いつまで続くのだろうか?この日も残暑が続いていたが、あの蝉しぐれも消えて この2、3日は、朝夕には秋の風を感じていたが、また猛暑に舞い戻っていた。
お彼岸も近づきもういいだろうと思いつつ朝早く、彼岸花まつりの開催日が近づいた小出川周辺へ開花状況の確認すべくジョギングで出発・・・
この日も朝から秋空が広がっていたが、容赦なく夏の陽が照りつけており 走りだして間もなく汗が噴き出してきて、ペースを落とさざるを得ない。
秋のマラソンシーズン・インまで2週間を切り、今の時期のコンデイショニング次第でレースの走りを決めるので、焦りが積もってきているところである。
小出川に着いてみると、今年は猛暑が続いた影響で、やはり両岸のプロムナードには芽が出ていたが、ところどころで開花が見られる程度で群生の開花には程遠く、明日の彼岸花まつりには到底間に合わない状況でした。
地元の係りの方に聞いてみると、朝晩の寒暖の差がないと開花しないので、今年は約1週間から10日程遅れそうと言われており、まつりには間に合わないと嘆いておられた。
今週には、ウオーキング協会主催の小出川散策が多く企画されているが、黄金色の田園の中に咲き誇る赤い帯の光景は、月末近くになるのだろうか?
小出川を離れて慶応大学キャンパス奥の小出川源流のある笹窪谷戸へと向かったが、春に訪れたときとは違って、谷戸の奥は笹や雑木が生い茂っていて鬱蒼とした原始林のようになっていた。
この辺は、ビオトープとして環境保全地域となっており、ホタルの群生するエリアとなっているようで、竹林の中には小出川の源流が見られるが、この日は日照り続きのためか湧き出でる水量も乏しかった。
早々に、引き返して黄金色の田園風景を走り抜けると、この日も富士山が顔を出しており、秋の雰囲気が漂っており、秋の風を感じながら茅ヶ崎の里山「谷の村」谷戸へと向かうと、貴重な品種の黒米など試験米が実っていた。
雑木林や畔道を通り谷戸の中に入ると、珍しいカラスウリや栗の実が実り、ここにもしっかりと秋の風情が広がっており、マムシも出現するようでヒヤリ・・・
この茅ヶ崎里山公園には、懐かしい自然が残されており 秋の自然をたっぷりと味わうことが出来て少し癒された気分で帰路についた。