年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

今時の蚊

2011-11-17 00:00:00 | Weblog
 
 外気温が下がっても、家の中には冬を越すつもりの蚊がいる。こいつはなかなかしぶといやつである。寝静まっている時に突然、ブ~ンと耳元で聞こえてくると、もう眠れない。昨夜も、ブ~ンと蚊がやって来た。こんちくしょうと思いながら、眠気眼をこすりながら、7月以来枕元に置きっぱなしにしている使い切っていないフマキラーを、手繰り寄せて所かまわず、シュ~と吹きかける。けれどやがて数分もすれば、再び攻撃してくる音がしてくる。ついつい面倒臭くなり今度は、頭から布団をかぶせて寝ることになる。しかし頭からかぶった布団の中では、吐く息で暑苦しく、布団を取って寝る体勢になる。しかし、敵も何を追い詰められているのかわからないが、執拗にまたまたやってくる。しゃぁない、電気をつけて敵と本格的に戦うことになる。まずはメガネをかけることからスタート。私の武器は、フマキラーとラケット式高圧電流蚊取器である。ぼんやりした眼で蚊を追うもどこに隠れたのか見えない。それでも平和な睡眠をとるために敵をやっつけなければならない・・・などと昔のドイツ映画に出てくる連合軍対ナチス派の闘いの様相になる。これは吸うか吸われるかの闘い、時間は明け方の3時。左手にフマキラー右手にラケットをもち敵を必死に追う。吊るした洋服をチェック、天井や壁をチェック、白いふすまをチェックするも見当たらない。あきらめた時、ふとカーテンのひだに1匹まるまるに太った敵が隠れるようにとまっているではないか。ヨ~シ、やっつけるぞ、と気合を入れて、何の手で行くかを考えた結果、フマキラーよりもラケットの方を選択した。あらぬ方向に飛んでも次々とラケットの面を打ち続けることができるからである。カーテンの表面を振り切るようにさっと救うと、ラケットの面がパチパチと2~3度光った。やっつけたのだ。蛍光灯にかざしてみると線に蚊がくっついておった。気絶している蚊を外して潰すと、なんと血がブチュ~と飛んだ。この蚊は、血を一夏かけて溜め込んだんだろう・・・これで寸時、わが布団周りは平和が訪れる。