MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

新林公園ハイキング

2024年02月01日 | 山行・ハイキング

冬のハイキング日和となり、久し振りに自然豊かな新林公園の散策路をハイキングしてきました。
新林公園には、山の尾根伝いに約1.5キロの自然散策路があり、アップダウンの激坂もある絶好のハイキングコースとなっています。

公園の入口の芝生広場の梅林には、紅白の梅の花が咲く梅の名所となっていますが、開花し始めた紅梅が咲き始めています。

湿性植物区の池の手前には、ラクウショウ(落羽松)の大きな気根が顔を出して、池の木道周辺は、野鳥の声が響き渡って冬の雰囲気の光景が見られました。

遊具広場の登山口から急坂を上った先に展望台があり、相模湾や霞に包まれて雲に浮かぶ富士山が望めました。

展望台を降りると、突然タイワンリスが現れて木々を飛び回っていました。

展望台から約200段の丸太階段の急坂で山道が続きますが、カラスの声が響き渡り冬空の森林浴を感じる自然の道となっています。

山道には、深い谷を望む手すりの木橋の道も造られています。

山頂近くにある休憩広場から見晴台へ上がると、小さな台ですが、江の島や相模湾が眼下に望めるビューポイントとなっています。

見晴台からは、長い下り坂の山道沿いには、自生する希少なクマガイソウが植えられていて、春に咲く花の名所となっています。

更に急階段の下り坂が続きますが、坂道からは鎌倉・横浜方面の景観が望めました。

山道の先には、猪や狸などを捕らえるために掘られ笹の葉などを被せた落とし穴の「獣(シシ)落し」堀穴が保存された明治時代の遺産で、散歩人への配慮で転落防止柵が設けられています。

更に長い坂道には、ヤマザクラなど大木が茂り自然豊かな道が続き、その先の急坂道を下って古民家へ向かいます。

長い散歩道を下った先には、築170年を超す 旧小池邸の茅葺き屋根の古民家が保存されて、藤沢市の指定重要文化財に指定されています。

古民家の裏には、古い井戸水を組上るつるべ井戸も保存されています。

公園の入口の藤棚の近くには、旧福原家の長屋門も移築されていて市の重要文化財に指定されて、見応えある景観が保存されています。

約1時間の山道散歩でしたが、自然豊かな景観や湘南の風景を堪能していました

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名越切通トレッキング

2024年01月28日 | 山行・ハイキング

衣張山ハイキングコースの景観を堪能した後、子供自然ふれあいの森から逗子ハイランドタウンの名越坂を経て、法性寺から名越切通、まんだら堂の切通道をh経て鎌倉長勝寺へトレッキングしてきました。

名越切通へ向かう途中の法性寺は、通称お猿畠と呼ばれているそうで、山門の扁額には、2頭の白猿が「猿畠山」と書かれた扁額を抱えており、日蓮聖人が幕府の役人に襲撃された「松葉ケ谷法難」で白猿が現れて洞窟に案内して日蓮聖人を助けたと伝わる名寺となっているようです。

長い舗装された坂道の参道と110段の急階段を上って奥之院へと向かいます。

階段を上りきった先には、奥之院と山王大権現が鎮座し、山王権現には、小さな石祠と五重塔が設置されていますが、見晴台となっています。

境内の裏手の墓地の先には「大切岸」が望め、鎌倉時代の防衛遺構とも言われていますが、鎌倉石の石切場の跡だったようで断崖の光景が残されています。

法性寺から急坂を上って山道の先の切通道には、大小3か所の細い掘割の人口崖の切通があり、約500mに亘ってクランク状に作られており、鎌倉七口の中で最も険しい切通となっています。

切通道の逗子側の第一切通は、崖の高さ約10mで幅も1mの狭い道で圧巻の姿が保存されていて、切通しは、両側から大きな岩が張りだしており、人がやっと通れるほどの約1mの狭い切通しで岩の上にも上れる構造となっています。

東側からの姿

第1切通しで折り返して、第2切通しを通り「まんだら堂やぐら群」へ向かいます。

「まんだら堂やぐら群」は、普段は公開されていませんが、4月末~5月初めの休日限定で公開されるようですが、入口から約150基の横穴のやぐらが見られます。

やぐら群は、13世紀から16世紀頃まで使われた武家や僧侶の納骨・供養の遺構だそうで、鎌倉には多くのやぐらが見られますが、最大の規模となっているようです。

第3切通を抜けて巨岩が並ぶ下り坂やシダの葉が茂るシダの道を下り鎌倉大町の長勝寺へと向かいます。

鎌倉大町の長勝寺では、帝釈天を祀る本堂前には、日蓮上人像が立ち、聖人の周りには四天王(大持国天、大増長天、大広目天、大多聞天)が邪鬼を足で押さえつけて聖人を護留守る姿が見られます。

 

本堂の横の「本師堂(八角円堂)」には、タイ国から贈られた金色釈迦尊像が祀られています。

本堂前の「六角堂」には、永遠・永久という意味の「久遠」と書かれた扁額が掲げられています。

久しぶりに衣張山の巡礼の道や名越切通道の鎌倉時代の歴史を学びながらのトレイルを楽しんでいました。

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鎌倉衣張山トレッキング

2024年01月27日 | 山行・ハイキング

荏柄天神社で筆供養した後、湘南有数の絶景ポイントの鎌倉衣張山をトレッキングしてきました。
鎌倉街道の杉本観音近くの小径を経て、大御堂橋から滑川沿いの小径から住宅街を抜けて鬱蒼とした杉林の森の「平成巡礼道」に入ります

「平成巡礼道」は、観音霊場めぐりで坂東三十三ヶ所の第一番札所の杉本寺と第二番札所の岩殿寺までの巡礼の道だったようで深い森の中の長い急階段の山道となっていて、以前に台風で倒れた多くの倒木が現在も修復されてなく、道を塞いで想定外の困難なコースとなっていました。

山道の途中には、倒木した大岩の下に可愛い夫婦地蔵様が残されており、その姿にに癒されていました。

更に笹竹の小径を抜けて衣張山山頂へ向かいます。

登山口から20分で衣張山山頂(121m)に到着し、山頂からは、雄大な真白き富士山や材木座・由比ヶ浜、逗子海岸の絶景が望めて気分爽快となり一休みでした。

「衣張山」は、源頼朝が夏の暑い日に、この山を白い絹で覆わせて北条政子と共に雪見を楽しんだことから付けられたと伝えられていますが、同じ気分を感じていました。

山頂の広場には、五輪塔や地蔵尊も置かれており、巡礼の小道の様子が伺えるお休みスポットとなっています。

山頂から先の山道にも多くの倒木が見られましたが、その先の広場には、多くのスイセンの花が咲き癒やしスポットとなっています。

「子ども自然ふれあいの森」広場には、ふるさとの花スイセンや可愛い地蔵さまが鎮座し、癒やしのスポットとなっています。

パノラマ台へ向かう途中の遊歩道でも、「関東の富士見百景」に選ばれている富士の絶景が見られました

その先の70段の急階段を上り「パノラマ台」へ向かうと、鎌倉の絶景ポイントと言われる鎌倉市街を眼下に遥か先に富士山や箱根連山、伊豆半島などの大パノラマ風景が見られ、離れがたい光景に魅せられていました

パノラマ台で一休みして、逗子ハイランド住宅街の名越し坂を経て、法性寺の大切岸、名越しの切り通しへ向かいました【続く】

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鎌倉紅葉ハイキング~獅子舞・天園コース・覚園寺

2023年12月10日 | 山行・ハイキング

鎌倉永福寺跡で一休みして獅子舞谷から天園コースを経て覚園寺を巡ってきました。

永福寺跡から二階堂川沿いの道では、山肌の岩壁が迫る水が流れて滑りやすい危険な道が続きます。

谷道から獅子舞の谷へ上るとイチョウの葉が積もった落葉道となっています。

獅子舞谷の丘には、イチョウの木が黄葉盛りとなっての森となってイチョウとモミジの森となっていました。

森の中には、獅子が舞うような岩があり、「獅子舞」の名前の由来となっているようです。

森から急坂をげて大岩の隙間を抜けて天空の広場の天園に向かいます。

鎌倉アルプスの天園ハイキングコースの天園峠に出ると、鎌倉の市街地や鎌倉海岸が望める絶景ポイントとなっています。

天園から、鎌倉アルプスの最高峰の大平山(159m)を経て、横浜市内や相模湾の眺望を望みながら岩肌を削った変化の激しいアップダウンの尾根道が進みます。

途中には、巨大な大岩も見られ、鎌倉アルプス固有の光景が見られます。

建長寺と覚園寺コースの分岐点から覚園寺方面への山道を下る途中には、大小のやぐら群が見られ、鎌倉では多くのやぐらがありますが、鎌倉一番多いところで「百八やぐら」と称されています

百八やぐらから岩肌が迫る切通しの道を下ります。

途中には、台風で倒木した大木が大枝を延ばして、生命力の強さを誇っていました。

山道から一般道に出て、覚園寺の山門をくぐると愛染堂前のモミジ広場では、モミジの大木が大枝を延ばして鎌倉の紅葉スポットとなっており、彩られた素晴らしい紅葉した光景が拡がっています

鎌倉アルプスや寺院の歴史や自然豊かな光景に魅せられた山旅でした。

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箱根宮ノ下・堂ヶ島渓谷ハイキング

2023年11月28日 | 山行・ハイキング

箱根強羅公園を散策の後、宮ノ下の早川渓谷(堂ヶ島渓谷)をハイキングしてきました。

宮ノ下駅から急坂を下り、セピア通りの富士やホテル近くの渓谷の入口からさらに急坂を下ると、早川沿いの山肌は、紅葉に染まり、夢窓橋の近くには、夢窓国師の山居があったことから夢窓橋と名付けられています。

橋の上流側には、紅葉の山に挟まれた大小の石が並ぶ流れ渓谷美が見られました。

橋を渡って山沿いの紅葉に映える渓谷美を観ながら上り下りの細い山道を進みました。

途中には、ベンチが設置された休憩所からも彩り豊かな紅葉が観られ、紅葉スポットとなっていました。

その先の発電所の給水所付近にも巨石・奇岩が見られ、その上流側の吊り橋の桜橋の先には、大小の滝も見られ、憩いの渓谷となっていました。

桜橋を渡って約300段近いつづら折りの階段坂が続きます。

階段を上りきって国道138号線に出て、蛇骨川の八千代橋付近の蛇骨川渓谷沿いの山肌も、赤く染められた美し景観が見られました。

蛇骨川沿いには、「太閤石風呂通り」と名付けられて、遊歩道の下の対岸の絶壁には、風呂好きだった秀吉が造った「太閤石風呂」が、今も保存されていました。

太閤石風呂通りの先からは、約90段の木の急階段を上って小涌谷へ向かう国道1号線の蛇骨橋付近も色鮮やかな紅葉の坂道の隧道となっていました。

箱根の山々の渓谷美の美しさに魅せられながら、急坂の苦労も忘れるハイキングでした。

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奥多摩鳩ノ巣渓谷~ウオーキングトレイル(その2)

2023年11月23日 | 山行・ハイキング

ウオーキングトレイルの後半は、数馬峡遊歩道から白丸ダム湖、氷川渓谷、愛宕山公園を経て奥多摩駅へ向かいました。

白丸湖畔遊歩道の先には、高さ約30mの白丸ダムがあり、この日は修復工事が行われていましたが、発電所の調整池になっているようです。

白丸ダムの先の平坦な遊歩道は、ダム湖のエメラルドグリーンの湖面に渓谷の山々の黄葉が映り込んだ爽やかな森林浴コースとなっています。

白丸湖に架かる数馬峡橋の周辺には、鮮やかな紅葉とエメラルドグリーンの水面、渓谷を挟む山々が一望できる絶景ポイントとなっていました。

数馬峡遊歩道の先の階段坂を上り数馬西トンネルを抜けて滝沢大橋へ向かう山道からも対岸の紅葉に色づいた山々に挟まれた渓谷美が見られました。

滝沢大橋の手前から昭和橋へ向かう一般道にも色鮮やかなモミジや対岸の黄葉に染まった山々が見られました。

昭和橋の手前から多摩川沿いのふれあい森林コースに入り、登計橋上からは山に挟まれた川面に朱色の昭和橋が水面に映り込んだ絶景ポイントとなっていました。

登計橋の先の氷川小橋を渡り奥氷川神社へ向かう途中からは、紅葉に囲まれた氷川大橋も望めました。

奥氷川神社の境内には、根元から約3mで幹が三本に分岐した樹齢650年、樹高50mの御神木の「氷川三本杉」がそびえ立ち、都の天然記念物に指定されています。

奥多摩駅の駅舎は、山小屋風のレトロなデザインで以前にもスケッチしていますが、関東の駅100選に選ばれた素晴らしい外観が見られます。

古里駅から約8.5Kmのロンゴコースでしたが、奥多摩の秋の紅葉の渓谷美を堪能したウオーキングトレイルでした。

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鳩ノ巣渓谷ウオーキングトレイル

2023年11月22日 | 山行・ハイキング

快晴の紅葉シーズンを迎えて、多摩川沿いの鳩ノ巣渓谷のウオーキングトレイルコースをウオーキングしてきました。

古里駅から多摩川沿いの遊歩道へ向かう途中には、御嶽参詣に滝に打たれて身を清めたと伝えられる「清見滝」が森中に滝音を轟かせています。

多摩川の寸庭橋上からは、多摩川を挟む山肌の紅葉と緩やかな流れが見られました。

寸庭橋を渡り松の木尾根に入ると、多摩川の河川敷を望みながら険しい道無き道の山道となっています。

途中の小さな橋近くには、上下に分かれた「上の滝・下の滝」や苔の生えた大小のロックガーデンの光景が見られます。

さらに急坂の杉林の山道が続き、途中には安全に進めるようにとケルンも設置されています。

尾根の山頂付近には、四阿があり眼下には多摩川沿いの光景が見られる展望テラスで一休みでした。

展望テラスからは、なだらかな下り道を経て「雲仙橋」へ向かいます。

「雲仙橋」を渡り、対岸の小道を経て「鳩ノ巣小橋」を渡る橋上からも、橋下には紅葉に包まれた心安まる渓谷美が見られます。

小橋の丘の上には、玉川水神社が鎮座し、この森に二羽の鳩が巣を作ったことから、このエリアの「鳩ノ巣」と名付けられたと案内板に記されていました。

その先の遊歩道からは、巨岩・奇岩が点在する紅葉に染まった渓谷美を眺めながらアップダウンの道を進みます。

鳩ノ巣渓谷の渓谷美を眺めながら休憩所で一休みしていました。

後半は、白丸ダム湖、数馬峡遊歩道を経て奥多摩駅へ向かいました【続く】

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三島宿散歩

2023年05月20日 | 山行・ハイキング

箱根旧街道ハイキングの最後は、東海道五十三次・三島宿のシンボルの三嶋大社から白滝公園を散策してきました。

三嶋大社は、伊豆国の一之宮として東海随一の神格ある官幣大社に格付けされた古刹で、広い境内には、多くの史跡など歴史観溢れる格式高い雰囲気となっています。

伊豆に流された源頼朝が深く崇拝し、源氏再興を祈願し旗揚げに成功したと伝わる大社で、今も勝運の神として信仰高いパワースポットで、北条義時のゆかりの社となっています。

鳥居の先には、東海道を行き交う人の流れを整理するために設置されていた、巨石の「たたり石」が保存されています。

参道の神池には、北条政子が勧請した厳島神社が鎮座し、家門繁栄・商売繁盛の守護神としてパワースポットとなっているようで、この日は多くの鳩たちが集い参拝者との交流の場となっていました。

神池にも多くの鯉が泳ぎ回りパワーを願っているようです~ 

境内の総門や神門、本殿は、注連縄や精緻な彫刻が施され、重要文化財に指定された格式高い景観となっています。

源頼朝が平家追討の心願を込めて祈願した折に、腰を掛けて休息したと伝える頼朝と政子の腰掛石が保存されています。

神鹿園では、春日大社から神の使いとして送られた神鹿がお休みでしたが、おやつを与えると飛んできて、優しい姿で交流してくれました。(笑)   

三嶋大社を後にして、白滝公園に向かう御殿川、桜川沿いのプロムナードでは、清らかな水が流れる水の都の三島らしい独特の清らかな風景が見られます。

白滝公園では、水の仕掛けのからくり人形「めぐみの子」が迎えてくれて、「めぐみの子」に近付くと、センサーが察知して"よいしょ~ よいしょ”と声を発して水を汲んでくれて、疲労感が無くなるやすらぎを感じていました

園内の多くの溶岩が見られ、富士山の雪解けの水が湧き出る池が見られ、水の都三島の涼しさを感じながら一休みでした。

白滝公園から三島駅に向かう散策路には、ハートのフラワーモニュメントが作られていて、箱根町港から三島宿までの長旅の疲れも癒されていました。(笑)

 

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箱根旧街道散策・山中城址~三島スカイウオーク

2023年05月19日 | 山行・ハイキング

箱根ハイキングの後半は、山中城址公園から箱根旧街道を経て三島宿のスカイウオーク向かいました。

山中城址公園入口から約400mの整備された石畳の道が続きますが、杉林に包まれて鳥のさえずりが聞こえる風情ある光景となっていました。

途中には、「山中新田」の道標が立ち、江戸時代の旅人の様子も想像される雰囲気が漂っています。

浅間平地区の街道と一号線に交差する地点には、松尾芭蕉の石碑が設置されていて、”~霧しぐれ 富士を見ぬ日ぞ 面白き~”と、旅する芭蕉の心が詠まれた一句が書かれています。

 

一号線を渡って上長坂地区の街道に入ります。

 

こちらも約400mの英日された石畳の坂道となっていますが、雨が降ったりすると、滑りやすい危険な道となっています。

上長坂地区の箱根旧街道の最後には、笹原新田の道標があり、一号線の先には、三島スカイウオークに到着しました。

スカイウオークでは、富士山や駿河湾をも望める絶景ポイントとなっており、この日も五月晴れの空に、日本一長い吊り橋から富士山が望みながら空中散歩気分を堪能していました。

橋上から望む春の富士山

駿河湾や伊豆の山々も見られ、絶景ポイントとなっています。

橋の中央の最高点70mから眼下には、新緑の森と渓流が望め気分爽快の雰囲気を感じられます。

吊り橋の両側には、400mの橋を支えるメインケーブルを固定するアンカレッジが見られます。

高さ44m、直径1.6mの主塔も他では見られない素晴らしいデザインに魅せられていました。

北ゲートに設置されたハート型のフラワーモニュメントでは、多くの観客のフォトスポットとなっていました。

復路の橋上からも伊豆の山々や駿河湾の絶景が望めました。

箱根旧街道の大自然やスカイウオークの空中散歩の景観に堪能した後、三島宿の名所を巡っていました【続く】

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山中城址公園散策

2023年05月18日 | 山行・ハイキング

箱根峠越えして箱根旧街道を散策の後、三島市内に入り、中世の山城の山中城址公園内を巡ってきました。

箱根旧街道から山名城址公園の入口には、駒形諏訪神社が鎮守していますが、山中城の守護神として日本武命が祀られています。

 

神社の裏には、樹齢約500年・樹高31mの大杉が聳え、「矢立の杉」と名付けられていますが、戦国時代に武将が出陣の際に矢を射立て勝敗を念じていたようです。

当時の兵糧を保存していた「兵糧庫」

本丸の周りには、石垣ではなく深い土塁・内堀が残されています。

現在の本丸跡は、土手の丘となっています。

内堀を渡って本丸と二の丸を繋ぐ「本丸西橋」

二の丸の周りの「筆曲輪」

「二の丸(北条丸)跡」

二の丸・本丸から最大の見どころの「障子堀」へ向かう分岐点

山中城址の最高点からは、空堀の中を区画するように畝を残した障壁が作られており、見応えある光景が保存されています。

堀の周りの散策路からは、富士山や箱根山などの大パノラマの眺望が見られる絶景ポイントとなっています。

西櫓周りに作られた長い畝堀

「西の丸」跡の広場の先には最高点の「西の丸美晴台」からも富士山や曲輪が見られます。

西の丸から二の丸沿いの散策路を下った下には、当時の湧水を貯えていた生活用水池を復元した田尻の池・箱井戸が残されており、現在はスイレンの花が咲く名所となっているようです。

田尻の池の先の「三の丸堀」は、長さ約180m、幅30mの堀で、一部は池からの排水路として活用されたそうです。

広い城址公園の南端の岱崎出丸(だいざき)エリアでは、馬の背のように丸みを帯びて堀を遮るように、急傾斜の畝や深い堀の「出丸御馬場堀」が保存されています。

岱崎出丸エリアの先端には、すり鉢型の「すり鉢曲輪」が見られ、美晴台からは、富士山も見られる絶景ポイントとなっています。

「すり鉢曲輪」から岱崎出丸の東側には、「一の堀」沿いの一直線の長い広場が作られて本丸・二の丸の景観とは異なる姿が残されています。

広い中世の山城の壮大な歴史ロマンの城跡を散策した後、箱根旧街道を経て三島のランドマークの「三島スカイウオーク」へ向かいました【続く】

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箱根峠・旧街道ハイキング

2023年05月17日 | 山行・ハイキング

快晴のハイキング日和となり、久しぶりに箱根港から箱根峠、山中城跡公園へハイキングしていました。

小田原から箱根町港までバスで向かうと、バスターミナル周辺からは、芦ノ湖の先に富士山が望め、近くには、箱根駅伝の往路のゴール・復路のスタート地点の箱根駅伝ミュージアムがあり、駅伝のモニュメントが設置されています。

箱根町港から箱根峠へ向かう東海道1号線の長い坂道途中の森のふれあい館近くのお休み処からも芦ノ湖や富士山、箱根の山々が望める絶景が見られました。

箱根峠の手前の「道の駅 箱根峠」からも芦ノ湖や駒ヶ岳など箱根の山々が一望されました。

箱根峠を過ぎてまもなく箱根旧街道の箱根八里「西坂」入口の門があり、その先の接待茶屋跡地から箱根旧街道に入ると、長い石畳の道が続き、「兜石」と呼ばれる兜を伏せたような形の大石があり、豊臣秀吉が小田原征伐の時に兜を置いて休息していたところのようです。

更にその先には、約1キロの長い石畳の箱根旧街道が続きます。

長い石畳の旧街道の先には、大きな念仏石と南無阿弥陀仏と刻まれた石碑が設置されていて、案内によると旅の途中で苦しくなって行き倒れしないように念仏を唱えて旅の安全を願っていたようです。 

念仏石の先の大枯木坂を経て願合寺地区の石畳に入ると、杉林など雑木林となっています。

途中には、江戸から26里の山中新田一里塚の標識が設置されています。

願合寺地区の旧街道の出口の炉傍には、とっくりが浮き彫りされた雲助徳利の墓があり、箱根で大酒飲みの雲助と呼ばれた男の不思議な石塔が見られます。

旧街道を過ぎた一般道の向かい側には、山中城跡公園があり、城址公園を巡っていました。【続く】

 

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鎌倉ハイキング~寿福寺・源氏山

2023年04月12日 | 山行・ハイキング

鎌倉寺社巡り散歩で浄光明寺を拝観してから寿福寺・源氏山コースをハイキングしてきました。
鎌倉五山第3位の「寿福寺」には、背後に源氏山が連なり、その山腹のやぐら群には北条政子や源実朝、大仏次郎など著名人の墓があり久しぶりに訪れてきました。

総門から山門へ向かう参道は多くの樹々が聳えて静寂感を感じる往時の面影が保存されているようです。

惣門からへ中門へ通じる参道は高い木々に囲まれれ非常に美しい光景が見られます

中門から先には入れませんが、緑に囲まれた仏殿。

裏山の寿福寺墓所に向かうと、多くのやぐらがありその中には北条政子や実朝の墓があり、他にも鎌倉ゆかりの著名人のお墓があり独特の聖域となっていました。

裏山の山道を登ると、途中に江戸城築城で有名な太田道灌のお墓もあり、この地は道潅の生地だったようです。

さらに約200段の石段を上り源氏山の山頂へ向かいます。

階段を上った山頂広場では、満開を過ぎた桜の枝には、二匹のタイワンリスがキュッキュッと鳴き声を発しながら飛び回っていましたが、怖さを感じていました。

源氏山山頂には、「七福尊神」の石碑や五輪塔が建ち、北鎌倉の春の光景が望める静かな雰囲気でした。

源氏山公園に向かうと、多くの花見客で賑わい、シンボルの源頼朝公像周りも満開の桜咲き、和やかな雰囲気となっていましたが、頼朝公の頭上にはカラス?が止まり、美しいね~と呼び掛けていました(笑) 

源氏山公園の端には、鎌倉七口の一つの「化粧坂切通し」が、昔のままの急勾配の迫力ある姿が見られ、国の史跡に指定された歴史スポットとなっています。

源氏山公園で一休みして大仏ハイキングコースをウオーキングしていました。

コースの最頂部からは、由比ガ浜海岸や逗子方面が望める絶景が見られました。

その先は、アップダウンの雑木林コースが続き、マムシグサなども見られました。

鎌倉大仏まで向かう予定でしたが、途中から雑草が茂る険しい道となっていて、諦めてコースから下山して住宅街から鎌倉駅へ向かいショートウオークでした。

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湯河原梅林(梅の宴)・幕山ハイキング

2023年03月09日 | 山行・ハイキング

春本番の陽気となり、今年も梅の名所である湯河原梅林「梅の宴」から、湯河原幕山をハイキングしてきました。
幕山公園の梅林では、幕山の斜面には約4000本の紅白の梅が見頃となって花の絨毯が敷かれた光景が見られました。

 

しだれ梅林には、500本のしだれ梅と早咲き梅が満開となって美を競い合う光景が見られます。

斜面の散策路には大岩が多く見られ恐怖感を覚えますが、白梅や薄桃色の梅が咲き誇って華やかな景観がみられます。

更に坂道の先には、、幕岩と言われる岸壁の柱状節理の壁にロッククライミングの名所となっており、クライマーが岩壁の下でお休みでしたが、過って故郷北陸の「剱岳」で苦労した想い出が蘇っていました。

登山口から約15分で梅林の最高地点からは、山腹に拡がる大斜面に梅の絨毯が敷かれた様子や幕岩の光景が見られます。

最高地点からデコボコ道のつづら折りの急斜面を上り約15分で四阿に着きましたが、腰痛が激しく、今年は幕山頂点へ向かうことを諦めて一休みして引き返して梅林に戻り、多くの梅の花道を巡っていました。

四阿付近の坂道からは相模湾や真鶴半島が眼下に拡がる絶景も見られます。

広い梅林の西側の急斜面の下り道の散策路にも、大岩や色とりどりの梅の花が咲き誇って春本番の暖かい雰囲気が漂っていました。

斜面の下側の池端からは、幕山の名前の由来となっている幕を引いたような柱状節理の岩壁が見られる絶景ポイントとなっています。

梅林から湯河原駅へ戻ると、石橋山の戦いに活躍した地元の武将の土肥實兵夫妻像が設置されています。

この後、湯河原のパワースポットの散策を続けました【続く】

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名越切通ハイキング

2023年01月28日 | 山行・ハイキング

衣張山ハイキングの後、大町口から名越切通のハイキングコースを巡ってきました。

鎌倉七口と言われる切通の一つの「名越切通」は、古都鎌倉を守った自然の地形を利用した防御遺構の要所となっており、今も当時の様子が伺える険しい道となっていますが、現在はトレイルコースとして人気の観光スポットとなっています。

大町からは、シダが茂る急坂が続きます。

急坂を上り切った先から切通の道の第三切通を抜けて、アップダウンの約500mの道には第二、第一とクランク状の三つの切通が続きます。

第一切通は、逗子との市境となっており、高さ約10mの人工の崖のようで防御性を考慮した特徴的な景観が残されています。

第一切通で折り返して第三切通の手前には、13世紀から15世紀に作られた史跡の「まんだら堂のやぐら群」が保存されており、この日は公開されていませんでしたが、エントランスから堂跡には人口崖の斜面に大小150穴以上のやぐらが見られます。

まんだら堂から「お猿畠の大切岸」へ向かう途中には、2基の珍しい形の石廟が保存されており、鎌倉時代の火葬骨を納めた石造墳墓堂だそうで貴重な文化財に指定されています。

「お猿畠の大切岸」は過って石切場の跡で約800m、高さ約3~10mの断崖の岸壁が続く壮大な遺構となっています。
大切岸は、鎌倉幕府の防衛遺構と共に建築用の石切場跡で、お猿畑の名前は、鎌倉を追われた日蓮上人がこの地で三匹の白猿に助けられたことから名付けられたようで、貴重な史跡となっています。

岸壁には、約径20cm程の穴も残されてフォトスポットとなっています。

大切岸の上部からは、逗子海岸が眼下に望め絶景ポイントとなっています。

お猿畑の大切岸から急坂の山道を下った先の「法性寺」の境内の墓所の周りにも迫力ある石切跡が連なり大きなやぐらのような洞窟が出来ています。

「法性寺」の奥ノ院の横に鎮座する「山王権現社」への60段の石段を上ると、立派な五重塔や石祀が建てられており、絶景ポイントとなっています。

法性寺境内の参道の先の山門には「猿畠山」扁額に二匹の白猿が飾られています。

法性寺から逗子駅へ向かう旧浦賀みちの古道にも、三猿や青面金剛像などの庚申塔群が保存されています。

久し振りに、快晴となった名越切通や衣張山の鎌倉の史跡を巡るハイキングを堪能していました。

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鎌倉衣張山ハイキング

2023年01月27日 | 山行・ハイキング

荏柄天神社で筆供養した後、湘南有数の絶景ポイントの鎌倉衣張山をハイキングしてきました。
鎌倉街道の杉本観音近くの小径を経て、大御堂橋から滑川沿いの田楽辻子通りの道標のある角から浄明寺の住宅街を抜けて鬱蒼とした杉林の森の「平成巡礼道」に入ります。

「平成巡礼道」は、観音霊場めぐりで坂東三十三ヶ所の第一番札所の杉本寺と第二番札所の岩殿寺までの巡礼の道だったようで深い森の中の長い急階段の山道となっていますが、2年前の台風で倒れた多くの倒木が道を塞いで想定外の困難なコースとなっています。

山道の途中には、大岩の下に可愛い夫婦地蔵様があり、和みの姿に癒されていました。

急坂の先には、笹竹の切通し道となっています。

登山口から15分で衣張山山頂(121m)に到着し、山頂からは、材木座・由比ヶ浜や鎌倉市街と雄大な富士山が望める絶景が望めて気持ちも晴れ晴れしながら一休みでした。

「衣張山」は、源頼朝が夏の暑い日に、この山を白い絹で覆わせて北条政子と共に雪見を楽しんだことから付けられたと伝えられており、同じ心境でした  

山頂の広場には、五輪塔や地蔵尊も置かれており、巡礼の小道を実感します。

一休みして稜線を進んだ先の広場からも伊豆大島など相模湾の絶景や五輪塔が設置されてお休みスポットとなっていました。

その先の分岐点から狭い雑草が茂る道無き道の急坂を経て大町へと向かいます。

山頂から約25分で大町の住宅街へ着くと、川沿いの広場 には白梅が咲き始めて春の訪れを告げる姿を見せて、疲労感を忘れるひと時でした。

一休みして、鎌倉の絶景ポイントの名越切通しへ向かいました【続く】

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