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カクレマショウ

やっぴBLOG

Rikuoの超絶なピアノ・ライブ

2009-11-24 | ■私の好きな歌
弘前の萬燈籠(まんどろ)で行われたRIKUOのライブに行ってきました。

萬燈籠は、30人も入れば満員になるような小さなライブスペース。まさに「目の前」にある舞台にはKAWAIの電子ピアノが1台。お客さんは、小さな子どもさんを含む家族連れあり、若いカップルありでしたが、やっぱりおじさんおばさん層が大半を占めていました。知り合い同士も多いらしく、開演前からアットホームチックな空気が流れる中、RIKUOがさっそうと登場。いきなり観客をノリノリにさせてくれました。「穴を掘る」あたりの頃には、そこらはもうすっかりRIKUOの世界。

「ローリング・ピアノマン」とか「グルーヴィング・ピアノマン」と称されるだけあって、RIKUOはまるで魔術師のようにピアノを操る。ファンキーに、しなやかに、スウィングして、彼の指先は鍵盤の上を自由自在に駆け回る。ピアノの音色が、RIKUOの手にかかると、アコースティックギターに聞こえたり、ある時にはドラムスがリズムを刻み、かと思うと、サックスがむせび泣く…。そこに彼のしっかりとしたヴォーカルが見事に重ねられて、私たちはただただ目の前のマジックに酔いしれるのでした。まるで、ジャズ・バーでトリオを聴いているかのような不思議な感覚。

曲の合間のさらりとした大人のトークも楽しい。あとで調べて驚いたのですが、RIKUOって、私とそんなに歳は違わないのです…。なんでこんなにこの人は輝いているのだろう?

いつもは飲まないんだけど…と言いながら、汗だくのRIKUOは、店の人にビールを持ってきてもらい、うまそうに飲み干す。ブログに書かんといてな、とか言いながら。エネルギーを充填して、ますますRIKUOの世界ははじけ飛ぶ…。

私は、最新アルバムの「What's Love」しか聴いたことがないのですが、なんだか、どの曲もどこかで聴いたことのあるような気がしてなりませんでした。「グレイハウンドバス」、「雨上がり」、「ぬくもり」、そんな素敵な曲の数々が今も心によみがえってきます。ファンキーな曲もいいけれど、私には、しっとりとしたバラードに年甲斐もなく心を震わせられたのでした。

RIKUOのサイトには、「What's Love」全12曲が、それぞれどんなアルバムにインスパイアされてできたのかが紹介されています。たとえば、「ソウル」という曲はマーヴィン・ゲイ、「LOW&LOW」はスタイル・カウンシル。ブルース、ソウル、ゴスペル、カントリー、ジャズ、UKロックetc.、あらゆるジャンルの音楽を彼はRIKUO風に取り込んでいる。「夜の過ごし方 朝の迎え方」には、サニーデイ・サービスのアルバムも挙げられています。そういえば、タイトルの付け方もサニーデイっぽい。

「くよくよするなよ」(泣かせるぜ~!)はもちろんボブ・ディラン。ボブ・ディランと言えば、今回のライブで「雨上がり」という曲を聴いて、「ブルーにこんがらがって」という歌詞が出てきたので、おーボブ・ディランだ!とうれしくなりました。ボブ・ディランはピアノを弾けないので(たぶん)、その点、RIKUOはボブ・ディランにインスパイアされながらも、ボブ・ディランを超えている! すごいぞ。

こうして、年間百数十本ものライブをこなしているというRIKUOですが、もちろん、バンドを組んだり、大編成のツアーもあるようです。YOU TUBEでそんなライブも見ることができますが、やっぱり彼の真骨頂はピアノの弾き語りに尽きるのではないか、しかもこんなふうな小さなハコで…と、改めて思いました。

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