全日本中学陸上競技・東京都大会を観戦した後、八王子と町田市の市境の尾根筋にある「小山内裏公園」を散策してきました。
小山内裏公園は、多摩丘陵一帯にある公園で里山の雑木林が茂り広い「サンクチュアリ(動植物保護区域」を取り巻く緑豊かな尾根道が続く公園で、ジョギングや散歩人の人気スポットとなっています。
多摩境駅から内裏公園の多摩境口から急階段を上ります。
東展望広場からは、町田市街や丹沢山系が望める絶景ポイントとなっていました。
広い公園ですが、自然保護区域のサクチュアリの周りに、尾根緑道が延びており、木陰の道は絶好のジョギングコースでしたが、猛暑でしたのでブラ散歩していました。
4つのサンクチュアリは、金網で囲まれていて内部には入れませんが、外周の遊歩道から野鳥のさえずりが聞こえ自然林を覗ける雰囲気となっています。
尾根緑道から急坂の道を下ると、「内裏池」と称する溜水で濁った池ですが、水生昆虫類の生息地となっているようです。
その先の公園の外側には、世界のホームラン王の王貞治記念グランドと称する早稲田実業高校のグランドが見られました。
パークセンターは、バーベキュー広場や里山広場があり一休みでしたが、猛暑で人影も見られませんね~
里山広場から急階段を経て尾根緑道へ戻ります。
尾根緑道は戦車道路とも言われ、第二次世界大戦末期に相模陸軍造兵廠で製造された戦車の走行テスト用に造られた道で、今は町田市へと続く人気のジョギングコースとなっています。
西展望広場からも大山や丹沢連峰が眼下に拡がる絶景ポイントとなっています。
鑓水口から「鮎のみち」に入りますが、昔、津久井で採れた鮎を行商人が江戸まで運んだ道だったようで貴重な古道となっています。
その先のパークセンター近くの水辺の広場の大田切池では、大田川の源流となっており、池の中には川岸にあった杉の木が立ち、素晴らしい景観となっています。
池には、亀や鯉が泳ぎ回っており、山深い谷戸の雰囲気となっています。
内裏公園から南大沢に向かう静かな自然豊かな街道の緑地公園も素晴らしく猛暑を忘れる雰囲気でした。