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カクレマショウ

やっぴBLOG

到底計り知れないもの…か?

2008-01-16 | ■教育
18歳の少年が母と弟妹3人を殺害・放火するという八戸の事件。

新聞に書いてありましたが、少年が中学生の頃、学校に行こうとしない少年を地域の民生委員が何度も訪ね、その結果、学校に通うようになったのだとか。少年が住むあの地域は、昔から公民館や子ども会活動が活発で、それだけ地域による教育がきちんと機能しているはずなのですが、それでもこういう事件は起こる。やるせない事件です。

殺害された2人が通う中学校でも3学期が始まりました。生徒たちの精神的なショックを和らげるため、スクールカウンセラーを派遣してカウンセリングも開始されたとか。それはそれとして、新聞記事などで紹介される親たちのコメント、たとえば、「息子はショックを受けている様子。学校にはケアなどの対策をきちんとお願いしたい」などというのは、どうかと思う。自分の子どもの心をケアをなぜ学校に任せようとするのか。確かに学校にしかできないケア(専門のカウンセラーや臨床心理士を常駐させるなど)はあるでしょうが、子どもの心を一番ケアしなくてはいけないのは、まず親じゃないのか?

こういうコメントをする親、それからこういうコメントをあたかも当然のように記事にする新聞。これじゃ学校も大変です。何から何まで押しつけられて。学校がすべての教育を担うものという思い込みは、かくも激しい。学校の先生を追い込み、ひいては子どもたちを追い込んでいるのは、そういう大人社会なのです。

しかし、どんなに地域が子どもたちを見守っていたとしても、心の奥底までは誰も見通すことはできない。誰でも心の奥底にある欲望を誰でも抑えながら生きているはずなのに、あの少年が抑えきれなかったもの、追い込んでしまったものはいったい何なのか。それは到底計り知れないものだったのでしょうか。親でさえも。


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