MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

銀ブラ~歌舞伎座・銀座プレイス

2016年09月30日 | まち歩き
隅田川・築地散歩から晴海通りを歩き東銀座の歌舞伎座へ立ち寄りました。
歌舞伎座タワーには、3年前にオープンした時以来の訪問ですが、今や気軽に立ち寄りたくなる観光スポットになっているようで、この日も九月大歌舞伎の千穐楽の日で大人気だったようです。

地下の木遣町広場では歌舞伎グッズなどの土産店が並び、昔の歌舞伎座の様相とは全く異なる楽しめる雰囲気ですね。

歌舞伎座の大屋根の上にある屋上庭園では、伝統歌舞伎に活躍された先人を思う「先人の碑」や昔の歌舞伎座の鬼瓦が置かれています。

庭園の芝生広場の端には「黙阿弥の石燈籠」が置かれており、ここが銀座の一角とは思えない長閑な憩いの広場となっています。

屋上庭園から大屋根を眺めながら「五右衛門階段」を降りて4階の歌舞伎ギャラリーに向かいました。

歌舞伎座ギャラリーでは、歌舞伎の衣装や道具などが陳列されており、歴代の歌舞伎役者の写真が紹介されており、外国人ツアーでしょうか?歌舞伎ファンの外国人も見入っていましたね~

歌舞伎タワーから晴海通りを経て銀座四丁目に来ると、「GINZA PLACE(銀座プレイス)」が先日オープンしたばかりで、銀座の街並が一変して服部時計店と共に銀座のランドマークですね。
特に外観の美しい模様が印象に残るデザインですね。

ビル内に入ると、各フロアーは大混雑でしたが、1~2階は、日産自動車のショールームとなっており、未来の美しい車が展示されていました。

2階の展望フロアーからは銀座四丁目交差点を望めてこちらも新しい人気スポットになりますね~

4~6階は、SONYのショールームとなっており、カメラや音響設備などの新製品の体験コーナーとなっていましたが、多くの来訪者で中々実感した体験は出来ませんでした。



銀座プレイスを出て有楽町の数寄屋橋交差点に来ると、既に移転が終わったソニービルはまもなく解体されてソニーパークとなるようですが、その姿を脳裏に焼き付けていました。

数寄屋橋交差点の一角のはぐれ桜の下に座る「はぐれっ子」も悲しそうにソニービルを見上げていましたね~

京橋のギャラリーから佃島、隅田川、築地市場、銀座へとブラ散歩を楽しみ、夕暮れ時となり帰路につきました。
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ぶらり散策~勝鬨・築地市場

2016年09月29日 | まち歩き
隅田川テラス散歩で佃島から月島、勝鬨橋を経て話題の築地市場界隈を歩いてみました。
勝鬨橋の先には、築地大橋がほぼ完成しているようですが、豊洲市場の盛土騒ぎが発生して東京五輪の大動脈となる環状2号線で開通がいつになることやら心配ですね。
対岸には築地市場の岸壁とその先には東京タワーの姿が見られます。


隅田川テラスを引き返して勝鬨橋を望む光景も隅田川の絶景の一つですが、秋のうららの隅田川テラスのジョグを堪能していました。

勝鬨橋を渡り築地へと向かうと、今は開かない跳ね上げ橋ですが橋の中央には開閉時の継ぎ手が残されており、50年前まで開閉されていたシーンを何度も見ているので実に懐かしく思い出されます。
豊洲在住時には、勝鬨橋には都電も走っていたので銀座から都電で帰ってきたのも懐かしい想い出です。

国の重要文化財にも指定されている名橋となっているが、今は「開かずの勝鬨橋」とも言われているようです。



築地寄りの袂には、日露戦争での旅順陥落祝勝記念として、築地と月島を結ぶ「かちときのわたし」の記念碑が設置されたそうで、名前の由来にもなっているのです。

勝鬨橋から築地市場へ回り裏門前に鎮座する築地の鎮守様「波除神社」に参拝してきました。

波除神社は、災難除・厄除・商売繁盛の神様として築地には欠かせない神様となっており、本殿には一対の獅子頭が奉納されていました。

境内には見どころが多くありますが、右手の獅子殿には巨大な「厄除天井大獅子」が納められており、濃茶の肌に金の歯、髭、眉毛の様相です。

本殿の左手の弁財天社には大きな「お歯黒獅子」が納められており、紅色の肌に真っ黒の歯、金色の髭と眉の配色で雌の獅子だそうです。

その隣には、天照大神や大国主命、少彦名命、天日鷲命などを祀る末社や玉子塚が建てられていました。

他にも十二支の干支の石像やお狐様が並んでおり、パワースポットになっていました。

築地市場は、この日は休市場となってあの賑やかな光景は無く閑散としていました。

魚がし横丁をぶらりと回ると、以前には何度か通ったお寿司屋さんも外観は全く変わっていませんでしたが、豊洲移転ごはどうなるのでしょうか?
あの牛飯の吉野家の発祥のお店も変わっていませんでした。

築地場外市場も多くの店はお休みとなっており、日頃の賑わいは無く静かな光景となっていたが、豊洲移転後も現状のまま残るようで楽しみです。

移転前の築地市場雰囲気は確認できませんでしたが、移転後の街並はどのようになるのだろうかと思いつつ、築地から銀座へと足を延ばしました【続く】
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ぶら散歩~東京佃島界隈

2016年09月28日 | まち歩き
芸術の秋を迎えて各地で美術・絵画展が開催されていますが、八重洲の画廊で開催されている「第15回日本スケッチ画会展」に出かけてきました。
「日本スケッチ画会展」は、淡彩・水彩スケッチ画で関東近辺において指導的な立場の画家の皆さんの作品展で、今回も75名の皆さんの作品約300点が出品されていました。

この日は、展示会の最終日だったので、出展された多くの画家の皆さんの顔が見られ、馴染みの出展者との楽しい水彩談義をしながら、交流会を楽しんでいました。

毎回感じることですが、美術館で開催される公募展のような堅い雰囲気はなく、多くのスケッチ愛好者が集い身近に感じる水彩画の個性ある画風や筆タッチの素晴らしさを語り合っていました。
知人の作品も毎回のことながら清里や安曇野の美しい高原の風景が描かれており、昨年もスケッチに出かけた想い出が過ぎっていました。



他にも素晴らしい構図や彩色、大胆さなど参考になる作品が多くレベルの高い作品ばかりですが、中でもハイレベルの憧れの作品で窓辺の風景と美しい彩色・構図の素晴らしさに魅せられました。

この夏は、猛暑や雨の異常な天候が続きスケッチ出来る機会も少なかったが、素晴らしい作品に刺激を受けて描きたい気分にスイッチ・オンとなりましたね。

会場を後にして久しぶりの秋空に誘われて隅田川の佃島から勝鬨橋へとブラ散歩していました。
会場近くの京橋エリアの明治屋の周りには、 オープン間もない「京橋エドグラン」という新しいランドマークとなる超高層ビルが聳え立ち、すっかり京橋エリアの光景が変わっていました。


京橋から八丁堀を経て隅田川の中央大橋に着くと、佃島界隈も超高層マンションが立ち並び、その前に兜をイメージした斬新なデザインの吊橋「中央大橋」の主塔が高層ビルをバックに聳えています。
隅田川には多くの名橋がありますが、中央大橋は夜景スポットとしても人気の橋となっています。

橋の上から上流を望むと永代橋の先に東京スカイツリーが美しい姿を見せており、感動シーンでした。

また、主塔の上流側には「メッセンジャー」と称する彫像が立ち、パリ万国博に出品された作品だそうで隅田川とセーヌ川との友好記念に寄贈されたものです。

橋を渡って佃島に渡ると、今は石川島公園の中にパリ広場も設けられています。
この石川島公園は、以前は元会社のドックがあったところで、何度も通った工場跡地が思い出されて懐かしい想い出の地です。

石川島公園から隅田川テラスを歩き勝鬨橋へと向かいました。
中央大橋の下では、水上バスが通過しボート遊びの光景も見られます。

中央大橋から下流の佃公園に入ると、サクラ並木が続き桜の名所ですが、チャリダーにもサイクリングコースとして人気スポットのようですね。

その先には、石川島灯台という櫓のような和風の灯台があり、石川島人足寄場奉行が作った灯台だそうで堂々とした景観ですが、今はトイレとなっています(笑)


佃島の名所の一つである住吉神社に立ち寄って参拝しましたが、住吉神社は佃島の鎮守として海上安全の守護神です。
徳川家康の命を受けて、摂津国佃村から移り住んだ漁師達が住みついたところだそうで、名前の由来にもなっています。

辺りを散策すると佃煮屋が並び懐かしいレトロな光景が見られます。

昔の「佃の渡し」の石碑も置かれています。

住吉神社の裏には、入江があり朱色の欄干の佃小橋や掘割の光景は今も変わらずスケッチポイントとして何度も描いてきましたが、この日も二人の絵描き屋が筆を取っていました。

掘割りと佃小橋の先にリバシテイの高層ビルが並ぶ光景は、魅力的なコントラストを創りだしていました。

佃島から隅田川テラスを経て勝鬨橋・築地大橋へと向かいました【続く】
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小出川彼岸花

2016年09月27日 | ジョギング
湘南の秋の花見スポットとして人気の小出川彼岸花が見頃となり、藤沢の大黒橋から茅ヶ崎芹沢、寒川追出橋まで約3キロに亘って小出川沿いの土手道は彼岸花で紅い帯で埋められていました。

先日は彼岸花祭りが行われたが生憎の雨模様となり見合わせていたが、この日も小出川に着いた頃から雨足が強くなり雨の花見JOGでした。

大黒橋から望む川沿いは、見事な花の楽園となっています。

下流に向かう先には富士の姿を望める富士見ポイントですが、残念ながら雨に煙る光景でした。

川沿いの農道は、彼岸花コースとも呼ばれており、秋晴れの日には花見のツアー客で大混雑となるのですが、この日は人の姿も少なく花見ジョギングには最高でした。



川沿いの田園では稲の刈り入れ時期を迎えており、雀脅しの空砲が鳴り響いていましたが、黄金色の稲穂と紅色の彼岸花、小出川とのコントラストが美しい光景を描いています。



紅の花に混じって咲く白や黄色の花も可憐さを訴えていました





中間点の新道橋の先は、さらに花畑が広くなっており、赤い絨毯を敷き詰めた見事な光景でした。

茅ヶ崎里山公園付近まで来ると多くの花見ツアー客が傘を差して花見行進でした。



里山公園で折り返して遠藤まつり会場の柿園では人影もなく寂しい光景でしたが、小出川の秋の光景です。

彼岸花コースは、見事な曼珠沙華ストリートにもなっています。


今年は秋雨前線の停滞で秋晴れの日が無く雨に煙る田園地帯を彼岸花の美しさを愛でながらの花見ジョグでした。
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藤沢市民まつり

2016年09月26日 | まち歩き
第43回藤沢市民祭りの2日目を迎え、メインイベントの大パレードが藤沢駅南口・北口周辺で行われました。
今年は、 ”~キュンとする街 ふじさわ~” をテーマに藤沢市民総勢約1万2千人以上が参加して大パレードでした。

藤沢駅のコンコースに着くと、各種団体・サークルが開催する模擬店など大混雑です。

サンパール広場のお祭り広場では、各種団体や東北・沖縄などのご当地物産ブースも参加しての屋台村が出来て、交流が行われていました。

広場のステージでは、各サークルのダンスや江戸芸かっぽれの演技も見られ、江戸の風が吹いていましたね~




北口大パレードでは、とび職連合会のきやりに始まり、消防音楽隊や米軍第七艦隊、湘南台高校吹奏学部(WSS)、囃子保存会や各町内会の踊りや神輿が続き、約7000人のパレードが続きましたが、到着した時は、各町内会のお囃子保存会の進行中で、賑やかなお囃子の響きが轟いていました。



続いて太鼓や笛の音色と素晴らしいお飾りの山車が次々と登場し、山車に乗って太鼓を打つ打ち手と観客が一体となって市民祭りならではの雰囲気でした。



山車に乗る人形では赤ちゃんを抱いた優しいおじいさんの表情がいいですね~

山車に続いて登場の神輿は出番を待って待機中でしたが、市内の神社の神輿や氏子町内会に子ども神輿など市内の神輿26基が勢揃いです。


神輿の一行には、源頼朝や弁慶、えびす様に仮装したサークルが観客の人気を独占していたようです。

神輿の最後列には、市内でも有数の文化財に指定されている名神輿が控えていました。


次の予定に追われて ”ドッコイドッコイ そ~りゃ~”の湘南神輿の光景を見れずに会場を後にしました。
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第43回藤沢市民まつり・マーチングフェスティバル

2016年09月25日 | まち歩き
第43回藤沢市民まつりが市内各地で始まり、”キュンとするまち~藤沢” とメインテーマになっています。
初日は生憎の雨となっていたが、秋葉台体育館のメインアリーナでは、「マーチングフェスタ2016」が行われ、地域の湘南台高校やサークルのマーチングの演技が披露されて大変な賑わいでした。

今回は、家族が所属するジャズ体操クラブも、キュンダンスや「陽はまた昇る」のジャズ体操演技を行い応援に出かけてきました。
メインプログラムの前には、「キュンとする街~ふじさわ」のテーマソングでふじキュンダンスが行われ、ダンサーも観客も一体となって盛り上がっていました。

曲も地元の雄である全国マーチング大会で3回のグランプリを受賞した湘南台高校吹奏楽部(White Shooting Stars)の演奏とコラボし、ふじさわのマスコットキャラクター”ふじキュン♡”を囲んで素晴らしい演技に観客席からも大拍手が送られていましたね。

続いて主役の(White Shooting Stars)の演技では、会場一杯に響きわたる演奏と一糸乱れぬ行進で描く曲線には、迫力満点でした。




WSSの演奏の後は、湘南ジャズ体操ファミリーの「陽はまた昇る~」の本番演技が披露され、子どもと大人約80人の合同演技が見事に組み合って”ガンバレニッポン イエイエイエイエ 凄いぞニッポン・・・”と感動のパフォーマンスでした。



さらに、WSSの卒業生による”White Galaxy”も現役生に負けないマーチングバンド演技でトランペットの響きとステップが広い場内に響きわたっていました。

他にも地元のバトンガールの素晴らしい演技では、スタンドの保護者から涙する姿も見られました。


野外の会場では、地元サークルの屋台村も賑わっていましたが、残念ながら雨が降りやまずやや寂しい光景です。

今年の市民祭りは、地域の住民やサークルが参加し「絆」の輪を強める機会となることを目指しており、2日目は駅前付近で大パレードが行われ楽しみです。
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浅草散歩~隅田川テラス

2016年09月24日 | まち歩き
浅草寺境内を巡った後、東京スカイツリーの姿に魅せられて隅田川沿いのテラスへ~
先にスカイツリーを間近に望める浅草EKIMISEの屋上にある展望台「浅草ハレテラス」へ上がると、スカイツリーや隅田区役所など素晴らしい眺望が眼下に拡がっていました。
夜景を見るには絶好のポイントでしょう。

浅草松屋のシンボルである時計台もすぐ目の前に見えましたが、何故か時計の時刻は合っておらず止まっているのか北面と西面も時刻はバラバラで何でしょうか?

一休みして地上から浅草松屋の建物を見上げると復元された浅草一のレトロな外観が素晴らしいですね。
南面の時計は、正常な時刻を刻んでいたようです(笑)

隅田公園に出ると曇り空でしたが、天に向かって伸びるスカイツリーは何度見ても見飽きない光景です。
ところが外国人を含む多くの若者が妙な動きをしていると思うと、またもや隅田公園にもポケモンGOが出没しているようでしたが、何とかならないのかと・・・

隅田川テラスに出て水辺の風を感じながらの散策もテンションが上がり下流へと向かうと、東武線の鉄橋や首都高と東京スカイツリーのコラボの風景も絶景でした。

赤色の吾妻橋の下からの眺めです。

吾妻橋から望むスカイツリーと隅田区役所、アサヒビールのオブジェとのコラボ風景も絶景です。

さらにテラスを下流に向かうと吾妻橋とのコラボの光景も画になりますね・・・・・

機会を見つけて改めて隅田川の夜景の橋巡りをしてみたいと思いますね~ 
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ぶら散歩~浅草寺

2016年09月23日 | まち歩き
上野の美術館から久しぶりに浅草へと向かい浅草寺界隈をぶら散歩を楽しみました。
この日も休日でしたので、仲見世通りでは外国人観光客の姿も多く見られ流石関東一の人気スポットですね。
宝蔵門回りでも記念撮影する観客で溢れていましたが、何故かこの日は和服姿の観客が多かったです。

大提灯も2年前に架け替えられて色鮮やかに輝いていました。

大提灯の下には素晴らしい龍が彫られていますが、 ”Oh~Wonderful~”と外国人にとっては驚きだったようです。

浅草寺のシンボルである五重塔は、6月から改修工事に入っており架設のベールに包まれており、改修工事は来年秋までかかるようです。
一方、宝蔵門から東方にはスカイツリーが聳えて和と洋の対照的な光景が望めます。

本堂前も、観音様のご利益を求める和服姿の参拝客で賑わっていました。


本堂前には、「慈雲の像」という雲の上から9人の群像が遥か先を見つめており、その視線の先には何があるのでしょうか? 興味ある銅像ですね・・・

本堂の裏には、毎年サンバカーニバルでスタート前の準備が行われる広場があります。
そこには、歌舞伎役者の市川團十郎の銅像が置かれており、その表情は実に迫力がありました。

また、広場の西方には、「銭塚地蔵尊」では石の六地蔵尊が安置されており、その下には寛永通宝が埋められているそうです。

銭塚地蔵堂の右には、「カンカン地蔵」というユニークなお地蔵様も鎮座しており、小石でカンカンと打つとご利益があるそうです。

西参道商店街をぶらついていると、立派なアーケードが出来て仲見世通りに負けない江戸の雰囲気が溢れており、賑わっていました。

すぐ傍の日本最古の遊園地「花やしき」に回ると、先日引退が発表された浅草のシンボルタワーとして親しまれた「Beeタワー(人工衛星塔)」は、この日は静かに佇んでいました。
上京した頃の懐かしい想い出が甦っていました。

浅草寺境内に戻りぶらついていると、宝蔵門まえには赤い幟に囲まれて「母子地蔵尊」が置かれており可愛い姿でしたが、第二次世界大戦時に満州から日本へ帰ることが出来なかった母子の霊を慰めるために建てられた地蔵様だそうです。

また、その横の弁天堂の前に「二尊仏」が鎮座しています。
「濡れ仏」の名で知られるこの二尊仏は、観音(右)、勢至(左)菩薩様で、イチョウの緑をバックに変わった帽子をかぶりその穏やかな表情を見せています。

浅草神社では、鳥居の下に「夫婦狛犬」が相合傘をさして狛犬が仲良く並び、縁結びのパワースポットになっているそうで、触れながら楽しむ子ども達にもご縁があるでしょうか(笑)

浅草神社から仁天門を出ると門の前には、歌舞伎で有名な「白浪五人男」の五人衆があちこちに見られ、先の中村橋之助、国生、宗生、宜生と成駒屋一門が襲名披露で仲見世通りを「お練り」したと話題になりましたが、浅草寺は歌舞伎と縁があるのですね。



浅草寺境内をぶらついたあと、スカイツリーに魅かれて隅田川テラスへと向かいました。【続く】
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第29回 日本の自然を描く展~上野の森美術館

2016年09月22日 | まち歩き
知人の作品が今年も入選し、「第29回 日本の自然を描く展」の展示会が始まり、上野の森美術館で鑑賞してきました。
「日本の自然を描く展」は、プロ級や趣味で描いている人など絵を描く絵画愛好者の作品発表の場として、交流の場となっています。
今回も4568点の応募から、2791点の入選作品が4期に亘って展示されていました。
この日も、約700点の作品が展示されていて会場内は多くの愛好者が詰めかけて大変な混雑でした。

沢山の作品が並ぶ中で知人の作品を探すのも一苦労です。
見つけた知人の作品は、「甲斐駒冬支度」と名付けられて今年も素晴らしい駒ヶ岳の春の風景が描かれていました。

余りに多い作品だったので、目についた作品を探しながら巡っていましたが、油絵、水彩画、日本画など多種再々の作品ばかりで、この世界では上手い画ではなく好みの好い画を探していました。

優秀作品展示コーナーでは、190点の素晴らしい作品が並んでおり、その構図や色使い、筆タッチなどに魅かれていました。

自由部門で美術館賞や文部科学大臣賞を獲得された作品です。

子ども作品コーナーでも、素晴らしい力作が見られますね

風景画のみならず動物画や静物画も興味深い作品も見られますね。

行きつ戻りつしながら鑑賞した後、世界遺産に登録された国立西洋美術館前の庭園に立ち寄ると、三人裸像や考える人などを配したロダンの「地獄門」の大作に惹きつけられていました。

また、百年戦争に纏わる「カレーの市民」像も6人の市民が色々な姿で創りだされており、感動の作品でした。

上野の森をブラ散歩して清水観音堂の舞台に立つと、シンボルである「月の松」からはこの日も賑わいの不忍池の弁天堂を見ることができました。

上野の森を後にしてJR上野駅まで来ると、駅前には「ああ上野駅」の歌碑が立ち、懐かしい歌詞に感慨深く眺めていると、若かりし頃白馬や故郷への夜行列車に並んだ光景が思い出され、まさに”おいらの心の駅”ですね~


久しぶりの上野の森を散策し、浅草散歩へと向かいました。
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第68回 湘南高校体育祭

2016年09月21日 | まち歩き
運動会シーズンを迎えて毎週 各地の学校運動会が開催されていますが、地元では日本一の体育祭とも言われている湘南高校の第68回体育祭に久しぶりに出かけてきました。

娘や息子たちの母校でもあり親しみをもって体育祭や野球などの各種大会に応援に出かけていますが、体育祭には何年振りだろうか?
久しぶりの訪問ですが、校舎や体育館も20年前に新設されており、以前とはすっかり校内の雰囲気も変わっていましたが、校門に立つ樹齢80年以上のクスノキは大枝を張りだしていました。

湘南高校は、創立95年を迎えて校舎前には今も北原白秋作詞・山田耕作作曲の校歌の銅板が保存されていました。

 湘南高校の体育祭は、全校生徒約1000人がクラスごとに9つのカラー(色)に分かれ、さらにその中で、総務、競技、仮装、BB(バックボード)、大道具、小道具、衣装の7つのパートに分かれて夫々の役割を担い盛り上げています。

特に名物のバックボードは、各学年のクラス毎に、黒・橙・紫・白・黄・緑・茶・灰・藍の9色に分かれて校庭の南側に巨大な画が並べられています。
その制作には、異学年が力を合わせて企画段階から制作まで力を合わせたそうで、子ども達からも昔を思い出して苦労話を聞いていました。



観覧席では、早朝から席取りが行われていたようで、保護者やOB、地元人など毎年約5000人が訪れるそうで、限られた応援席は埋めつくされていました。

到着した時は、既に競技も始まっており、大縄跳びでは男女40人が心一つになり声かけあって飛ぶ光景が見られました。


W障害走では、男女のペア7組14人が二人三脚やタイヤ引き、パン喰いなど次々と障害を越えて、最後は各組のリーダーの総務長を背負ってゴールでしたが、大変な盛り上がりでした。

スエーデンリレーや三本綱引きレースでも、各組の知恵を絞った作戦で勝敗が左右していたようで、気合を感じる闘いでした。


ムカデリレーでは、男子10人、女子8人で足だけではなく体もくっつき合ってのリレーでしたが、思い通りに進まぬチームも多く大迫力を感じていました。



最大の呼び物である午後の部の仮装や大道具・小道具・踊りを見たかったのですが、午後の予定があり残念ながら会場を後にしました。
「日本一の体育祭」を観戦しながら、半世紀以上前の我が高校時代の体育祭での巨大な張り子を造って大応援合戦での盛り上がった経験を想い出して、あの頃は日本一だったのではと思いを馳せていましたね~
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靖国神社~みらいとてらす

2016年09月20日 | まち歩き
昨年より終戦70年の記念イベントとして始まった靖国神社の秋のイベント秋の夜長参拝 「みらいとてらすー秋を彩る九段の光ー」 を観てきました。
靖国に眠る英霊に対しての感謝と未来に向けて平和への祈りの気持ちを込めて今年も参拝してきました。
この日の靖国の森は、終戦記念の日の喧騒とは異なる静かな秋の幻想的な空間が拡がっていました。

大鳥居前の参道ではプロジェクトマッピングで阿波踊りが紹介され、大鳥居もライトアップされて夜空に九段の光が突き上げています。

参道では、かぐら連や北の御門連の阿波踊りが披露されてリズムが森に響きわたっていましたね~



参道は、鮮やかな紫色のライトアップで染め上がり、イチョウ並木も浮き上がった別世界の光景となっています。

第二鳥居と神門も見事にライトアップされてその先の本殿から天に向けて靖国の光が昇り、荘厳な世界が創りだされていました。

拝殿に参拝していると、この日も前後に外国人の姿も非常に多く見られ、今や靖国神社は外国人の人気スポットになっているようです。

参拝後、神池庭園に回ると池の周りの木々も美しくライトアップされて「秋の夜長ライブ」でお琴や尺八の演奏が行われ、和楽の世界に浸っていました。



最大の見ものである遊就館の門に描き出されるプロジェクトマッピングでは、日本や靖国の四季の風景が約4分間に亘って映し出されていました。







九段に飛ぶ白鳩や舞い落ちる光の粉、靖国の心が流れて、しばし別世界に酔いしれていました。





靖国神社には、度々訪れていますが、 ”秋を彩る九段の光”の幻想的な世界は、新しい平和な日本を創りだしていました。
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赤坂坂道散歩

2016年09月19日 | まち歩き
赤坂氷川祭の巡行と分かれてミッドタウンから近くの乃木神社に参拝し、赤坂通りから赤坂の坂道散歩を楽しみ永田町へとブラ散歩していました。
乃木神社は、かの日清戦争や日露戦争で活躍した陸軍大将乃木希典と静子夫人を祀る神社で、縁結びの神、夫婦円満のスポットとしても有名です。

この日も、立派な神明造りの本殿では盛大な結婚式が執り行われていましたね。

乃木神社の右手奥には、乃木希典の恩師だった玉木文之進と吉田松陰を祀った正松神社がひっそりと鎮座しています。

正松神社への参道前には、君が代に詠われているさざれ石が置かれていますが、乃木神社に相応しい巌ですね。

本殿の左手には、不思議な丸い模様が刻まれた菊面石が台座の上に置かれていますが、何でしょう?「ナンダモンダ」と名前が付けられていましたね

この日は神社横にある旧乃木邸も一般開放されており、明治の面影を残しており、邸宅の前には、辻占売りの少年に激励を与えている立派な銅像が残されていました。

また、立派な馬小屋がありますが、区の歴史建造物となっており、乃木大将がこよなく馬を愛されたのが想像できますね。

乃木神社から赤坂通りの乃木坂を下り一ツ木公園の前にある急坂の「三分坂」の角にある「報土寺」に立寄りました。
「三分坂」は、急坂のため通る際には車賃が銀三分割増されたことが名前の由来だそうで報土寺の築地塀と共に画になりますね。

境内には、名大関・雷電為右衛門の墓があり小さなお墓ですが、江戸時代の名残を感じました。

三分坂から転坂、氷川坂を歩いていると、勝海舟邸宅跡の「サン・サン赤坂」前に、完成したばかりの勝海舟と坂本龍馬の「師弟の絆~明日に向かって」と名付けられた銅像が立てられていました。
新名所ですね・・・

周辺は、坂道だらけで名前も不明でしたが、角には観音菩薩も置かれた坂道の名スポットです。

東京坂道物語にも詠われている”先を急いで つまづいて あなたの胸に転び坂 ”の名場面を想い出していました。

赤坂サカスから一ツ木通りに入り赤坂見附方面に進むと、Bizタワーの芝生広場には、巨大なイエローバードが二匹が止まっており、何かを訴えるような鳴き声が聞こえそうでした

その先の浄土寺では、参道入り口に「身代わり地蔵尊」と「子育て地蔵尊」真っ赤な衣装に包まれていましたが、この一ツ木通りは昔は赤土の坂道だったのが、 「赤坂」の名前の由来になったそうですね~

赤坂見附から富士見坂を経て永田町へ向かうと、赤プリも姿を一新してすっかり景観が変わっていました。

永田町からこの日の目的地である九段下の靖国神社のみらいとてらすへ向かいましたが、雨の心配も無く快適な赤坂坂道散歩でした。
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赤坂氷川祭

2016年09月18日 | まち歩き
江戸の三大祭りとも言われる赤坂氷川神社の祭礼「赤坂氷川祭」が、今年は德川八代将軍吉宗公が将軍に就任して300年の慶祝に合わせて、宮神輿や猿山車が新調されて近年最大規模の連合巡行が行われると知り、赤坂散歩してきました。
赤坂氷川神社は、創建1000年以上と言われ、八代将軍 徳川吉宗公が現在地に遷宮されて将軍の信仰が厚かったそうで、赤坂の日枝神社と共に都心の神社として都民の人気スポットとなっていますね。
日頃は静かな境内ですが、この日は境内には模擬店も設けられて大変な賑わっており、アメリカ大使館宿舎が近いこともあり、多くの外国人の姿が目立っていました。

拝殿には、三つ巴の神紋が輝いています。

境内には、大銀杏や勝海舟ゆかりの四合稲荷社、力比べの力石など興味深いものが多く、パワーが漲っていましたね。

既に宮出ししていた神輿や山車を追いかけて赤坂通りへ回ると、新調された「猿山車」を先頭に、新しい「宮神輿」が担がれてではなく山車に乗って静かに進行していました。

その後ろには、俳優の松平健さんが扮した吉宗公が白馬に乗って静々と進行し、沿道から盛んな声援が飛んでいました。

さらに「和歌祭」の隊列と赤坂芸妓衆の奇麗どころが続きます。

隊列の最後には、早稲田大学の建築学科が歴代の氷川祭の様子が描かれたボードをかざしての進行です。

乃木坂を昇って赤坂ミッドタウン前に着くと、多くの観客に囲まれて壮麗な隊列が大歓迎の輪に囲まれていました。



新調された「猿」の山車です。




六本木のビルに囲まれた街並みに江戸の絵巻が繰り広げられ圧巻でした。

ミッドタウンで隊列から離れて江戸の大名屋敷の中でも名園の「檜町公園」で一休みです。
「清水園」と言われる公園内の中之島から上の池・下の池を眺めていましたが、小さな滝からのせせらぎや水際の風景に浸っていました。



回遊式の遊歩道を歩き和式の東屋からの眺めも素晴らしく高層ビル街の中にいるとは思えない安らぎスポットでした。

一休みの後、六本木の隠れスポットなどを巡り坂道散歩を続けていました。【続く】
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ぶらりJOG~富士見ファーム

2016年09月17日 | ジョギング
お彼岸を迎えても秋雨前線の影響で久しく晴れの日も無く小雨や曇りの日が続いているが、猛暑もなく走り易くなり湘南CC周辺の富士見ファームをジョグっていました。
富士見ファームは、秋の快晴の日には富士山を正面に見て走れるお気に入りコースですが、この日は富士山の姿も無く稲刈りが終わった稲田に藁ボッチが並ぶ風景が拡がっていました。

広い稲田には最近はあまり見かけなくなったハゼ掛けされた長閑な伝風景も見られます。

畦道には、彼岸花も鮮やかな姿を見せて主役を演じています。

富士見ファームでは、秋の収穫時期を前に菜園では秋野菜が実っていましたが、美しい花々の姿も目立っていました。
可憐な黄色の花も風に揺られていましたが、花の名前は何でしょうか?

また、盛りを過ぎたヒマワリの大玉や八重のヒマワリも猛暑を過ぎて夏への想いを告げているようでした。



農園の一角には、オクラの木に似た茎にリングが形成されている不思議な気も見られ魅かれましたね~



小雨模様となり早々に引き上げると、途中の丘の上には野生の白い彼岸花が群生しており、蝶が飛び回っていましたが、赤の彼岸花より開花が早いようですね。


小雨の中で確実に秋の光景を身近に感じるスロージョグでした。
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藤澤浮世絵館

2016年09月16日 | 絵画
藤沢市に7月に開館した「藤澤浮世絵館」の開館記念展の第2期が始まりました。
今回も『絵師たちに愛された藤沢 北斎・歌麿・広重・国貞』展とし藤沢市が所蔵する浮世絵の名品から、代表的な絵師の歌川国貞、葛飾北斎、歌川広重、喜多川歌麿などの名品57点が展示されていました。

我が藤沢市の藤沢宿や江の島は、浮世絵の題材に多く選ばれており大変楽しみにしている展示会で第1期に続いて駆けつけてきました。
今回も、第1期に続いて「東海道五十三次」と「藤沢宿」、「江の島」、「企画展示」の4コーナーが設置され素晴らしい作品を堪能することが出来ました。

「東海道五十三次コーナー」では、「役者見立東海道五十三駅」と名付けられたテーマで 「曽我物語」や「箱根霊験躄仇討」、「伊賀越道中双六」など七つの仇討に関する歌川国貞の作品22点が観られました。
今期は、前期の風景画と替わって人物画が主で五十三次の各所をバックにユニークな役者が描かれていました。
その中でお気に入りの3点です。
 小田原箱根間 曽我の里の鯰坊主で、演じる役者は二代目坂東彦左衛門です。

 沼津 荷物平作で役者は嵐猪三郎です。

 おどけた表情の伊賀越道中双六の赤坂 澤井助平で、役者は初代坂東三津右衛門です。

 
「藤沢宿コーナー」では、葛飾北斎と歌川広重の五十三次の名所の図会が11点が展示されていますが、どの作品も現在の藤沢の情景からは想像も出来ない光景でしたが、「藤澤 南期の松原 左り不二」です。
現在も茅ヶ崎の南湖の左富士として、富士見ポイントとなっています。




「江の島コーナー」では、当時の江の島参詣の図の三部作も見応えありました。

江ノ島詣でを終えた一行が片瀬海岸から小動岬を経て七里ヶ浜へ向かう情景を描いた広重の「江の島参詣の図」です。

 画面一杯に江の島が展開し参詣者の様子が克明に描かれた「相州江之嶋岩屋之図」です。

 江の島に多くの行楽客で賑わっている情景が見事に描写されていました。

今の片瀬東浜あたりの浴衣を着た観光客の様子も面白いですね。

江の島の名所である岩屋と大波を描いた広重の作品も富嶽三十六景を連想する構図が面白いですね。

明治座の狂言の組み上げ絵を描いたジオラマも目を惹きました。

東海道五十三次シリーズの藤沢宿や大山・江の島詣での要点として、絵師が愛した当時の藤沢の人気ぶりが覗え、 ”キュンとする街 藤沢”を実感しましたね~
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