知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

息苦しくなりつつあるのは?

2013年11月30日 | 国家論
10年前と比べて、
 なんか息苦しい社会になっているな
と感じている人は多いはず。

ちょっとしたことで、
 ヒステリックに責め立てる客。

ささいなことで、
 面白おかしく報道するメディア。

何でもかんでも規制規制で、
 法律を作りまくる行政府。

秘密保護法のみならず、
 生肉を禁止する法律も、タバコの路上喫煙禁止条例も。

国民、消費者保護という名のもと、
 規制をかけていく。

最終的には、
 自由が奪われていく
ということ。

テレビもクレーマーがうじゃうじゃいるので、
 下手なことは発言できない
し、
 番組制作に気を付けないと裁判にかけられるおそれがある。

無難な報道番組は、
 つまらないので、見ない人が増えて行く。


人々から気持ちの余裕が消えてしまっているのはなぜか?

一つが、スピード。
携帯やPCなどIT化により、早さが要求される時代になっていっているということ。

そして、競争。
価格競争により、人員が削減され、一人あたりに要求される仕事量が増えているということ。
新入社員は、就職先が減って、すでに競争が始まる。
社員は、給与が減って、余裕がなくなる。

では、どうしたら?

一つがスキルを上げて行く。
効率よく仕事ができるようになれば、その分、余裕が生まれる。
 
クレーマーと接しなくてもよいように、
 行動範囲を選択する。

世の中には、幸せに暮らしている人もいるので、
 そういう人たちと付き合うようにする。

結婚相手の選択は、
 当人のみならず、家族にも目を向けたほうがよい
のはそういう理由。

親が借金まみれだったり、弟が覚せい剤の前科があったりすると、
 いつ何時巻き込まれていくか分からない。

お金持ちが家柄を気にするのも、
 何代か続いてきた家が長男の結婚相手のせいで大変な目にあうのを避けたい
という理由。

もちろん、お金持ちが立派だと言うわけではない。
大王製紙の元会長の本。
熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録

これを読んでいると、なんとなく嫌な気分になってくる。
言葉では反省だとか迷惑をかけたと言っているものの、
 文章全体からは、自分が執行猶予にならないのはおかしい
という反論書のようなイメージを受けてしまう。

 全部返したからいいじゃないか。

ただ、創業家が全部の株式を売却し、大王製紙から手を引いて捻出したお金であって、
 父と弟もとばっちりを受けている。

 特別背任
というのは、会社を守るべき取締役が、
 会社を犠牲にし、背信的な行為をした
ということに対する罪であって、
 お金を返したかどうかは情状の一つにすぎない。

ギャンブル依存症。病気だった。

大王製紙の現社長に対する意見のあたりなど、
 おいおい、お前が言うな
とおそらく多くの読者が思うはず。


検察が100億のうちいくらかが、政治家に渡っているのではないかと
疑って捜査をしていたというあたりは、なるほどなと思ったものの、
 タレントとの交遊記など、どうでもいいかな
という感じ。

会社をどう立て直したかについては、もう少し書いてあると参考になるが。


メディアの報道は、
 結構厳しかったし、事実に反することも多かった
とのこと。

部数を売るためには、
 ショッキングな話を読者が求めているので、表現がきつくなる。

読者がなぜ、ショッキングな話を求めているかというと、
 おそらく、満たされていないから。

人の不幸は、蜜の味となるのは、自分が満たされていないからこそ。
自分が幸せだったら、他の人のことはあまり関係なくなる。

 捕まってしまうんだったら、自分の方がいいよな。
 成功者の没落話は、人を引き付ける。


まずは、自分が幸せになる。
そして、クールに生きる。
そのために、知的に成長して、問題を的確に解決する。
その結果、お金も心の余裕も手に入る。

そういう人が増えれば、ちょっとのことでぶち切れる人が減る。
そうなれば、もっと住みやすい社会になるはず。
 
 寛容な心。
ここ数年で、レアな存在になりつつある。
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無関心が悲劇を生む。

2013年11月28日 | 国家論
倒産する会社の特徴は、
 社員に危機感がない
ということ。

誰もが会社の経営についてそんなに関心を抱いていない。

その結果、緩やかな売上減。
何も手を打たない経営陣。
借入れでしのごうとする。
多少は時間が稼げるが、抜本的な解決にはならず、
手の打ちようがなくなっていく。

これは、国家も同じ。

 国民に危機感がない
と、他人任せの政治となる。

投票率が5割を切っているのはこの現れ。

結局、
 一部の利権団体の代表者
が力を持つようになる。

自由に法や予算を決めるようになる。

その結果、
 利権団体以外の人が虐げられる
ようになる。


秘密保護法のリスクは、
 唯一の抵抗である言論の自由
を奪うおそれがあると言うこと。

言論の自由が重要であることは、
 戦前の日本が軍人によって支配され、戦争に突入していった
という歴史から明らか。

例えば、
 国民の大多数が正確な情報を持ち、このままだと敗戦の確率が高い
と認識していたら、
 講和条約に調印できた可能性がある
わけです。

一部の権力者の意向に、
 国家や国民が従わざるを得なくなる
というのが、
 言論統制が招く最大の弊害
です。

ちなみに、言論統制と武力による弾圧はセットです。

治安維持法などがこの現れ。

日本の精神性は誇れるものですが、
 戦争期の治安維持法に基づく言論弾圧の歴史
は、実に恐ろしいものです。
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秘密保護法はかなりやばい。

2013年11月22日 | 国家論
国民にその重要性を知らせることなく、
 秘密保護法が成立する
方向で進んでいます。

自民と公明は、のちの批判をかわすために、
 みんなの党と維新を巻き込んでいる
わけです。

この行動から、
 かなりやばい
という自覚があることが分かります。

やばいという自覚がなければ、
 自民のみで成立させる
ことができる。

それをやると、
 国民の批判を自民のみが受ける
ことになる。
そこで、批判の分散と
 後の選挙の争点から外す目的
で、
 多くの党の同意を得よう
としているわけです。


秘密保護法の問題点は、
 指定された特定秘密のリーク

 取材(知ろうとする行為)
を禁止しているということ。

まず、特定秘密の範囲があいまい。
さらに、取材まで処罰対象とすることで、
 表現の自由が脅かされる。

かつて、西山記者事件という外務機密を暴露した事件があり、
 国家公務員法(機密漏洩の罪)の教唆
にあたるかが問題となりました。

秘密保護法ができれば、
 国家公務員に機密漏洩を唆してやらせた
という間接的な構成にしなくても、
 容易に処罰できる
というわけです。


リーク自体は、国家公務員法である程度対応できるので、
 もっともやりたいのは、この記者を黙らせる
ということだと思います。

取材源が特定できないとそもそも教唆での立件は難しい。


国民にとっては、
 情報を隠されたり、操作されたりすることの方が、
 一部の国家機密が漏えいされるより問題が大きい
と思います。


個人的に、国家を信用していないので、
 小さな政府の方がよい
と思っています。

国家機密も少ない方がよい。
公務員も少ない方がよい。
税金も少ない方がよい。
行政サービスも少ない方がよい。

自立した国民を育てるために、
 国家がやるべきことを限定する。

誠実な国家経営を行っていれば、
 公開できない情報は少ないはず。

企業も情報公開が徹底しているところほど、きちんとしている。

情報公開の時代に秘密保護法とは、なんとも不思議な感じです。
やるなら、
 情報公開とセットでやり、知ろうとする行為は対象外にすべき
だと思います。

取材や調査すらできないということになると、
 治安維持法
と同じように、濫用の危険が高まります。


日弁連
http://www.nichibenren.or.jp/activity/human/secret/problem.html
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限界にチャレンジ。

2013年11月19日 | スキルアップ
筋トレと同じように、スキルアップも
 限界だと思ったところからが重要である
と思います。

人間は、楽をしようとする生き物なので、
 若いうちは自分を追い込んでいかないと成長が難しい
というわけです。

部活動などで鍛えられている学生は、
 部活動が終わった後、驚異的な伸びで成績を上げ、大学に合格する
ということがあります。

これは、
 きつい練習で、きついということになれている
ので、
 忍耐力や集中力を勉強に生かす
ことができるためです。

これは、社会人になっても同じだと思います。

例えば、何か自分の力では難しいかなということが、できる機会がめぐってきた。
自信はない。不安もいっぱい。

 そこで、やってみよう
と思えるかどうかで、
 自分のスキルを上げることができるかどうかが決まる
ということです。

ロールプレーイングゲームでも同じですが、
 基本、死ぬかもしれないなという強い敵は、たくさんの経験値やお金がもらえる。

その繰り返しにより、レベルアップをしていく。


 嫌だな。めんどくさいな。負担が大きいな。
ということは、
 他の人も同じように思っている
ので、
 それをやり遂げれば希少性も生まれる。

留学や、資格試験なども同じ。
役職を引き受けることも同じ。


 これで、成長できる
と信じて、プラスに考え、
人が嫌がるめんどくさいことをコツコツやっていると、
 自然とレベルアップしている。

本を毎日少しずつ読むのも、スキルアップ。
多くの人は、本なんて読んでいない。
ビジネス書を読んだことがない人もいるわけです。

 小さな差が10年後には、大きな差になっている。

稼ぐという視点で見てみると、
 大学などの学歴よりも、卒業後の10年の方が重要
だと思います。
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尖ると言うこと。

2013年11月14日 | スキルアップ
知的に成長し、ある程度、自信が生まれると、
 次のステップは、周りとうまくやっていくスキル
をどう見につけるかというステップに突入します。

周りとうまくやろうという意識が強すぎると、
 スキルアップは難しい
ので、
 ある程度の割り切りが必要です。

周りのレベルが高ければよいのですが、
 周りのレベルがあまり高くないと、流されてしまう
ので、
 成長が難しくなります。

これが、
 朱に交わればあかくなる
というもの。

 こいつ、尖っているな
と思われても、スキルを磨く時期が必要であるということ。

ただ、
 ある程度のレベルまであげていくと、みんなと仲良くやっていった方がよい
という段階になります。

 リーダーとして人を育てる段階
 自分でお客さんを開拓していく段階
 マネージャーとしてみんなを動かして目的を達成する段階

このときには、尖っていることが、マイナスになります。

これは、反省。

僕もあまりにも納得がいかないことがあると、
 相手を論破する
という悪い癖があります。

しかも、仕事柄か、攻撃力が強いので、
 相手をかなり傷つける
ことになります。

相手からすれば、面白くない。

部下に対する場合は、指導が必要となるので、
 本人の為にも必要なこと
はあるかもしれない。

ただ、できる限り控えたほうがよい。

 言い方と言う場所に気を付ける。
 アフターフォローを心がける。

納得がいかないことも、そういう意見があるのだなというように、
 軽く受け流した方が良いこともある。

 結果を重視する
と、
 言わなくてはいけない
という場面もあると思います。

会社で異端な人が、その会社の危機を救うというのが、この例。
前回の無印良品の本がそれ。

 言われた方は、面白くないし、従わない。
 ただ、会社の業績アップのためには、言わなければならない。


これが、信念の話。

まずは、スキルアップ。流されない。

ある段階になったら、
 原則 協調型 周りに配慮。
 例外 結果として必要なことは信念をもって対応する。
    その結果の責任は受け入れる。

このバランスが難しい。

では、どうしたら。
個人的に気を付けているのは、
 他の人の意見も聴いてみる。

自分から、
 今日の発言はよくなかったですかね。
と聞けば、
 自分のことを思ってくれている人は、アドバイスをくれる
はず。

そういう人すらいなくなったら、
 孤立している
ということ。

 正しいことなら、徹底的に貫くべきだ
という意見もあるはず。

一部、賛成。

ただ、
 これは、原理主義といって、融通がきかない危険な考えに繋がっていく
おそれがあります。

原理主義者は、
 結局、戦争で相手を滅ぼさざるを得なくなる。

違いを認めて、
 それぞれを尊重して、うまくやっていくためには、まずは相手を理解し、譲るところと譲ってはいけないところを見極め、
 話合って決めて行く。

 その話合いは、相手への敬意をもち、礼儀をわきまえて言い方にも気を付ける。

知的成長の最終的な段階には、そういうスキルがあると思います。
なかなか難しいですが、日々トレーニングしているところです。
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フィリピン台風被害 レイテ島壊滅状態

2013年11月12日 | スキルアップ
フィリピンの台風被害はたいへんのことになっており、
 死者は1万人を超える
のではないかと言われています。

邦人も100名ほどおり、安否不明者が多いとのこと。


BBCでは、かなり報道しています。
スペインは植民地としていた関係で今でもつながりが深く、
 支援隊を早急に派遣した
とのことです。

日本政府も医療チームを11日に25名ほど派遣。

自衛隊についても、要請があれば派遣するとのこと。


こういうときに、
 津波被害の教訓を生かした訓練されたボランティアチームが自衛隊
に存在していると、
 被災地支援という点で国際貢献が可能
となります。

おそらく、
 日本が世界に貢献する場所はそこなのだと思います。

唯一の原爆の被曝国。
福島の汚染水。
大地震。
津波被害。

悲惨な出来事を乗り越えるためには、
 そこから教訓を得て、誰かのために活かす必要があります。


これは、個人の失敗でも同じ。
ただ、失敗しただけでは、後悔の念に悩まされ続け、人生が終わってしまいます。

失敗から何かを学び取り、
 次につなげる。
 転んでもただでは起きない。

それにより、
 最終的にはあの失敗が活きた
と思えるようになれば、
 そのときは、幸せになっている
ということです。



日本が迅速に行動し、多くの人の命を救う。
それを、テレビで報道し、日本中に伝播する。

それが、日本人の誇りにつながる。

にもかかわらず、
 テレビは食材偽装、楽天の価格の上乗せ問題、プロ野球の移籍問題中心。


こんなにひどい状況です。
東日本大震災を経験している日本人は、痛みが分かるため、積極的に行動しなければならないはずです。

日本政府は、医療チームと救援チームと派遣しました。
当メディアも日本政府の活動や、現地の状況をお伝えするため、政府関係者に同行しております。
また、当メディアでも義援金を募集しています。

赤十字を通し、壊滅したレイテ島の被災者に、
 食料と医薬品をお送りします。

こんなメディアだったら、クールだなと思います。

その点、BBCやABCの方が、メディアのレベルは高いと思います。
ちなみに、フィリピン政府は対応できずにいるため、レイテ島は略奪や衛生面での問題が発生しているとのこと。
(BBC)
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チョコモナカジャンボから見る商品戦略。

2013年11月08日 | スキルアップ
「チョコモナカジャンボ」は、森永製菓株式会社の主力商品です。

冷菓(アイス)部門のベストテンの常連であるため、
 どのコンビニでも置いてある。

森永の平成26年3月期の四半期決算(平成25年11月5日作成)でも、
 チョコモナカジャンボが好調に推移していること
 バニラモナカジャンボが大きく伸長していること
が報告されています。


チョコモナカジャンボは、
 パリパリの食感
 中に板チョコが入っている独自性
で、
 モナカアイスにイノベーションを起こしました。

ファミリーマートは、
 モナカアイスを独自ブランドで出し、値段も30円ほど安く設定している
ので、
 両者を買って、食べ比べてみると、森永の技術の高さが分かる
と思います。

親世代に人気の吉川氏を使い、CMで認知度を高め、
 子供向け番組を中心に流す。

どのコンビニにも置くことで、アクセスをしやすく、認知度を高める。

手に取ってもらったら、
 独自の食感で、ファンを作る。

継続して買ってもらい、売上を維持する。

王道のマーケティング。

認知→商品の質・満足→継続

前回のどんなによいものでも、
 手に取ってもらえなかったら意味がない
というのにつながりました。


(ここから別の視点。)

ただ、
 おそらく、アイスの水分がモナカにしみることは、完全には避けられないようで、
 バリパリの食感も時間が経ってしまうと、どうしてもしなしなになってくるようです。

そのため、
 チョコモナカジャンボ自体を入荷すぐのものと、入荷後1週間経過したもの
とで、食べ比べてみると、
 かなりの食感の違いが生まれる。

これは、
 商品の回転が遅いコンビニ(高齢者が多い地域はアイスの回転は遅い)と商品の回転が速い都市のコンビニ(あるいは若者が多い)
とで、買って食べ比べてみると分かると思います。

消費者からすると、パリパリ感を求めて購入したのに、時間がたってパリパリ感が薄れてしまうと、
 継続的な購入は期待できない。

継続的な購入者であるファンを獲得するためには、
 商品の管理が必要になる
わけです。

コンビニの場合、在庫買い取り型のところだと、古い商品も賞味期限がかなり先であれば、そのまま売るはず。
しかし、
 それが商品の価値に影響を与え、売上を左右する
ということになりかねない。

このような商品は、
 売れる数に応じ、入荷をコントロールする
必要が高い商品ということになります。

同じようなことは、
 コンビニのポテトなどの揚げ物にもいえる
と思います。

揚げたてはおいしいが、少しでも時間がたつとまずくなる。

時間がたったポテトを食べた人は、
 あのコンビニのポテトはまずい
ということになり、
 その系列のコンビニのポテトの売り上げを左右する
ようになる。

フランチャイズがマニュアルで徹底的に管理しようとするのは、
 一つの店が勝手なことをやって、ブランド価値全体を下げられたらかなわない
ためです。


ここから、色々学べると思います。

最近読んでいる本。
マニュアルの重要性。
無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい (ノンフィクション単行本)

結果を左右するのは、
 商品管理。

商品管理をどこでも同じような質で提供するためには、
 マニュアルが必要。

では、どういうマニュアルを作ればよいの?
気になった人は読んでみて下さい。
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ナショナリズム。

2013年11月07日 | スキルアップ
今、フランスで人種差別問題が巻き起こっています。

フランスは、
 アフリカをイギリスと取り合っていた歴史
を持っており、
 フランス国内にもアフリカ系の方が多くいます。

そのため、
 アメリカ同様、人種差別と克服の歴史
を有しているわけです。

メディアは成熟すると、
 放送禁止用語などを設定し、人種差別に気を配る
ようになります。

ただ、
 ソーシャルメディアを統制しているのは、
 刑法など最低限のルール
であるため、
 凶暴性が増す
という特徴があるわけです。

日本でもその傾向は強く、
 日本の場合は、さらに、ムラ社会という共通の価値観
があるので、
 総攻撃し始める
という特徴があります。

現に、病院にクレームを言ったとブログに書いた議員は、
 ソーシャルメディアから総攻撃を受け、
 最終的にはマスメディアにも波及し、
 結果的には、亡くなってしまいました。



韓国の反日も、ナショナリズムの表れで、
 国家がそれを利用して支持率を上げよう
というもの。
そのための代償は大きく、
 日本がアジア戦略を大きく変えるきっかけとなった
と思われます。

中国の場合は、
 もっと深刻で、今、テロが2件起きました。

これは、
 民族的なナショナリズムの表れ
です。

中国には、漢民族のほか、
 様々な民族が存在しており、かつての西域あたりは武力で統一している
わけです。

イスラム教の国から、テロのスキルを受け継ぎ、
 資金をかけずに権力を揺さぶるテロ
が頻発するようになると、
 チャイナリスクが高まり、投資が減少し、資金の流れが一気に悪化する
おそれがあります。

現在のナショナリズムは、
 国家
というより、
 民族など血の結束という側面の方が強い
ので、
 国家がどんどん分裂していく
わけです。

このような世界の動きは、日本にも共通のものです。
みんなが豊かであれば、
 問題は発覚しない。

みんなが貧しくなれば、
 そこに不満が生まれ、非難の矛先を見付けたり(差別)、現状を壊してやろう(テロ)
という方向につながってくる。

では、どうしたらよいか?

 みんながうまく共存できるシステムを築いていく。
 不満が出にくいシステムを築く。

今の日本のように、
 取れるところから取ろうというような税制
 中小はブラック企業化していく社保や税制のあり方
では、
 99.9%が中小零細企業である現状からすると、問題が大きい
わけです。

日本の税制も社会構造も、
 どんどん発展していく昭和前期に造られたもの。
 もっと、根本は明治期。

どんどん人口が減少し、高齢化していく国家を前提としたシステムではない。

変化に対応することができないようになっている。

それが、若い世代が感じる「閉塞感」の理由です。


では、どうしたらよいか?
一つが選挙で、構造改革を行う政党を選んで任せる。
しかし、官僚の抵抗を打ち破る政党などあるのか。

もう一つが、民間の力で圧力をかけて行く。
それが、三木谷氏の薬販売の戦い。

裁判では勝訴。

ここから、さらに官僚との駆け引きが始まります。



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プラズマ撤退から学ぶ。

2013年11月05日 | スキルアップ
なぜプラズマは主役になり得なかったのか? パナソニックのプラズマ撤退を検証する
http://news.mynavi.jp/articles/2013/11/05/plasma/index.html

日立に続いて、パナソニックもプラズマから撤退することになりました。

研究開発費や工場などの設備投資が無駄に。
ただ、これ以上の赤字を出すと他への影響が大きいので、
思い切って決断したわけです。


ここから、学びが得られます。

・何に資金を投入するのかは、非常に難しいということ。
・「損切り」の決断もかなり難しいということ。



これは、
 個人にも応用できる
と思います。

プラズマと液晶の研究開発費や工場建設費などを経費と考え、
 どのように割り振るか
という視点と、
 個人の時間とお金とエネルギーという資源をどのように割り振るか
という視点とは、同じです。

初めに、失敗すると、
 後で挽回するのが大変になります。

例えば、
 キャリアアップを目指す
と決めた場合、
 どんな資格を取るのか
がプラズマか液晶かの判断になります。

 将来、稼げない資格を取っても仕方がない
ということ。

かつての資格の王である司法試験でさえ、
 毎日新聞の報道(2013年5月9日)では、所得100万円以下が2割、500万円以下が4割
だということ。

司法試験に何年もかけて、ロースクールや司法修習で時間とお金を使っても、
 所得が500万円程度であれば、
民間企業の方が福利厚生などの面を考えると
 上である
ということになります。

そんなこともあって、ロースクールを目指す学生が激減しているとのこと。
当たり前です。

ただ、これが5年前であれば、ここまで落ち込むとは思っていなかったわけです。
プラズマも出たばかりのころは、大型画面で人気があったので、
 まさか数年後、どんどん企業が撤退していくとは思っていない。

ちなみにうちも、日立のプラズマです。
液晶よりも性能がいいと思いますが、
 値段なども含め、売れないものは姿を消す
というわけです。

これも学びの一つ。
 どんなに質がよくても、売れなければ意味がない。
年収が100万円以下の弁護士も、
 能力的には高いはず。
ただ、お客がいなければ、その能力を示す機会すらない。

どんなにきれいな画像でも、
 店頭で少し見てもらっただけでは良さが伝わらず、買ってもらえない
のに似ています。


そして、損切り。
 100万円以下の弁護士として、どの程度、耐えていけばよいのか?
という話。

報道では、100万円以下の弁護士は、
 自宅で打合せを行い、携帯などでやりとり。事務職員がいない
ということでした。

お客からすれば、
 大丈夫なの?
という気になってしまう。

選択肢は、
 辞めて、就職する。
=撤退する。

でも、弁護士を続けたい。
解決策の一つが、共同型。
=売り方を変える。

同じような境遇の弁護士で力を合わせ、経費共同でオフィスを借りる。
少なくとも、自宅よりは、説得力があるわけです。

ただ、プラズマが採算割れをしたのは、
 液晶の競争も激しくなった
ということ。

つまり、液晶の競争が激しくなり、韓国・中国が安い価格で勝負。
プラズマとの価格差が開く。
多少画像が良くても、価格差を埋めるだけの利益を与えられなくなり、支持されなくなった。

価格も含め、売れなければ意味がない。

では、どうしたらいいのか?
 弁護士資格をいかに活かしていくのか。
 それとも、資格は無視して、スキルで他の業界に挑むのか。

プラズマがだめでも、プラズマの技術を生かして、新たなイノベーションを起こせる可能性はあります。

富士フィルムがこれで、昔に書いたことあるのですが、
 コダックが写真にこだわった
のに、
 富士フィルムはナノ技術を化粧品の応用して、別の企業として生まれ変わった。

写真フィルムを弁護士資格と置き換えると、
 同じような転換は当然あり得る
わけです。

長く続いている企業は、たいていこういった主力商品の転換が行われています。

なぜか。

 時代が変われば、必要となる物が変わるからです。

ここで、
 強い者が生き残るのではなく、変化に対応できるものが生き残る。

ダーウィン。

こういった軌道修正ができれば、
 仮に選択ミスだと思ったとしても、うまく生き残っていくことができるはず。

そのために、日々、知的に成長していく必要があるわけです。
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自分の価値観を構築する。

2013年11月01日 | スキルアップ
悩みの大半は、
 人との比較から生まれる。

人と比べると、
 人の良い面しか見ない
ので、
 自分が劣っているように感じる
わけです。

学歴とか顔とか収入だとか
 比べ出したらきりがない。

世界の視点で見ると、
 日本にすんでいると言うだけで、かなり幸せな部類に入る
のに、
 さらに、幸せそうな人を見て、自分が不幸せだと嘆く
わけです。

その嘆きは、永遠に続く。

仏教では、足るを知る。

満たされている部分に着目し、
 幸せを感じる
ということ。

人と比べる人は、
 持ち物にこだわる傾向にあります。

ブランドだとか、新品だとか。
バブル期は見栄と比較の時代であったので、特にその傾向が強かった。

個人的には、
 中古やリサイクルが利用されている今の方が、
 使い捨てのバブル期よりも健全だ
と思います。

ビジネスを始める際に、
 ほとんどが中古で始められる。

それで、初めに使うお金を節約する。

たいてい失敗する人は、
 退職金や貯めたお金をはたいて、新品でそろえ、
 資金計画がうまくいかず、1年も持たずに閉店する。

120万円で買ったコピー機は、
 運搬費などで消え、数万円の見積もり。
 机やいすもタダ同然。

賢い人は、
 そうやって失敗した人のきれいな中古を狙う。

 これ、新品同然じゃん!!
というようなお宝が中古市場に出たところを狙う。

コピーなど中古で十分。
机やいすも一日使えば中古になる。
それで価格は、5分の1。



それに従って行動すれば、
 幸せになれる
というような価値観を自分で構築する。

 人と比べないとか、自分が大切だと思う考えをまとめ
自分の価値観としていく。

どういう価値観を持っているかによって、
 個々の行動が変わり、
 個々の行動が結果を生み出す。

スタートラインが同じでも、
 持っている価値観が違うため、
 数年後、数十年後には大きな違いを生む。

人と比べなければ、
 中古でスタートしても、気にならない。

新品にこだわる部分(顧客対応、老朽化がはげしい)と、
新品でなくてもよい部分(コピー、事務用品)とを分けて使いこなす。
そんな賢さを持っていれば、
 その後の事業のやりくりもうまくなっていくはず。
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