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カクレマショウ

やっぴBLOG

「飛鳥Ⅱ」も御来青。

2008-08-06 | ■その他
昨日、「にっぽん丸」が停泊していた同じ岸壁に、今日は「にっぽん丸」以上の大きな船が…。近くで見ると、船というよりまるでビルだ。



それもそのはず、現在、日本で最大の大きさを誇るクルーズ船、「飛鳥Ⅱ」号でした。全長・全幅 241m×29.6m、総トン数 50,142t。「にっぽん丸」より一回り大きく、総トン数は2倍以上です。あんなに重い飛行機がなんで飛ぶのかというのと同じで、どうしてこの「ビル」が海の上を自在に動き回れるのかと思う。

調べてみたら、1912年4月15日に沈没したタイタニック号が総トン数 46,328トン、全長269.1 m 、全幅 28.2 m。つまり、「飛鳥Ⅱ」とタイタニックはほぼ同じくらいの大きさだということになります。こんな大きな船が氷山にぶつかって沈むなんて、にわかに想像がつきませんが、実際、「絶対に沈まない」と言われたタイタニック号は沈没し、1,513名もの人間が海の藻屑と消えた。

ちなみに、ついでに調べたところによれば、現在、世界最大の客船は、「フリーダム・オブ・ザ・シーズ」という船で、総トン数が158,000トン、全長340mだそうで。定員は約4,000名。こうなると、もう「ビル」というより「動く街」ですな。「飛鳥Ⅱ」よりさらに100mも長いなんて、青森港の桟橋ならはみ出してしまう。

そう、船は大型になればなるほど、接岸、停泊できる港が限られてしまうのが最大の欠点ですね。海の上では、いくら大きい船でもそれほど大きくは感じないのに、港に着けばとたんに巨大に見えてしまうのは、「人間」がいかに小さなスケールかということか。

「にっぽん丸」、「飛鳥Ⅱ」を呼んだねぶた祭も明日でフィナーレ。浮かれ気分の街も、ようやく静けさを取り戻します。


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