
どんなフユ?ワンダフユ!青森。 青森が、あなたに、近づきます。
この冬、JR東日本と青森県がタイアップして展開する「東北新幹線新青森開業プレキャンペーン」のキャッチコピーです。イメージキャラクターは、青森市出身の矢野顕子さん。なんで今、矢野顕子やねん…?と思いますが、樹氷の前でうふ、ってしている矢野顕子というのも妙にインパクトがありますね。
日本全国、いろんな観光キャンペーンが展開されています。
たとえば、JR東海の京都観光キャンペーンのキャッチは、「そうだ 京都、行こう。」山梨は、東京の人をターゲットにして「週末は山梨にいます。」
そういえば、宮城県の「美味(うま)し国 伊達な旅」と三重県の「美(うま)し国、まいろう」が、「うまし」でかぶってるってんで、知事どうしやり合ってたこともありました。そもそも意味が違うんだし、宮城と三重じゃ場所も全然違うんだから、どっちもお互い尊重し合えばいいものを。
ふりかえってみると、1970年代の国鉄の個人旅行拡大キャンペーンは「ディスカバー・ジャパン」でした。山口百恵の歌とタイアップした「いい日旅立ち」も印象的でしたね。あの頃は、国を挙げての観光キャンペーンがあった。今みたいに、各県が観光客を「取り合う」状況じゃ少なくともなかった。
国挙げて、と言っても、イタリアに行くと、かの国の人の考え方はちょっと違ってるみたいです。
イタリア文化財・文化活動省がこのほど発表した観光ポスター(3種類)には、
"Se non lo visiti, lo portiamo via"
という文句が書かれています。「もし来てくれないのなら、持ってっちゃうよ」という意味。で、その下には、それぞれ、「最後の晩餐」の壁画がクレーンで吊り上げられている写真、「コロッセウム」が解体されている写真、そして、「ダヴィデ像」がヘリコプターで宙づりにされている写真があしらわれています。ポスターだけじゃなく、15秒CMまである。

キャッチコピーがイタリア語なので、これは国内向けのメッセージととらえることができます。つまり、我が国民よ、どうして「最後の晩餐」とか「コロッセウム」とか「ダヴィデ像」を見に来ないのだ、見ないならどこかに持ってくよ、という強烈な皮肉。
面白い発想しますねー、イタリア人!
まあ、おおかたのイタリア人には、ガハハとウケることでしょう。だけど、このキャンペーンで実際に国内の観光客が増えるかというと、そうでもないかも…。
どんなに良いものでも、いつも身近にあるものって、その価値が見えなかったりしますよね。「最後の晩餐」が見たい見たい、どうしても見たい、と思いを募らせて日本からイタリアまで行ってしまう人の方が、見せる価値があると思いますけどね! イタリア文化財・文化活動省どの。
この冬、JR東日本と青森県がタイアップして展開する「東北新幹線新青森開業プレキャンペーン」のキャッチコピーです。イメージキャラクターは、青森市出身の矢野顕子さん。なんで今、矢野顕子やねん…?と思いますが、樹氷の前でうふ、ってしている矢野顕子というのも妙にインパクトがありますね。
日本全国、いろんな観光キャンペーンが展開されています。
たとえば、JR東海の京都観光キャンペーンのキャッチは、「そうだ 京都、行こう。」山梨は、東京の人をターゲットにして「週末は山梨にいます。」
そういえば、宮城県の「美味(うま)し国 伊達な旅」と三重県の「美(うま)し国、まいろう」が、「うまし」でかぶってるってんで、知事どうしやり合ってたこともありました。そもそも意味が違うんだし、宮城と三重じゃ場所も全然違うんだから、どっちもお互い尊重し合えばいいものを。
ふりかえってみると、1970年代の国鉄の個人旅行拡大キャンペーンは「ディスカバー・ジャパン」でした。山口百恵の歌とタイアップした「いい日旅立ち」も印象的でしたね。あの頃は、国を挙げての観光キャンペーンがあった。今みたいに、各県が観光客を「取り合う」状況じゃ少なくともなかった。
国挙げて、と言っても、イタリアに行くと、かの国の人の考え方はちょっと違ってるみたいです。
イタリア文化財・文化活動省がこのほど発表した観光ポスター(3種類)には、
"Se non lo visiti, lo portiamo via"
という文句が書かれています。「もし来てくれないのなら、持ってっちゃうよ」という意味。で、その下には、それぞれ、「最後の晩餐」の壁画がクレーンで吊り上げられている写真、「コロッセウム」が解体されている写真、そして、「ダヴィデ像」がヘリコプターで宙づりにされている写真があしらわれています。ポスターだけじゃなく、15秒CMまである。


キャッチコピーがイタリア語なので、これは国内向けのメッセージととらえることができます。つまり、我が国民よ、どうして「最後の晩餐」とか「コロッセウム」とか「ダヴィデ像」を見に来ないのだ、見ないならどこかに持ってくよ、という強烈な皮肉。
面白い発想しますねー、イタリア人!
まあ、おおかたのイタリア人には、ガハハとウケることでしょう。だけど、このキャンペーンで実際に国内の観光客が増えるかというと、そうでもないかも…。
どんなに良いものでも、いつも身近にあるものって、その価値が見えなかったりしますよね。「最後の晩餐」が見たい見たい、どうしても見たい、と思いを募らせて日本からイタリアまで行ってしまう人の方が、見せる価値があると思いますけどね! イタリア文化財・文化活動省どの。
どんなフユ?ワンダフユ!青森!
ウケました
他の県や外国のコピーも面白いのがたくさんあるんですね~
総じて日本はダジャレ系が多い気がしますがオヤジギャグギリギリな感じが個人的にツボです
さすが、イタリア人
見習わねば
この、コマーシャルって、どうやってみつけたのですか?
イタリア好きとしては、たまらんコピーですよね。やっぱりラテン系ですね。
このコマーシャルは「関心空間」というサイトで紹介されていたものデス。
http://www.kanshin.com/
コメントありがとうございます。
このコピーで青森に一気に行ってみたくなるなんて、ありがとうございます。(私が作ったわけじゃありませんが…。)
確かに、ワンダフユ、かもしれませんよ、青森の冬。ねぶたの夏も紅葉の秋もいいけれど、やっぱり青森の魅力はワンダ冬にあります。
ぜひお出かけくださいね。