今年も2年ぶりに『東京シテイサイクリング』に参加してきました。
自転車は健康に良く、地球に優しい乗り物で、スポーツとしてまた通勤の手段として、ブームとなっているが、東京のド真ん中を走り、東京再発見サイクリングにより、明日への英気と活力を養い、サイクリングの爽快感をアピールすることが大会開催の趣旨となっている。
今日は、猛暑もいつの間にか消え去り、爽やかな秋空になり、コースとなった都心は正にサイクリング日和となっていた。
早朝5時に家を出発して、ゴール地点の神宮外苑絵画館駐車場には6時40分に到着し、マイバイクを組み上げて、出発点の都庁には7時20分に着き受付終了。
何と今年は2,700人の参加者があったようで、毎年増加しており、スタート地点の都民広場には、家族連れで子どもと参加された方や、会社の仲間など夫々の想いを胸に、都心を風を受けて走り抜こうと熱い想いがほとばしっていた。
また、自転車ブームを反映してか、高級スポーツバイクがブランドを競っていたり、マウンテンバイクや小径車、ママチャリ参加も見られ、ビックリである。格好もカラフルなバイクジャージーにヘルメットの姿は、ツールを走ったサイクリストに引けを取らないもので、ここでもバイクブームが表れている。
コースも、前回参加したコースとは一部変更されていたが、都庁~参宮橋~代々木公園~原宿~表参道~六本木~銀座~勝鬨橋~晴海~東京ビックサイト~豊洲~日本橋~皇居前~国会議事堂~半蔵門~四谷~神宮外苑(ゴール)と、正に東京ド真ん中を走る約38Kmでした。
スタートは、ホラ貝の合図で、7時より9時半ぐらい迄かけて順次グループスタートとなり、一列走行となるので至る所信号待ちで長い長い列が出来ており、原宿駅前交差点では約20分待ちということも愛嬌であった。
日本サイクリング協会会長である谷垣自民党総裁の姿も見えており、サイクリストとしても有名であるが、このイベントを我々と共に走られたとはビックリでした。
最も期待していた晴海通りの銀座から勝どき橋、晴海大橋、お台場までは、40年余通勤経路でもあり、ジテツウをしたことは無かったが、晴海界隈の変動ぶりや晴海大橋から元会社を感慨深く立ち止まって眺めていた。
東京ウオーターフロントを巡りながら、永代通りに出て日本橋・大手町を経て皇居前に出ると内堀通りは休日でサイクリング専用道に開放されていて、皇居周回ジョガーと共に周辺はスポーツ天国となっていた。
麹町から四谷を経由して神宮外苑絵画館前のゴールでは、いろいろなイベントが開催されていたが、都心を走りぬいた参加者のバイクが駐輪されており、さながらバイク展示場のようでした。新車など興味もあって見て回ったが、幻のバイクと言われている全て木製のバイクが走ったようで、船細工のテクニックを応用して手作りの日本だけの木製バイクだった。
ゴールしたのは、お昼をまわっていたが、久し振りの秋の風を切って都心を駆け抜けるサイクリングは最高の気分で爽快感を満喫した一日でした。