年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

NPO法人被害者こころの支援センターえひめ

2011-11-23 22:29:24 | Weblog
 なんだか私はいろんなところに顔を突っ込んでいて、それらの矛盾を、これから先、止揚出来なくなってくるのではないか・・・などと思う。例えば加害者側の支援を就職支援という形でやる一方で、反対側では同時にその被害者側をもメンタル面から支援する・・・性的犯罪者の就職支援をしたそのあとで、今度はその被害者の話を聞くというような・・・
 T事務局長さんから、今日の講演会に手伝いに来て欲しいと言われたのが先月である。今日行われる支援センターの講演会は、実名でレイプされたことを自ら公表した小林美佳さんに来松頂き「性犯罪被害にあうということ」と題しての会を開いた。11月25日~12月1日の間が犯罪被害者週間となっていて、そのメインイベントである。交通事故により子供を亡くされたご家族、殺人により子供を亡くされたご家族の方々など、ある日突然に被害に遭った人たちへの経済的な支援は既にあり、それ以外の心的な支援をしよう、ケアをしていこうと警察側と連携を取りながら、例えば裁判所に付き添って行くなどの支援をしている。
 小林さんから、犯罪に遭うことでの被害は、加害者からだけでなく、警察からも、また家族からも精神的ダメージを受けたことなど幾重にも被害を受けた実体験をお聞きするにつけ、被害者の周りの人たちの被害者への関わり方が、今後自分達が学習をしなければならないことになる、と考えさせられたお話の内容であった。大切なことは被害者の気持ちの「理解」に尽きる、ということ。小林さんの著書は朝日新聞から出版されている。「性犯罪被害にあうということ」「性犯罪被害とたたかうということ」
 怖かっただろう、恐ろしかっただろう、辛かっただろう、悲しかっただろう、悔しかっただろう・・・の感想である。