敬老の日を迎えて孫から呼出があり、出かけてみると、「じいじ~ありがとう」 と駆け寄ってきて歓迎してくれた。
いきなり語りかけられた言葉は、「How old are You 」で、唖然として返す言葉が出なかった。
早速、いつ用意したのか、隠していたプレゼントを差し出してくれ 「孫と言う名の宝物・・」を実感しました。
娘からのプレゼントも、びっしりと詰まった孫のアルバムで、孫づくし・・・
さらにお出かけ用のバック&帽子をプレゼントされて、老人?だったのか?と思わず歳を考えていた。
高齢化社会が進む中で、今年も敬老の日を迎えて各地で高齢者を敬ういろいろなイベントが開催されたようであるが、何か今年は例年と違った雰囲気で迎えたところもあるようだ。
東京都内で、白骨死体で見つかった問題から端を発した、高齢者の所在不明問題が相次いで発覚して、高齢者の失踪や家出など実態が明るみになっており、世界一の長寿社会と喜んでばかりは居られない心境である。
さらに、年金不正受給や長寿祝い金の詐欺受給など、犯罪にまで発展しており、問題は深刻である。
総務省のデータによると、65歳以上の高齢者は2944万人と総人口の23%で、4人に一人に近いそうである。これが80歳以上では826万人と、6.5%となり、高齢化社会が年々進行しているようだ。
人生様々であるが、何歳になろうとこの世に生を得たからには、苦楽を味わいながら死ぬまで、楽しく生きていきたいものである。
管理者にとっての心の詩であるサムエル・ウルマンの『青春の詩』の一小節、『青春とは 人生のある期間を言うのではなく 心の様相を言うのだ・・・年を重ねただけでは人は老いない・・・理想を失う時に始めて老いがくる。年は、70であろうと、16であろうと人は信念と共に若く、恐怖と共に老いる』 は我が人生の生き方と信じている。
改めて年齢ではなく信念・健康・趣味力・情熱を失うことなく、チャレンジすることが我が青春であると言い聞かせている。
「健心康体」を維持し、地域社会における自らの役割を担いながら豊かな人間関係を築いていくことが一番と信じている。
高齢者を敬う気持ちを新たにすることは勿論であるが、現代社会における長寿社会の実態を見つめて、いろいろな問題について考え、地域の絆の重要さを再確認していきたいと考えている。