金正恩が東京五輪に来たいようだ。バッハ会長と会談したところを見ると、北朝鮮はオリンピックに単独で参加したいのかもしれない。そうなると、金正恩自身が東京に来たいのだろう。しかし、拉致問題は解決する兆しが見えない。何故なのか。それは北朝鮮が拉致問題を完全に放棄してしまったからだ。まるで、拉致なんか全くなかったかのようだった。北朝鮮にとっては、金正恩にとっては、拉致なんか全く関係ない、といった態度をとっている。
過去に起きた拉致という国家犯罪をなぜ何もなかったかのように取り扱うようになったのか。都合がよくないことは何もなかったとしたいのだろう。当たり前のことだが、国家犯罪が許されるわけがないのだ。日本国民にとって拉致問題は極めて大きな問題なのだ。この問題の解決なくして北朝鮮が日本で開催される東京五輪に参加することなど許されるわけがない。もしも、どうしても北朝鮮が東京五輪に参加したいのなら拉致問題は解決しなければならない。
拉致問題を解決しないで北朝鮮が東京五輪に参加することなど許されないし、日本国民は北朝鮮の参加に反対をするだろう。この問題は日本国民にとって最大の問題なのだ、ということを北朝鮮に知らしめなければならない。それこそ、北朝鮮が東京五輪にどうしても参加をしたいのなら、北朝鮮が積極的に拉致問題の解決に進まなければならない。まさか、北朝鮮は拉致を無視することを考えているのだろうか。
今北朝鮮がやらなければならないことは、拉致した人たちをすぐに日本へ帰国させることだ。金正恩自身が動いて拉致した人たちを集合させてすぐに日本へ帰国させることだ。今の金正恩だったらやれるはずだ。これが出来なければ北朝鮮の東京五輪に参加することは許されない。
日本が北朝鮮に臨むことは、国家犯罪をすぐに終了させることである。日本政府は拉致問題を解決することに全力を投入してほしい。
拉致に関して野党が全く動かないのは、北朝鮮と通じているからかもしれない。そもそも野党は日本人の拉致をどう思っているのだろうか。
