今の与党が政権を失い野党が政権を取ったらどんな日本になるのだろうか。今までと同じように国会前でデモができるだろうか。中国の姿を見ていると野党が政権を取ったら中国と同じような社会になるのではないかと思われる。勿論民主主義は崩壊し、社会主義、共産主義が横行するはずだ。そんな日本の姿を日本人は想像しているだろうか。与党を責めている人間には日本の未来の姿など見えるわけがない。
社会主義、共産主義がどのような政治体制なのか野党を支持する人間に解るのだろうか。そもそも、今の民主主義を野党は守ることができるのだろうか。立憲民主党、民進党、共産党、社民党などの政党は民主主義を守るということを宣言していない。大体、共産党や社民党は民主主義社会に反論をしている。中国共産党を見たら、民主主義が実行されることは全く期待できない。共産主義社会にしようとしている政党に民主主義を実行することは不可能だ。
今の野党が政権を取ったら、ワイドショー型社会主義になるのではないか。要は、マスコミを国が支配し、野党以外の政党に関する報道はすべてカットする。新聞、テレビ、ラジオなどすべての情報は国が管理をする。これは今の中国と全く同じである。そうすることで、野党が自由に活動ができることになる。嘗て、民主党が政権を取った時には単独の政権だったので、このようにはならなかった。しかし、野党連合という形で政権を取ったら、民主党政権とは全く異なる政権運営が行われるはずだ。
日本に連合政権の社会主義が出来たらどうなるのだろうか。それは今の中国の姿を見るとよく解る。この姿は果たして日本人に馴染むだろうか。嘘だと思うなら、野党政権を作ってみるといい。しかし、それが取り返しのつかないことになっても、もう遅いのだ。日本経済は少なくとも停滞し、先進国から置いてけぼりになり、日本国内に失業者が溢れるのではないか。もちろん、景気は停滞し、給料など上がるわけがない。民主党政権の時に経験した完全なデフレ経済が復活するのだ。
あの時の日本はどうだったのか、もう忘れてしまったのか。もしも忘れてしまったとしたら愚かな日本人しかいないということになる。これを称して愚民という。確かに今の与党もだらしがない。でも、今の野党に国際社会で大国と対等に話が出来る人がいるとは思えない。与党だって万全ではないが野党よりもマシではないか。野党にもっとましな政党が出来ればいいが、それを期待しても絵に描いた餅でしかない。
