「おとなの教育力育成セミナー」という講座の企画に関わっています。
最近の社会教育は、「子ども」を対象とした自然体験活動や職業体験活動の事業だらけです。教育委員会だけはなく、首長部局でもそれぞれの部署の特徴を生かした子ども対象の事業が数多く打ち出されていて、選ぼうと思えば多彩なメニューの中から選ぶことができます。行政が打ち出す社会教育事業だけでなく、地域での活動も、「子ども」を集めて何かやる(ある . . . 本文を読む
世の中にはいろいろな活動をしているいろいろな団体やグループがありますが、おしなべて言えば、「リーダー」の在り方が活動の活発・不活発を左右するようです。
ただ、リーダーだけに責任があるわけではありません。活発な団体は、リーダー以外のメンバー一人一人がいきいきしています。「キーパーソン」という言葉がありますが、何もリーダーだけがキーパーソンなわけではなく、すべてのメンバーがそれぞれに自分がキーパーソ . . . 本文を読む
昔、NHKで成人の日の恒例番組「青年の主張」というのがありました。中学生の頃、まじめな顔して見ていたものです。「主張」を発表するのは、高校生だったり「有職少年」(死語か!?)だったり就職浪人だったり。さすがに地方予選を勝ち抜いてきただけあって、どの人も、自らの体験と自分の意見を堂々と主張していたのを覚えています。涙あり笑いありのちょっと芝居がかった調子で。
私が当時不思議だったのは、いったいこの . . . 本文を読む
「異常な人間」について、古い友人から次のようなメールをもらいました。「コメント」がどうしてもうまく送信できないとのことで、メールでもらいました。
「異常な人間」についてなんですが、私は罪を犯す人間が自分とは別な異常な人間だとは思えないのです。犯罪者の生育歴と同じような道筋をたどったら自分だってそうなったかもしれない・・と、むごい事件を知るたびそう思って消耗し、また被害にあわれた方の嘆きを思うと深 . . . 本文を読む
先日の大阪府寝屋川市の事件など、刃物を持った凶悪事件が相次いでいることを受け、兵庫県川西市は、市内で刃物を買う人に氏名、住所、購入目的を記載した書類の販売店への提出を義務付ける条例案を市議会に提出することになったそうです。刃渡り15cm以上で先端が鋭い刃物を「包丁類」と規定するんだそうです。事件を起こした17歳の少年が使用した凶器が、自分で購入した「包丁」だったことによるものでしょう。
究極の対 . . . 本文を読む
裁判員制度って、もしかしたら、私たちの「市民」としての成熟度が試される機会なのかもしれないと思います。
ドラマでは、なんでもかんでも他の人の意見に同調するタイプの裁判員も登場してますが、やはりここは裁判員として、というより一人の社会人として、自分の意見をしっかり持つことが求められるんじゃないかと思いました。
「権利」と「責任」と言ってもいいでしょう。私たちは、市民として様々な「権利」を持ち、そ . . . 本文を読む
昨日、今日と2夜連続で放映されたNHKスペシャル「21世紀の日本の課題 司法制度改革─あなたは人を裁けますか─」を見ました。今から4年後、2009年5月までに始まる「裁判員制度」に関する番組です。
裁判員制度とは、「国民のみなさんに裁判員として刑事裁判に参加してもらい、被告人が有罪かどうか、有罪の場合どのような刑にするかを裁判官と一緒に決めてもらう制度」(最高裁判所「裁判員制度について」より)。 . . . 本文を読む
「普通の人間」は「人を殺したりできない」ものだとすると、人を平気で殺すことができる、しかも自分より「弱い」人間を殺すことができる人は「異常な人間」だというしかないでしょう。
テレビのニュースでこれだけ立て続けに「異常な人間」を見せられると、さすがに気分が滅入ります。小学生を誘拐して殺す、発作的に赤ちゃんを殺す、酒酔い運転で人の列にクルマを突っ込んで逃げる…。いったいどうなってるんだろう。付け加え . . . 本文を読む
恐らくは年代物のジーンズに身を包み、手ぶらでステージに現れた椎名誠氏は、演壇に立つと開口一番、「椅子ないですか」と主催者に求めました。舞台袖にいたスタッフがあわてて自分が腰掛けていたパイプ椅子を持って行くと、椎名氏はおもむろにその椅子を演台の前に運び、腰を下ろして長い脚を組みました。「…これで落ち着いて話ができます」。
今日弘前市で行われた椎名誠講演会にスタッフとして参加しました。演題「そこにし . . . 本文を読む
神戸・須磨区で1997年に起きた連続児童殺傷事件の加害者だった少年が、来月から完全に社会復帰をすることになったとのこと。
彼が犯行声明に書いていた「透明な存在の僕」という言葉は、衝撃的でした。色つきじゃだめだよ、個性なんかいらない。無色透明でいることが大切なんだよ。彼はそう言われ続けてきたのでしょうか。家庭でも学校でも地域でも。誰も「かけがえのない自分」として本気になって向き合ってくれなかった、 . . . 本文を読む
今日、ある人から「技術」と「技能」の違いって何か、という質問を受けました。
たとえば、学校教育関係の文書では「知識と技能を身につけさせる」という記述になっているのに、社会教育では一様に「知識と技術を…」となっているのだそうです。調べてみたら確かにそうでした。しかし、社会教育でも、例えば、「パソコンの技能」を身につけると言ったり、文部科学省が認定しているのは「技能審査」(英検とか漢字検定とか)です . . . 本文を読む
報道によると、大阪市内の中・高校生女子3人が、「モーニング娘。」の偽サイン入りブロマイドをネットオークションに出品して金をだまし取ったとして、詐欺容疑で書類送検されたとのこと。
だます方もだます方だが、だまされる大人の方もどうかと思います。そういう意味では、構図としては、「おれおれ詐欺」と似ていますね。「情報」をどう受け止めるかという点で。
まず「だました方」ですが、まず思ったのは、中・高校生 . . . 本文を読む
ある社会教育の大先輩と話をする機会があって、かつて町の老人福祉センターに集まってくる高齢者の方々を鼓舞して(けしかけて)、イベントの企画運営を任せたり、広報紙を作ってもらったり、新しいことをいろいろやってもらった、という話をうかがいました。それまで家の中でも地域でもどちらかというと「邪魔者」扱いされてきた高齢者の方々が、少し背中を押してあげただけで、とても生き生きとした表情で活動をするようになった . . . 本文を読む
地域の人たちがいくらかのお金を持ち寄って、「たまり場」を作りました。杉林の中の一画をお借りし、切った杉材や中古木材を使って、一軒家を作ってしまったのです。隣接する小さな社(やしろ)の名をとって「しゃこ水亭」と名付けられました。
少し広いバンガローという感じですが、一部2階建ての堂々たる建物です。水道はありませんが、発電機を備え付け、電気はふつうに使えます。食器棚やソファ、ベッドなどの家具はみんな . . . 本文を読む
「イベント効果」という言葉がある。
大々的にイベントをうって盛り上がる…という意味合いだけでなく、
イベントを成功させるためにみんなが協力し合うことによって、
コミュニケーションの大切さに気づいたり、
人と人との新しいつながりが生まれたり、
といった効果も含まれるととらえたい。
あとに残るという意味ではむしろイベントまでのプロセスこそ本当のイベント効果と言えるのかもしれない。
そうだとすれば、たと . . . 本文を読む