MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

雪山となった大山ハイキング

2019年11月30日 | 山行・ハイキング

この冬一番の寒い日でしたが快晴のハイキング日和となり、大山へハイキングしてきました。

大山ケーブル駅までコマ参道の362段の階段を上り駅に着くと、大山の山頂付近は初雪で真っ白に輝き想像もしない様子で山頂まで登れるかと、心配する光景が見られました。

 

コマ参道付近のモミジも紅葉が美しく青空に映えています。

以前には大山登山マラソンで駆け上がった懐かしいスポットですが、この日は阿夫利神社下社までケーブルで上ります。下社に安全祈願して境内からは、相模湾を見下ろすかながわ景勝50選の素晴らしい眺望が見られました。

また、境内には親子獅子や狛犬が登る「大山獅子山」が参拝者を迎えています。

大山から湧き出る霊水の御神水やボケ封じの守護神からパワーを授かり山頂へと向かいます。

山頂登山口(一丁目)から本坂の約50度、125段の急階段を上り、さらに大岩の階段が続きます。

八丁目には、樹齢5~600年の巨大な夫婦杉が聳えています。

さらに十丁目、十一丁目と厳しい急坂が続き喘ぎながら登ります。

十二丁目からの登山道では積雪があり、霜柱や雪の上にモミジが舞い落ちる珍しい光景に癒されていました。

十三丁目付近からは、相模湾を望む絶景がみられました。

十五丁目には「天狗鼻突岩」があり、大岩に天狗が鼻で突いて開けたといわれる穴が開いています。

その先からは、岩階段に変わり傾斜もゆるくなり雪が積もる山道を進みますが、ランシューズでは、何度も滑り足を取られます。

二十丁目の富士見台に到着すると、期待していた富士山は残念ながら重い雲に隠されていました  

富士見台から雪の山道を登り山頂の奥の院まで26分で到着。

山頂(1252m)の広場には、多くのハイカーが集い絶景に見惚れながら一休みでしたが、山頂からも富士山は裾野は見られますが、山頂は雲に覆われていました

20分の一休み後、雷ノ峰尾根を経て見晴台を経て下社、大山寺へと向かいます【続く】



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

放課後子供教室見守り隊

2019年11月29日 | 地域活動

地域の小学校の放課後子供教室で地元の高校生の参加を得て異年齢の生徒たちの交流会を行い、運営委員として子供達を見守りながら楽しいひと時を過ごしていました。

この日は、いつもより多くの児童たちが参加し宿題を終えてから、お姉さんたちを迎えてゲームや踊りなどを一緒に楽しみ笑顔が溢れていました。

テレビでお馴染みのパプリカダンスでは、歌いながら軽快なリズムに乗って大きな輪が拡がり大変な盛り上がりでした。

約20分のダンスの後、日頃楽しんでいるレゴ遊びやドミノ倒しなどに、共に教え合いながら遊びを楽しんでいました。

今では余り見かけない着せ替え人形でも、いろいろ着せ替えながらどれが似合うかな~と工夫しながら楽しんでいます。

高学年生は、ピンポンやツイスターゲームで勝ち負けを楽しんでいました。

体育館でも高学年がバスケットブームに乗ってハイゲームを楽しんでいました。

また、折り紙を楽しむ子供達も多く見られ、日頃手作りした作品が教室内に展示されており、自慢の作品を見て見てと紹介してくれました。

放課後子供教室は、学校終了後の居場所として開放していますが、子どもたちを地域社会の中で心豊かで健やかに育めるように見守る人達に守られながら、安全・安心な場所として高齢者と子供達との交流の場となっており、高校生にとっても楽しいひと時だったようです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暇な画家の一日~水彩果実画

2019年11月28日 | 水彩画

寒い雨の一日となり、外出を控えて筆を取っていました。

晩秋の代表的な果実の柿で、描きたいモチーフとして、先日近くの果樹園で入手した柿に挑戦してみました。

柿の王様と言われる大きな富有柿の魅力的な姿も味も最高でした。

また、ご近所で実った大きなかりんですが、試食は出来ませんが、その香りや独特の色合いの姿もモチーフとしては魅力的なので描いてみました。

ワタシは真っ赤なリンゴちゃんです。

初冬の果樹の味覚は最高でしたが、寒さに震えながら描いたこの果実画の味は最低ですね~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

健康ウオーキング大会

2019年11月27日 | 地域活動

地域の社会体育振興協議会(社体協)の秋の恒例イベントである「健康ウオーク」を開催しました。
この日は、雨予報で開催が危ぶまれていましたが、予報が外れてウオーキング日和となり、32名の参加者と共に、地域の歴史スポットを巡る約7kmのコースで行いました。

コースの説明の後、準備運動を行い紅葉が進む舟地蔵公園をスタートし、引地川プロムナード、田園地帯を経て、大庭の丘陵地帯を巡りました。

田園地帯に入ると、頭上にムクドリが大声を発して飛び交っていました。

引地川には、戻ってきたユリカモメやカルガモ一家も水遊びするのどかな光景が見られました。

高名橋から長い坂道を登り「ふるさとの森」の高台の富士山ビューポイントに着くと、富士山や大山は雲に隠されていましたが、爽やかな風を受けて参加者からも大庭の絶景を楽しんでいました。

ふるさとの森から大庭神社の周辺の鬱蒼とした森の坂道を下り、引地川親水公園の大庭神社の上り口に戻りました。

大庭神社は、大庭御厨を治めた大庭景親を祀る古刹で、大庭大明神とか神明社とも言われ昔の大庭村の鎮守様となっています。

引地川親水公園の中洲にはアオサギやカモが見られ、晩秋の光景が見られました。

湿性植物園に入り木道を歩きながら湿地の生植物を観ながら水辺の雰囲気に親しみながらの交流の輪が拡がっていました。

ウオーキングの後は、手作りのお汁粉を食べながら、ウオーキングを通じて地域の皆さんとの交流会を楽しんでいました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラ散歩~東京ミッドタウン

2019年11月26日 | まち歩き

ミッドタウンで開催された「SFC ORF」の終了後、ミッドタウンのクリスマスムードで盛り上がる館内スポットを巡ってきました。

ガレリアの一階では、今年もお馴染みの「サンタツリー」が飾られて、約1800体の小さな個性あるサンタクロースのオーナメントが美しさを競うように並び、高さ4mのサンタツリーを創り上げていました。

館内の吹き抜けには、三箇所に「ホワイトスノーシャワー」と称する空から舞い降りる雪の結晶をイメージしたオーナメントが見られ、清らかに光り輝いていました。

3階のフロアーには、ミラールームが設置されており、ルーム内には無数の大小の「インフィニテイサンタ」が空間を埋め尽くしています。

また、美術館前の吹き抜けには、雪輪の模様をモチーフにしたシルバーの2万5千枚のフイルムで創られた雪が舞い降る光景が描き出されています。

2階の通路には、美しい熱帯魚が舞い泳ぐ水槽が並び憩いのスポットとなっています。

ミッドタウンから六本木ヒルズへ向かうと、66プラザのテラスから冷たい小雨降る濃霧の中に東京タワーが浮かび、クリスマスイルミネーションに代わる幻想的な光景が見られましたね。

ヒルズタワーのウエストウオークには、華麗なドレープのドレスを纏ったようなクリスマスツリーが飾られ、他にも鮮やかなツリーで華やかな美しさを競っています。

冬本番のような小雨降る寒い日で、けやき通りのイルミネーションも点灯されていませんでしたが、クリスマスシーズンを迎え東京のイルミネーションが楽しみです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

慶應大学湘南キャンパス(SFC)ORF

2019年11月25日 | 地域活動

地域の慶應大学湘南キャンパス(SFC)の研究成果を公開するイベントの「Open Researach Forum(ORF)」が東京ミッドタウンで開催され、日頃地域活動で交流のある地域の代表として参加してきました。

今年のテーマは、SDGs(持続可能な開発目標)」の次の社会として、多くの目標に向かって日頃取り組んでいる研究成果が発表されていました。

広い会場には、72のブースが設置されて、総合政策学部・環境情報学部・看護医療学部と大学院の研究科の夫々の最新の研究内容と成果が発表されていました。

今回は、我が地域と日頃イベントや情報の共有を行い交流している環境情報学部の研究グループの一員として、参加していました。

今回のグループの成果は、地域の情報を広い世代に伝えるSNS整備や地域とのつながりを強化する取り組みの活動状況を発表されていました。

大学と歴史・文化の街の紹介や多世代の交流を図る健幸カルタなどで、「人生100年時代を健康で幸せに~」をテーマに健やかに年を重ねる秘訣などが紹介されていました。

他のブースでは、最新のドローン社会の共創や日本語と多言語多文化との共生、エネルギー社会、スポーツ・ランニングのデザインなど次世代に向けて取り組んでいる状況が発表されており、興味あるテーマが多く見られました。

SDGsの健康やエネルギー、経済、街づくり、気候変動・・・・・など17の目標に向かって具体的なテーマで取り組まれている状況を確認する機会となり、今年も約5000人近い参加者や主催者との楽しい交流佳でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラ散歩~ドーンと福井 in 神楽坂

2019年11月24日 | まち歩き

ふるさと福井を東京で愉しむ「ドーンと福井 in 神楽坂」が神楽坂で開催され、久し振りに神楽坂を散歩しながらふるさと福井を身近に感じながら故郷の文化や郷土の特産物を味わいながら交流してきました。

神楽坂は、江戸時代に福井小浜藩主 酒井忠勝の下屋敷があったところで三代将軍家光~四代将軍家綱において、老中・大老を努めたという福井にゆかりの地となっています

この日は、生憎の寒い雨の日となり恒例の酒井忠勝の大名行列は中止となりましたが、メイン会場の赤城神社でオープニングセレモニーが行われ、福井の無形民俗文化財の下村の獅子舞が披露され、福井人が集っていました。

赤城神社境内の特産品コーナーでは、解禁されたばかりの越前ガニが参拝客には大好評でした。

境内のブースでも水羊かんやへしこなどの特産品店が並び福井人にはかけがいのない故郷の冬の味覚で好評でした。

赤城神社近くの矢来公園には、酒井家の下屋敷跡の矢来公園へ向かうと、「小浜藩邸跡」と記された石碑が建っています。

今年も福井の名物の「トリケラトプス・ホリダス」の恐竜や恐竜博士も展示されて大きな頭で子供たちに呼びかけていました。

大名行列が中止されていたので、粋な散歩道の神楽坂の街をぶらついてきました。

神楽坂のパワースポットである善國寺毘沙門天では、境内には狛犬ならぬ阿吽の狛虎がユニークな表情で迎えてくれました(笑)

神楽坂通りから名物の石畳の小路に入り迷路のような横丁をブラついていました。


本多横丁や芸者新道、神楽小径などをブラついていましたが、隠れ家のような風情ある街並みが見られ、越前おろし蕎麦店で一休みしてふるさとの味を味わいました。

神楽坂通りに戻り、東京理科大の構内には、ユニークなオブジェが置かれています。

雨の一日でしたが、ふるさと福井の雰囲気を感じながらのブラ散歩でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤澤浮世絵展

2019年11月23日 | アート・文化

藤澤浮世絵館で開催中の浮世絵展「浮世絵に見る波・風・帆」を観てきました。

今回は、「東海道五十三次コーナー」・「藤澤宿コーナー」・「江の島コーナー」・「企画展示コーナー」の4コーナーで53点の作品が展示されていました。

江の島は、来年の東京五輪2020でセーリング会場となっていますが、浮世絵には江の島を主題にした作品が多く描かれ、海に浮かぶような江の島の波・風・帆が浮世絵への描写を期待していました。

「東海道五十三次コーナー」では、歌川国貞の「美人東海道」の作品19点、江戸日本橋から奥津までの名所美人画が展示されており、各宿場などの美人を主題にした絵図が見られます。

歌川国貞の「五十三次之内 品川之図」では、大名行列をバックに遊女が描かれています。

「五十三次之内 藤澤図」では、江の島一の鳥居や大鋸橋を背景に描かれています。

「五十三次之内 箱根之図」には、富士山と箱根の山が描かれています。

「五十三次之内 原ノ図」では、朝焼けの富士を仰ぎ見る美人が描かれています。

「藤沢宿コーナー」では、「東海道名所図会」の歌川国貞や広重など東海道五十三次の大津、大井川など名所旧跡や宿場の様子が描かれた作品11点が展示されています。

歌川国貞の「五十三次之内 宮之図」では、熱田神宮のおひざ元の宮宿の光景です。

歌川広重の「五十三次名所図会」では、大井川の渡し場の光景が描かれています。

「江の島コーナー」では、「江の島と波の描き方の変遷」を描いた9点が見られます。

勝川春章が描いた相州江之島の風景では、腰越から見た江の島と富士山が描かれて現代画に近い描写でした。

歌川広重の「相州江之島弁財天開帳参詣群衆之図」には、江の島参詣に向かう群衆の賑わいが描かれています。

同じく歌川広重の「相州江之島弁財天開帳参詣岩屋之図」では、岩屋側から見た岩場や参道の光景が描かれています。

「企画展示コーナー」では、「浮世絵にみる波・風・帆」として葛飾北斎の富岳三十六景や歌川広重の名所図会が展示されています。

その中の1点の歌川国芳の「為朝を救う図」では、荒波の中で烏天狗が為朝を救う構図が描かれています。

多くの浮世絵大作に描かれている藤澤宿の江の島の光景が描かれている作品でしたが、主題であった「波・風・帆」をテーマに最近描いたkormanの江の島のセーリング会場の「水彩画の波・風・帆」を描いてみまると、波の描写は難しさに苦労しました

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の寒川ひまわり

2019年11月22日 | サイクリング

寒気到来で寒い日が続きますが、寒川町の冬のひまわりが満開となったと聞き、快晴のサイクリング日和の中、寒川へポタリングしてきました。

途中、茅ヶ崎の里山公園の湘南の丘からは、ススキ原の先に冬の富士山が見えて冬景色となっていました。

寒川神社近くのひまわり畑に着くと、約2000㎡の畑には約7万本のひまわりが満開となっており、背丈も約50cmと低く黄色い絨毯を敷かれたような景観となって暖かみを感じていました。

ひまわり畑の横には、皇帝ダリアの花が美しく彩りを添えていました。

ひまわり畑から寒川神社へ回ると、七五三シーズンを迎えて大勢の家族連れで大変な賑わいでした。

相模之国一之宮の寒川神社は、八方除けの守護神と有名ですが、悪事災難の厄除けを祈願していました。本殿前には方位盤と渾天儀が設置されています。

境内には、菊花展が開催されており、約350点の豪華な奉納菊が展示されていました。

案内によると、一本仕立てや三本仕立てや細間・太管・間管・厚物などいろいろ種類があり、素晴らしい姿に惚れ惚れしていましたね~

神門前の狛犬の名犬も驚くような笑顔を見せていました(笑)

寒川神社に隣接する興全寺に立ち寄ると、境内にいぼとり地蔵として有名な「とんがらし地蔵」がとうがらしは少なかったですが、ひっそりと佇んでいました。

寒川の中央公園の高台からも雄大な富士山が見えていました。

帰路に小出川沿いを走ると、田園地帯に多くのガマの穂が破裂して綿毛が強い風で飛び散っている光景が見られ、驚きでした。

帰路は、冷たい強風に悩まされていましたが、冬のひまわりや富士山の姿に快適なポタリングでした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小田原城総構散策(2)

2019年11月21日 | まち歩き

総構巡りの後半は、西堀から総構の最北端の三段堀の城壁となっている急な斜面に入りますが、この堀から這い上がるのも大変な苦労があったことを実感しました。

堀の上には、敵陣が攻め上がるときに投げつけたという「つぶて石」が置かれていました

御鐘ノ台の高台からは、眼下には関東学院大や大山を望む総構で一番の眺望が見られます。

高台から城山公園の西側の山道を下り相洋高校近くの「三の丸外郭新堀土塁」へ向かいます。

この地は、名前通り小田原城の三の丸を形成する堀ですが、大きな土塁に囲まれており、相模湾や石垣山の一夜城の眺望も最高でした。

三の丸外郭から日本最古の上水道であった「小田原用水」沿いの裏道を経て、「早川口二重戸張」へ向かいます。

「早川口二重戸張」は、秀吉が築いた石垣城に最も近く、河岸段丘の土塁と河川敷の堀を二重にして二重構造の土塁で防御を固めた場所で総構の虎口(城の入口)であった遺構となっています。

遺構から早川沿いを経て御幸の浜海岸へ出て一休みし、本丸の小田原城へ向かいます。

小田原城の正面入口から見る美しい「隅櫓」です。

石垣に囲まれた枡形門の「銅門」です。

本丸に一番近い堅固な城門の「常盤木門」です。

総構に守られた難攻不落のお城と言われた本丸の小田原城は、今も威厳のある姿を見せていました。

豊臣秀吉が率いる大軍の小田原攻めに耐えた歴史的遺構を見て、改めて歴史の一端を実感しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小田原城総構散策

2019年11月20日 | まち歩き

先日、小田原城総構を巡る歩こう会に参加してきました。

小田原城総構は、天下統一を目前にした豊臣秀吉の小田原攻めに対抗して北条氏が築いた全長9kmの防衛ラインで、今も残る遺跡は壮大なもので初めて参加してその偉大な遺跡を見てきました。

この日は、小田原駅の北条早雲像前をスタートし、小田原城を取りまく総構の全容を学んできました。

北条早雲像から反時計周りに総構のあった跡の丘陵地帯を進みます。「史跡標柱」と名付けられた場所には城門の跡らしき堀跡や掻揚土塁などが見られ、傾斜60度近い城壁が残されていますが、此処を攻め上るのは、大変なことでしょう。

竹林が続く谷津山の小径を登り「城下張出」に着くと、東西約50m、南北45mの台地があり、敵兵に対して横矢掛と呼ばれる攻撃を仕掛けた総構の最前線地だったようです。

周辺は住宅街になっていますが、高台からは小田原城を望めるスポットとなっています。

その先には切通があり「山の神堀切」となって谷津丘陵を東西に分断する堀となっています。

続いて「山の神堀切」の崖下にある「稲荷森」に入ると、孟宗竹に覆われた深い堀がありお城に向かって湾入り地形に合わせて深い堀が見られます。

「小峰御鐘ノ台大堀切」では、三つの尾根に沿って大きな3本の堀切があり、東堀・中堀・西堀が出来ています。

延長160m、堀幅約30m、高低差約15mの「東堀」は、三堀で最大の堀で圧巻でした。

東堀の上は、広大な雑木林となっています。

東堀と西堀に挟まれた「中堀」はくの字型に屈曲した堀で、一部が一般道となっています。

「西堀」では、三掘で最大の堀で約150mの堀が残されていますが、以前は215mあったようでかなり埋められていて、土留めの石垣もあり、西堀とほぼ同じ規模のようです。

西堀から、海と城が見える城山公園に入り、小田原城と相模湾を眼下に眺める園内で昼休みでしたが、園内には戦没者の慰霊塔が立っています

 後半は、総構の西側の遺構を巡り相模湾の海岸から小田原城の城址公園を巡っていました【続く】

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こども餅つき大会

2019年11月19日 | 地域活動

正月まで一か月余りありますが、地域の「市民の家」の利用団体や自治会、サークルが集い、「子ども餅つき大会」を開催し、地域の子どもを中心に保護者や参加した地域のサークルと交流会となりました。

昨今では、餅を搗く習慣も少なくなり、経験者も少なくなりましたが、前日から諸準備を行い、釜やセイロ、臼などを持ち寄り、昔ながらの餅つきを子供たちに体験してもらうための地域のイベントとなっています。

昔は、毎年暮れになるとふるさとで親戚やご近所が集い徹夜で搗いていた昔取った杵柄を活かして昔懐かしい臼取りや搗き方を教えながら楽しんでいました。

搗き始めて適度な搗き具合を見て、子どもたちの出番まで長い列が出来ていましたが、初めての経験として重い杵を持ち上げて楽しい想い出が出来たと喜んでいました。

餅つきを体験した子ども達は、搗き上げた餅を餡子餅、きなこ餅にして搗きたてのお餅を食べながら自分が搗いたお餅を食べながら美味しそうに食べ比べしていたようです。

今年は、17臼を搗きましたが、最後には残り少なくなり、子供たちの笑顔に癒されていました。

中庭に咲く可憐な黄菊を眺めながら搗き上がった餅を食べ合い、地域の世代間の交流を行い意義ある餅つき大会でした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラ散歩~大磯照ケ崎海岸

2019年11月18日 | まち歩き

湘南平をトレランした後、大磯駅から近い照ケ崎海岸に向かいました。

大磯駅近くの虎御石を祀る延台寺に立ち寄ってみると、日本三大仇討物語の「曽我物語」の曽我十郎ゆかりの虎御石が曽我堂に安置されていました。

虎御石は、「十郎の身代わり石」とも言われる石で、大願成就のご利益があるようです。

境内には、虎女の供養塔や虎御前祈願の龍神、大磯宿遊女の墓などが安置されており、大磯の歴史を感じる名寺でした。

多い大磯海岸へ出ると、日本初の海水浴場として出来た人気の海水浴場ですが、シンボルの「かぶと石」と間違えるような巨大なごみの山が沢山出来ており、台風19号の置き土産でしょうか?

海岸の西湘バイパスの支柱には、市民の方々が描かれた素敵な壁画が描かれ「浜辺のギャラリー」となっています。

その中の知人の作品です。

壁画の周りの砂の上には、ギャラリーの画を楽しんでいたのでしょうか、鳥が描いた足跡のアートな作品が見られましたよ(笑)

隣の大磯漁港では、とれ立ての地元の特産のシラスが干されていました

照ヶ崎海岸では、名物のアオバトの姿は既になく波静かな光景と遥か先に富士山を望む「こゆるぎの浜」が見られました。

西防波堤の先の埠頭には、白砂利の富士山が出来ており、富士山とのダブル富士や湘南平の展望テラスが見られます。

防波堤には、巨大なテトラポットが並び、その先には「OISO白灯台」があり、アートなデザイン灯台となっています。

上空には、珍しいパラグライダーが大音響を立てて飛び回っていました。

白灯台からこゆるぎ浜に戻りビーチで一休みし、「さざれ石」の産地となっている白砂青松と言われる浜では美しい小石も多く見られ、アートに挑戦していました。

一休みして大磯駅に戻る途中の切通しの崖上に「愛宕神社」があり、昔の大磯宿の火防の神として信仰があった神社で、現在は富士ビューポイントとして旅人の人気スポットとなっています。

快晴の湘南平や大磯海岸の富士山や湘南の絶景を見ながらのラン&ウオークでした。

 


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湘南平~トレラン

2019年11月17日 | 山行・ハイキング

湘南の人気のトレイルランコースである高麗山公園の湘南平が開園60年を迎え、「かながわの景勝50選」に選ばれている絶景ポイントを走れるコースで、久しぶりに雲一つない絶好のコンデイションとなりトレランしてきました。

大磯駅から旧東海道の松並木を経て高来神社から高麗山へ向かうコースに挑戦しました。

旧東海道には、曽我兄弟の兄十郎に恋した虎御前が十郎と会う時に化粧したと伝えられる「化粧井戸」が今も残されています。

 旧東海道から「高来神社」に向かい安全祈願していました。神社の境内には、高麗山の霊水が湧き出ており龍神が祀られ御供水をかけて安全完走を祈願し、比良加久社の左手の男坂の激坂に取り付きます。

男坂を登り切り細い山道を経て小さな木橋を渡って「八俵山(160M)」に着きます。

途中のアップダウンが続く坂道では、ランナーと行き交いました。

さらに比較的平坦な山道を走り高麗山の最高点の「浅間山(181m)」に着くと、浅間神社があります。神社の脇には、一等三角点もありました。

浅間山からさらに尾根道の坂道を登り最後の急階段を登って湘南平のテレビ塔に到着しましたが、大磯駅から42分でした。

テレビ塔前の展望台からは、期待以上の富士山や大山などの大パノラマ風景が望まれ、疲労感も忘れるほどの絶景でした。

テレビ塔の展望階から千畳広場と展望テラスを望む光景も最高ですね~

千畳広場では、湘南平開園60年を祝う記念イベント(愛と虹の架け橋)が行われ、多くの模擬店と共に楽しい雰囲気で盛り上がっていました。

展望テラスに向かいテラスからの眺望も澄み切った青空の下、富士山、丹沢連峰、大山、相模湾など期待以上の眺望で”絶景かな~絶景かな~”で、離れがたい眺望が見られました。

千畳広場とテレビ塔を見下ろす光景です

愛の南京錠の発祥の地と言われる湘南平ですが、今回は愛のモニュメントとして「AINOWA(愛の輪)が出来てインスタ映えスポットとなっています。

また、テラスの壁には平塚の画家が素敵な画を描いて新しいフォトスポットとなっていました。

絶景に魅せられて一休みして、紅葉山コースを経て大磯照ケ崎海岸へ向かいました。

コースの入口には、曽我十郎「硯水の池」があり、十郎が湧き出る水で墨をすって虎女にラブレターを書いた伝説の池のようです。

細い山道を下り途中、巨大な岩に多くの横穴の石室の「楊谷寺谷戸横穴群」があり、古墳時代末期横穴墓だそうで、大磯丘陵地帯には他にも横穴墓があったそうで貴重な遺跡でした。

湘南平から30分で大磯駅に到着し、久しぶりに大磯海岸へ行ってみました【続く】


 


 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富士見ポタリング~里山風景

2019年11月16日 | サイクリング

晩秋の快晴となり湘南の里山の富士見ポイントを巡りながらポタリングしていました。

激坂を昇り降りしながら藤沢の最北部の宇都母知神社周辺の高台に着くと、富士山が青空を背景に積雪を増して美しく浮かんでいました。

さらにその先の花農園の富士見ポイントでは、冬の花とコラボした富士山も最高の素晴らしい姿を見せていました。

宇都母知神社裏の高台からも丹沢連峰や大山の先に浮かぶ絶景が見られます。

御所見地区を一回りして、盛岩寺に立ち寄ってみました。盛岩寺は、開祖400年を迎えた禅寺で延命地蔵菩薩が祀られていました。

境内の本堂前には、箒をもって境内を掃くお掃除小僧が(洗心童子)立ち、奇麗になっているでしょうか?と可愛い姿で訴えていましたね~

その横では観世音菩薩も美しい笑顔で迎えられ癒されていました(^_-)-☆

盛岩寺から先月には彼岸花が咲き誇っていた小出川周辺に向かうと、稲刈りが終わった田園地帯には、藁ボッチが並び懐かしい里山の光景が見られ、富士山と共に晩秋の風景でした。

田園地帯から日本武尊が石に腰かけて大山を眺めたと伝えられる日本武尊ゆかりの腰掛神社へ向かい、茅ヶ崎の富士見百景に選ばれている富士見ポイントで日本武尊と同じ心境で富士山を眺めていました。

里山公園に入り、湘南の丘からもススキ原の先に富士山や大山を望み一休みして湘南の富士山巡りを堪能していました。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする