年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

10周年記念行事のこと

2017-09-14 00:00:00 | Weblog

 「こころ塾」が発足した背景にあること。障害者職業訓練を受けることができる対象者は丸保の求職者のみであったことで、ちょっとおかしいんじゃないの?就労経験のない就労意欲を持つ障害者、働いていた期間が少ない障害者など雇用保険受給対象者以外の人は職業訓練を受けることができない国の制度となっている。それでは対象者以外の人にも等しく職業訓練を受けることができる場所が必要となりはしないか・・ということで代表者が設立したのが10年前となる。当時から県内のうつ病などの気分障害に関する患者さんが多かった。

 うつ病の患者さんが全国でもトップクラスを走る当県のことである。10万人当たりの患者数の上位を占める西日本各県各地に現職時代には毎月2週間以上出張していた。そして各地の方とお付き合いをして感じたことは、考え方など共通することに、「・・・すべき」や「・・ネバならない」で縛ってくるものが多く、自分自身取引上で各県の担当者と話すことに、逆に彼らの価値観に沿って話し込むことにより結構盛り上がった経験を思い出す。自分の意見はさておいて、であるが・・。


 雇用保険受給者でない人を対象に利用してもらっている「こころ塾」である。なんとか10年が経過した。スタッフには未だ低賃金で頑張ってもらっている。≪社会貢献≫という意思力だけで仕事をしてもらっている。そこからどのように脱皮しえようか・・・と塾長共々頭を痛めているところではある。

 
 10周年記念行事実行委員会を開くこと3回目。企画はいつも応援してもらってる、やのひろみさんのタグ企画にお願いすることにした。お茶を飲みながらジャスト1時間で終わったテーブル跡。


今のところ気分障害の人の相談は「こころ塾」、これにアルコール依存症が入るのは刑務所内も同じ、気分障害の受刑者もいるが、決定的に違うのは覚せい剤をやってたひとは刑務所内だけ。 今日相談室にやってきた受刑者は、かなりIQが高い人であった。何より筆記の字がきれいであったのが特徴。罪名は財産犯に属する。