この日は、新緑に囲まれた山林公園である「新林公園」でのトレイルランに出かけてきました。
大きな山でもなく山林の中の尾根の散策路を走るので、トレイルランコースとして、知る人ぞ知る手頃なコースである。
入口の芝生広場では、朝の散歩を楽しむ人も多く前回訪れた時には、約100M近い藤棚にはフジが咲いていたが、今日はすっかり新緑に変わっており目映い程でした。
公園中央の谷戸の湿地帯には、川名大池があり自然保護エリアに指定されており、多くの野鳥などがいるようですが、この日は観察出きなかったが、朝日が照らす湿地帯は緑が燃えるようで空気も新鮮で実に爽やかな風景が拡がっていました。
その脇から尾根の散策路の取付けがあり、いきなり急な階段が続き駆け上がるが、ようやく登りきった時には息も絶え絶えになり、一息を入れていたが、鬱蒼とした木々の中を行くと鳥のさえずりも聞こえてハイテンションとなっていた。
ところどころ平坦な小径もあるが、殆ど階段の登り下りばかりといっても過言ではなく、階段の丸太のステップも高く、難儀をしていたが、これがトレイルだと思いつつペースを上げ下げしてようやくほぼ登りきった裏山の中間点近くの見晴らし台に到着すると、江ノ島から相模湾が展望されて疲れも癒されます。
その後は、下り階段のトレイルが続くが途中には、「獣(シシ)落し」なる動物用の落とし穴が未だ残されていますが、ランナーは落ちないように囲いがありました
鬱蒼とした林の中では、突然リスが目の前に現れてきたが、木漏れ日の中を走るのは、実に爽快な気分となります。
約1600Mの周回コースのゴール地点の古民家(旧小池邸)の裏側に着き、この日は新林公園の裏側にある川名御霊神社へ立ち寄ってきました。
川名は、藤沢の三大谷戸と言われており、古代の遺跡が多く見つかっているようで、その鎮守である御霊神社は、丁度新林公園の裏の小高い丘陵にありました。
細い階段の上の境内には、本殿や稲荷神社と福禄寿が鎮座しており、由緒深いものを感じます。
陽も高くなり夏を思わせる暑さとなり、谷戸への訪問を又の機会にして引き上げていた。