知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

内閣支持率 減少傾向 マイナカードより増税路線が影響

2023年07月24日 | 国家論
読売新聞 2023/07/23 22:00配信記事より引用
岸田内閣支持率35%、6ポイント下落し発足以降最低…読売世論調査

 読売新聞社は21~23日、全国世論調査を実施した。
岸田内閣の支持率は前回(6月23~25日調査)から6ポイント下落し、
2021年10月の内閣発足以降最低の35%となった。
不支持率は52%(前回44%)で、22年12月に並び、最高となった。
マイナンバーカードを巡る問題が収束していないことなどが要因とみられる。

「令和国民会議」(令和臨調)で主催者の質問に答える岸田首相(22日)
 次の衆院選での比例選の投票先は、自民党34%(同38%)、
日本維新の会15%(同13%)、立憲民主党8%(同9%)などの順。
政党支持率は自民33%(同34%)、維新9%(同6%)、
立民4%(同4%)などで、無党派層は42%(同40%)だった。

******************

自民党の政策は、安倍路線と岸田路線とでは
 派閥が異なる
ことから分かるように、全く異なります。

国民の強固な支持を得ていたのは、
 民主党から政権を奪取した安倍元総理
の政策です。

財務省を毛嫌いし、
 リフレ、反増税、強固な対中・対韓路線。

これに対し、
財務省と強いパイプを有する岸田総理の政策が、
 財務省路線、親中、親韓路線
であるということは、
 この1年間の政策でよく分かる
と思います。

親中派の林氏を外相のポストを与え、
韓国に対しては、
 問題をうやむやにしたまま
 ホワイト国、通貨スワップ再開
などを決めました。

そして、
 財務省がやりたがっていた扶養控除の縮小、退職金控除の見直し
に動き出し、
 増税路線まっしぐら
です。

この自民党から議席を奪い、維新が政権を取るためには、
 大阪で行った行政改革を国家レベルで行う
というコンセプトを明確に打ち出すことです。

財務省と天下り団体を敵に設定し、
 国会議員の数を削減する、
 民主党が抵抗勢力に負けて実現できなかった行財政改革を実施する、
 会計検査院の権限を強化し、無駄な使われ方を糾弾する
という公約を掲げ、
 シングルイシューで臨む。

 NHK党がNHKを叩き潰す
というシングルイシューで議席を獲得したように、
 既得権益を享受している国会議員、天下り官僚、独立行政法人を叩き潰す
という明確なイシューを設定する。

そのための手段として、
 財務官僚など中央官庁が悪さができないように、
 地方分権を推し進め、既得権益を分散し、地方に配分する。

これは、
 地方政党から誕生した維新しか実現できない
というコンセプトを描く。

実際、自民党や民主党は、
 大きな政府を推し進め、予算を年々拡大し、様々な無駄な行政組織を作ってきた。
維新は、
 大阪で、統合したり、削減したりして、既得権を気を持つ、自民、立憲、共産党から叩かれまくっても実現した。

行財政改革と地方分権を行うことで、
 増税しなくても、ある程度、国民が幸せに暮らせるような社会は実現できる。
と宣言する。

 財務省と戦い、税負担が重くならないようにする。


これが実現できれば、維新の支持率はさらに上がると思います。

維新が東京で人気がないのは、
 議員の知名度のほか、議員の質に問題がある
からです。

今後、立憲民主の議員が
 維新の方が受かりやすいと思って、流れてきたときにお断りできるか
が問われることになります。

むしろ、吉村知事がそうであるように、
 弁護士や公認会計士など、能力が高い人材(特に行財政改革を行うには、法務と会計のスキルが有益)をリクルートし、
 政治家として育てられるかどうか
が飛躍の鍵となります。

立憲の議員は、能力も人気もない人が多いものの、
 連合系の支持団体があったりする
ので、
 魅力的ではある
ものの
 無党派層を狙った選挙戦を展開する
には、
 その候補のスキルの方が重要
です。
芦屋市長の例などが参考になります。
若さと学歴(スキル)の方が、無党派層には響くわけです。

個人的には、
 自民党は、岸田が総裁選に勝った時点で終わったと思いました。

安倍元総理が異例であったのであり(だから、財務省、左派やメディアに叩かれまくった)、
 岸田総理によって、国民に忌み嫌われた古き時代の自民党が戻ってくる
ことは明白です。
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大谷選手が強いチームに行った方がよい理由。

2023年07月08日 | スキルアップ
いい大学、いい会社に入った方がよい理由と同じく、
 情報
 モチベーション
という点から、
 優秀なコーチや優秀なチームメイト
は強豪チームの方が集まりやすい。

さらに、
 野球のような競技は、チームプレーなので、
 強豪チームの方が断然有利となる。

 弱小チームをスタープレーヤーが引っ張って優勝する
というのは、
 漫画やアニメの感動のストーリー
となるため、
 ファンもそれを期待する。

ただ、
 いくらスタープレーヤーがいても、
 総合力で差がついてしまうと、勝利という結果にはつながらない。

バッターとしては、
 主力が一人しかいないのなら、あえて勝負する必要はない
ので、
 厳しいところを狙い、ファーボールが増える。
その結果、
 ホームラン数が伸びなくなる。

無理にうちに行くと、三振が増える。
フォームを崩して、スランプに陥る。

主力バッターが何人もいれば、
 相手投手は、勝負を余儀なくされる
し、
 集中力に限界があるので、失投も増える。
何人も、神経を使って投げなければならないとなれば、
 疲労につながり、球威も落ちやすくなる。


投手としても、
 多少、点を取られても、うちのチームは強豪バッターがそろっているので取り返してくれる
と思って投げれば、
 のびのびと投げられるので、多少甘くても、球威やキレで三振が取れたりする。

一点でも取られると、うちの弱小チームでは負けてしまうと思って投げれば、
 失投が許されないというプレッシャーが、精神疲労を疲労し、悪い方に行くことがある。
絶対にホームランを打たれてはいけないと思ってなげると、力んで逆に甘くなって打たれてしまう。

「絶対駄目だ」と意識しすぎると、無意識に実現する方向に向かう。
絶対に見るなと言われると、見たくなるのも同じ(カリギュラ効果)。

毎試合5点くらい取れたり、ホームランバッターが何人もいるチームであれば、
 今のチームで3点取られて負け投手となっていた試合でも、勝ち投手となれる可能性がある。
単純に勝ち数が増える。

また、鉄壁のリリーフ、抑え投手が控えていれば、
 逆転負けが減り、今のチームでは勝ちにならなかった試合も勝ち投手となれる
ので、
 さらに勝ち星が増える。

チームの勝ちが増え、優勝争いをすることで、モチベーションが上がり、試合が楽しくなる。
チームのメンバーに助けられて、個人の成績も上がる。
無理をしなくても、勝てるようになれば、それだけ怪我のリスクが減る。

 いいことずくめ
というわけです。


これは、
 会社にも言える
ことです。

会社もチームなので、
 サポート体制がしっかりしている会社であれば、自分の成績も上がる。

よく大企業にいた人が独立して上手くいかなくなるケースは、
 このサポート体制というチーム力(会社のネーミング)を過小評価し、
 自分の力で成果が出せた
と考えてしまうからです。

独立した場合は、 
 客を取ってくる
というマーケティングの力が重要になるので、
 いくら質が高い技術があっても、その技術を活かしてお金に換える
というステージまで行かず、
 失敗に終わってしまう
ということがよくあります。


反対に、 
 スキルがある人は、そのスキルを生かせるチームがいる会社
に行くことで、
 さらに、スキルが活かせるようになる可能性があります。


つまり、チャンスを掴むには、
 チャンスが掴みやすい環境に行く
ということが、
 重要であるというわけです。

大リーガーの場合、
 数字
で評価され、
 その当時のチーム状況は加味されません。

事情を知っていれば、
 あのリリーフが崩壊しているチームで3年間も10勝できたなんですごい。
となるわけですが、
歴史としては、
 最高のバッターと最高のリリーフ、抑えが控えているチームで、3年連続20勝した投手
の方が、
 圧倒的に評価は高い。

さらに、すごいレジェンドになるためには、
 その可能性が高いチームを選ぶ
必要があるわけです。

エンゼルスの試合を見ていて、多くの人がもどかしさを感じるのは、
 もっと評価されてもいい選手
だと感じるからだと思います。
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いい大学、いい会社に入った方がよいわけ。

2023年07月08日 | スキルアップ
学歴社会だから、福利厚生が安定しているから、

こういう面もありますが、本質的な理由は、
 キャリアアップのチャンスが増える
からです。

自分を成長させるには、
 情報
 モチベーション
が不可欠です。

情報は、
 人
から入手できる。

人は、大学の場合、
 教授、先輩、友人などリアルな情報
 本、ネット、YouTubeなどメディアを通じた情報
があります。

本当に重要なのは、
 リアルな情報
です。

YouTubeの場合、 
 リアルな情報に近くなる
と思いますが、
 本の場合、どうしてもタイムラグ
が生じます。

ただ、
 本の場合、綿密に体系立てられた情報
が入手できるので、
 本格的に学ぶ
上では、重要となります。

偏差値の低い大学の場合、 
 教授もあまり行きたがらない
ので、
 一般的には教授の質が落ちます。
さらに、
 先輩や友人もずば抜けた人には出会いにくくなる。

例外的にすごい人もいるので、
 この点は、確率の問題です。

いい会社もそうで、
 やはり入社するのが難しい
ということは、
 厳しく選定された人材が集まる
ということなので、
 優秀な人が多くなる。

厳しく選定されるということは、
 能力的な面と人柄的な面
が、基準となるので、
 尊敬できる人に遭遇する確率が高くなる
というわけです。


モチベーションの側面としても、 
 人が関係してきます。

モチベーションを高める最高の方法は、
 自分もあのようになりたいという憧れ
です。

小学生が、初めて野球場に行って、
 選手にサインをしてもらい、その後ファンになって、
 いつか自分もこの球場でプレーしたい
と少年野球に入って頑張る。

サッカーのWカップで感動して、 
 少年サッカーに入る。

その後、高校野球やクラブチームで頭角を現し、プロになる。

プロのスポーツ選手は、
 スポーツを始めたきっかけと憧れの選手がいる
ように、
 全力で打ち込むには、「憧れの人」が不可欠
です。

さらに、
 スキルを伸ばすには、「経験豊かなコーチ」
が必要となります。

その上で、
 効果的なトレーニングという情報

 コツコツ続けるモチベーション
が必要というわけです。

つまり、
 情報とモチベーション
を手に入れるためには、
 最適な人が重要であり、
 最適な人が集まる場所に行く
必要がある。

それが、
 いい大学、いい会社
というわけです。

もちろん、
 ここでの「いい」というのは、実は、一種のレトリックが入っています。

ここでいう「いい」とは、
 単に、偏差値が高いとか、周りから評価されているとかではなく、
 自分の成長にとって、「いい」大学、「いい」会社
ということです。

偏差値が低くても、
 その分野の最高の権威の教授がいて
 その教授に惹かれて、その分野の次の世代を担う研究者が集まる研究室がある
というのであれば、
 その分野をめざす人にとっては、「いい」大学
ということになります。

つまり、
 目的が決まらないと、本当の意味での自分の「いい」は決まらない
ということです。

お金持ちになりたいなら、 
 起業家の成功者を生み出す大学が「いい」大学
となる。

同様に、独立したいなら、
 独立して成功している人が多い会社が「いい」会社
となる。

つまり、
 ロールモデルがいる大学や会社
がいい大学、いい会社。

そうはいっても、
 自分はたいした能力はないからな
と自己評価の低い人は、
 実は、トレーニングをしていないだけ
だと思います。

やってないからできないだけで、
 きちんとした情報を入手し、やり方を教えるコーチのもと、コツコツ努力をする
ことで、
 隠れた才能が発揮される
ことがある。

さらに、
 脳の成長において、年は、あまり関係がない
というデータもあります。

さすがに、筋肉は、年齢によって衰えるので、難しいですが、 
 脳に関連するものは、今からでも、情報とモチベーションで成長できる。

これが、70代で司法試験に合格する人がいる理由です。


どん底でも、「いい人」に出会ったことがきっかけとなって、
 人生が好転することがある
ように、
 今がつらい、上手くいっていない
というのであれば、
 人との出会いを意識する
とよいと思います。

リアルな人のほか、本などを通じた出会いもあります。

その結果、
 日本が「いい人」であふれていけば、もっと「いい国」になる
はずです。

ここでの「いい人」「いい国」は、
 なりたい姿に向かってコツコツ努力している人

 そういう人を大切にする国
です。
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