いろんな人と話をしていると、人によっては、私が話したことをまとめたがる癖の人おり、また要約するのが好きな人がいたりして、時々ムカッとすることがある。特に自称カウンセラーと呼ばれる人にこの傾向があるような感じがする。日常会話の中できちんと言葉のキャッチボールが出来ないのだ。一方通行の会話に終わってしまう。だから話をしていても面白くも何ともない。感情を伴う感想でもあれば、ワイワイと話が続くのであろうが、無機質な言葉しか返ってこない。なんだか操られたピッチングマシンから投げられる言葉のようでもある。
しかし、相談業務に関わることでの難しさは、相手との位取りである。ともすれば高い目線に行きがちで、相手の話を汲み取ることが出来なかったり、又低い位置取りであれば相手から見れば頼りなさを感じ取られるやもしれない。こちら側とすれば、普段の会話の中で相手の希望する何かを満足させることができれば上々だと思っているけれど・・・
昨日の会の途中ケータイに連絡があった。メンタル不全で治療中のMさんである。電話の声では「死にきれなかった」と聞こえてきた。こりゃまずいぞ、と思いながら相手の声の質を聞いているとまだ張りを感じた。5時に喫茶店で会う約束をする。雨の中傘を差してやって来たMさんが、ボソボソ話してくれたことは、勤務していた病院の駐車場に行ったこと、そこで庖丁を心臓の上に突き当てたこと、両手で力を込めて刺したこと、肋骨が固くて刃が入りきれなかったこと、途中人がやってきて車のライトが当たったこと、そのような先月にあったMさんの出来事の話をした。
とりあえず腹が減っては、楽しい会話はできっこない。彼女にホットサンドを注文させる。朝から何を食べたか・・などと聞く。食欲方面から生活スタイルを聞くと、朝は少し食べている様子である。こんなに食べきれないなどと、言いつつ、少し命令的に食べることを勧めると、やっと笑顔が出始めた。医師から出されているお薬を聞いていると、JやPなど数種類を服用している。この薬は頭がぼんやりして思考力が低下することをよく聞く。
話を聞いて1時間も過ぎる頃、彼女の顔付きも引きつった顔でなく普段の顔に返ったように見えた。
夕方の帰り道、スーパーで野菜を買い、手に大きな袋をぶら下げて帰宅していると隣のジュンのバァちゃんが、お買い物もたいへんね~、と声をかけてきた。昨日は、同じくジュンのお母ちゃんから、いつ帰ってくるんですかR君は、顔を見たことがない・・・毎晩夜中までR君も勉強たいへんですね~、と声かけてきた。さらに、この母チャンからは、いつも奥さんは仕事で夜遅くたいへんですね~、と私に声をかけてくることが多い。お買い物以外、どうもたいへんでないのは、自分だけみたい。
しかし、相談業務に関わることでの難しさは、相手との位取りである。ともすれば高い目線に行きがちで、相手の話を汲み取ることが出来なかったり、又低い位置取りであれば相手から見れば頼りなさを感じ取られるやもしれない。こちら側とすれば、普段の会話の中で相手の希望する何かを満足させることができれば上々だと思っているけれど・・・
昨日の会の途中ケータイに連絡があった。メンタル不全で治療中のMさんである。電話の声では「死にきれなかった」と聞こえてきた。こりゃまずいぞ、と思いながら相手の声の質を聞いているとまだ張りを感じた。5時に喫茶店で会う約束をする。雨の中傘を差してやって来たMさんが、ボソボソ話してくれたことは、勤務していた病院の駐車場に行ったこと、そこで庖丁を心臓の上に突き当てたこと、両手で力を込めて刺したこと、肋骨が固くて刃が入りきれなかったこと、途中人がやってきて車のライトが当たったこと、そのような先月にあったMさんの出来事の話をした。
とりあえず腹が減っては、楽しい会話はできっこない。彼女にホットサンドを注文させる。朝から何を食べたか・・などと聞く。食欲方面から生活スタイルを聞くと、朝は少し食べている様子である。こんなに食べきれないなどと、言いつつ、少し命令的に食べることを勧めると、やっと笑顔が出始めた。医師から出されているお薬を聞いていると、JやPなど数種類を服用している。この薬は頭がぼんやりして思考力が低下することをよく聞く。
話を聞いて1時間も過ぎる頃、彼女の顔付きも引きつった顔でなく普段の顔に返ったように見えた。
夕方の帰り道、スーパーで野菜を買い、手に大きな袋をぶら下げて帰宅していると隣のジュンのバァちゃんが、お買い物もたいへんね~、と声をかけてきた。昨日は、同じくジュンのお母ちゃんから、いつ帰ってくるんですかR君は、顔を見たことがない・・・毎晩夜中までR君も勉強たいへんですね~、と声かけてきた。さらに、この母チャンからは、いつも奥さんは仕事で夜遅くたいへんですね~、と私に声をかけてくることが多い。お買い物以外、どうもたいへんでないのは、自分だけみたい。