年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

苦難

2009-08-25 00:00:00 | Weblog
 電車の待ち時間に、コンビニに入って立ち読みをする。PHPをサラサラ眺めていると、苦難について、逃げることなく十二分に自分の苦難の中にどっぷり浸かってみる事が、他人に容易に助けを求めず、自らの力で乗り越える、頼れるのは自分だけだと覚悟できるのではないか。困難や苦難に身をゆだね、楽しみつつバネにしてゆくことにより自分の成長があるのではないか、などと裏表紙に書かれてあった。
 先週までの藤沢シリーズをちょっとオヤスミして、今週は電車の行き帰りで「リンゴが教えてくれたこと」木村秋則・を開いている。昨年だったか、長男から、東武東上線の行き帰りで読んでおり、まったくおもしろいから、などと勧められていたので気にしていた本である。本の中に出てくる自然農法について登場する福岡正信さんの畑には、長男が小学生の時に連れて行っており、子供達から、トンボがたくさんいた、などと話してくれたのを覚えている。自然農法について真正面から捉えている、と考えさせられる。
 青森の木村さんのリンゴ園は、苦難の歴史があり、その中にどっぷり浸かっている木村さんの生き様は、容易に真似が出来ないほどである。あらゆるものが近代技術革新により、自然を人間の手によってコントロールできた、できると考えている現代は、そろそろもういちど我に返って、自然は自然の中でこそ解決ができる、とあたりまえの理屈に気づかねばならないのだろう・・・