一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

居住区域の分断で社会秩序の維持を保てるか

2015-01-22 06:22:24 | 日記

今、様々な原因によって社会秩序が乱れ、治安を乱している。原因としては、貧富、宗教、民族、言語、政治など様々なことが考えられる。人間は10人集まれば10人の考え方が生まれる。100人集まれば100人の考え方が生まれる。全ての人が平等になる、という事は不可能なことだ。考え方の違いで軋轢が生まれ、争いが起き、大きくなれば戦争に発展する。世界には数十億人の人口がある。そこには様々な生活を営んでいる。場所(地域や国)が異なれば、民族が異なれば、宗教が異なれば、政治が異なれば生活形態が異なる。

社会秩序を保つためには、同じ考え方の人間が集まればうまくいくのか。そうはいかない。そこが人間たる所以である。世界には百カ国以上の国があり、数十、数百の人種がおり、数十、数百の宗教が存在する。社会秩序は政治形態によって取り決め方が異なる。どのようにするかは国によって決めることが出来るのだ。民族が異なり言語が異なり宗教が異なっても同じ国の場合がある。このような国が多くあれば世界は平和に暮らせるのだが、中々うまくいかない。

社会秩序を保つための施策は法律である。法治国家と言う名の基に国の秩序は保つことが出来る。そこに居住する人たちは同じ法律で秩序正しく生活が出来る。それが民主国家である。ところが、最近、居住区域により半強制的に様々な考え方を持つ人たちを集めて居住させる、と言う取り組みを始めた国がある。この方法が正しいかどうか難しい問題があるが、取組みそのものは秩序を保つための方法の一つだとしている。

日本は貧富、宗教、民族、言語などによる居住区域の設定は行っていない。民主主義国家としては最も自由な考え方で生活できる体制を取っているのだ。貧富、宗教、民族などによる居住区域の設定が果たしてどのようなものなのか。特に宗教と民族の問題は日本人には理解しがたいものがある。外国では、そのような取り組みをしている所があるが、正しい、正しくない、と言う二者択一で答えが出る問題ではない。但し、そのような方法で社会秩序が維持できる、という事になれば、それはそれでいいのかもしれない。

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