朝日新聞 25.4.30
猪瀬都知事が、
イスラム諸国は互いにケンカばかりしている
そして、階級がある
と述べ、イスタンブールを意識した発言をしたとのこと。
そのほかに、
施設の優位性
についても、発言をしたとのこと。
五輪招致の行動規範では、
他都市の批判や他都市との比較を行ってはならない
としており、規範に抵触する可能性がある。
猪瀬都知事からは、ニューヨークタイムズが改めて発言の趣旨を確認したところ、
単に最初に五輪を開くイスラム国というだけでは
選ばれるに十分な理由ではないという意味で述べた
との釈明があった。
その後、猪瀬氏は、
私の真意が正しく伝わっていない。
他の都市を批判する意図は全くなく、インタビューの文脈と異なる記事が出たことは非常に残念。
とコメントを出した。
ーーーーーーー
これで、東京は、厳しくなったと思います。
イスラム諸国の支持を失い、
フェア精神を重視する欧米に対しても、
ネガティブな印象を与えることになったため。
釈明になっていないし、文脈と異なるというコメントも、
無理がある。
文面通り解釈すれば、
イスタンブール批判
と捉えられても仕方がないこと。
調子に乗って、インタビューに応え、
不利益に捉えられる発言をしたこと自体
落ち度があった。
オリンピックのような国家行事では、
どの国も利害が絡む
ので、
ちょっとしたミスがマイナスになる
わけです。
そして、相手はちょっとしたミスにつけこもうと躍起になっている。
このような状態でスキを見せたのは、致命的。
仮に、トルコが同じような発言を日本に対してしていたら、
同じように日本も利用する
はず。
競い合っている以上、当然のこと。
なぜ、こういう発言が出たのか?
イスタンブールが優勢だ
と言われていたため、「焦り」の感情が働いたと考えられます。
相手が弱ければ、あえてこのような発言をする理由はない。
やばいかなという感情があればこそ、
相手を落とそう
という心理が働く。
特に階級がある
というのは、文化批判(不平等なシステムが残っている遅れた国家)につながるもので、
オリンピック選考で競っている他国がいえば、悪口
と捉えかねない。
ここから学べることは、かなり多いと思います。
まずは、絶対に競争相手のことは口にしない。
それを聞いて、評価してくれる人はいない。
次に、致命的なミスは極力避ける。
どんなに選手団が頑張っても、トップの馬鹿げた発言で全てが無駄になることもある。
競争相手に利用されるような行動(スキ 付け込まれる箇所)はしない。
釈明しても遅い。
イスタンブール派に、東京を外す口実を与えた。
規定に違反した以上、マイナス要因とした。=説得力あり。
優秀な人は、自分の発言がどのような効果があるかを計算しています。
あえて、怒っているように演じたり、雑誌に載せ易いようなフレーズを使ったり。
今回のインタビューは、マイナス面がかなり強い。
これで東京が逃すことがあれば、
ほかの理由で逃したとしても、生贄にされる
と思います。
招致委員会は、
責任逃れの生贄が手に入った
わけです。
猪瀬都知事が、
イスラム諸国は互いにケンカばかりしている
そして、階級がある
と述べ、イスタンブールを意識した発言をしたとのこと。
そのほかに、
施設の優位性
についても、発言をしたとのこと。
五輪招致の行動規範では、
他都市の批判や他都市との比較を行ってはならない
としており、規範に抵触する可能性がある。
猪瀬都知事からは、ニューヨークタイムズが改めて発言の趣旨を確認したところ、
単に最初に五輪を開くイスラム国というだけでは
選ばれるに十分な理由ではないという意味で述べた
との釈明があった。
その後、猪瀬氏は、
私の真意が正しく伝わっていない。
他の都市を批判する意図は全くなく、インタビューの文脈と異なる記事が出たことは非常に残念。
とコメントを出した。
ーーーーーーー
これで、東京は、厳しくなったと思います。
イスラム諸国の支持を失い、
フェア精神を重視する欧米に対しても、
ネガティブな印象を与えることになったため。
釈明になっていないし、文脈と異なるというコメントも、
無理がある。
文面通り解釈すれば、
イスタンブール批判
と捉えられても仕方がないこと。
調子に乗って、インタビューに応え、
不利益に捉えられる発言をしたこと自体
落ち度があった。
オリンピックのような国家行事では、
どの国も利害が絡む
ので、
ちょっとしたミスがマイナスになる
わけです。
そして、相手はちょっとしたミスにつけこもうと躍起になっている。
このような状態でスキを見せたのは、致命的。
仮に、トルコが同じような発言を日本に対してしていたら、
同じように日本も利用する
はず。
競い合っている以上、当然のこと。
なぜ、こういう発言が出たのか?
イスタンブールが優勢だ
と言われていたため、「焦り」の感情が働いたと考えられます。
相手が弱ければ、あえてこのような発言をする理由はない。
やばいかなという感情があればこそ、
相手を落とそう
という心理が働く。
特に階級がある
というのは、文化批判(不平等なシステムが残っている遅れた国家)につながるもので、
オリンピック選考で競っている他国がいえば、悪口
と捉えかねない。
ここから学べることは、かなり多いと思います。
まずは、絶対に競争相手のことは口にしない。
それを聞いて、評価してくれる人はいない。
次に、致命的なミスは極力避ける。
どんなに選手団が頑張っても、トップの馬鹿げた発言で全てが無駄になることもある。
競争相手に利用されるような行動(スキ 付け込まれる箇所)はしない。
釈明しても遅い。
イスタンブール派に、東京を外す口実を与えた。
規定に違反した以上、マイナス要因とした。=説得力あり。
優秀な人は、自分の発言がどのような効果があるかを計算しています。
あえて、怒っているように演じたり、雑誌に載せ易いようなフレーズを使ったり。
今回のインタビューは、マイナス面がかなり強い。
これで東京が逃すことがあれば、
ほかの理由で逃したとしても、生贄にされる
と思います。
招致委員会は、
責任逃れの生贄が手に入った
わけです。