MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶらり散策~鎌倉名所

2010年09月10日 | まち歩き

神奈川県を直撃した台風が過ぎて、台風一過の天候ではなかったが、朝から涼しさを実感する日となり、故郷からの来客を案内して古都鎌倉の名所を散策してきました。

案内した知人は、中学時代に一度鎌倉を訪問して以来の訪問だそうで、限られた時間内で駆け足での鎌倉名所巡りをしたいとの希望を聞いていた。

管理者は、鎌倉へは毎週のように訪れてはいるが、イザ観光となると浅い知識しかなく道案内ぐらいならと引き受けていた。

先ずは、藤沢から今年全線開業100周年を迎える江ノ電で鎌倉長谷へと向かうが、腰越から134号線に沿って海岸を望みながら走る風景は格別で、台風一過にしては全く波のない静かな海原が実に美しい。

沿線の住宅の軒下をかすめるように進む車窓風景に知人もびっくりしていたが、のんびりとノスタルジックな雰囲気は、訪れる人の郷愁を呼ぶようである。

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「関東の駅100選」にも選ばれている長谷駅で下車して、長谷観音の『長谷寺』へ向かい、アジサイ時期のような混雑はなかったが、修学旅行生など多くの見物客でにぎわっていた。

観音堂の十一面観音菩薩像は、約9Mの木造菩薩像としては日本一だそうですが、その輝きや優雅な形には、何か救われるような気持ちになるから不思議である。

観音堂を出た海側の見晴らし台からは、材木座海岸や逗子マリーナが眼下に拡がり、寺院の眺めとしては、大変珍しいのではないだろうか?

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また、弁天窟には、暗闇の洞窟の中には、弁財天と十六童子の像が彫られていましたが、灯りに浮かぶ姿は、何か幻想的な雰囲気すら醸し出している。さらに狭い洞窟内を腰をかがめて進むと、小さな供養の像が並べれていますが、外国人客は珍しそうに盛んにカメラに収めていた。

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境内の散策路や地蔵堂には、水子供養地蔵や和み地蔵、良縁地蔵などが並んでおり、暑さを忘れて眺めていた。

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長谷寺を後にして、「鎌倉の大仏」高徳院へと向かったが、ここでもドイツ語圏の外国人ツアー客が来ていて、手水舎でのお清作法や参拝の作法に興味があったようで、ガイドさんの説明で何回も興味深く試行していた。

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鎌倉で唯一の国宝である『阿弥陀如来座像(大仏)』は、鎌倉のシンボル的存在であるが、案内した客も記憶に残っていると懐かしげに記念写真に収まり、像内にも入り中からの光景にもびっくりしていたようだ。

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さらに、次の目的地である『鶴岡八幡宮』へと向かうと、来週には秋の例大祭が予定されているが、流鏑馬の行われる馬場には、砂が入れられて準備が始まっていました。

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また、誰しも訪れる大イチョウは、さらに一段と元気よく新芽が吹き出しており、移植した方も負けじと育っており、神木の強さを誇示しているようにも思えて、訪れる人々に勇気を与えているのだろうか?

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境内の丸山稲荷神社や白幡神社を参拝して後、小町通りを散策しながら鎌倉駅へと向かったが、ここでも修学旅行生や外国人ツアー客でにぎわっており、中学時代に訪れた記憶と比べて余りに変わっているようで、感激していたようだ。

またの来訪に期待して満足度200%の一日鎌倉観光だったようだ。

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