MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶら散歩~旧東海道・大磯宿

2023年06月30日 | まち歩き

湘南の名所巡りの後半は、大磯海水浴場から北浜海岸の遊歩道を経て花水川沿いの唐ケ原から旧東海道大磯宿を巡ってきました。

海岸の堤防沿いの遊歩道の入口には、明治天皇が網引き漁を観られた所で、「明治天皇観漁記念碑」が建てられています。

海岸には、ハマヒルガオの群生地となっていますが、殆ど咲き終わって異様な姿となっていました。

遊歩道から花水川沿いの「関東ふれあいの道」に入り、東海道の高来神社へ向かいます。

高来神社(高麗寺)は神宿る山として地域の信仰を集める神社で、神武天皇の御代の創建されたと言われる古刹で高麗権現社とも呼ばれ、源頼朝が祈願したパワースポットとなっています。

本殿の左には珍しいシイ・ニッケイという珍しい大樹があり、樹幹の心材が枯死腐朽し空洞化したスダジイとヤブニッケイが根付いた二種の樹木が一体化したものだそうで、樹齢300年を経た珍樹で大磯の天然記念物に指定されていました

本殿の裏には、高麗山へ向かう男坂と女坂の分岐点には、末社の比良加久社が鎮座しています。

拝殿の奥には、高麗山の霊水が湧き出て、水神・龍神が祀られており、御供水をかけると、ツキを授かるそうで、健康長寿を祈願していました。

高来神社から旧東海道の化粧坂松並木に入ると、大木の松が聳え立ち、昔のままの姿の並木道となっています。

旧東海道の化粧坂松並木通りの入口には、曽我兄弟の兄十郎に恋した「虎御前」が近くに住んでいて、十郎と会う時に化粧したと伝えられる「化粧井戸」が史跡として保存されて季節の花の紫陽花に包まれています。

化粧坂の一里塚付近には、広重の浮世絵にも描かれた「東海道五十三次 大磯虎ケ雨」の画が展示されており、遊女の虎御前が流した涙が雨になったという由来となっているようです。

画の横には、「化粧坂の夜雨」の情景を詠んだ石碑も見られ、大磯八景碑の一つになっています。

旧東海道の大磯駅付近の、日本三大仇討物語の曽我兄弟にゆかりの「延台寺」の境内の曽我堂には、重さ130キロの「虎御石」が祀られていて、5月末には御開帳され「虎御石まつり」が開催されるパワースポットなっています。

境内には、虎池弁財天の御神石や大磯宿の遊女の墓も立っています。

歴史のまち大磯町のアオバトや大磯宿の歴史スポットを巡りながらのぶら散歩でした。

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ぶら散歩~大磯照ケ崎海岸・アオバト観察

2023年06月29日 | まち歩き

湘南の名物「アオバト」が飛来する時期を迎えて、大磯照ケ崎海岸へアオバトの観察に出かけてきました。

この日は、梅雨の晴れ間でしたが、アオバトとの再会を期待して早朝7時過ぎに大磯照ケ崎海岸へ着くと、既に多くのアオバトファンが海岸に見えており、アオバトの姿は無く約1時間海岸で飛来を待っていました。

こゆるぎ海岸の先には、「関東の富士見百景」に指定されている富士見ポイントですが、富士山の姿は雲に隠されて波も無く静かな湘南の海が見られました。

約1時間程、皆さんと待っていると、約数十羽の群れが頭上に現れ、岩場の上を飛び回り、岩の上に降りて、岩の窪みに溜まった海水を呑んでいるようですが、その状況を観察することは中々困難でしたが、アオバトファンで撮り合っていました。

 

アオバトの群れは、約15分程で丹沢山地へ戻ってしまいましたが、現地の案内板で紹介されていたアオバトの様子です。

アオバトを見送って、西防波堤の遊歩道から大磯灯台へ向かうと、防波堤の広場には砂や砂利で創られた富士の形の砂山・砂利山が見られました。

防波堤を折り返して、大磯海水浴場へ向かいました。

海水浴場近くの大磯港には、多くの釣り船が停泊して、湘南の海釣りの名所となっているようです。

大磯港の先の大磯海水浴場は、日本で最初の海水浴場で、「海水浴場発祥の地」となっており、今年は、まだ海開きされていませんが、シンボルのカブト岩周辺では、海遊びする家族連れで賑わっていました。

北浜海岸の西湘バイパスの橋脚壁には、地元のアーテイストが架かれた壁画が描かれていて「浜辺のギャラリー」と呼ばれており、見逃せないアート広場となっています。

久し振りにアオバトの姿や大磯海岸の景観に魅せられていました。この後、歴史の街、大磯の旧東海道の大磯宿を巡っていました【続く】

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大雄山最乗寺散策

2023年06月28日 | まち歩き

天狗のこみちをウオーキングの後、一休みして神奈川県有数のパワースポットである「大雄山最乗寺(道了尊)」の境内を散策していました。
本堂の護国殿に厄除け・健康長寿を祈願して境内を巡りました。
開創以来6百年の歴史をもつ霊場で広い境内山林には500年近い老杉が鬱蒼と繁り、境内には約30棟近い堂塔があり、霊気が漲っていました。

本堂の近くの鐘楼の四柱には、昇り龍や下り龍の見事な彫刻が飾られています。

「御供橋」が並行している「園通橋」渡り、結界門をくぐり心身共に清浄となる道了尊の聖域に入ります。

「御供橋」は渡れませんが、再建されて60年となる神奈川の橋100選に選ばれている名橋となっています。

円通橋の脇には、洗心の滝が流れ眺めていると心洗われるスポットとなっています。

「結界門」の両脇には、大天狗と子天狗が立ち浄域を守っています。

結界門の先の三面殿の前には、清らかな聖水を流す観音菩薩像も見られます。

三面大黒殿から冠木門をくぐって最大の難所の「奥の院」に向かって354段の直登階段を上ります。

階段の途中には、左手に烏天狗の小天狗と右手に山伏姿の大天狗が異様な姿で参拝者をチェックしているようです。

8分で無「奥の院(慈雲閣)」に到着しました。

奥の院には、道了尊の化身である十一面観音菩薩が祀られていますが、最乗寺一番のパワースポットとなっており、疲れを忘れるパワーを感じていました。

一休みして石段を下りますが、上りより転げ落ちそうな怖さを感じながらゆっくりと下りていました 

長い階段を下って御神殿の近くには、道了尊・天狗化身像が白狐の上に立って、右手には拄状、左手に縄を持って両手両足に幸運の使いの蛇を従えた姿で、天狗の伝説を表現しているそうです。

御真殿の脇には、世界一の下駄(約1000貫)など夫婦和合の象徴とされる大小多数の下駄が奉納されています。

ご神殿には、当山守護妙覚道了大薩のご本尊が祀られており、心改めて参拝していました。

御神殿から明神橋へ向かう急階段脇には、不動堂や多宝塔が並び、多宝塔は寺院境内最古の建築物で、下部が方形上部が円形の平面を持つ(方形層上円形)の木造二重層となっていて、多宝如来が奉安されています。

多宝塔の横からは、洗心ノ滝の周りには祠や大小の石の周りに滝水が流れて癒しのスポットとなっています。

碧落門下の明神橋の横にも初代の高下駄が残されており、重さ400貫の白い鼻緒と朱色の高下駄が設置されています。

大雄川の相生橋を渡ると、開祖の道了尊が座禅を組んで修行した巨大な「生禅石」が苔がむした形で保存されています。

大雄川渓流沿いの散歩道では、岸壁や杉の巨木に苔が生えて緑豊かな雰囲気ネーチャーロードとなっています。

開運橋近くの杉並木には、巨木の夫婦杉が聳え立ち「和合の杉」と名付けられています。

天狗の小径から最乗寺の600年の歴史と自然が作り出すパワーを感じた一日でした。

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大雄山・天狗の道ウオーキング

2023年06月27日 | まち歩き

梅雨期の散歩日和となった先日、久しぶりに大雄山のパワースポットの最乗寺へ天狗の小径を経てハイキングしてきました。

天狗の小径は、今年も「天狗のこみちマラソン大会」は開催されないようですが、以前に行われたの想い出のコースとなっており、大雄山駅から天狗の小径から最乗寺へJog&Walkしていました。

大雄山駅前には、まさかり担いで熊に跨る金太郎が、お猿や狸、兎に支えられた銅像が見られ、気を付けて行ってらっしゃいと、エールを送ってくれました 

大雄山駅から天狗の小径へ向かう大雄橋では、珍しい勇壮な狛犬?の石像が見守って勇気を与えてくれました

狩川に架かる大雄橋からは、明神ケ岳を望み、その先の長い坂道を上ります。

駅から参道一丁目を経て約20分で「最乗寺仁王門」に着くと、門の周りには多くの紫陽花が見頃となって、「あじさい参道」の入口となっています。

仁王門には、「東海法窟」の扁額、「最乗寺専門僧堂」の看板が掲げられ、曹洞宗の修行道場となっているようです。

仁王門をくぐり車道の左横には、「天狗の小径」の道標が設置されて、天狗の小径の起点となって、その先は、杉林の中に長い緩やかな小径の遊歩道となっています。

遊歩道の脇には、参道一ちょむを起点とした「二十八宿石灯篭」が設置されて、一丁(109m)間隔で最乗寺の二十八丁目まで、28基の石灯篭が見られ、道標の文字上には、星座を表す「星宿」が刻まれています。

「尾(あした)」は、さそり座の尾部を表現しています。

階段が続く参道の両側には、約一万株のアジサイ参道となっているようですが、それ程多くの紫陽花は見つかりませんでした。

九丁目のやぎ座の「牛(いなみ)」の石灯篭。

十丁目のいて座の「母(うるき)」の石灯篭

樹齢300年~500年の巨木の杉に覆われた小径が続きますが、道端に最乗寺詣の道了講に訪れた人々が奉納した石碑も多く保存されていて、浄土の路の雰囲気が感じられました。

長い階段坂を上り、丸太の森へ向かう分岐点には、木橋の相生歩道橋が架けられています。

長い杉並木には、太い幹に苔が茂った巨木も多く見られ、歴史の路の雰囲気となっています。

十八丁目付近でも長い階段坂が続きますが、登り切った先には、天狗の小径の終わりとなって、天狗こみちマラソンのスタート地点でした。

三門へ向かう参道の横には、「安気地蔵尊」が祀られた地蔵堂があり、修行僧侶たちが身支度して修行に向かった身を安じたスポットとなっているようです。

安気地蔵堂の前には、運を開く「開運橋」が架けられています。

更に長い階段坂の先の山門へ向かう二十四丁目付近の老木が大きな根を張って今も生命力の大きなパワフルな姿を誇っています。

三門では、8年前に建てられた新しい御門ですが、二階式の二重門となっており、緑に包まれた荘厳な姿が見られます。

三門をくぐった先には、滝が流れる静寂な雰囲気となっています。

三門の先の二十八丁目から急階段を上る「瑠璃門」は、天狗の小径マラソンのゴール地点で5年前の完走した時の苦しみを想い出していました。

境内で一休みして最乗寺のパワースポットを巡っていました【続く】

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ふるさと特別便~サクランボ「佐藤錦」

2023年06月26日 | グルメ

夏の果物の王様のサクランボ「佐藤錦」が、佐藤錦の発祥の地、山形県の知人から贈られてきました。

「佐藤錦」はサクランボの代名詞となっており、鮮やかな紅色の彩りはルビーのように輝き、家族で感謝の気持ちを抱きながら頂いています。

赤いダイヤモンドのジューシーな甘さと可憐な姿は、サクランボでしか味わえない魅力があり、マイファミリー全員の大好物で分け合っていただいていますが、食する前にその姿見魅せられて描いてみました。

また、先日初夏の果実「グレープフルーツ」を入手しましたので、サクランボとは異なる甘酸っぱい味ですが、薄オレンジ色の彩りも魅力的で描いてみました。

サクランボやグレープフルーツの魅力的な姿と甘い味覚に酔いしれて、感謝の気持ちが湧いています。  

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ぶら散歩~遠藤笹窪谷公園

2023年06月25日 | まち歩き

藤沢市の三大谷戸の一つの「遠藤笹窪谷公園(健康の森)」として開園して一年となり、散策してきました。

遠藤笹窪谷は、市内最大の自然豊かな環境の谷戸となっており、これまでは自然保全地区として中には入れず生態系が保存されていましたが、昨年、公園化されて「健康と文化の森」として素晴らしい公園となり、公園内は広い芝生広場や散策路が設けられて爽やかな緑の公園となっています。

公園内には、自然の溜池や菖蒲園が作られて、昨年植栽された花菖蒲は咲き終わっていましたが、名残の姿も見られ、来年以降の菖蒲咲く景観に期待が膨らんでいました。

公園の中央の溜池には、ヨシやガマの穂も見られ、様々な生態系が保存されています。

公園の奥には、谷戸の一部がそのまま残されており、ヨシが茂るビオトープとなって、自然の溜池が保全されており、蛙の声が響きわたっていましたが、その姿や見られませんでした。

ビオトープの小径の先には、二股の角に「猿田彦大神」の道標があり、石柱には「右厚木道、左一の宮道遠藤村」書かれており、歴史道の分岐点だったようです。

公園隣の健康の森の竹林には、小径が作られており、せせらぎが流れ小糸川の源流となっています。

竹林の中では、風に揺られて竹林が爽やかな雰囲気が醸し出されていました。

竹林の小径の先の坂道には、満開のアジサイが咲き、アジサイ坂となっています。

アジサイ坂の隣には、幼竹が大きく育ち不思議な姿を見せていました。

アジサイ花に交じって夏の花のひまわりも見頃となっていました。

健康の森から小糸川近くの宝泉寺に向かうと、参道の山門には阿吽の仁王様が立ち格式を感じる迫力ある姿で見守っています。

山門の横には、藤沢の大仏「宝泉大仏」が鎮座し、右手を上に延ばし衆生の畏れや不安を無くする無畏れの印、左手は膝の上で掌を下に向けて悪を抑えて悪魔を降ろす降魔の印を示し顔も優しい表情で仏様の心の内面を表しています。

宝泉寺近くの丘の上の牧場では、多くの牛が和やかな姿でお休みでした。

牧場の周りにも豪華なアジサイが満開となっていました。

自然豊かな里山の生物に魅せられたぶら散歩でした。

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スケッチ散歩~慶應義塾大学三田キャンパス

2023年06月24日 | まち歩き

創立百年を超える名門慶応義塾大学の三田キャンパスを久しぶりに訪れてスケッチ散歩してきました。

三田キャンパスの図書館旧館は、慶應義塾を象徴する建物で4年前に修復工事が行われ、煉瓦造りのゴシック式の西洋建築で八角塔や窓のデザインの景観は素晴らしいモチーフで挑戦してみました。

図書館の八角塔と東館が並ぶ景観も屋根や窓のモダンな景観が素晴らしく魅せられて描いていました。

キャンパス内には、図書館旧館以外にも歴史的建造物が多く見られ、またの機会に訪れてみたいと思いつつ構内を散策していました。

東門へ通じる坂道には、門柱が立ちカレッジソングで歌われた「幻の門」が保存されています。

幻の門をくぐって東館の三田通りへ出ると、通り側からも慶応の紋章が飾られ大学の門とは思えない異様な景観が見られます。

東門の隣には、「三田春日神社」が鎮座し、江戸府内唯一の春日社として江戸時代から諸大名が参拝された出世の神として、慶応塾生の合格祈願の人気スポットとなっているようです。

 

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ぶらりJog~引地川親水公園・石川丸山谷戸

2023年06月23日 | ジョギング

梅雨の時期を迎えて涼しげな一日となり、久しぶりにマイコースの引地川親水公園から石川丸山谷戸へとジョグってきました。
引地川親水公園の桜並木は新緑のトンネルとなっており、多くの散歩人やジョガーが行き交う散歩コースで暑さも感じることなくジョグっていました。

天神橋から鷹匠橋までの公園内には、お散歩中の可愛いにゃんちゃんに出会いましたが、猫たちにとっても絶好のお休み処となっているようです。

鷹匠橋の先の広い田園地帯では、花菖蒲が名残の姿を見せていました。

秋本橋付近の三大谷戸と言われる「石川丸山谷戸」へ向かうと、鬱蒼とした雑木林の散歩道はホタルの里となっていますが、まもなくホタルの姿が見られそうで、谷戸の奥に進むと樹々や雑草が茂り、前には進めない状況でした

「石川丸山谷戸」では、地元の援農クラブの皆さんが休耕田を復活させて、昔ながらの棚田が連なる復元田に田植えが終わり野鳥が飛び交う里山の光景が見られました。

田園地帯の周辺のホタルの路では、紫陽花が満開となって里山の原風景が見られました。

石川丸山谷戸(ホタルの里)から竹林の坂道を抜けて、引地川沿いの散歩道を一走りして、親水公園の遊水地へ向かいました。

大庭遊水地では、自然とふれあいゾーンの木道周辺では、セイタカアワダチソウやヨシが茂った緑豊かな夏の光景が拡がっていました。

 

「多目的スポーツ広場」では、この日は、人影もなく多くのカラスが集いカラス天国となっていました

湿性植物園の芝生広場では、メタセコイア並木も新緑の姿で色づき夏本番の姿となっています。

広場の東側には、メタセコイアに似たラクウショウの巨木が大きく枝を延ばして、早くも球形の実を沢山実らせていました。

引地川沿いのホタルの里や里山の光景を見ながらのスロージョグを楽しんでいました。

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称名寺市民の森ハイキング

2023年06月22日 | まち歩き

称名寺境内を散策の後、境内を取り囲んだ裏山の市民の森を散策してきました。

市民の森は、大イチョウの先の登山道を登り称名寺の裏山(金沢山・稲荷山・日向山)を巡る山道の散策道があり、短いながら中々見どころ多いお散歩コースとなっています。

「百番観世音霊場登口」から観音広場まで150段の急階段の登山道を登ると、まもなく観音広場があり、百観音と言われる石仏群が鎮座しており、どれも石の角柱から彫り出した素晴らしいものでした。

観音広場には、赤子を抱いた子育観音菩薩像が鎮座し穏やかな姿で迎えてくれました・・

観音広場から登山道の160段の急階段坂を登って金沢山(きんたくさん)山頂の八角堂広場に向かいましたが、雨の後の枯葉が積もり滑りやすく危険な道となっていました  

八角堂の由来は分かりませんが、堂内には古い壁画や枯れ木アートも見られます。

八角堂前の山頂からは、八景島シーパラや海の公園、東京湾などのパノラマ風景が見られました。

八角堂からは、細いアップダウンの山道が続く、森林ハイキングコースとなっていますが、こちらも滑りやすい危険道となっていました。

急な崖に架かる木道橋を経て北条実時御廟へ向かいます。

その先の稲荷山に入ると稲荷山休憩所がありますが、寂しい雰囲気でしたが、傍には真っ赤な苔が生えて怖い姿でした~

その先の日向山へ向かう分岐点には、北条実時公御廟があり、金沢文庫を創設した北条一門の墓が並んでいました。

日向山通りでもアップダウンの坂道が続きますが、約7分程で称名寺の仁王門横に無事到着しました。

称名寺の横の谷戸には、紫陽花や夏の雑草が茂った谷戸の風景が拡がっていました。

称名寺の仁王門近くにも、様々な観音像や道祖神などが設置され、金沢の歴史が感じられるスポットとなっています。

市民の森コースは、自然豊かな森林浴コースですが、この日は、クモの巣や蜂に攻められて大変苦労しながら無事に戻ってきました

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横浜海の公園・称名寺散策

2023年06月21日 | まち歩き

八景島シーパラダイスのアジサイ巡りの後、八景島近くの「海の公園」を経て「称名寺」を散策していました。
海の公園は、シーサイドマラソンなどスポーツイベントが行われるスポーツ公園で、海岸は横浜の唯一の海水浴場ですが、この日は波も無く静かな人工的に作られた砂浜海岸の風景が見られます。

八景島大橋の側には、カモ達がお休みして長閑な雰囲気が醸し出されています。

砂浜へ向かう磯場には、大きな岩が置かれて変化に飛んだ散歩道となっています

散歩道には、親子のカニがお散歩中か思ったら、波で打ち上げられた死骸でした

約1キロの遊歩道から砂浜の外側にある松林には、健康歩道やジョギングコースがあり、秋には駅伝大会も開催されるスポーツ公園となっており、初夏の新緑萌えるロードをスロージョグしていました。

横浜海の公園をスロージョグして、海の公園から金沢山称名寺を散策してきました

称名寺の「赤門(惣門)」をくぐり桜道の参道の先の「仁王門(山門)」には、関東一の大きさの二体の金剛力士像(仁王様)が見守っています。

称名寺は、金沢北条氏一門の菩提寺で鎌倉幕府を守った東の要衝とも言われ、赤門から先の周辺一帯は、「称名寺庭園」と呼ばれています。

阿字ケ池には、「かながわの橋百選」のシンボルの朱色の反橋と平橋が架かり、橋を渡って本堂・金堂に達する浄土式庭園で国指定史跡となっています。

池の中心に架けられた反橋を渡り、未来へ繋がる平橋を渡り金堂に参拝すると極楽浄土に辿り着くと言われパワースポットとなっています。

阿字ケ池には、大小の亀さんや鯉が泳いでいて優雅な浄土の池となっていました

禅宗様式の釈迦堂には、釈迦如来像が祀られていますが、釈迦堂前には石の釈迦如来像が設置されています。

阿字ケ池の池端広場からは、浄土式庭園の魅力的な優美な風景が拡がり憩いの広場となっています。

境内の山際には、金沢貞顕公と北条顕時公など北条一族の墓があり、鎌倉時代の歴史スポットとなっています。

墓所の隣には、称名寺と金沢文庫を繋ぐ隧道が設けられていますが、その一つに中世に造られた「中世の隧道」が遺跡として保存されています。

称名寺の歴史的景観に魅せられて一休みして、称名寺庭園から裏山の市民の森をハイキングしていました【続く】

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第23回八景島あじさい祭

2023年06月20日 | まち歩き

神奈川県で最大級の約2万株の色々な紫陽花が咲く花の島八景島で開催中の「第23回八景島あじさい祭」を見ながらぶら散歩してきました。

八景島大橋からは、柴漁港と八景島を繋ぐ柴航路橋、マリンゲート、アクアミュージアムが望む光景が見られます。

丘の広場へ上る「あじさい坂」では、薄青や紫、ピンクのあじさいが咲き華やかロードとなっています。

丘の広場の「ブルーパラダイス」では、青空とあじさいや夏の花がコラボした幸福の鐘など八景島特有の光景が見られ憩いの場となっています。

「八景島・幸福の鐘」の周りには、バラの花は殆ど散っていましたが、ユリの花や珍しい薄桃色のカシワバアジサイやヒメアジサイ、シロアナベル、カシワバスノークイーンなどが彩り豊かに咲き誇っています

「あじさいの花道」では、道の両側に彩り豊かなホンアジサイが満開の様々な姿を見せています。

「八景ブルーの庭」では、八景島のオリジナルのブルーの紫陽花が見られます

「あじさいの滝」スポットでは、坂道を流れ落ちるようにシロアナベルやホンアジサイが連なって清流の滝のように見応えある光景が見られました。

「新緑のあじさい花壇」では、新緑の中に多くのアジサイが爽やかに彩っています。

「あじさい八景巡り」と名付けられた見所を巡って、客船ターミナルの桟橋へ向かうと、海賊船をモチーフにしたクルーズ船が客待ちでした。

桟橋の先には、江戸時代にペリー提督が来航した際に艦隊が碇泊した「アメリカン・アンカレッジ記念碑」が立ち、横浜開港の歴史スポットとなっています

記念碑の周りもセイヨウアジサイが咲き、東京湾を行き来するタンカーも望めてお休み処となっています。

アクアミュウジアム前の広場には、シーパラのマスコットのシー太くんが、今日の八景島を楽しんでね~と呼び掛けているようです 

急流を流れ下る「アクアライド」では、水流に揺られるライドに乗ってドクロ滝の水しぶきを浴びて海賊の攻撃を受けるチャレンジャーからもひゃ~と驚く声が飛んでいました 

シーパラダイスには、他にも人気のアトラクションがありますが、名物の絶叫マシンと言われる「サーフコースター」では、海に突き出したルートを高速で飛び回るように駆け抜けるコースターからは、うわ~と怖そうな悲鳴が飛んでいました

夏の八景島あじさい祭の雰囲気を堪能して海の公園へ向かいました【続く】

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遠藤あじさい祭2023

2023年06月19日 | イベント

今年も遠藤地区の小出川沿いのえびす橋から大黒橋までの約500mの「花とせせらぎの道」のあじさいが満開を迎えて「あじさい祭」が予定通り開催されました。

今年は、花とせせらぎ道には、護岸工事が行われたため、一部は、紫陽花が植え替えられてやや寂しい姿も見られましたが、約500株の白や紫、桃色の紫陽花が色鮮やかに咲き誇り、地域の子供太鼓隊の演奏などで賑わっていました。

会場には、地域の野菜や菓子売りの屋台が設置されて賑やかな雰囲気となっていました。

会場の一部は、昨年から護岸工事が行われ、新しいアジサイが植栽されており、寂しさも感じますが、来年以降の姿も期待が膨らんでいました。

上流のえびす橋側には、両岸に満開の色々なアジサイが彩り豊かに咲き誇りアジサイロードの光景が拡がっていました。

会場近くの農園には、美しいユリの花も見られ、地域の華やかな雰囲気となっていました。

地元の「遠藤あじさい会」と皆さんへの感謝をの気持ちを感じながら交流していました。

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鎌倉鎌倉散歩~御霊神社・成就院・極楽寺

2023年06月18日 | まち歩き

鎌倉あじさい巡りの最後は、江ノ電沿いの御霊神社から成就院、極楽寺を巡ってきました。

御霊神社(鎌倉権五郎神社)前の踏切では、江ノ電の極楽寺トンネル(極楽洞)を出てくる江ノ電と多くのあじさい花のコラボした光景は、見逃せない光景でフォトスポットとなって多くのカメラマンで撮り合っていました。

御霊神社近くの極楽寺坂上の「成就院」の参道のアジサイは、改修工事が行われて名物のアジサイは東日本震災に遭った南三陸町に移植されたそうで、5年前には見られませんでしたが、参道に咲く紫陽花は少なくなっていますが、青・藍・白の鮮やかなアジサイが見事に咲いていました。
参道から由比ヶ浜を見下ろすアジサイ路の光景が復元されていました。

山門前にも満開のあじさいが彩り豊かに咲き誇っていました。

本堂前のお手水には、色鮮やかなあじさいの花が飾られ、その近くには「縁結び不動明王」が立ち仕事や恋愛の縁結びの運開きのパワースポットとなっています。

成就院から、新田義貞の鎌倉攻めの舞台となった極楽寺坂切通しを下った極楽寺駅近くの山間の崖下には、伝上杉憲方の墓があり珍しい七層石塔や五層石塔などの史跡があり、周りにも大きなブルーのガクアジサイが見られました。

極楽寺駅近くの極楽洞では、御霊神社からトンネルを抜けてきた江ノ電が見られ、江ノ電の歴史スポットとなっています。

極楽寺の茅葺の山門前には、鮮やかな色合いのアジサイが咲き、山門と緑の樹々とマッチした光景が見られました。

境内の参道や境内には、桜並木とあじさい花や夏の花々が咲き、浄土の極楽の雰囲気に包まれていました。

極楽寺駅前の岸壁にも多くのアジサイが咲き、壁尾覆いつくしていました。

鎌倉のアジサイが咲く名所を巡って、最後は極楽寺駅から藤沢へ戻っていました。 

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鎌倉散歩~安国論寺・長勝寺

2023年06月17日 | イベント

鎌倉の苔寺「妙法寺」から「安国論寺」・「長勝寺」をブラ散歩してきました。
安国論寺は、日蓮宗のお寺で日蓮上人がこの松葉が谷の御岩窟で「立正安国論」を書かれた場所で、反日蓮宗徒による夜討ちされた松葉ケ谷法難にあった地に作られたお寺で、多くの日蓮上人の足跡が残された古刹となっています。

本堂周辺は、緑に覆われた聖なる雰囲気となっています。

本堂前には、アジサイに囲まれて表情穏やかな石佛が鎮座しています。

日蓮聖人のお弟子さんの日朗上人が荼毘に付された「日朗聖人荼毘所」

本堂横の層塔は、満開の阿字さに包まれていました。

「御荼毘所」からあじさいが咲く巡礼のを経て山の中腹に上がると、斜面に日蓮上人が松葉が谷法難の時に避難していた「南面窟」があります

更に急坂の階段道を上ると裏山の稜線の山路に通じています。

山頂付近に「立正安国の梵鐘」があり、鐘楼には「立正安国」の文字が刻まれています。

鐘楼の裏手には、「富士見台」があり、鎌倉市内や材木座・由比ヶ浜海岸、稲村ヶ崎などの絶景が望めました。

安国論寺の広い境内を巡った後、近くの「長勝寺」へ向かいました。

「長勝寺」は、松葉ケ谷法難の際に帝釈天の使いである白猿に助けられたことから、帝釈天出現の霊場となっており、妙法寺、安国論寺と共に日蓮上人のゆかりのお寺となっています。

境内の参道のアジサイが満開となっていました。

山門を入った参道の先に、帝釈天が祀られている本堂(帝釈堂)前の広場には、日蓮上人像の周りに、帝釈天に仕える四天王の「持国天・増長天・広目天・多聞天」が、夫々の刀や三叉鉾、剣、宝塔などを持って日蓮上人を護るように立っています。
四天王の姿の特徴は、厳つい顔で邪鬼を足下に踏みつけていますが、仏の守護神となっているようです。

「日蓮上人像」

勇壮な四天王の姿に怖さを感じて退散し、アジサイの名所の御霊神社、成就院へ向かいました。【続く】

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鎌倉散歩~妙法寺(苔寺)

2023年06月16日 | まち歩き

鎌倉の苔寺として有名な「妙法寺」へぶら散歩してきました。
「妙法寺」は日蓮上人が安房より鎌倉に入り、初めて松葉が谷に草庵を結ばれた日蓮宗のお寺で、「松葉ケ谷法難」の旧跡にたてられた史跡となっています。

本堂の内部には、壁画や天井画が描かれているようですが、非公開となていました。

境内の仁王門に向かう石段の参道には、満開のアジサイや珍しいマタタビ、白ユリが彩り豊かな雰囲気となっていました。

仁王門の先には、苔に覆われた約50段の石段が見られ、木漏れ日に映えてこの時期ならではの「苔の寺」と言われる美しい姿が見られました。

苔石段の左奥に「化粧窟」が見られ、やぐらの中には日蓮坐像が安置されていました。

苔の石段は通行禁止となっており、右側の石段を上ります。

石段を登りきった正面には「法華堂」があり、扁額や素晴らしい彫刻が施されて、堂内には、厄除祖師の本尊が祀られています。

法華堂の屋根も大きな宝珠が飾られています。

法華堂から苔の石段を上から望んだ光景

法華堂の周りにも、釈迦堂跡や猿像に飾られた石仏像が見られます。

さらに釈迦堂跡の左手の急階段を上ると、日蓮上人が20年の間住んでいた小庵があった「松葉谷御小庵跡」が残されています。

さらに急坂の山道を上った頂部には、後醍醐天皇の第三皇子の「大塔宮護良親王の墓」があります。

墓の近くテラスからは、鎌倉市街地や由比ヶ浜海岸、稲村ヶ崎など相模湾の素晴らしい展望が望めました。

護良親王の墓から急階段を下りて、御小庵跡から稜線の山道の先には、日叡上人のお墓や母の南の方の供養塔が安置されています。

緑に包まれた苔の寺の梅雨時期独特の雰囲気を感じた後、近くの安国論寺へと向かいます。【続く】

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