徳川家康ゆかりの久能山東照宮へ旅してきました。
日本平からロープウエーで約5分で久能山東照宮へ向かい、広い境内の階段を上り、楼門から御社殿、神廟へ向かいます。
巨大な楼門の二階には、二代将軍秀忠公の娘を中宮として迎えた後水尾天皇が書かれた扁額が飾られており、勅額御門とも呼ばれており、重要文化財に指定されています。
楼門の先には、神厩には、左甚五郎が家康が愛した愛馬の神馬の彫刻が飾られています。
更に階段を上り御社殿では、唐門や透塀、拝殿・本殿には、極彩色の漆塗りの豪華な彫刻や金色の三つ葵の御紋などが飾られて日光東照宮と変わらぬ輝く姿が見られ、国宝となっています。
拝殿には、家康公はじめ各世代の大きな家紋が並べられています。
御社殿の横には、朱色に塗られた日枝神社には、山王社のご神体を祀られています。
御社殿から神廟へ向かう廟門の廟所参道には、多くの石灯篭が並び、独特の雰囲気が感じられます。
階段を上り切った神廟には、家康公の御遺骸を埋葬した石造りの宝塔が設置されて、この石塔も日光や上野東照宮と同じ姿が見られます。
神廟宝塔の横には、御神木の巨大な「金の成る木」が聳えていますが、家康が「左右の枝が繁盛するならば一段と富貴が得られるだろう」と言われたそうで、心豊かに健やかな生活できるように祈願するパワースポットとなっています。
境内を出て表参道の一の門の先には、眼下に駿河湾の久能海岸が望め、博物館の周辺は、巨大な石垣に囲まれた景観が保存されています。
約40分の境内巡りの後、ロープウエーで日本平に戻り、夢テラスを散策していました。
日本平ロープウエー駅には、徳川家の三つ葉葵の巨大な御紋が飾れて、フォトスポットとなっています。
日本平夢テラスの丘の上では、電波塔が設置されて、散策路からは、秋の富士山や静岡市街地、駿河湾を望める絶景ポイントとなっており、一休みでした。
丘の上近くには、童謡にも謡われた「赤い靴」を履いた女の子(きみちゃん)の母子像が設置されていて、きみちゃんの生まれ故郷を見下ろせる場所となっているようです。
日本平で一休みの後、静岡の家康公のゆかりの駿府城公園へ向かいました【続く】