MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

第16回 石画会展

2023年11月01日 | 絵画

元会社のOB画家が集う「石画会展」が横浜事業所で4年振りに開催され、今回も水彩画・油彩画・日本画・アクリル画など30点の作品が出展され、会場のゲストハウスのロビーに掲示パネルを特設し、今年は訪問者も少なかったようですが、現役組や画友が集い交流していました

出展された方には、日展や個展などに出展されている方も多く、感動を得た大作の一部を紹介します。

人物を描かれた人物画も魅せられる姿が描かれていて、見学者から大変な人気の作品となっていました。

各地のスケッチポイントを描かれた油彩画・水彩画・日本画も独自の筆使いや色合い豊かな作品も多く、完成までの経過などを語り合っていました。

我が作品は、今回は横浜の赤レンガ倉庫と霞が関の法務省旧本館(赤レンガ棟)を描いた2点を出展しました。

来月初めには、豊洲本社ロビーに会場を移して、展示されますが、絵画展を通じて現役組や画友との貴重な交流の輪を拡げたいと期待しています

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藤沢浮世絵館見学

2023年09月19日 | 絵画

藤澤浮世絵館の新しい展示「アナザー東海道」が始まり、東海道多様と異様な描き方で描かれた浮世絵を観てきました。

今回は、「東海道五十三次コーナー」・「藤沢宿コーナー」・「江の島コーナー」・「企画展示コーナー」の4コーナーで、80点の名品が展示されていました。

東海道五十三次コーナーでは、「東海道の旅のイメージと広重の影響」をテーマに、東海道五十三次の内の、日本橋から藤沢、大磯、箱根、桑名、浜松などを描いた23点の浮世絵が展示されていました。

東海道五十三次之内 藤沢・平塚・小田原などが描かれた豆版錦絵

藤沢宿コーナーでは、「歴史を重ねる東海道の描き方」をテーマに、江戸時代に道中記、浮世絵、歌舞伎など多種多様な描き方の6点の絵巻画が展示されていました。

江の島コーナーでは、「江戸時代の様々な技法による絵画」をテーマに遊行寺橋や江の島の藤沢宿の様子が描かれた作品10点が展示されていました。

企画展示コーナーでは、「多様と異様な東海道」をテーマに、江戸時代後期の文化人よって生まれたちょっと変わっ東海道五十三次の名所を鉢山の形で描いた鉢山図絵などが作品41点が展示されていました。

東海道を描いた屏風絵

日本橋・品川、藤沢・平塚の旅人の様子を描いた錦絵

今回も、江戸時代から現代まで東海道の旅人の様子などを描いた浮世絵の現代画とは異なる浮世絵の魅力に感動を覚えていました。

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藤澤浮世絵館見学

2022年12月08日 | 絵画

藤澤浮世絵館の東海道五十三次の名所が描かれた二代広重と言われる絵師の「喜斎立祥展」を観てきました。

今回は、「東海道五十三次コーナー」・「藤沢宿コーナー」・「江の島コーナー」・「企画展示コーナー」の4コーナーで、66点の名品が展示されていました。

「東海道五十三次コーナー」では、葛飾北斎や歌川広重などの旧東海道の様子を描いた浮世絵の風景画が11点展示されていました。

葛飾北斎の代表的なる作品の「冨嶽三十六景」の一つで七里ガ浜海岸から江ノ島の先に富士山が正面に聳える光景が描かれた作品「相州七里ガ浜」

東海道五十三次之 藤沢宿を描いた代表的な江の島一の鳥居と遊行寺橋の先に遊行寺を背景にした作品と遊行寺橋前に女性の艶姿を描いた美人画と風景画を組み合わせた作品

鉄道開通150年を迎えて高輪エリアの海岸を走るSL列車を描いた作品

七里ヶ浜海岸から江ノ島を望む海岸に輝く満月の光が海面を照らす光景を描いた浮世絵とは思えない「新版画」の作品

甲州河口湖の湖上に聳える富士山を描いた作品ですが、空や海面の描写が木版画独特のぼかし技法で描かれた作品

「藤沢宿コーナー」では、「引き継がれる画号と受け継がれるコラボレーション」の画風で描かれた三大歌川国貞や三大歌川広重などの13点の作品が展示されていました。

江の島を背景に着物姿の白波五人男を描いた鮮やかな色合いで描いた「横島田鹿子振り袖」の作品

藤沢宿の遊行寺橋を渡る藤沢宿特有の光景を描いた「藤沢 江の島道の鳥居」作品

七里ヶ浜からタバコを吸いながら江の島を眺める女装の姿の「団扇絵」の作品

「江の島コーナー」では、「初代、二代、三代の歌川広重が描く江の島」の11点の作品が展示されていました。

七里ヶ浜から江の島、大山、片瀬海岸、江の島、富士山などを背景に、海岸を牛に乗る女性や付け人などの一行を描いた「七里ガ浜風景」の代表的な広重の作品

歌川国貞と歌川広重の合作の「相州江ノ島」の作品

「企画展示コーナー」では、二代広重の喜斎立祥の作品が、31点展示されて江戸や藤沢宿などの名所が描かれた毒のの作風の作品が見られましたが、撮影は禁止されていました。 

おまけコーナーには、藤沢の歴史スポットの大庭城を描いた絵画が展示されて記念のフォトスポットとなっていました。

今回は、現代の風景画に近い作風で藤沢宿など湘南の風景が描かれた浮世絵独特の親しみやすい絵画が多く見られ、画を描くことを趣味とするものには、非常に参考となる機会となりました。

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第57回 都展観覧

2022年11月10日 | 絵画

東京都美術館で開催された「第57回都展」を観覧してきました。

会場には、会員・一般の297人の画家の作品362点が展示されて、プロ級の素晴らしい大作の作品が観られました。

会場には、油彩画や日本画、アクリル画などの個性豊かな大作の作品が観られ、特に受賞作品では、その創作に至るモチーフや色使いなどに感動していました。

衆議院議長賞の八ケ岳を描いた作品

参議院議長賞と都民美術運営会賞の作品

都議会議長賞の「原生林」を描いた作品

特選の「小日向の坂」が描かれた作品

都知事賞と都民美術賞の作品

奨励賞の作品

他にも、多くの大作品の個性あふれた秀作が見られ、感動した作品の一部です。

 

多くの画の中には、過去に描いていたスポットの身近なモチーフも見られ、心惹かれる勉強の機会でした。

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浮世絵展

2022年09月24日 | 絵画

藤沢浮世絵館で「浮世絵と絵はがきで巡る神奈川と東海道の旅」展示会が始まり観てきました。

今回の展示会では、明治時代に始まった写真による絵はがきが流行し、東海道の名所を描いた浮世絵と絵はがきを展示されていました。

今回も「東海道五十三次コーナー」・「藤沢宿コーナー」・「江島コーナー」・「企画展示コーナー」の4コーナーで、85点の浮世絵と絵はがきの名作が展示されていました。

東海道五十三次コーナーでは、歌川広重の「まずは江戸時代の名所のみどころと広重の張交東海道」の作品18点、日本橋から相模港大山の東海道名所を描いた展示されています。

品川港と川崎大師河原の酒合戦、日本橋の初ガツオの様子を描いた作品。

平塚高麗山と大磯鴫立沢、小田原梅園を描いた作品

他にも東海道の名所の旅人の様子を描いた作品が見られます。

藤沢宿コーナーでは、歌川芳虎が描いた東海道の神奈川・箱根・藤枝などの名所を描いた8点の作品が展示されています。

神奈川宿の台の茶屋と横浜港など道中風俗を描いた作品。

徳川将軍が上洛した際の行列を描いた12枚の絵を繋いだ作品で、富士山や江ノ島から琵琶湖までの様子を描いた作品で、それぞれの名所の名前が表示されています。

藤枝宿の行列の手前では、土下座をしている女中たちのユニークな姿を描いた作品

江ノ島コーナーでは、「観光名所江の島~江戸から近代へ」の江ノ島・鎌倉を描いた絵はがきと錦絵13点の作品が展示されています。

湘南海岸の七里ガ浜から江ノ島を望む光景を描いた作品

江ノ島片瀬海岸の海水浴を楽しむ湘南海岸の風俗を描いた作品

江ノ島の岩屋を泥絵具で描いた泥絵作品

企画展示コーナーでは、「江戸から昭和まで 神奈川の名所と東海道名所の移り変わり」を描いた三代歌川広重や歌川国貞などの46点の作品が展示されています。

日本橋を行き来する旅人と洋風建築を描いた明治時代の風景を描いた作品

鉄道開通時の新橋駅舎とプラットフォームの文明開化を象徴した光景を描いた作品

鉄道開通時の横浜高島町を通る蒸気機関車を描いた作品

東海道の大磯宿の行列と曽我十郎の恋人の虎御前を描いた作品

島田宿から大井川を渡る光景を描いた作品

琵琶湖付近の大津宿を牛車が通る様子を描いた作品

最後のおまけコーナーでは、鎌倉時代の武士を描いた作品が3点が展示されています。

八幡太郎源義家と鎌倉権五郎景正が向き合う姿を描いた作品

江戸時代から現代まで東海道の宿場町であった藤沢宿の江ノ島や鎌倉などの景勝地を描いた浮世絵や絵はがきから年代によって観光の視点の違いを学び画を描く楽しみを再認識していました。

 

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第71回藤沢市展・美術展

2021年07月03日 | 絵画

第71回 藤沢市民による「第71回 藤沢市展」が、昨年はコロナ禍の影響で中止となりましたが、今年は開催されましたので観覧してきました。

美術の部では、一般市民・会員の作品が絵画、工芸部門で素晴らしい力作158点の作品が展示されていました。

市長賞・教育委員会賞・秀作賞に選ばれた作品では、何れも構図や色使いなど迫力ある作品でつけられた作品名を含めてその動機や筆使いなど、高い興味を覚える秀作でした。

五輪マークと競技場に向けて迷走する姿を描いた「迷走」や「静かな空間」と題された油彩画

素晴らしい構図の「街道の画」

写真のようなリアルに描かれた油彩画の「舞妓と芸妓」

夕映えの七里ケ浜が描かれた作品と手作りの額で額装された秀作

季節の花のバラやひまわりを描いた大作

横浜開港広場を描いた「雨の街角」

工芸の部では、親鷹が羽を羽搏いてつがいを守り、今にも飛び立つような力強い構図で、竹の皮や発泡スチロールで製作された素晴らしい作品に感動していました。

手作りの陶芸品の「おもてなしセット」

他にも、数えきれない素晴らしい作品が見られ、作品制作のきっかけや創作過程を想像しながら希望が膨らむ雰囲気を感じていました。

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藤澤浮世絵展見学

2020年11月21日 | 絵画

藤澤浮世絵館の新しい展示「相模を描いた浮世絵と狂歌摺物」が始まり、藤沢宿の代表的な名所が描かれた浮世絵を観てきました。

今回は、「東海道五十三次コーナー」・「藤沢宿コーナー」・「江の島コーナー」・「企画展示コーナー」の4コーナーで、62点の名品が展示されています。

「東海道五十三次・藤沢宿・江の島コーナー」では、旧東海道に近い大山詣りを伝える伊勢原市と秦野市、江の島詣の様子を描いた浮世絵が一堂に集められて展示されていました。

大山詣の様子が微細に描かれた作品で江の島や富士山も描かれており、浮世絵らしい想像的な画です。

大山詣で参拝者が大滝で身を清めている光景が描かれている作品です。

江の島浮世絵コレクションコーナーでは、江の島の風景や神社仏閣、海の幸など江の島詣の光景が描かれた作品が展示されていました。

江の島へ詣でる三人美女と江の島・富士山・小動岬を望む七里ガ浜海岸が描かれた二代歌川広重の作品「相州江之島詣での図」

江の島へ向かう女性達が波打ち際の白波が立つ海岸を描いた歌川国芳の作品「相州江之島春の賑」

七里ガ浜から腰越の小動岬と江の島の先に富士山を描いた歌川広重の作品「相州七里ガ浜」

三人美女を描いた作者不明の作品「三人美女」

「企画展示コーナー」では、「狂歌摺物と藤沢宿」と題した作品が28点が展示されています。

蛸や鯛、ふぐなど海の幸が描かれた江の島の風物を描いた作品角判摺物の「江島記行」

明治時代に新聞に掲載された江の島の旅館の楼上から鎌倉由比ガ浜を望む光景が描かれた錦絵の「江之島恵比寿屋楼上之図」

江ノ島の風物を描いた狂歌と歌に関する挿絵を描いた摺物作品です。

現在の遊行寺橋(旧大鋸橋)付近の藤沢宿の賑わいが描かれた浮世絵風の壁画です。

今回の作品も相模地域と地方文化の関わりを浮世絵を通じて学ぶ機会となり、旅人気分となっていました。

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藤澤浮世絵展

2020年09月24日 | 絵画

芸術の秋を迎えて藤沢浮世絵館の新しい展示会が始まり、観てきました。

今回は、「浮世絵で富士山を眺める~江の島から・東海道から~」の企画展示で、「東海道五十三次」と「藤沢宿」・「江の島」・「企画展示」の4コーナーで、、富士山が描かれた浮世絵など49点が展示されています。

東海道五十三次コーナーでは、歌川広重の「張交絵でみる東海道」の作品15点、日本橋から京都までの五十三次図絵が展示されて、各宿場の名場面が一枚に3,4カ所の名場面が描かれた「張交絵」が観られます。

「日本橋・品川・川崎」の初ガツオや廻船の様子が描かれた図会

「神奈川・程ヶ谷・戸塚・藤沢」の名所の図会

「平塚・大磯・小田原・箱根」の高麗山や鴫立沢、塔ノ沢を描いた図会

「日坂・掛川・袋井」の名所を描いた図会

「見附・浜松・舞坂」の御前の舞や鶴、渡し場を描いた図会

「藤沢宿コーナー」では、「自社の出開帳と龍口寺霊宝開帳記」の三大歌川広重や歌川国郷などの6点の作品が観られます。

江戸の両国橋で行われた大雄山最乗寺の道了尊の神輿を担ぐ、出開帳の様子が描かれた図会

江戸深川八幡宮で行われた江の島弁財天の出開帳の賑わいの光景を描いた図会

日蓮上人の斬り首の処刑が中止となった「龍ノ口法難」の場面が描かれた図会

「江の島コーナー」では、「江の島を訪れる人々と富士山」の歌川広重の作品9点が観られます

江ノ島よ富士山を背景に三人女の姿が描かれた江の島詣での図会

七里ガ浜から江の島、富士山の遠景を描いた図会

江ノ島参詣の後、片瀬の浜から七里ガ浜へ向かう大名行列の様子を描いた図会

「企画展示コーナー」では、広重や貞秀などの「富士百姿 さまざまn描かれ方」の作品19点の作品が観られます。

三浦半島の富士見ポイントから相模湾の先に富士山を望む光景を描いた「富士三十六景 相州三浦之海上」の図会

七里ガ浜から富士山を望む光景を描いた広重の「富士三十六景 相州七里ガ浜」の図会

富士山と東海道の日本橋から藤沢、三島、大井川などが描かれた「東海道五十三次図屏風」の作品です。

富士山の五合目から頂上付近を俯瞰的な構図で描かれた絵で、登山道には冨士講の登山風景も描かれています。

浮世絵風に描かれた藤澤宿の壁画です。

現代の江ノ島周辺の七里ガ浜や葉山海岸などの光景を浮世絵で描かれた作品に感動し、またこれらのモチーフを描いてみたいと誘惑を覚えたひと時でした。

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現代アート展

2020年07月25日 | 絵画

市内のアートスペースで開催中の現代アート展「SPRAY LIKE There is no TOMORROW」を観てきました。

白と黒のラインが無数に入り乱れて描かれるモチーフ「クイックターン・ストラクチャー(QTS)」言われる手法で、ブースの部屋一杯に壁・床や天井から床まで張られたビニールシートに、エアロゾルという塗料をミスト化したスプレーで様々な物体が描かれています。

描かれた物体を色々な方向から眺めると、ダイナミックな動物が動いているようにも見られますが、何かを想像して創られたというものでもないようで、不思議なアートな空間を創り出すスタイルを切り拓いています。

別のブースでは、長谷川路可の「蘇る若き日の姿」をテーマに、長谷川路可画家の修復作品が展示されていました。

長谷川路可画家は、旧国立競技場のメインスタンド上部に、一対の大きなモザイク壁画(勝利)と(ギリシャの女神像)を作成した画家で、その作品は、新国立競技場にも移設されたようです。

修復された若き日の路可の自画像です。(作品ガイドから転用)

会場には、路可画伯の多くの修復過程なども紹介されています。

「神輿ふり」と題されたフレスコ作品です。

現代アートや大作の原点を観ながらアート作品の素晴らしさに感動していました。

 

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浮世絵展

2020年07月24日 | 絵画

藤沢浮世絵館で「御上洛東海道と幕末の浮世絵展(後期)」が始まりました。

藤沢市は、旧東海道の宿場町として発展した歴史を有しており、藤沢市が所蔵する江戸時代から昭和初期にかけて北斎や歌麿、広重、国貞など巨匠が描いた浮世絵が多く保存されており、今回は、「御上洛東海道と幕末の浮世絵(後期)」として、「東海道五十三次コーナー」・「藤沢宿コーナー」・「江島コーナー」・「企画展示コーナー」の4コーナーで、50点の浮世絵名作が展示されていました。

東海道五十三次コーナーでは、「御上洛東海道」をテーマに二代歌川広重や歌川国貞などの作品11点、川崎から箱根までの名所東海道の幕末の浮世絵が展示されていました。

川崎六郷の渡しを行列を描いた歌川広重の作品です。

神奈川宿台町の通りを進む旅人を描いた歌川国貞の作品です。

東海道の名所の江之島へ向かう行列を描いた歌川貞秀の作品です

大磯宿の鴫立沢の前を進む行列を描いた河鍋暁斎の作品です。

小田原酒匂川に架かる徒歩渡しから箱根二子山を望みながらの行列が描かれた歌川広重の酒匂川の絵図です。

小田原の海沿いと箱根山・小田原城を描いた広重の作品。

藤沢宿コーナーでは、「藤澤と宿場の美人たち」をテーマに、二代歌川豊国などの作品11点の美人画が展示されていました。

江之島詣での道中、七里ガ浜から海を眺める女性が描かれた「団扇絵」です。

他にも歌川国貞などの美人画が見られます。

藤沢宿の光景です。

「江之島コーナー」では、「明治の江ノ島を描いた浮世絵と石版画」をテーマに江の島付近の名所を描いた10点の作品が展示されています。

洲鼻の入口で貝拾いを楽しむ美人の賑わいを描いた作品

片瀬海岸から江の島を望む光景を西洋画と日本画を組み合わせて描いた独自の描法で描かれた作品

同じく七里ガ浜からの光景を描いた作品

遠景富士と江の島を背景に弁財天に見立てた芸伎の弁天娘の作品

江ノ島の遠景を描いた石版画の墨摺りの画2点

「企画展示コーナー」では、「御上洛東海道と幕末の浮世絵」をテーマに、18点の作品が展示されています。

東海道吉原の左富士の名所を進む行列を描いた歌川芳艶の作品

東海道吉田の橋上を進む行列を描いた歌川広重の作品

多くの浮世絵大作を観て東海道五十三次の要所として栄えた藤澤宿や江の島の魅力を再認識し、江戸時代から今日まで人気スポットとして数多く描かれており、浮世絵に負けない画を描いてみたいと感じていました。

 

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暇な画家の一日~山手西洋館水彩画

2020年07月07日 | 絵画

梅雨空が続き現地でのスケッチも出来ない日々が続き、外出を控えて先日訪れた横浜山手の教会や西洋館を描いていました。

山手地区は、教会や西洋館が立ち異国情緒あふれ多くのスケッチファンの人気スポットとなっており、この日は、山手カトリック山手教会と山手聖教会に挑戦してみました。

カトリック教会は、大聖堂や尖塔が際立つ景観ですが、境内では描くことが出きないので、初めて描いてみました。

山手聖公会教会も横浜の歴史的建造物に指定されている名観で、これまでも描いていますが、写真から初めて描いてみました。

聖公会に並ぶ山手通りの外人墓地前にある山手十番館はレストランですが、明治時代の西洋館として山手通りのシンボル的な存在でそのすばらしい景観は、最高のモチーフだと思います。

筆を取りながらコロナに負けず現地でのスケッチに出かけられない日々が続きますが、現地で描ける機会を待ちわびながら描いてみました。

 

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藤沢浮世絵展~御上洛東海道と幕末の浮世絵

2020年06月29日 | 絵画

臨時休館中だった藤沢浮世絵館の浮世絵展が開館されて、新しい展示会「御上洛東海道と幕末の浮世絵(前編)」を見てきました。

今回は、「東海道五十三次コーナー」・「藤沢宿コーナー」・「江島コーナー」・「企画展示コーナー」の4コーナーで65点の名品が展示されています。

「東海道五十三次コーナー」では、「御上洛東海道編」として東海道日本橋から鞠子まで各宿場の歌川国貞や河鍋暁齊などの作品19点が展示されていました。

大名行列が描かれた日本橋の作品です。

横浜権田坂を上る旅人の姿が描かれた「東海道・権太坂」

藤沢遊行寺の前を通る大名行列が描かれた「東海道 ふじさは遊行寺」

大名行列が平塚馬入の渡しを渡る「東海道 平塚」

大磯にゆかりの虎御前と大名行列が描かれた「東海道 大磯」

三島宿の三島大社と飯盛女が描かれた「東海道 三島」

「藤沢宿コーナー」では、江の島や七里ガ浜、藤沢など「藤沢宿と江の島の美人画」が11点見られました。

「江島コーナー」では、江の島美人や弁天娘など「明治の江の島を描いた浮世絵と石版画」が10点展示されていました。

富士山や江の島、七里ガ浜の湘南海岸の光景が描かれています。

「企画展示コーナー」では、東海道を日本橋から京とへ向かう徳川家茂の上洛を描いた「御上洛東海道と幕末の浮世絵」の25点が展示されていました。

菅笠を被った女性が馬に乗って鎌倉七里ガ浜の浜辺を進む風景の「鎌倉七里ガ浜の風景」

他にも東海道 藤枝から草津までの東海道之上洛光景が描かれた作品が見られました。

現代の画とは異なる浮世絵の素晴らしさに幕末当時の時代の息吹を感じ、旅人気分になっていました。

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藤沢浮世絵展

2020年03月11日 | 絵画

先日、藤澤浮世絵館で開催中の浮世絵展の新しい展示「最強・相模武士の物語展」を観てきました。

今回は、「東海道五十三次コーナー」・「藤沢宿コーナー」・「江の島コーナー」・「企画展示コーナー」の4コーナーで、62点の名品が展示されていました。

東海道五十三次コーナーでは、歌川国貞の「国貞の美人東海道」の作品19点が展示され、東海道五十三次の藤川から京までの宿場の風景を背景に、美人の姿が描かれた浮世絵の素晴らしい絵図が観られました

宿場の入口に立つたらいを抱えた美人像を描いた「東海道五十三次之内 藤川ノ図」です。

「東海道五拾三次之内 岡崎ノ図」では、猿回しの美人が描かれています。

「東海道五拾三次之内 京都ノ図」では、京の内裏を背景に十二単を着た宮中の美女が描かれています。

藤沢宿コーナーでは、「江戸の鎌倉観光~鎌倉名所」の歌川豊国などの作品15点が展示されています。

「名所八景 鎌倉晩鐘」と題した作品では、鎌倉の八幡宮や江の島、房総半島などの名所が描かれています。

「鎌倉勝概図」では、鎌倉海岸から鶴ケ岡八幡宮など鎌倉市街地を一望する概観図が描かれています。

江の島コーナーでは、「民衆の絵画 泥絵の世界」として現代風の泥絵が9点展示されています。

泥絵具という顔料に胡粉(ごふん)を混ぜた絵具で描いたもので、遠近法を主体とした現代風の洋風表現で江の島の風景が描かれています。

企画展示コーナーでは、「相模武士の物語と浮世絵」の歌川国貞、国芳などの画家たちが描いた相模地域の武士の武者絵や合戦絵など作品19点が展示されています

国貞の「暫~鎌倉権五郎景政」の画で、歌舞伎十八番の舞台演技が描かれています

歌川芳虎の「八幡太郎源義家・鎌倉権五郎景政」の画は、源義家と敵対した権五郎景政の様子が描かれています。

「御所五郎丸重宗・曽我五郎時宗」では、重宗と時宗の組み合いが描かれています。

「名将 八幡太郎義家」の画

相模地域の武士団と関係が深い藤澤の「大庭城」の現在の上空写真です。

大庭城は、現在は大庭城址公園として市民の憩いの場所となっていますが、扇谷上杉氏の相模国支配の拠点であったようで、色々な遺構が残っている歴史文化遺産となっています。

浮世絵に描かれた東海道の歴史や地域の大庭城などの歴史を学ぶ貴重な機会でした。

 

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浮世絵展~浮世絵双六と七福神

2020年01月17日 | 絵画

藤沢浮世絵館で開催中の浮世絵展「浮世絵双六と七福神」を観てきました。

今回は、「東海道五十三次」と「藤沢宿」、「江の島」、「企画展示」の4コーナーで浮世絵双六など61点の名作が展示されていました。

「東海道五十三次コーナー」では、「国貞の美人東海道」と名付けられたテーマで、三保の松原や金谷大井川など東海道五十三次の宿場を舞台に描かれた歌川国貞の名作19点が展示されています。

「東海道五十三次之内・江尻之図」で、清水湊に停泊している湊をバックに三保の松原に旅女が描かれています。

「東海道五十三次之内・鞠子之図」では、鞠子宿でお汁を食べる美人が描かれています

「東海道五十三次之内・吉田之図」では、吉田豊川橋の城下町で菅笠を被った旅女が描かれています

「藤沢宿コーナー」では、「新版画に描かれた名所」と題して湘南や浅草を描いた新版画12点が展示されています。

「川瀬巴水」の相州七里ガ浜と月夜の江の島の作品です。

遊行寺の大イチョウを描いた山岸主計の作品「藤澤遊行寺」

笠松紫浪の「浅草寺観音堂大提灯」

「江の島コーナー」では、「浮世絵七福神大集合」と題して、歌川広重、歌川国芳などの七福神を描いた浮世絵が16点展示されています。

国芳の七婦久人の恵比寿さまと大黒さまです

七人の美人が舟遊びする「見立七福神舟遊び」の喜多川歌麿の作品

「企画展コーナー」では、「江戸の楽しみ 浮世絵双六」の14点が展示されています。

浮世絵を描いた浮世絵双六は、江戸時代の庶民の楽しみの一つだったようで、歌川国貞など浮世絵師の絵双六の人気作品が見られます。

東海道五十三駅を役者見立てに描かれた各宿場の桝に描かれた双六で、東海道が富士山を取り囲んで描かれています。

新宿を振り出しにして観光名所を巡って新宿がゴールの「小田急ハイキング双六」です

オマケコーナーでは、豪華に彩られた「モダン宝船」が見られます

藤澤宿は、大山詣や江の島詣で賑わった人気の街で、藤澤橋の賑わいが描かれた大作品も壁に描かれていました。

多くの名画を観ながら現在の水彩画や油彩画とは異なり、特有の構図や色合いの素晴らしい魅力を感じ、水彩画風に描いてみたいと誘惑を覚えていました

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第15回 OB絵画展

2019年10月30日 | 絵画

元会社のOB画家が集う「OB絵画展」が横浜事業所で開催され、今回も水彩画・油彩画・日本画・水墨画など53点の素晴らしい作品が出展されました。

会場のゲストハウスのロビーに掲示パネルを特設し、今年も素晴らしい大作品ばかりで、初日から現役組や画友が集い楽しい交流会となっていました

オープニングの交流会では、日頃の制作活動について画風やモチーフなど情報交換し、互いの作品の素晴らしさを語り合っていました。

今回も感動を得た大作の一部を紹介します。

今年は川越の蔵まちの光景と日本橋の高島屋を描いたKormanの作品を出展しましたが、他の素晴らしい作品に圧倒されて寂しい心境でした。

出展された各作品は、会社の会議室や応接室に1年間展示されますが、kormanの昨年の作品もゲストハウスのレストランに現在も飾られていました

絵画展を通じて現役組や画友との貴重な交流の場となており、会期中に足を運びながら更なるつながりの輪を拡げたいと期待しています。


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