MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

著名人犯罪の過剰報道に思う

2010年09月18日 | テレビ番組

連日、テレビ等のマスメデイアは、元俳優の押尾学の合成麻薬服用にからむ裁判員裁判に関して、特別番組やワイドショーを組んで過剰な報道が続いている。

これまでも著名人が被告となる事件では、明らかに これでもかと思えるほどセンセーショナルに報道しており、報道の在り方などについて議論されてきていた。

今回の事件でも、著名人が被告の初の裁判員裁判となり、裁判員が予断をもち公正な判断を妨げる恐れがあるとして、報道の規制を求める動きがあったそうである。

過っての酒井法子の覚せい剤事件でも、同様に連日報道されていて、他の大ニュースも吹き飛んだような大騒ぎを作り出していた。

また、ワイドショーなどでは、素人のタレントコメンテーターなどが、専門知識もない上で薄っぺらいコメントを付けているが、呆れるばかりでうんざりしている。

コメンテイターにケチをつけるのではなく、何故にそうした番組編成を企画するのか、デイレクターの人間性すら疑いたくなる。

テレビなどの視聴率稼ぎに番組構成を考えているとすれば、見当違いも甚だしいことで、視聴者はそれほどミーハーではないと思われ、マスコミの自作自演であると思うが・・・・仮に視聴率に影響があるとしても、公共電波を使いそこまでの商業主義は行き過ぎである。

また「芸能レポーター」とかの存在すること自体が疑問があり、いつものことながら「知る権利」や「知りたい要求」、「報道の自由」などの論議が必ず出てくるが、憶測などで報道するのではなく、結果を報道するだけで十分である。一般の視聴者は、関心があるとしてもそれほど馬鹿じゃない。

今回の押尾の公判には、60人の傍聴席を求めて約1300人が押し掛けて並んだと報じているが、大半はマスコミが雇ったアルバイトだったようで、争って席を取り何が得られて何をしようとしたいのか?天下の報道関係者の猛省を促したい。

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