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カクレマショウ

やっぴBLOG

多彩な「読み聞かせ」のスタイル

2009-11-15 | └社会教育
今日行われた読書活動推進県民大会。 最近は、どうも、「読書活動」イコール「子どもの読書活動」ととらえる傾向があって、今日の大会も、午前は絵本作家による講演(トーク&ライブ)、午後は読み聞かせグループによる「おはなし」の実演と、やはり、子どもの読書を意識した内容。 青森県内でも、ここ数年、読み聞かせ活動が盛んになってきていますが、今日は、4つの団体がそれぞれ20分の持ち時間の中で素晴らしい実演を . . . 本文を読む

自然体で、「子どもを真ん中に」。

2009-11-01 | └社会教育
先週、弘前市で開催された「子どもNPO活動者研修」に参加してきました。厚生労働省などの主催で、弘前大学生涯教育学習研究センターとNPO法人弘前子どもコミュニティ・ぴーぷるが企画した研修会です。 基調講演で登壇されたのは、岩手県奥州市・水沢で「ホワイトキャンバス」という子どもたち(特に中・高校生)の居場所づくりに長く関わってこられた大村千恵さん。 「ホワイトキャンバス」とは、学校でもない、家庭で . . . 本文を読む

「中景」での大人の役割

2009-10-30 | └社会教育
ずっと前ですが、学校の運動会の練習風景について、先生の怒鳴り声ばかり聞こえてきて、いやーな気持ちになった、いったい何のため、誰のための運動会なのか?…ということを書いたような覚えがあります。 そんなことを思い出したのは、先日の朝日新聞の投書欄に、「ちびっ子鼓笛隊を疎む社会」という投稿が載っていたからです。 近所の幼稚園の庭で園児たちが鼓笛隊の練習をしているのだが、聞こえてくるのは太鼓の音ではな . . . 本文を読む

「つなぐ」だけがコーディネートじゃない。

2009-06-13 | └社会教育
八戸市で教育支援のボランティアコーディネーターをされている方のお話しを聞く機会がありました。 彼女は、もともとPTA活動や国際理解などのボランティア活動をされていた方。平成13年の八戸市教育支援ボランティアセンターの設立以来、センターのコーディネーターとして活動されています。 コーディネーターの役割って、単に人と人を「つなぐ」だけじゃないんだということが、お話しを聞いてとてもよくわかりました。 . . . 本文を読む

やれやれ。…でも、ガンバロウ!

2009-03-31 | └社会教育
今年も、たくさんの同僚が行政から学校に異動になりました。 教員から行政(教育委員会)に入った人が学校に異動になることを、「戻る」という言い方をします。確かに元々は教員なのだから、元々いた「学校に戻る」には違いない。しかも、多くの場合は自分の意志とは関係なく、数年間は学校を離れさせられる羽目になっているわけで、とりもなおさず、それは「子どもたちと離れる」ということであり、子どもが好きで教員になった . . . 本文を読む

「山の楽校」で子どもたちが育つ。

2009-01-26 | └社会教育
八戸市南郷区の山あいにある「山の楽校」は、旧・増田小中学校の校舎を利用した観光体験施設として、2005年にオープンしました。地元の特産品の一つであるそばを使ったそば打ち学校、南部せんべい(テンポ焼き)学校、炭焼き体験、竹スキーづくりなど、年間60件以上のイベントを打ち出しています。国内外からの多くの観光客に、都会では体験できない山里の文化を提供しています。今年は、八戸市の観光コンベンション協会と連 . . . 本文を読む

「新たな公共」と社会教育

2008-09-19 | └社会教育
先日、国立教育政策研究所社会教育実践研究センター主催の研修で「事例発表」を依頼されたのですが、ついでに(!)その後の「研究協議」の進行も頼まれたので、丸々2日間、社会教育に携わる皆さんと久しぶりにいろいろなお話しができて、とても勉強になりました。 セミナーのテーマは「新たな公共の形成に資する社会教育プログラム」。「新たな公共」って、最近よく耳にする言葉ですが、要するに「行政≠公」ではなくて、民間 . . . 本文を読む

地域ねぶた、今年もスタート。

2008-05-03 | └社会教育
今日は地域のねぶた会で、ねぶた小屋の小屋掛けをしました。 この場所で、今年も地域ねぶた(子どもねぶた)が組み立てられていきます。冬の間雪に埋もれていた小屋に、春の柔らかな風が吹き込みました。 こちらは「前ねぶた」の製作小屋(兼・宴会場)。去年の前ねぶたは、三内丸山遺跡でしたが、さて今年は…? この前の総会では、前ねぶたとは別に、「アンパンマン」のキャラクターねぶたをそれぞれ作って、当日それ . . . 本文を読む

PTA廃止と「地域本部」。そして社会教育。

2008-03-25 | └社会教育
あの杉並区和田中学校で、ついにPTAを廃止するのだそうです。この3月に退任することになっている藤原校長の、最後の大仕事。藤原校長が着任以来手がけてきた「和田中地域本部」が、今や従来のPTAが担ってきた役割を肩代わりするだけの力を持ってきたってことですかね。 そういう手があったか!という感じです。PTA活動の活性化にがんばっているところはあれど、PTAをなくそうなんて誰も考えない。都会では、確かに . . . 本文を読む

何のためのパネルディスカッション?

2008-03-14 | └社会教育
国からの委託を受けて県が進めている「再チャレンジ学習支援事業」の総まとめの意味を込めた「キャリアデザインシンポジウム」。 内容は、お決まりの「講演」+「パネルディスカッション」。講演は、「21世紀にふさわしいキャリア形成とチャレンジ精神」と題し、日本で「キャリアデザイン」の概念をいち早く提唱してきた河野真理子さんが講師を務めました。いつものように歯切れの良いお話でした。内容的には、河野さんの唱え . . . 本文を読む

地方自治は住民の「自治意識」から。

2007-12-09 | └社会教育
総務省が、市町村の財政破綻を認定する際の基準を、新たに複数とすることとしたようです。今後は、「普通会計」だけでなく、特別会計や公営事業会計、さらに一部事務組合・広域連合や第三セクターまでを範囲とする4つのものさしで自治体の財政がチェックされることになります。 青森県内の市町村でも、いくつかが「黄信号」が灯ることになりそうですが、やはり、「合併」という選択肢を取らなかったところが多いようです。取ら . . . 本文を読む

理論と実践

2007-10-18 | └社会教育
何も社会教育の世界に限らないことだとは思いますが、「理論」と「実践」を両極端に置いて語られることがよくあります。 たとえば、大学の先生が社会教育の必要性や重要性を学問的に研究する。ところが、社会教育とは基本的に実践活動あってのものですから、社会教育行政職員や地域で活動している人は、学問的な裏付けなど関係なく、地域や子どもたちのためになることを一生懸命やっている。ここでよく言われるのは、現場の実践 . . . 本文を読む

「社会教育委員 必要?」

2007-09-19 | └社会教育
という、東奥日報紙の見出し(2007年9月15日付け)。「青森市が県内40市町村で唯一、社会教育委員を置いていないことが、14日に同市で開かれた県社会教育研究大会で話題になった。」 開会行事のあいさつの中で、県社会教育委員連絡協議会の会長が、「県内でたった一つの未加入の自治体があり、参加を求めていきたい」と発言したことに対し、開会行事終了間際、ある参加者から「それはどこの市町村なのかはっきりして . . . 本文を読む

「9つの●」で考える参加型学習

2007-09-14 | └社会教育
以前人権教育を担当していた時に、ファシリテーター養成講座などで大変お世話になった桜井・法貴グローバル教育研究所代表の桜井高志さん。講演のため青森にいらっしゃったので、夕べは青森のおいしいものをサカナに、久しぶりの痛飲。プライベートから仕事の話しまで、いろいろな話題に花が咲きました。 今日は、桜井さんの講演「人と人の“つながり”をつくるために~参加型の社会教育の方法と可能性」を聴講してきました。各 . . . 本文を読む

市民が作った「文化ボランティア全国フォーラム IN 弘前 2007」

2007-08-03 | └社会教育
「文化ボランティアの未来─めざせ!地域がまるごと文化─」と題した標記大会に参加してきました(1日目のみ) 「文化ボランティア」とは、博物館、美術館、図書館などの施設ボランティアや、音楽、演劇、美術など「アート系」のイベントなどに関わるボランティアをはじめ、まちづくりや地域づくり活動など幅広い「文化」をキーワードにしたボランティア。 全国フォーラムは、文化庁の委嘱事業として始まり今年が3回目だと . . . 本文を読む