地元の中学校合唱祭にお招きを受けて市立文化会館で開催された「合唱祭」を鑑賞してきました。
秋の恒例の文化祭として全校生が参加して歌唱力を競う合唱祭は、生徒会自らの企画で各クラスの実行委員が発表曲の選定から毎週の練習スケジュールなどを決めて、この日の合唱祭を迎えたそうで、会場に入るとその熱意が伝わってきました。
各学年のクラス毎に名曲が選定されており、1年生では「マイバラード」や「怪獣のバラード」・・・2年生では「いつまでも」、「あなたへ~」、「心の鐘」・・・、3年生では「信ずる」、「IN TERRA PAX」など、コンクールなどの定番の聞き慣れた名曲が歌われていました。
どの組も練習には、中々皆が揃うことが無く 心一つになって取り組む機会が少なかったそうで、本番が近付いてからようやく本気に練習に打ち込んだと苦労話が披露されていました。
全校生や職員、保護者、来賓が一緒に詠う全員合唱では「夢の世界」を唄い、「さあ 語り合おう 素晴らしい僕らの 夢の世界を~」 と大合唱でした。
全クラスの発表後は、一番の人気舞台は、職員合唱でした。
曲目は、「花・は・咲・く」で、生徒席からは、先生を冷やかすように大歓声が上がり、大変な盛り上がりでした。
アンコールの声が湧き上がり、客席は手を振り足音を鳴らして全員合唱になっていましたね・・・
先生方のパフォーマンスが始まると、「●〇センセ~イ かっこいい~」とエールが飛んで会場は興奮のルツボと化していました。
最後に優秀賞の発表では、張り詰めた緊張が漂い、その瞬間には飛び上がったり、抱き合って喜びを表していましたが、その熱い気持ちが伝わってきました。
最優秀曲に選ばれたのは、「IN TERRA PAX」でしたが、場内が心一つになって歓喜の合唱となっていました。
我々ロートル世代では、合唱祭の思い出すらありませんが、この日までの過程を振りかえりクラスの絆を大切に悔いのない学園生活を送って欲しい。
会場の生徒達からエールを送られて場内を後にした・・・