MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

鎌倉寺社巡り

2021年05月31日 | サイクリング

湘南海岸をポタリングしながら鎌倉のアジサイ寺を巡ってきました。

成就院から近くにある御霊神社では、鳥居前に江ノ電の踏切があり線路沿いに咲くアジサイと江ノ電を合わせた撮影スポットとなっていますが、江ノ電が通り過ぎたばかりでしたが、色とりどりの美しいアジサイが華やかに咲き誇っています。

社殿裏の山肌にも紫陽花小園があり、趣ある光景が見られます。

御霊神社(権五郎神社)は、大庭御厨を伊勢神宮に寄進した鎌倉権五郎景政を祀っており、平安時代に創建された古刹で、境内には貴重な庚申塔など史跡が残されています。

本殿には、貴重な透かし彫りの彫刻も見られます。

本殿横には、12基の庚申塔や道祖神が並び鎌倉市の有形文化財に指定されています。

御霊神社の近くには、紫陽花寺として人気の長谷寺がありますが、今年はコロナ禍で混雑を避けて、長谷寺の先にある隠れ人気スポットの光則寺を訪れてきました。

光則寺は、鎌倉有数の花の寺とも言われ、狭い境内ですが鉢植えのアジサイが散策路の道端にヤマアジサイなど約200鉢の紫陽花が咲いています。

本堂前には、宮沢賢治の歌碑が建てられていて、「雨にもマケズ 風にもマケズ・・・・」と日本人の心構えが詠まれた詩が書かれています。

多様な紫陽花の姿に魅せられて光則寺から由比ガ浜通りを走り、鎌倉の東方にある長勝寺、光明寺へと向かいました。

通りの途中の角には、赤頭巾と赤マスクをした六地蔵が並び、名所となっていますが、過って近くにあった刑場の罪人の霊を弔うために建てられたのが始まりで、現在もコロナに負けるなと祈っています。

長勝寺では、本堂(帝釈堂)前に、巨大な日蓮上人像が立ち、その周りに四天王の持国天、増長天、広目天、多聞天が足下に邪気を踏みつけて四方八方に睨みをきかせて悪を追い払う独特の雰囲気が漂っています。

長勝寺から光明寺へ向かいます。

光明寺は、関東では比較的少ない浄土宗の総本山のお寺で、念仏修行の根本道場となっており、山門や本堂など堂々たる風格を感じる鎌倉最大の姿が見られます。

山門は、二層五間の高さ20mの豪華な構造で鎌倉最大の門となっています。

本堂は、浄土宗改宗850年を迎えて大改修工事が行われており、山門から先には入れませんでしたが、山門周りには鮮やかなアジサイが咲き誇っています。

山門の先には、鎌倉で最大級の鐘楼があり、除夜の鐘の名所となっているようです。

鐘楼の近くには、昭和の大俳優の高倉健さんの墓碑が見られ、案内によると高倉さんの背の高さに合わせたそうです。

その周りにも、珍しい道祖神が建てられています。

境内の周りには、赤白のタチアオイの花が見頃となって、和みの雰囲気を醸し出しています。

鎌倉の花の寺を巡って、材木座海岸から逗子マリーナへ向かいました【続く】

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湘南海岸ポタリング

2021年05月30日 | サイクリング

初夏のサイクリング日和となり久しぶりに湘南海岸の鵠沼海岸から鎌倉稲村ケ崎、由比ガ浜へとポタリングしてきました。

鵠沼海岸へ出ると、強風注意報が発令されていて、高波も寄せる中でサーファーやビーチで水遊びする浴客が多く、海水浴シーズンのような光景が見られ、片瀬海岸では昨年は中止となっていた海の家の準備が進められています。

片瀬東海岸では、ウインドサーファーも多く見られ、夏本番近しの様子が見られます。

腰越漁港では、小動岬の岸壁や離岸堤に包まれた歴史の足跡を残す絶景が見られます。

鎌倉高校前駅のフォトスポットのスラムダンク踏切では、この日も多くのスラムダンク(SLUM DUNK)ファンが集い撮り合っていました。

稲村ケ崎公園は、関東富士見百景、かながわの景勝50選に選ばれている景勝地ですが、富士山の姿は、雲に隠されて見れませんでしたが、七里ガ浜や富士山、奇岩を望みながら一休みしていました。

稲村ケ崎突堤の岩肌には、大日本帝国軍の横穴陣地だったやぐららしい横穴も見られます。

園内には、鎌倉の戦いで新田義貞が幕府に攻め入った古戦場の史蹟となっており、石碑と明治天皇御製の歌碑が立てられています。

稲村ケ崎から長谷地区の極楽坂へ向かうと、鎌倉七口(七切通)の一つの極楽寺切通があり、当時は新田義貞も攻略を諦めた険しい道だったようです。

由来が書かれた石碑も見られます。

切通の海よりの坂の上には、鎌倉アジサイ寺の一つの成就院があり、現在はアジサイは東日本大震災で被災地へ送られたため、今年も参道の坂道には多くのアジサイは見られませんが、坂上から由比ガ浜を見下ろす絶景は最高でした。

境内には、鮮やかなアジサイ花が奉納されています。

本堂脇の散策路には、聖徳太子1300年御忌にあたって作られた石造りの夢殿や縁結び不動明王、子安地蔵菩薩が並び、縁結びの人気スポットとなっているようです。

極楽坂の向かい側には、虚空菩薩を祀る虚空蔵堂があり、福徳を授かるパワースポットとなっています。

虚空蔵堂の下には、鎌倉十井の一つの「星の井」があり、以前には、暗かった昼中でも井戸を除くと、星のように光り輝いた井戸だったようで名付けられたようです。

極楽坂の道端には、成就院の墓所もあり、多くの優しい姿の石仏や道祖神が並び、心和まされていました。

この後、御霊神社や光則寺のアジサイスポットを巡っていました【続く】

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ぶら散歩~湘南高校創立百年

2021年05月29日 | まち歩き

創立百年を迎えた地域の名門校の湘南高校を訪れてきました。

湘南高校は、家族の母校として愛着もあり、毎年日本一の体育祭やスポーツ競技の応援に出かけていますが、百周年記念を迎えて同窓会の湘友会から寄贈されたモニュメントが設置されていました。

校門の両側には、シンボルツリーの楠の大木が今も伝統の姿を見せています。

校門を入ったところに湘友会から寄贈された羽をイメージしたモニュメント「飛翔」が設置されていました。

モニュメントは、約2m四方の板状の両面に、赤・青・黄色などの細かな陶片が張られたモザイク画が描かれており、在校生や同窓生にとっての未来に向けて飛躍を期待する気持ちが伝わっているようです。

校庭の初代校長の赤木先生の銅像の周りの「赤木苑」を改修されて四季の花々が咲く庭園に生まれ変わっていますが、赤木校長も百年の歩みを振り返っておられる様子でした。

赤木苑の近くの校舎前には、今も校章とその下に校歌の楽譜が飾られ、百年の伝統の重みを感じていました。

今年の体育祭の開催も不明ですが、高校野球選手権大会の開会式をリードする様子を期待しながら高校を後にしました。

湘南高校近くの「車田白旗稲荷神社」は、白旗神社ゆかりの神社で、安泰、健勝の守り神となっている古刹で、湘南高校の益々の活躍を祈願していました。

境内には、珍しい三猿の庚申塔や二十三屋夜塔があり、湘南の歴史が刻まれています。

在校生と同窓生が共に未来に向けて希望を膨らませ活躍を期待したいと願っていました。

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スケッチ散歩~横浜三塔

2021年05月28日 | 水彩画

まもなく横浜開港記念日を迎えますが、今年もコロナ禍の収束が見えず、開港記念イベントは殆ど中止となり、横浜みなとみらいのシンボル的存在である横浜三塔を巡りながら、レトロな雰囲気の開港記念会館(ジャック塔)をスケッチしてきました。

ジャック塔は、時計塔やドーム、赤レンガと花崗岩を用いた辰野デザインに似たクラシックな外観は、三塔の中でも最もモチーフとして素晴らしく、創建100年を超えるレトロな建築としてどの角度からも絵になる構図ですが、今回は、みなと大通りからの構図で描いてみました。

ジャック塔の屋根のドームと時計塔の姿に拘りましたが、赤レンガと花崗岩が織りなすレトロな景観を描くのは一苦労でした。

館内への入場も規制されていますが、館内の階段にはペリー来航時のポーハタン号を描いたステンドグラスが飾られています。

資料室(旧貴賓室)の壁にも、鳳凰や浜の宿場を描いた貴重なステンドグラスが保存されています。

ジャック塔近くの横浜税関(クリーン塔)は、ジャック塔とは対照的にイスラム風のドームとロマネスクなど細部の西洋風のデザインが素晴らしく、クイーンの女王らしい優しさを感じさせる外観が見られます。

ドームの姿とクリーム色の壁や西洋式窓の優美な外観の表現に拘って描いてみました。

クイーン塔への入館は、規制されて入れませんでした。

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健康ウオーキング~湘南大庭歴史散歩

2021年05月27日 | イベント

地域の健康増進部会のイベントとして、地域の高齢者を中心に健康ウオーキング大会を実施し、21名の参加者が集い地元湘南大庭の歴史巡り散策をしてきました。

湘南大庭地区は、自然に恵まれた街で大庭城を始め多くの史跡が残されていますが、今回は、市民センターをスタートし、大庭城跡の城址公園から舟地蔵公園、臺谷戸の旧大庭神社、臺谷戸稲荷の森、城下公園の起伏のある歴史コースで行いました。

大庭城址公園は、春には桜の名所となっていますが、新緑季節を迎えて園内は桜やもみじなどが緑豊かな散策路を巡りながら、室町時代に築城された城跡や遺跡を巡っていました。

大庭城址は、関東平氏の雄だった大庭氏の拠点だったと伝えられ、室町時代に大庭城が築城されたようです。城址の石碑や建屋跡が保存されています。

大庭城は、三つの空堀によって四つの廓に分かれていたようで、掘立柱建物址など遺跡として保存されています。

公園内を一巡りして南門から急坂を下り舟地蔵へ向かいます。

坂の途中には、小さな神社がありますが、その由来は不明でした。

南口の近くにある「舟地蔵」は、現在は新型コロナウイルスなど疫病撲滅や交通安全祈願の地蔵様となっていますが、北条早雲が大庭城を攻めた時付近一帯が沼地だったことから攻め入ることが出来ず、近くに住んでいたぼた餅を売っていた老婆に引地川の堤防を切れば、干し上がると聞き大庭城を攻め落とし、秘密が漏れることを防ぐために、老婆を斬り殺したことから、その老婆を供養するために、舟に乗った姿の地蔵様を作ったと伝えられています。

舟地蔵に因んで近くには、舟地蔵公園があり、謂れを確認しながら一休みでした。

舟地蔵公園から、台地の臺谷戸へ向かう途中には、文久二年の双代道祖神と庚申塔が設置されています。

臺谷戸の坂道を上がった森の中に、稲荷山にある大庭神社の旧跡と言われる「熊野神社」が鎮座し、延喜式内社にも数えられているようです。

細い階段を上り下りし、地元の旧社に参加者全員で大庭の安全安心と繁栄を祈願していました。

熊野神社のすぐ先には、「臺谷戸稲荷の森」では、稲荷神社が鎮座し、境内にはかながわ名木100選に選ばれている樹齢300年近いタブノキやネムノキなどが混生して、今も圧倒的な元気な姿を見られる美しい森として市の天然記念物に指定されています。

タブノキは25年前に大枝が折れましたが、軒回り約6mの大幹の中は空洞となっており、大枝を延ばして勇ましい姿が見られます。

臺谷戸稲荷の森から台地の散策路を進むと、その先にも大きな舟形の石の上に舟地蔵の原型の小さな舟地蔵があり、地元の守り神となっています。

台地から急坂を下り台谷戸の旧道を行くと、道沿いに双代道祖神とお地蔵様がひっそりと佇んでいます。

道祖神のすぐ近くには、可愛いお人形の石像もあり、何かを語りかけていました 

さらにその先には、青面金剛庚申塔など貴重な石塔群が見られ、笠付角柱型庚申塔や道祖神が並んでいます。

さらに小糸川沿いの旧道には、3基の庚申塔・道祖神があり、その一つには「右 ふじ澤道、左 一の宮道」と記されており、三猿の姿も彫られています。

その後、無事市民センターに戻りました。

約5km、1万1千歩のお散歩でしたが、コロナ感染防止に気を配りながら、地元の貴重な歴史を学び互いの元気力を確認しながら友愛の輪を繋ぐウオーキング会となり、次の再会を約していました。

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大磯城山公園・旧三井別邸地区散策

2021年05月26日 | まち歩き

大磯城山公園の旧吉田茂邸地区を巡った後、隣接する旧三井別邸地区を散策してきました。

旧三井別邸地区は、広い丘陵にあった三井財閥の別邸跡にある緑豊かな自然公園で、展望台や日本庭園などを巡りながら初夏の雰囲気を楽しみながらぶら散歩していました。

展望台の四阿には、湘南の鶴が屋根上に止まっています。

この日は、富士山の姿は霞に包まれていましたが、箱根連山や大山、伊豆半島、相模湾を望める絶景ポイントとなっています。

展望フロアには、波に乗る船のオブジェがあり、湘南の海の光景を描き出しています。

展望台の脇には、石造りの北蔵ギャラリーが80年前に作られた当時のままの姿で保存されており、現在はギャラリーとなっています。

丘陵の高台から不動池に向かっての斜面には、木製の国府橋のある散策路があり、清い水が流れ落ちる「こゆるぎの滝」が見られ風情ある長閑な雰囲気が漂っています。

不動池周りの日本庭園は、紅葉スポットとなっていますが、新緑萌えるモミジが鮮やかに光輝き水面に映りこむ美景が見られます。

日本庭園から長い階段坂を上ると、緑豊かな光の広場の大芝生の周りには、大誘殿や六窓堂など多くの御堂の跡があり、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

法雲門から望む相模湾の光景

丘の上から長い下り坂を経てふれあい広場に出ると、郷土資料館では、大磯の歴史や文化、風土などが紹介されていました。

エントランスホールには、旧三井家の城山壮の吹抜け部に飾られていた唐破風と龍の素晴らしい彫刻が置かれています。

広い城山公園の旧吉田茂邸や旧三井別邸を散策し、湘南の邸宅文化や風土など悠久の歴史を学びながらの散策でした。

 

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大磯城山公園・旧吉田茂邸地区散策

2021年05月25日 | まち歩き

大磯の明治記念大磯邸園を散策後、大磯の歴史スポットの県立大磯城山公園を散策してきました。

明治記念大磯邸園から西園寺公望別邸跡に隣接する大磯こゆるぎ緑地を経て城山公園へ向かいます。

細い道を抜けた先の「大磯こゆるぎ緑地」の松並木の砂道散策路は、潮風を受けて眼下に相模湾を望める美しい緑地公園となっています。

松林の先は、竹林の林道となって貴重な石仏や供養塔があり歴史の道となっていました。

大磯城山公園(旧吉田茂邸地区)は、吉田茂元総理が長年住まれていた邸宅跡で、10年前に焼失した邸宅が復元されていました。

エントランスの先にあるバラ園では、バラの花の愛好者だった吉田氏が愛したプリンセスミチコなど多種多様な美しいバラが満開となって当時の雰囲気が演出されていました。

内門(兜門)は、サンフランシコ講和条約を記念して建てられた門で、内側の軒先に切り欠きがあり兜の形のように見えることから兜門と呼ばれているそうです。

兜門をくぐると、たばこを口にした吉田氏が入ってくれていいぞ~と呼びかけてくれました 

池泉回遊式の庭園の中央の心字池では、中の島に多重塔が立ち松やつつじの新緑豊かな光景が見られます。

庭園の斜面の上には、七賢堂があり明治維新以来の日本の発展に尽くされた岩倉具視・大久保利通・三条実美・木戸孝允・伊藤博文・西園寺公望・佐藤栄作・吉田茂の七氏が合祀されて、国の有形文化財となっています。

庭園の最頂部には、日米講和条約締結の地のサンフランシスコの方角を眺める吉田茂銅像が立ち、銅像付近からは相模湾や伊豆半島、房総半島などが望める絶景ポイントとなっています。

銅像の立つ斜面の下には、吉田氏が毎朝散歩されていた竹林があり爽やか気分が満ちた雰囲気が感じられます。

焼失した後、4年前に復元された旧吉田邸は、近代的な数寄屋様式の和風建築で、豪壮な外観が見られ、昭和の貴重な歴史を繋ぐ雰囲気が漂っています。

貴重な文化遺産の旧吉田茂邸庭園の雰囲気を堪能して、城山公園の旧三井別邸地区に向かいました【続く】

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明治記念大磯邸園見学

2021年05月24日 | まち歩き

明治150年を迎えて大磯の「明治記念大磯邸園」の一般公開が始まり、見学してきました。

政界の奥座敷と言われる大磯町には、多くの明治時代に政治家として活躍された方々のゆかりの邸宅等が多く残されており、これらの邸宅と庭園を活かして湘南の邸園文化の象徴として、新たな文化発信の場や交流の場として一般開放されました。

今回はその一部の旧大隈別邸及び陸奥別邸跡の庭園(旧古河別邸)が開放されています。

エントランスを入ると、園内の二つの別邸前には、緑地との間に石塀通りが出来ており、お城のような雰囲気が感じられ、一角には由来は不明ですが小さな祠があり、大磯宿の名残のようです。

「陸奥宗光別邸跡・旧古河別邸」は、伊藤博文内閣の外務大臣として活躍された陸奥宗光ゆかりの別荘で、玄関には「聴漁荘」の扁額が掲げられています。

母屋は、のびのびとした数寄屋風の建築で邸内の見学は出来ませんが、約10部屋もある広大な作りで雁行型の和風デザインとなっています。

庭園には、滝の流れは見られませんが「滝石組」と名付けられた石組が見られ、横山大観がこの滝を描いた時に腰掛けた「大観腰掛岩」が保存されています。

古河家が、商売繁盛の神として祀った「宇賀大神の碑」の上にはクスノキが八方に枝を延ばし御神木となっているようです。

バラ園では、東京のバラの名所の古河本邸のバラの苗木を育てるバラ畑だったそうです。

陸奥宗光邸宅に隣接する「旧大隈重信邸・旧古河別邸」は、早稲田大学を創設された大隈重信の別荘だった邸宅で、「富士の間」と「神代の間」に分かれ約10部屋で構成されています。

庭園では、邸宅から海沿いに向けてなだらかな斜面の芝庭や松林の和洋折衷の庭園が見られます。

「神代の間」

「富士の間」

明治時代の面影を感じる「土蔵」

お風呂好きだった大隈重信が愛用した「五右衛門風呂」

庭園の斜面の海側は、まだ整備中で未公開でしたが、松林の遊歩道が出来ています。

広い邸園(邸宅と庭園)は、大磯街の有形文化財に指定されており、明治時代の政界の要人の生活ぶりや歴史を学ぶ貴重な機会でした。

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朝ラン~大庭城址公園

2021年05月23日 | ジョギング

梅雨空の時期を迎えてマイコースの大庭城址公園から芙蓉カントリー周辺を朝ランしてきました。

芝生広場へ向かう石畳の長い坂道は、新緑のモミジや桜のトンネルとなっています。

芝生広場では、シンボルツリーのメタセコイアが新緑に色づいて独特の姿を誇っています。

芝生広場では、桜やフジ、ツツジの花に代わってヤマボウシの花が満開となって新緑の中でひと際目立つ美しさを見せています。

芝生広場のクスノキも大枝を延ばして ”この木何の木 気になる木~”として緑濃く山のような樹形を創り上げています。

クスノキの周りに突然タイワンリス?が何かを口にくわえて走り回って驚きでした

花の広場のバラ園では、見頃を迎えた色々な種類の花が鮮やかな美しさを競うように、色合いや香りを見せていました

園内の芝生広場を2周して南門を経て舟地蔵公園へ向かいます。

舟地蔵公園でもメタセコイアを囲んで新緑の木が茂り新緑豊かな公園となっています。

舟地蔵公園から台谷の丘陵地帯へ向かう坂道では、巨木の大根がアートな姿を見せています。

丘の上の里山の道を経て芙蓉カントリー倶楽部のコース周辺を巡っていました。

芙蓉カントリー倶楽部沿いを走り、コースの間にある芙蓉神明社に立ち寄ってきました。

芙蓉神明社は、伊勢神宮から分霊されて天照大神を祭神とする神社で、古くから地元の信仰を集めています。境内には、貴重な庚申塔や道祖伸も見られます。

芙蓉カントリーコースでは、美しいグリーンが拡がり名門コースの雰囲気が見られます。

芙蓉カントリーコースから舟地蔵公園に戻ると、近くの丘陵地帯の斜面には、黄色い花が斜面一面に咲き、心和む光景が見られました。

久し振りに初夏の新緑や花々を感じながらの朝ランでした。

 

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スケッチ散歩~横浜

2021年05月22日 | 水彩画

横浜開港記念日を控えてミナト横浜のホテルニューグランドとぷかりさん橋をスケッチ散歩してきました。

横浜のシンボルとなっているホテルニューグランド本館の外観は、開業100年近い歴史的建造物で特にアーチ式窓や赤い窓の光景がひと際輝く素晴らしい景観に惹かれて描いてみました。

先日、訪れた新港パークのぷかりさん橋も海の駅として開業30年を迎えて、西洋館のような時計タワーと緑の屋根の調和した景観が素晴らしくみなとみらいエリアのシンボル的存在で、写真から描いてみました。

今年もミナト横浜の開港祭などイベントが全て中止となっていますが、ハマの魅力が戻ることを願いながら描いていました。

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藤沢浮世絵展見学

2021年05月21日 | アート・文化

コロナ禍の中で藤沢浮世絵館で、新しく「ザ・ライバル 広重・国芳・三代豊国の共演 東海道五十三対の世界」の浮世絵展が始まりました。

今回は、幕末の広重、国芳、三代豊国3人の絵師が描いた東海道五十三次の各宿場にまつわる故事や物語、伝説を描いた作品が、「東海道五十三次コーナー」・「藤沢宿コーナー」・「江の島コーナー」・「企画展示コーナー」の4コーナーに分けて、72点の名品が展示されています。

東海道五十三次コーナーでは、「ザ・ライバル 広重・国芳・三代豊国の共演 東海道五十三対の世界」の広重・国芳・豊国の三人の絵師が分担して描いた18点の作品が観られます。

国芳の「東海道五十三対・日本橋」の画では、東海道に起点である日本橋と江戸城、富士山が描かれています。

国芳の「東海道五十三次対・品川」では、品川宿の鈴ヶ森処刑場で白井権八と雲助が争う場面が描かれています。

豊国の「東海道五十三対・神奈川駅 浦島塚」では、海老吊りの美人との浦島太郎の伝説に因んだ光景が描かれています。

広重の「東海道五十三対・戸塚」では、戸塚の坂道で振り返って富士を仰ぎ見る光景が描かれています。

広重の「東海道五十三対・平塚」では、落雷によって馬が川に入り死んでいく馬入川の由来が描かれています。

国芳の「東海道五十三対・箱根」では、曽我兄弟の仇討ちの子供の五郎の様子が描かれています。

江ノ島コーナーでは、13点の作品が展示され、山本松谷画伯の風俗画報「七里ケ浜より江の島橋を望む画」では、江の島と富士山、片瀬海岸など現代風の浜の景色が描かれています。

作者不詳の引札「かまくら八幡宮表門鳥居角・・・・」では、少女が野菜や果物が入った籠を持ち鎌倉の豊作縁起を描かれています。

鎌倉八幡宮前のかどや正支店を描いた作品

企画展示コーナーでも、「ザ・ライバル 広重・国芳・三代豊国の共演 東海道五十三対の世界」の広重・国芳・豊国の三人の28点の作品が、展示されています。

国芳の「東海道五十三対・浜松駅」では、振り袖姿の妾の女性像が描かれています。

豊国の「東海道五十三対・阿ら井」では、浜名橋を背景に旅日記を開いた光景が描かれています。

国芳の「東海道五十三対・藤川」では、藤川水右衛門が演じる歌舞伎の亀山の仇討ちの一場面が描かれています。

浮世絵を通じて日本橋から京都までの宿場町のまつわる伝説や歌舞伎場面からの江戸の文化を学ぶ機会でした。

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風景スケッチ~昌平橋・長池見附橋

2021年05月20日 | 水彩画

コロナ禍の収束が見えない中で、スケッチ仲間とのスケッチ会も開催出来ず春に訪れたスケッチポイントの写真を下に、筆を取ってみました。

神田川に架かる昌平橋から総武線の橋梁とその先にお茶の水の聖橋を望む光景は、以前に描きましたが、聖橋の改修工事も終わって描きたいモチーフとなっており、久しぶりに描いてみました。

遠近感に欠ける一枚となってしまいましたが、何とかまとまった構図に拘って描いてみました。

2枚目は、多摩ニュータウンの長池公園にある長池見附橋は、四谷から移設された都内最古の橋でアーチ構造と赤レンガがマッチしたネオバロック調の直線と曲線を基にした構図の景観が素晴らしく、大正ロマン風の構図に絞って描いてみました。

橋のデザインは独特の景観が素晴らしく、スケッチするには色々な構図を選択することが出来、大好きなモチーフでまたの機会に筆を取ってみたいと思います。

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ぶら散歩~みなとみらい21

2021年05月19日 | まち歩き

横浜臨港パークで開催された伊勢山皇大神宮の創建150年奉祝イベントを観た後、みなとみらい21をぶら散歩してきました。

ランドマークプラザのガーデンスクエアの吹き抜けに、人気漫画「進撃巨人」の主人公の「エレン巨人」を再現した高さ8.5mのバルーンで作られた超巨大な展示されていて驚きでした。 

クイーンズスクエアには、多くのアートなモニュメントが見られますが、ランドマークとクイーンズスクエアの間の空間には、「モクモク・ワクワク・ヨコハマ・ヨーヨー」と名付けられた金属パイプで作られた雲が湧く様子をイメージした巨大なモニュメントは、思わず見上げる姿を見せています。

クイーンモールには設置された飛び上がるような鳥をイメージしたアート作品

海岸のみなとみらい桟橋では、浮体式の旅客ターミナルでぷかりと浮いている素晴らしいデザインのぷかりさん橋もアートフルな景観でスケッチポイントともなっています。

ぷかりさん橋から新港パークを繋ぐ歩行者デッキが新しく設置されてパシフィコ側のホテルの最上部にある女神があることから女神橋と名付けられたそうで、臨港パークと新港パークを行き来する便利橋となっていました。

新港パークから山下公園に向かい横浜港の伝統を受け継ぐ代表的な歴史的建造物の「ホテルニューグランド」では、開業以来約百年近い開業当時の姿を今も伝えています。

ホテルのエントランスには、シンボルの大階段の周りには、豪華な空間が見られます。

中庭も噴水池の周りに幾何学的な緑の植木が配されて伝統美が表現されています。

運河パークでは、横浜開港の象徴である万国橋と神奈川県警ビルとの対照的なハマの光景も見られます。

運河パークの汽車道の上空には、先月オープンしたロープウエーが行き交いみなとみらい21エリアの光景がすっかり変わっています。

汽車道では、今も臨港線が開通した当時のままの線路やトラス港一号橋梁が見られ、横浜の歴史を感じながらの散歩でした。

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伊勢山皇大神宮創建150年奉祝大祭

2021年05月18日 | イベント

「関東のお伊勢様」と言われる伊勢山皇大神宮創建150年を迎え、奉祝記念事業として大祭が行われました。

伊勢山の皇大神宮は、天照皇大神を御祭神とする神社で伊勢神宮より天照大神の分霊を勧請した神社で横浜開港以来横浜の総鎮守として広く信仰を集めています。

拝殿前では、氏子様が揃い奉祝の神事が行われており、拝殿に参拝は出来ませんでしたが、聖なる雰囲気が漂う中で、天下泰平、新型コロナウイルスの収束を嘆願していました。

拝殿の背後には、伊勢神宮から移設された輝く本殿が見られます。

大注連柱の横には、シンボルの「照四海」の常夜灯が設置されており、約百年前に設置されて今も横浜港から明かりが見られる灯台を模しているようです。

伊勢山皇大神宮のすぐ近くの成田山横浜別院の「野毛不動尊」に立ち寄り参拝していました。野毛不動尊も150年前に遙拝所として創建された不動尊で開港以来の尊厳ある横浜のパワースポットとなっています。

境内には、奇岩の岩山に不動明王の石像や観音像が異様な姿で狛犬のように並んでいます。

神事を終えた神輿が伊勢山から紅葉坂、けやき通りを経て臨港パークへとみなとみらいエリアを災いやコロナウイルスを払い除けて清めながら静々と練り歩いていました。

臨港パークの会場では、約200mの馬場が特設されて流鏑馬が行われ、コロナ禍の中で馬も興奮気味だったようですが、小雨降る中で大変な盛り上がりでした。

今回は、新型コロナウイルス感染症の予防のため、神輿渡御や流鏑馬も規模を大幅に縮小して開催されましたが、みなと横浜の更なる発展と厄除けを祈願しての盛大な祝祭となり心晴れる気分でした。

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世界トライアスロンシリーズ横浜大会~エイジの部

2021年05月17日 | トライアスロン

世界トライアスロンシリーズ横浜大会の二日目のエイジ(一般)の部が初日のエリートの部に続いて横浜山下公園付近で開催され、今年は家族は不参加でしたが、息子の仲間の応援に行ってきました。

エイジの部では、男女合わせて約1000人のトライアスリートが、11グループに分かれてローリングスタートとなり、山下公園のスイムコース(1.5km)の後、山下公園から山下ふ頭・本牧ふ頭を折り返す10km・4ラップのバイクコースを走り、その後、山下公園から象の鼻パークで折り返す5km・2ラップの51.5kmのコースで行われました。

山下公園へ入ることは規制されておりスイムコースの状況は見ることが出来ませんでしたが、スイムを終えた選手が公園内のトランジッションでバイクに乗り換えて次々とバイクコース(40Km)の山下埠頭へ向かう選手が続きますが、知人を見つけるとは不可能な状況でした。

ホテルニューグランド前のバイク折り返しポイントで知人の姿も確認できてエールを送っていました。

山下公園の未来のバラ園の周りもコースになっていて、限界に挑むアスリートにとっては、癒しのコースになっているようです。

山下公園からランコースの折り返し地点の赤レンガ倉庫手前に向かい、象の鼻パーク付近で最後の頑張りのランナーの姿に感動しながら声援を送っていました。

象の鼻パークでは、大さん橋には飛鳥Ⅱ号が停泊しており、時折選手を応援する汽笛が鳴らされていました。

赤レンガ倉庫パークでは、トライアスロンブランドのEXPOも開催されており、情報交換していました。

ウエーブスタートでしたので、レースの結果は不明ですが、各選手とのふれあいながらパワーを受けていました。

コメント (2)
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