今朝も、猛暑の予報が出ていたが早朝には、秋の気配を感じる秋風が吹いていて、走りたい気分にスイッチが入り、マイコースの親水公園へと向かった。
引地川沿いの湿生植物園には、ガマの群生が迎えてくれたが さすがに時期を過ぎたのか猛暑にやられたのか勢いも衰えていたようだ。
川面を吹き抜ける風も心なしか涼しさを感じ、この日も大庭神社の階段を駆け上がり、神社にお参りしてから、社殿の裏から成就院へと向かう。
大庭の成就院の本尊は愛染明王として有名で、江戸時代には大庭神社の別当であったそうです。境内には、面白い像も見られましたが、由来は何なんでしょうね?
再び引地川沿いに戻り、収穫間近い水田を眺めながら進むとこの辺では珍しい古代米の一つである黒米が見られ、昨年も収穫時に農家の方に話を聞いていたが、毎年、黒米に拘って生産しているそうです。
畔道には、赤唐辛子が美しい彩を見せており、その脇にはノーゼンカズラも負けじと華やかさを競っており、思わずシャッターを切っていた。
親水公園に戻るといつもの鯉の群生が、川の浅瀬を泳ぎまわっていたが、餌を求めてか先を争い岸辺に寄ってきて迎えてくれたが、「鯉は恋を呼ぶ」と訪れる人には人気スポットとなっている。
親水公園プロムナードを1周して、大庭城址公園に戻り芝生の上の感触を味わいながらジョグっていたが、ツクツクホーシの声もすっかり少なくなって、昨日まで泣いていたのか短い命を終えた亡骸が寂しそうでした。
まだまだ残暑が続きそうな予報であるが、暑さの中にも静かに草花など自然を眺めてみると静かに秋の気配が忍び寄っているのを実感していた。