタートした方
がよい結果となるだろうという思いもあります。

今回は、
 従業員と夢を語るな
 従業員と友人になるな
 従業員に過度の期待を抱かせるな
という原則を学びました。

お金を払う側と受け取る側は、明確な境界線が存在し、
 その境界線をあいまいにすると、
 信頼関係が失われる危険性が高まる
ということです。

今回は、精神的にも、お金の点でもきつい出来事でしたが、
 だからこそ、この学びは、死ぬまで貫こう
と思います。

まだまだ、知的に成長しなければならないと実感したきつすぎる出来事でした。
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教育による問題解決

2016年12月02日 | スキルアップ
大多数の30代、40代は、老後に不安を抱えている人がほとんどだと思います。

財政破綻だの、年金機構が損失を出しているだの、
 介護保険もどうなるか分からないだの、 
 少子高齢化で支える国民の数が圧倒的に少ないだの、
悲観的な話題ばかりです。

それにもかかわらず、
 社会保険料は年々上がっていく。
 企業の負担も増加。

高い社会保険料を払っても、
 払った金額すら保障されていない
となると、
 払いたくなくなる
というのが心情です。


では、どうしたらよいか。

一つの打開の方法は、
 孫正義的な稼げる国民を作っていく
ということです。
 
稼げる企業が一つ出来ると、
 雇用
が安定します。

雇用の安定により、
 税収も安定する。

大きくなくとも、
 稼げる国民が従業員数十人規模の会社を立ち上げて、
 利益を上げていくことができれば、
 仕事の創出ができるので、
 高齢者もなんとか生活をすることが出来る
わけです。

そのため、将来の年金のために、
 これから国を支える子供の教育に関心を持っておく
必要があります。

稼げる子供、起業できる子供を育てることで、
 老後の安心につながる
というわけです。

結局、自分の老後は、
 その時期に稼ぐ国民の質にかかってくる。

つまり、実は自分の老後問題は、現在の教育問題と深く関わってくるわけです。

現代の教育システムは、
 公務員を要請することを前提としたシステム
です。

暗記、テストの採点方式。

これからは、暗記はネットで検索できるので、さほど必要ない。
むしろ、情報を組み合わせて、
 便利な仕組みを作ったり、
 人を説得してお金を集めたり、
 地道に研究を行い新技術を作り上げる
といったイノベーション的な思考や対人スキルが求められている。

とがった人は、教育システムでははじかれてしまう。

教員任せにしていた教育現場にあらゆる業界が関心をもって参加することで、
 将来の国の成長が加速される可能性がある
と思います。


今は悲惨なシュミレーションしかありませんが、
 仮に30年後の国民が、
 国際競争力の高い製品を開発したり、
 観光産業、IT技術、ロボット工学などで世界をリードしていて、
 スキルをお金に換え、
 税金をたくさん払い、
 国民をたくさん雇用し、
 厚生年金もきちんと払ってくれる企業が数多く育っていたら、
 年金は破綻することなく、現在30代、40代の老後も安定する
ことになります。


世界中で、保護主義の流れに向かっているのは、
 自分の国にお金をとどめよう
 雇用、仕事、税収を確保しよう
という動きからです。

グローバル化により、発展途上国にお金が流れ、
税収の落ち込みによる国家財政や年金制度の破綻により、
 自分の生活が成り立たなくなるのではないかという不安
が大きくなり、世界中で保護主義に向かわせているわけです。

ただ、保護主義だろうがグローバル資本主義だろうが、
 その国の企業がお金を稼ぎ、税金をその国に納めることが出来るかどうか
が一番重要です。

そのためには、
 国民が稼ぐスキル(開発力、技術力、コミュニケーション能力、チャレンジ精神、忍耐強さ)を有していること
が重要であり、
 そういった身につけられるような教育をしているかどうか
で、国家の競争力が変わってくるということです。


今の日本を見ると、
 日教組の力が強く、
 戦後の軍国主義からの揺り戻しの状態
から抜け切れていません。

教員は軍国主義の時代に弾圧されているので、
 その教訓から君が代反対、戦力不保持へ
と思想が偏るのも無理もないわけですが、
 公教育の現場が思想、政党、宗教で偏る
のは、問題だと思います。

教育現場に実業家がもっと関与できるシステムに変えていく。
教育を、30年後の国家戦略と位置づけ、
 役に立たないインテリではなく(大学院を出ているが働いておらず、税金も払っていない)、
 実践的な国民を育てていく(きちんと働き自立して、税金をきちんと払っている、起業し雇用もしている)
ことが、
 現在の国民の老後の生活の安定につながってくる
というわけです。
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