年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

H君の証を聴く

2011-11-20 22:38:02 | Weblog
 
 青年がこれからの人生を再構築しようと決意している。今日はその証しの立会人に成りうる機会を与えられた。過去を悔い改め、真っさらの人生を明日から刻み歩んでいくH君に贈る晴れがましい言葉など何もない代わりに、私からアドバイスできることがあるとすればそれは、本日説教にあった「自由」についてである。みずから・よしむ、と書いての自由の意味をどう捉えるかによって、選択肢が決まるんだろうと思う。神の御言葉は聖書の中にある。自らの考えや思いは、自分の生まれ育った環境から作ってきたし作られてきた。それでは、みずからよしむのよしむべく対象を何にしようか。自由とはいったい何なんだろうか・・・
決意するときは、静かに行うのが良い。
 久万高原教会の日曜礼拝に出席する。久し振りに弁護士の草薙先生にお会いした。といっても、つい先日テレビでお目にかかっているので久し振りの感じではない。草薙先生は伊方原発反対の訴訟を起こす弁護士グループを結成している。そのテレビニュースが先日報じられたばかり。で、先生と礼拝後は原発の話になった。原告団が最初50人も集まれば御の字だと思っていたのに、加わった人は弁護士を含めて100人を越したことに驚いていられた。原発問題は、福島事故以来感情的に反対する人が多い。しかし上関原発でもあるように原発推進派の町長が当選しているのは、利権が絡んでいるからである。今回の訴訟について原告側として、原発を反対することについては、感情的なやり取りではなく、利権と安全との問題を裁判所で論理的に進めていきたいから訴訟に踏みきった・・・などと話していただき、10年裁判になるからあなたも原告団に入るならば気を長くしないといけないよ・・・などとアドバイスをしていただいた。先生の原発問題もさることながら、私にとっては数年前、草薙先生の奥様が、自らの闘病生活の体験談を教会で話されたことが、強烈に印象に残っている。その「光は闇に勝つ、闇は光に負ける」お話を昨日のように思い出される。